ARIS レポートまたは ARIS レポートと組み合わせた Process Governance ワークフローを使用して、アクティブ化された確認プロセス スケジューラーを自動的に生成できます。必要な属性 (確認名、受取人、期間など) は ARIS レポートで直接指定できます。また、それらの属性は、関連するオブジェクトまたはモデルの [確認管理] 属性タイプ グループで提供されている場合もあります。この方法で生成された確認プロセス スケジューラーの頻度は [単発]、状態は [アクティブ] になります。
[確認管理] 属性の指定
すべての関連するオブジェクトとモデルの [確認管理] 属性タイプ グループにある必要な属性を指定します。
手順
ARIS Architect を起動します。
確認を生成するモデルまたはオブジェクトを右クリックしてから、[属性] をクリックします。[属性] ダイアログ ボックスが開きます。
ナビゲーション バーにある [確認管理] 属性タイプ グループをクリックします。
必須属性を設定します:
確認名を指定します。
ARIS 管理 ユーザー グループ名を使用して受取人のグループを指定します。指定できるグループは 1 つのみです。
受取人が確認を承認するための日数を指定します。
必要な場合は、任意の属性を指定できます。例:
オプションで、受取人に詳細情報を提供する文書を ARIS 文書格納 () から割り当てることもできます。目的の文書が ARIS 文書格納で使用できない場合は、まず、それらをアップロードします (
[新規文書のアップロード])。
確認プロセス スケジューラーの作成者として使用されるARIS 管理ユーザー名を指定します。このユーザーは、生成された確認のチェックなどができます。ユーザー名を指定しない場合は、後日、レポートを実行したユーザーが使用されます。
確認プロセスの開始日を指定します。指定しない場合は、現在の日付が使用されます。
[確認テキスト] 属性と [ボタン ラベル] 属性を指定しない場合、デフォルト値が使用されます。 確認内容のデフォルト値は、ARIS 管理で指定されています ( [アプリケーション起動ツール]、
[管理]、
[設定]、[リスクおよびコンプライアンス]、[確認管理] の順に選択)。詳細については、「調整可能なパラメーター」を参照してください。
[閉じる] をクリックします。
確認プロセス スケジューラーに必要な属性が指定されます。
ARIS レポートの使用
スクリプトのプログラミングを理解している場合は、アクティブ化された確認プロセス スケジューラーを自動生成する独自の ARIS レポートを ARIS Architect で作成できます。レポートは必要な属性を提供し、関連するユーザーを割り当て、リンクが存在すれば提供します。確認に関する ARIS Script のコマンド リファレンスについては、ARIS Architect の ARIS Script ヘルプを参照してください (ARIS Architect、[ARIS]、[ヘルプ]、[ARIS Script]、[レポートと意味論分析のメソッド]、[グローバル オブジェクト]、[レポート コンポーネント インターフェイス]、[確認]、[確認]、[createConfirmationScheduler] の順に選択)。ARIS レポートの詳細については、
- ARIS Architect の ARIS ヘルプ (ARIS Architect、[ARIS]、[ARIS を使用する]、[ARIS の設定と管理]、[スクリプトの作成]、[スクリプトの作成] の順に選択) と
- ARIS Architect の ARIS Script ヘルプ (ARIS Architect、[ARIS]、[ヘルプ]、[ARIS Script]、[レポートと意味論分析のメソッド]、[グローバル オブジェクト]、[レポート コンポーネント インターフェイス]、[ARCM]) を参照してください。
デフォルトでは、「確認管理」レポート カテゴリの「変更されたアイテム用にアクティブ化された確認プロセス スケジューラーの生成」サンプル レポートが、この目的に使用できます。
例
レポートは、毎夜 ARIS データベース アイテムの最終変更日を確認します。最終変更日がしきい値の日付よりも最近であるすべてのオブジェクトとモデルに対して、アクティブ化された確認プロセス スケジューラーが生成されます。開始日に達すると、確認プロセスと確認が自動的に生成されます。 担当者には、電子メールで自動的に通知されます。
ARIS レポートを組み合わせた Process Governance プロセスの使用
Process Governance プロセスの [ソフトウェア サービス オペレーション タイプ] オブジェクト タイプを使用して、アクティブ化された確認スケジューラーを生成できます。Process Governance プロセスが関連ステップに達するとすぐに、アクティブ化された確認プロセス スケジューラーが、Process Governance プロセスに含まれるすべてのオブジェクトとモデルに対して生成されます。Process Governance プロセスの詳細については、ARIS Architect または ARIS の Process Governance ヘルプを参照してください。デフォルトでは、「確認管理」レポート カテゴリの「アクティブ化された確認プロセス スケジューラーの生成」サンプル レポートが、この目的に使用できます。