フィルター

フィルターの使用は、各テナントのモデル作成の統一と短時間での評価に役立ちます。 フィルターは、ユーザーに関連する情報とメソッドだけを提供します。 ユーザーは、それぞれのユーザーまたはユーザー グループに割り当てられたメソッド フィルターに含まれる ARIS メソッドのサブセットのみにアクセスできます。たとえば、ユーザーがモデルを作成する場合、作業に関連するモデル タイプのみが選択範囲に提供されます。使用できるのは、モデルで許可されているオブジェクト、シンボル、属性、モデル、接続線のみです (フィルターの詳細を確認しますか?)。

「ARIS Enterprise 管理」ライセンス権限と「設定管理者」利用権限があれば、テナントのフィルターを管理できます。

メソッド フィルター

メソッド フィルターには、設定管理者が特定のユーザー、ユーザー グループまたは特定のタスク用に定義できる ARIS メソッドのサブセットが含まれます。ユーザー定義のメソッド拡張にアクセスするには、拡張をフィルターに割り当てる必要があります。モデル作成時には、メソッド フィルターに含まれているモデル タイプに、すべてのオブジェクト、接続線、属性タイプを使用できます。そのため、ユーザーに提供される内容は、そのままタスクの実行に必要な内容です。

評価フィルター

評価フィルターにより、分析が必要なデータベース要素の数が減少します。たとえばレポートを実行する際に、評価フィルターを使用して評価するメソッド内容を制限できます。 メソッド内容は、データベースへのログオン時に使用したメソッド フィルターと選択した評価フィルターの両方でアクティブになっている内容に限定されます。 評価フィルターを使用する利点は、レポートの実行時間を短縮し、総合的なプロセスで関連する内容のみを含めることができることにあります。

[フィルター] ページに、そのテナントでユーザーが使用できるすべてのフィルターが表示されます。

次の操作を行うことができます。

フィルターの作成

フィルターを最初から作成する場合は、データベースで使用されている内容に基づくフィルターを生成して、時間を節約できます。また、マージされたメソッド アイテムのセットを含む新しいフィルターに、フィルターをマージすることもできます。

データベースに基づくフィルターの作成

必要とするメソッド内容をすでに含むデータベースに基づくフィルターをすばやく作成できます。このようにして、たとえば以前の類似するプロジェクトに基づいて、プロジェクト固有のフィルターを作成できます。そのあと、プロジェクト固有の要件に合わせてフィルターを編集および変更することができます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、[表記規則]、[フィルター] の順にクリックします。

  2. モデル タイプの作成 [フィルターの作成] の隣で、メニューを開く [メニュー]、[データベースから生成] の順にクリックします。

  3. 必要な内容を含むデータベースを選択します。

  4. データベースにログオンするためのメソッド フィルターを選択します。そのフィルターに必要なメソッド内容が含まれていることを確認します。フィルターについて不明な点がある場合は、[全メソッド] フィルターを使用します。その場合、すべてのアイテムが含まれますが、データベースで使用されているアイテムのみが新しいフィルターに追加されます。

  5. [フィルターの生成] をクリックします。

フィルターが作成されます。

フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てます

メソッド フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てると、ユーザーは ARIS メソッド のサブセットにのみアクセスできます。 フィルターは、ユーザーに関連する情報とメソッドだけを提供します。 メソッド フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てるには、次の手順に従います。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[データベース] の順にクリックします。

  2. 選択したアイテム データベースを選択して、プロパティ [プロパティ]、[メソッド フィルター] の順にクリックします。

  3. [ユーザー グループ] または [ユーザー] をクリックしてから、フィルターを割り当てるユーザー グループまたはユーザーををクリックします。

  4. 必要なメソッド フィルターを有効にします。

    [ユーザー] を選択した場合、ユーザーに個別に割り当てられたフィルター、ユーザー グループからユーザーに継承されたフィルター、ユーザーが持つすべてのフィルターが表示されます。

単一のユーザーまたはユーザー グループのメンバーは、割り当てられたフィルターに含まれるすべてのメソッド アイテムを使用できます。

特定の要件に合わせるため、そして複数言語でフィルターの名前と説明を翻訳するためにフィルターを円光するには、フォントの編集 [フィルターの編集] をクリックして、手動でフィルター設定を変更します

