アプリケーションの管理

アプリケーションを管理できます。これは、システムにアプリケーションを追加および削除できることを意味します。

ARIS 環境で特定の機能やシステムを使用するために、アプリケーション管理を使用します。必要なシステムは、ここで登録および管理されます。これは、特に、ARIS Process Mining または SAP アプリケーションを ARIS で信頼できるものと見なすために使用されます。

[アプリケーション] ページには、使用できるアプリケーションが表示されます。インストールされているアプリケーションは [内部] とマークされます。 内部アプリケーションは削除できません。 追加したアプリケーションは [外部] とマークされます。

アプリケーションの作成

顧客固有のアプリケーションを作成および登録できます。内部アプリケーションは、システムをインストールする際に自動的にインストールされます。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 追加 [アプリケーションの追加] をクリックします。 アプリケーションの詳細ページが開きます。

  3. アプリケーションの名前、説明、スコープを入力します。スコープの入力は必須です。

  4. [保存] をクリックします。 アプリケーションが作成されます。[クライアント ID] と [クライアント シークレット] が表示されます。

    これらをコピーして、このアプリケーションで ARIS を信頼できると見なして登録できます。

  5. リセット  [戻る] をクリックします。[設定と変更セット] ページが表示されます。

クライアント ID とクライアント シークレットをサードパーティのアプリケーションに転送できます。

アプリケーションの編集

顧客固有のアプリケーションを編集できます。内部アプリケーションは変更できません。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 目的のアプリケーションの行で アプリケーションの表示 [アプリケーションの表示] をクリックします。 目的のアプリケーションをクリックします。

  3. 編集 [編集] をクリックします。

  4. アプリケーションの名前、説明、スコープを編集します。

  5. [保存] をクリックします。

  6. [クライアント ID] と [クライアント シークレット] が表示されます。これらをコピーして、このアプリケーションで ARIS の登録に使用できます。

  7. リセット  [戻る] をクリックします。[設定と変更セット] ページが表示されます。

アプリケーションが編集されました。

また、新しいクライアント ID とクライアント シークレットを生成して、このアプリケーションを信頼できるものとして ARIS に登録することもできます。

ARIS Process Mining アプリケーションの作成または編集

ARIS Enterprise と組み合わせた配置で ARIS Process Mining を使用し、ARIS Process Mining ライセンスがある場合は、ARIS と ARIS Process Mining の統合を設定する必要はありません。

ARIS Process Mining システムへの接続を作成できます。2 つのシナリオが考えられます。最初のシナリオでは、ユーザーが ARIS でアプリケーションを作成します。そうすると、ARIS サーバーは認証サーバーとして機能し、ARIS Process Mining は認証クライアントになります。ARIS の資格情報を使用して、ARIS Process Mining にログオンできます。

2 番目のシナリオでは、ARIS が ARIS Process Mining でのアプリケーションとして作成されます。ARIS Process Mining は認証サーバーとして、ARIS は認証クライアントとして機能します。その結果、ARIS Process Mining の資格情報を使用して、ARIS にログオンできます。該当するユーザーが ARIS に存在せず、ARIS で [ユーザーの作成] オプションが有効な場合は、ユーザーが ARIS で自動的に作成されます。

このシナリオを、本手順で説明します。

必要条件

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. プロセス マイニング [ARIS Process Mining] ボタンをクリックします。miningserver の [詳細] ページが開きます。

  3. 編集 [編集] ボタンをクリックします。

  4. アプリケーションの設定を指定します。

    1. オプションで、「プロセス適合チェック」など、説明を入力することもできます。

    2. 該当する入力フィールドにクライアント資格情報キーを入力します。

      手順 4 で示したように、クライアント ID とシークレットを ARIS システム統合からコピーします。以下のように、クライアント ID とシークレットをクライアント資格情報キーとつなげます。