フィルターをマージする

既存のフィルターをマージすることで、既存のフィルターに基づいてフィルターを統合できます。このようにして、たとえば以前の類似するプロジェクトに基づいて、プロジェクト固有のフィルターを作成できます。そのあと、プロジェクト固有の要件に合わせてフィルターを編集および変更することができます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、[表記規則]、[フィルター] の順にクリックします。

  2. モデル タイプの作成 [フィルターの作成] の隣で、メニューを開く [メニュー]、[フィルターのマージ] の順にクリックします。

  3. 必要なメソッド アイテムを含むフィルターを選択します。

  4. [フィルターの生成] をクリックします。

    すべての属性が、ログオンした言語で表示されます。

  5. そのテナントで使用するすべての設定言語を選択します。

    設定言語を使用して、このテナントの [設定] セクションで管理されるすべてのアイテム (メソッド アイテムフィルターテンプレートフォント内容タイプ セット評価スクリプトなど) の名前と説明を指定します。

    設定管理者は、テナントで使用できる設定言語のセットを作成します。

  6. [名前] や [説明] などの属性値を入力します。システムによって設定される GUID は編集できません。

    警告

    各言語にすべての値を入力する必要があります。ある言語の名前と説明を入力しない場合、その言語を使用してログオンするユーザーは、フィルター名が [(名称未設定)] と表示されるため、そのフィルターを見つけることができません。

  7. 使用されるフィルターの種類を選択します。メソッド フィルターまたは評価フィルターを選択できます。

    メソッド フィルターには、設定管理者が特定のユーザー、ユーザー グループまたは特定のタスク用に定義できる ARIS メソッドのサブセットが含まれます。ユーザー定義のメソッド拡張にアクセスするには、拡張をフィルターに割り当てる必要があります。モデル作成時には、メソッド フィルターに含まれているモデル タイプに、すべてのオブジェクト、接続線、属性タイプを使用できます。そのため、ユーザーに提供される内容は、そのままタスクの実行に必要な内容です。

    評価フィルターにより、分析が必要なデータベース要素の数が減少します。たとえばレポートを実行する際に、評価フィルターを使用して評価するメソッド内容を制限できます。 メソッド内容は、データベースへのログオン時に使用したメソッド フィルターと選択した評価フィルターの両方でアクティブになっている内容に限定されます。 評価フィルターを使用する利点は、レポートの実行時間を短縮し、総合的なプロセスで関連する内容のみを含めることができることにあります。

  8. 必要に応じてメタモデルを選択します。[UML 2.5] を有効にすると、すべての含まれる要素がフィルターで許可されます。ユーザーは、このフィルターを使用して UML 図を作成できます。

  9. 特定の要件に合わせるため、そして複数言語でフィルターの名前と説明を翻訳するためにフィルターを円光するには、フォントの編集 [フィルターの編集] をクリックして、手動でフィルター設定を変更します

フィルターが作成されます。

フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てます

メソッド フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てると、ユーザーは ARIS メソッド のサブセットにのみアクセスできます。 フィルターは、ユーザーに関連する情報とメソッドだけを提供します。 メソッド フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てるには、次の手順に従います。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[データベース] の順にクリックします。

  2. 選択したアイテム データベースを選択して、プロパティ [プロパティ]、[メソッド フィルター] の順にクリックします。

  3. [ユーザー グループ] または [ユーザー] をクリックしてから、フィルターを割り当てるユーザー グループまたはユーザーををクリックします。

  4. 必要なメソッド フィルターを有効にします。

    [ユーザー] を選択した場合、ユーザーに個別に割り当てられたフィルター、ユーザー グループからユーザーに継承されたフィルター、ユーザーが持つすべてのフィルターが表示されます。

単一のユーザーまたはユーザー グループのメンバーは、割り当てられたフィルターに含まれるすべてのメソッド アイテムを使用できます。

フィルターを最初から作成する

新しいフィルターを個別に作成するには、必要な各メソッド アイテムを順に追加する必要があります。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、[表記規則]、[フィルター] の順にクリックします。

  2. モデル タイプの作成 [フィルターの作成] をクリックします。

    すべての属性が、ログオンした言語で表示されます。

  3. そのテナントで使用するすべての設定言語を選択します。

    設定言語を使用して、このテナントの [設定] セクションで管理されるすべてのアイテム (メソッド アイテムフィルターテンプレートフォント内容タイプ セット評価スクリプトなど) の名前と説明を指定します。

    設定管理者は、テナントで使用できる設定言語のセットを作成します。

  4. [名前] や [説明] などの属性値を入力します。システムによって設定される GUID は編集できません。

    警告

    各言語にすべての値を入力する必要があります。ある言語の名前と説明を入力しない場合、その言語を使用してログオンするユーザーは、フィルター名が [(名称未設定)] と表示されるため、そのフィルターを見つけることができません。

  5. 使用されるフィルターの種類を選択します。メソッド フィルターまたは評価フィルターを選択できます。

    メソッド フィルターには、設定管理者が特定のユーザー、ユーザー グループまたは特定のタスク用に定義できる ARIS メソッドのサブセットが含まれます。ユーザー定義のメソッド拡張にアクセスするには、拡張をフィルターに割り当てる必要があります。モデル作成時には、メソッド フィルターに含まれているモデル タイプに、すべてのオブジェクト、接続線、属性タイプを使用できます。そのため、ユーザーに提供される内容は、そのままタスクの実行に必要な内容です。

    評価フィルターにより、分析が必要なデータベース要素の数が減少します。たとえばレポートを実行する際に、評価フィルターを使用して評価するメソッド内容を制限できます。 メソッド内容は、データベースへのログオン時に使用したメソッド フィルターと選択した評価フィルターの両方でアクティブになっている内容に限定されます。 評価フィルターを使用する利点は、レポートの実行時間を短縮し、総合的なプロセスで関連する内容のみを含めることができることにあります。

  6. 必要に応じてメタモデルを選択します。[UML 2.5] を有効にすると、すべての含まれる要素がフィルターで許可されます。ユーザーは、このフィルターを使用して UML 図を作成できます。

  7. フィルターで使用するモデル タイプを追加します

    1. [モデル タイプ] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、ユーザーが使用できるすべてのアイテムが表示されます。 ロックされたアイテム # ロックされているアイテムは、必須アイテムです。つまり、削除も変更もできないアイテムです。 フィルターをゼロから作成しただけの場合、一覧は空です。

    2. [すべて表示] ビューを選択します。

    3. 選択したアイテム 使用可能にするモデル タイプを有効にします。

      モデル タイプを素早く見つけるために、フィルター フィルターを使用します。設定したモデル タイプを探す場合は、「ユーザー定義」 、「派生」、または「カスタマイズ済み」のキーワードを使用するフィルターで一覧を絞り込みます。 ヘッダーをクリックすると、列のエントリが並び替えられます。

    4. 許可 [許可] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、すべての選択したモデルの一覧が、割り当てられたアイテム 許可済みとして表示されます。

    5. 選択内容を確認します。選択したモデルをフィルターから削除するには、割り当ての削除 [削除] をクリックします。

  8. フィルターで使用するオブジェクト タイプを追加します

    1. [オブジェクト タイプ] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、ユーザーが使用できるすべてのアイテムが表示されます。 ロックされたアイテム # ロックされているアイテムは、必須アイテムです。つまり、削除も変更もできないアイテムです。 フィルターをゼロから作成しただけの場合、一覧は空です。

    2. [すべて表示] ビューを選択します。

    3. 選択したアイテム 使用可能にするオブジェクト タイプを有効にします。

      オブジェクト タイプを素早く見つけるために、フィルター フィルターを使用します。設定したオブジェクト タイプを探す場合は、「ユーザー定義」、「派生」、または「カスタマイズ済み」のキーワードを使用するフィルターで一覧を絞り込みます。 ヘッダーをクリックすると、列のエントリが並び替えられます。

    4. 許可 [許可] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、すべての選択したオブジェクトの一覧が、割り当てられたアイテム 許可済みとして表示されます。