      <クライアント Id>/<シークレット キー>

      ef1bf998-9658-4433-94d6-1fe8209ab36b/81cbce47-1e67-43c3-a26c-764d85a47126

    3. [スコープ] 入力フィールドに API スコープを指定します。適合チェックを実行するために ARIS Process Mining を登録する場合は、ConformanceCheck API スコープを追加します。

    4. [保存] をクリックします。

  5. リセット  [戻る] をクリックします。[設定と変更セット] ページが表示されます。

ARIS Process Mining システムで入力する必要があるすべてのデータがそろいました。ARIS Process Mining でデータが入力されると、ただちに ARIS Process Mining の資格情報を使用して ARIS にログオンできます。

アプリケーションの詳細を表示

アプリケーションの詳細を表示できます。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 目的のアプリケーションをクリックします。 アプリケーションの詳細ページが開きます。

アプリケーションの詳細が表示されます。

新しい [クライアント ID] と [クライアント シークレット] を生成できます。

クライアント ID とクライアント シークレットの生成

アプリケーションの新しいクライアント ID と新しいクライアント シークレットを生成できます。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 目的のアプリケーションをクリックします。 アプリケーションの詳細ページが開きます。

  3. クライアント ID とクライアント シークレットの生成 [クライアント ID とクライアント シークレットの生成] をクリックします。アプリケーションのクライアント ID とクライアント シークレットが生成されます。

    それらをコピーして、アプリケーションとともに使用できます。

  4. リセット  [戻る] をクリックします。[設定と変更セット] ページが表示されます。

クライアント ID とクライアント シークレットをサードパーティのアプリケーションに転送できます。

アプリケーション一覧の更新

登録済みアプリケーションの一覧を最新の情報に更新できます。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 最新の情報に更新 [最新の情報に更新] をクリックします。

登録済みアプリケーションの一覧が更新されます。

アクティブなセッションの表示

アプリケーションのアクティブなセッションを表示できます。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 目的のアプリケーションをクリックします。 アプリケーションの詳細ページが開きます。

  3. [アクティブなセッション] をクリックします。

アプリケーションのアクティブなセッションが表示されます。

アプリケーションを終了できます。

アクティブなセッションの更新

アプリケーションのアクティブなセッションの一覧を最新の情報に更新できます。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 目的のアプリケーションをクリックします。 アプリケーションの詳細ページが開きます。

  3. [アクティブなセッション] をクリックします。

  4. 最新の情報に更新 [最新の情報に更新] をクリックします。

アプリケーションのアクティブなセッションの一覧が更新されます。

すべてのアクティブなセッションの終了

アプリケーションのすべてのアクティブなセッションを終了できます。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

警告

内部アプリケーションを終了した場合、システムが適切に動作しなくなるリスクがあります。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 目的のアプリケーションをクリックします。 アプリケーションの詳細ページが開きます。

  3. [アクティブなセッション] をクリックします。

  4. アプリケーションのログオフ [アプリケーションを閉じる] をクリックします。

アプリケーションのすべてのセッションが終了します。

履歴の表示

アプリケーションの履歴を表示できます。

必要条件

  • 「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

  • [アプリケーションの変更を記録する] オプションを有効にしています。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 目的のアプリケーションをクリックします。 アプリケーションの詳細ページが開きます。

  3. [履歴] をクリックします。

アプリケーションの履歴が表示されます。アプリケーションのすべての変更の一覧 (アプリケーションの作成や更新など) が表示されます。

アプリケーション履歴の更新

アプリケーションの履歴を更新できます。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 目的のアプリケーションをクリックします。 アプリケーションの詳細ページが開きます。

  3. [履歴] をクリックします。

  4. 最新の情報に更新 [最新の情報に更新] をクリックします。

アプリケーションの履歴が更新されます。

アプリケーションの削除

顧客固有のアプリケーションを削除できます。 内部アプリケーションは削除できません。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

警告

アプリケーションが削除されます。アクティブなセッションが生成されている場合や、アプリケーションのために存在する場合は、それらのセッションも削除されます。使用されたセッションが使用可能になります。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. 目的のアプリケーションの行で delete [アプリケーションの削除] をクリックします。