    5. 選択内容を確認します。選択したオブジェクトをフィルターから削除するには、割り当ての削除 [削除] をクリックします。

  9. フィルターで使用する接続線タイプを追加します

    1. [接続線タイプ] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、ユーザーが使用できるすべてのアイテムが表示されます。 ロックされたアイテム # ロックされているアイテムは、必須アイテムです。つまり、削除も変更もできないアイテムです。 フィルターをゼロから作成しただけの場合、一覧は空です。

    2. [すべて表示] ビューを選択します。

    3. 選択したアイテム 使用可能にする接続線タイプを有効にします。

      接続線タイプを素早く見つけるために、フィルター フィルターを使用します。設定したオブジェクト タイプを探す場合は、「派生」または「カスタマイズ済み」のキーワードを使用するフィルターで一覧を絞り込みます。 ヘッダーをクリックすると、列のエントリが並び替えられます。

    4. 許可 [許可] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、すべての選択した接続線の一覧が、割り当てられたアイテム 許可済みとして表示されます。

    5. 選択内容を確認します。選択した接続線をフィルターから削除するには、割り当ての削除 [削除] をクリックします。

  10. ユーザーが各モデル タイプに配置できるオブジェクト シンボルを追加します

    1. [オカレンス] の [シンボル] をクリックします。 フィルターに追加したすべてのモデル タイプの一覧が表示されます。

    2. 選択したアイテム シンボルのセットを変更する最初のモデル タイプを選択します。 一覧のエントリを検索するには、フィルター フィルターを使用します。

      許可されている各モデル タイプに対するシンボルのセットを、順番に変更する必要があるので注意してください。

    3. [すべて表示] ビューを選択します。フィルターに含まれるすべてのオブジェクト シンボルの一覧が表示されます。モデルまたはシンボルが不足している場合は、作業を進める前にそれらをフィルターに追加する必要があります。

      一覧のエントリを検索するには、フィルター フィルターを使用します。 設定したシンボルを探す場合は、「派生」または「カスタマイズ済み」のキーワードを使用するフィルターで一覧を絞り込みます。 ヘッダーをクリックすると、列のエントリが並び替えられます。

    4. 選択したアイテム ユーザーが関連するモデル オブジェクトの配置に使用するシンボルを選択します。

    5. 許可 [許可] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、すべての選択したシンボルの一覧が、割り当てられたアイテム 許可済みとして表示されます。

    6. 選択内容を確認します。選択したシンボルを、このフィルターにあるモデル タイプから削除するには、割り当ての削除 [削除] を使用します。

      オブジェクト シンボルは、ユーザーのモデリングに提供される際に ARIS メソッドによって並べ替えられます。

    7. この順序を変更するには、[順番] をクリックして、選択したアイテム 移動するシンボルを選択します。

    8. 上へ [上へ] と 下へ [下へ] をクリックして、一覧にあるシンボルの順序を移動します。

      変更を元に戻すには、[リセット] をクリックします。これで、ARIS メソッドで定義されているデフォルトの並べ替え順序に戻ります。

  11. ユーザーが各モデル タイプで使用できる接続線タイプを追加します

    1. [オカレンス] の [接続線] をクリックします。 フィルターに追加したすべてのモデル タイプの一覧が表示されます。

    2. 選択したアイテム 接続線のセットを変更するモデル タイプを選択します。許可されている各モデル タイプに対する接続線のセットを、順番に変更する必要があるので注意してください。タイプが不足している場合は、作業を進める前にそれらをフィルターに追加する必要があります。

      一覧から接続線を選択するか、どのオブジェクト シンボル、またはどのオブジェクト タイプが接続されるかを決定できます。

    3. モデル タイプで使用できる接続線タイプを選択する場合は、[すべての使用可能な接続線タイプ] をクリックします。

      1. 必要なタイプを選択するには、[すべて表示] ビューを選択します。

      2. 必要な接続線を許可するには、選択したアイテム [名前] 列のコントロールを有効にして、[許可] をクリックします。接続線を素早く見つけたり、列を並べ替えたりするために、フィルター フィルターを使用します。

    4. 明確なソース オブジェクト シンボルとターゲット オブジェクト シンボルの間で使用できる接続線を選択する場合は、[オブジェクト シンボルのあいだ] をクリックします。 これは、オブジェクト タイプに複数のオブジェクト シンボルがある場合に意味があります。

      1. 選択したアイテム 接続線の方向の元になるオブジェクトのソース オブジェクト シンボルを有効にします。

      2. 選択したアイテム 接続線の方向が向かうオブジェクトのターゲット オブジェクト シンボルを有効にします。

      3. [すべて表示] ビューを選択します。

      4. 選択したアイテム ユーザーが関連するモデル オブジェクトを接続するのに使用する接続線を選択します。

      5. 許可 [許可] をクリックします。

    5. ソース オブジェクト タイプとターゲット オブジェクト タイプの間で使用できる接続線を選択する場合は、[オブジェクト タイプのあいだ] をクリックします。この場合は、表示されているオブジェクト シンボルに関係なく、接続できるオブジェクトが表示されます。

      1. 選択したアイテム 接続線の方向の元になるオブジェクトのソース オブジェクト タイプを有効にします。

      2. 選択したアイテム 接続線の方向が向かうオブジェクトのターゲット オブジェクト タイプを有効にします。

      3. [すべて表示] ビューを選択します。

      4. 選択したアイテム ユーザーが関連するモデル オブジェクトを接続するのに使用する接続線を選択します。

      5. 許可 [許可] をクリックします。

        すべての選択した接続線の一覧が、割り当てられたアイテム 許可済みとして表示されます。

    6. [許可されているタイプのみを表示する] ビューで選択内容を確認します。選択した接続線を、このフィルターにあるモデル タイプから削除するには、割り当ての削除 [削除] を使用します。

  12. ユーザーが各オブジェクト タイプに割り当てることができるモデル タイプを追加します

    1. [アサインメント] の [オブジェクトのアサインメント] をクリックします。フィルターに追加したすべてのオブジェクト タイプの一覧が表示されます。

    2. 選択したアイテム 最初のオブジェクト タイプを選択して、ユーザーがアサインできるモデル タイプのセットを変更します。許可されている各モデル タイプに対するモデル タイプのセットを、順番に変更する必要があるので注意してください。

    3. [すべて表示] ビューを選択します。すべての許可されているモデル (モデル タイプ) が表示されます。モデルまたはオブジェクトが不足している場合は、作業を進める前にそれらをフィルターに追加する必要があります。

      一覧のエントリを検索するには、フィルター フィルターを使用します。 設定したアイテムを探す場合は、「派生」、「ユーザー定義」、または「カスタマイズ済み」のキーワードを使用するフィルターで一覧を絞り込みます。 ヘッダーをクリックすると、列のエントリが並び替えられます。

    4. 選択したアイテム ユーザーが目的のモデル オブジェクトにアサインするモデルを選択します。

    5. 許可 [許可] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、すべての選択したモデルの一覧が、割り当てられたアイテム 許可済みとして表示されます。

    6. 選択内容を確認します。選択されているモデルをアサインできなくするには、割り当ての削除 [削除] を使用します。

  13. ユーザーが各接続線タイプに割り当てることができるモデル タイプを追加します

    1. [アサインメント] の [接続線のアサインメント] をクリックします。フィルターに追加したすべての接続線タイプの一覧が表示されます。

    2. 選択したアイテム 最初の接続線タイプを選択して、ユーザーがアサインできるモデル タイプのセットを変更します。許可されている各接続線タイプに対するモデル タイプのセットを、順番に変更する必要があるので注意してください。

    3. [すべて表示] ビューを選択します。フィルターに追加したすべてのモデル (モデル タイプ) の一覧が表示されます。接続線またはモデルが不足している場合は、作業を進める前にそれらをフィルターに追加する必要があります。

      一覧のエントリを検索するには、フィルター フィルターを使用します。 設定したアイテムを探す場合は、「派生」、「ユーザー定義」、または「カスタマイズ済み」のキーワードを使用するフィルターで一覧を絞り込みます。 ヘッダーをクリックすると、列のエントリが並び替えられます。

    4. 選択したアイテム ユーザーが目的の接続線にアサインするモデルを選択します。

    5. 許可 [許可] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、すべての選択したモデルの一覧が、割り当てられたアイテム 許可済みとして表示されます。