アプリケーションが削除されます。

スコープ

スコープと API は、umcadmin_<size: s、m、または l> ランナブルを開始する際に作成されます。このサーバー コンポーネントは、ユーザー、権限、ライセンス、LDAP 接続、SSO を管理します。

各スコープには、1 つまたは複数の API があります。スコープの詳細を表示できます。

使用できるスコープ

  • 適合チェック

    [適合チェック] スコープは、ARIS Process Mining 適合チェックと適合するように導入されます。 プロセス適合分析は、実行および測定された、本稼働システムのプロセス インスタンスが、ARIS で設計されたプロセス モデルに準拠しているかどうかを分析します。

  • デフォルト

    [デフォルト] スコープは、インストールされたシステムのコンポーネント間の通信を認証および確立するために使用されます。これらのアプリケーションは [内部] とマークされます。

  • エクスポート

    [エクスポート] スコープは、テナント管理のエクスポート API を消費する予定があるアプリケーションのために設計されています。

  • エクストラクタ

    [エクストラクタ] スコープは、ARIS Process Mining と SAP が ARIS に統合されている場合、それらからデータをインポートするために設計されています。

    [エクストラクタ] スコープは、ARIS Process Mining と SAP が ARIS に統合されている場合、それらのインポートを可能にします。

  • インポート

    [インポート] スコープは、テナント管理のインポート API を消費してデータをインポートする予定があるアプリケーションのために設計されています。

  • UserProfile

    [UserProfile] スコープは、ユーザー トークンをクライアント アプリケーションと共有し、それらが意図した API を呼び出すことができるように設計されています。

  • ConformanceCheck

    [ConformanceCheck] スコープは ARIS Process Mining の適合チェック プロセス用に設計されています。

  • MiningPubApi

    パブリック MiningPubApi を使用すると、外部データを ARIS Process Mining にアップロードできます。

  • ARIS Connector for SAP Solutions

    ARIS Enterprise エディションなど、クラウド シナリオで ARIS を使用している場合は、VPN 接続なしで ARIS と SAP® ソリューション マネージャ 7.2 の間でデータを交換するために ARIS Connector for SAP Solutions をインストールする必要があります。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. [スコープ] をクリックします。

  3. 目的のスコープをクリックします。

スコープの詳細が表示されます。

スコープの履歴を表示するには、[履歴] をクリックします。しばらくの間のすべての変更を確実に表示するには、最新の情報に更新 [更新] をクリックします。

API

API の詳細を表示できます。

使用できる API

  • データセット

    データセット API は、SAP データ レコードのクエリを有効にします。

  • エクスポート

    エクスポート API は、テナント管理からのデータのエクスポートを有効にします。

  • エクストラクタ

    エクストラクタ API は、ARIS Process Mining と SAP の統合を有効にします。

  • インポート

    インポート API は、データのテナント管理とユーザー管理へのインポートを有効にします。

  • トークン

    トークン API は、OAuth 認証を使用するユーザー管理へのアクセスを有効にします。

  • MiningPubApi

    このパブリック API を使用すると、外部データを ARIS Process Mining にアップロードできます。

  • ARIS Connector for SAP Solutions

    ARIS Enterprise エディションなど、クラウド シナリオで ARIS を使用している場合は、VPN 接続なしで ARIS と SAP® ソリューション マネージャ 7.2 の間でデータを交換するために ARIS Connector for SAP Solutions をインストールする必要があります。

必要条件

「ユーザー管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [アプリケーション管理] ページを開きます。

    1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール] の 管理 [管理] をクリックします。設定 [設定] ビューが表示されます。

    2. アプリケーション [アプリケーション] をクリックします。[アプリケーション管理] ページが開きます。

  2. [API] をクリックします。

  3. 目的の API をクリックします。

API 詳細が表示されます。

API の履歴を表示するには、[履歴] をクリックします。しばらくの間のすべての変更を確実に表示するには、最新の情報に更新 [更新] をクリックします。