    6. 選択内容を確認します。選択されているモデルをアサインできなくするには、割り当ての削除 [削除] を使用します。

  14. ユーザーが各モデル タイプに指定できる属性タイプを追加します

    1. [属性] の [モデル属性] をクリックします。 フィルターに追加したすべてのモデル タイプの一覧が表示されます。

    2. 選択したアイテム 最初のモデル タイプを選択して、ユーザーが指定できるモデル属性のセットを変更します。許可されている各モデル タイプに対する属性のセットを、順番に変更する必要があるので注意してください。

      [割り当てられているタイプのみを表示] ビューに、すべての 割り当てられたアイテム 許可されている属性とロック済みの属性が表示されます。 ロックされたアイテム # ロックされているアイテムは、必須アイテムです。つまり、削除も変更もできないアイテムです。

    3. [すべて表示] ビューを選択します。すべての使用できる属性の一覧が表示されます。

    4. 選択したアイテム ユーザーがモデルに指定できる属性を選択します。

    5. 許可 [許可] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、すべての選択した属性の一覧が、割り当てられたアイテム 許可済みとして表示されます。

    6. 選択内容を確認します。選択されている属性をユーザーが指定できなくするには、割り当ての削除 [削除] をクリックします。

      属性は、ユーザーのモデリングに提供される際に ARIS メソッドによって並べ替えられます。

    7. この順序を変更するには、[順番] をクリックして、選択したアイテム 移動する属性を選択します。

    8. 上へ [上へ] と 下へ [下へ] をクリックして、一覧にある属性の順序を移動します。

      変更を元に戻すには、[リセット] をクリックします。これで、ARIS メソッドで定義されているデフォルトの並べ替え順序に戻ります。

  15. ユーザーが各オブジェクト タイプに指定できる属性タイプを追加します

    1. [属性] の [オブジェクト属性] をクリックします。フィルターに追加したすべてのオブジェクト タイプの一覧が表示されます。

    2. 選択したアイテム 最初のオブジェクト タイプを選択して、ユーザーが指定できるオブジェクト属性のセットを変更します。許可されている各オブジェクト タイプに対する属性のセットを、順番に変更する必要があるので注意してください。

      [割り当てられているタイプのみを表示] ビューに、すべての 割り当てられたアイテム 許可されている属性とロック済みの属性が表示されます。 ロックされたアイテム # ロックされているアイテムは、必須アイテムです。つまり、削除も変更もできないアイテムです。

    3. [すべて表示] ビューを選択します。すべての使用できる属性の一覧が表示されます。

    4. 選択したアイテム ユーザーがオブジェクトに指定できる属性を選択します。

    5. 許可 [許可] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、すべての選択した属性の一覧が、割り当てられたアイテム 許可済みとして表示されます。

    6. 選択内容を確認します。選択されている属性をユーザーが指定できなくするには、割り当ての削除 [削除] をクリックします。

      属性は、ユーザーのモデリングに提供される際に ARIS メソッドによって並べ替えられます。

    7. この順序を変更するには、[順番] をクリックして、選択したアイテム 移動する属性を選択します。

    8. 上へ [上へ] と 下へ [下へ] をクリックして、一覧にある属性の順序を移動します。

      変更を元に戻すには、[リセット] をクリックします。これで、ARIS メソッドで定義されているデフォルトの並べ替え順序に戻ります。

  16. ユーザーが各接続線タイプに指定できる属性タイプを追加します

    1. [属性] の [接続線属性] をクリックします。フィルターに追加したすべての接続線タイプの一覧が表示されます。

    2. 選択したアイテム 最初の接続線タイプを選択して、ユーザーが指定できる接続線属性のセットを変更します。許可されている各接続線タイプに対する属性のセットを、順番に変更する必要があるので注意してください。

      [割り当てられているタイプのみを表示] ビューに、すべての 割り当てられたアイテム 許可されている属性とロック済みの属性が表示されます。 ロックされたアイテム # ロックされているアイテムは、必須アイテムです。つまり、削除も変更もできないアイテムです。

    3. [すべて表示] ビューを選択します。すべての使用できる属性の一覧が表示されます。

    4. 選択したアイテム ユーザーが接続線に指定できる属性を選択します。

    5. 許可 [許可] をクリックします。 [許可されているタイプのみを表示] ビューに、すべての選択した属性の一覧が、割り当てられたアイテム 許可済みとして表示されます。

    6. 選択内容を確認します。選択されている属性をユーザーが指定できなくするには、割り当ての削除 [削除] をクリックします。

      属性は、ユーザーのモデリングに提供される際に ARIS メソッドによって並べ替えられます。

    7. この順序を変更するには、[順番] をクリックして、選択したアイテム 移動する属性を選択します。

    8. 上へ [上へ] と 下へ [下へ] をクリックして、一覧にある属性の順序を移動します。

      変更を元に戻すには、[リセット] をクリックします。これで、ARIS メソッドで定義されているデフォルトの並べ替え順序に戻ります。

フィルターが作成されます。

フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てます

メソッド フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てると、ユーザーは ARIS メソッド のサブセットにのみアクセスできます。 フィルターは、ユーザーに関連する情報とメソッドだけを提供します。 メソッド フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てるには、次の手順に従います。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[データベース] の順にクリックします。

  2. 選択したアイテム データベースを選択して、プロパティ [プロパティ]、[メソッド フィルター] の順にクリックします。

  3. [ユーザー グループ] または [ユーザー] をクリックしてから、フィルターを割り当てるユーザー グループまたはユーザーををクリックします。

  4. 必要なメソッド フィルターを有効にします。

    [ユーザー] を選択した場合、ユーザーに個別に割り当てられたフィルター、ユーザー グループからユーザーに継承されたフィルター、ユーザーが持つすべてのフィルターが表示されます。

単一のユーザーまたはユーザー グループのメンバーは、割り当てられたフィルターに含まれるすべてのメソッド アイテムを使用できます。

フィルターのインポート

フィルターはフィルター エクスポート ファイル (.filter) からインポートできます。ファイルは、フィルターをエクスポートすると自動的に作成されます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、[表記規則]、[フィルター] の順にクリックします。

  2. フィルターがすでに存在するかどうかを確認します。内容を上書きしない場合は、現在のフィルターを複製して、インポートを再び開始します。

  3. インポート [インポート] をクリックし、フィルター エクスポート ファイルを選択またはドロップしてから、[インポート] をクリックします。

    テナントに同じ GUID のフィルターが既に存在する場合、現在のフィルターは上書きされます。フィルターが上書きされないようにするには、、まず、現在のフィルターを複製してから、フィルターの古いバージョンをインポートします。

  4. 既存のフィルターを上書きするには、[上書き] フィルターをクリックします。

フィルターがインポートされます。

フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てます

メソッド フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てると、ユーザーは ARIS メソッド のサブセットにのみアクセスできます。 フィルターは、ユーザーに関連する情報とメソッドだけを提供します。 メソッド フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てるには、次の手順に従います。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[データベース] の順にクリックします。

  2. 選択したアイテム データベースを選択して、プロパティ [プロパティ]、[メソッド フィルター] の順にクリックします。

  3. [ユーザー グループ] または [ユーザー] をクリックしてから、フィルターを割り当てるユーザー グループまたはユーザーををクリックします。

  4. 必要なメソッド フィルターを有効にします。

    [ユーザー] を選択した場合、ユーザーに個別に割り当てられたフィルター、ユーザー グループからユーザーに継承されたフィルター、ユーザーが持つすべてのフィルターが表示されます。

単一のユーザーまたはユーザー グループのメンバーは、割り当てられたフィルターに含まれるすべてのメソッド アイテムを使用できます。

フィルター名の変更

現在の言語でフィルターの名前を変更することも、複数言語で名前と説明を変更することもできます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、[表記規則]、[フィルター] の順にクリックします。

  2. 選択したアイテム 変更する名前を選択します。

  3. 名前の変更[名前の変更] をクリックして現在の言語の名前を変更します。複数の言語の名前と説明を変更するには、編集[編集] をクリックして言語を選択してから、必要に応じて各言語の現在の名前と説明を上書きします。

  4. 変更を確認するには、[名前の変更] ダイアログ ボックスで [保存] をクリックするか、[編集] ダイアログ ボックスで [適用] をクリックします。

フィルターの一覧が新しい名前で表示されます。

フィルターの編集

データベースの内容の使用、フィルター内容のマージ、手動での複数のフィルター設定の変更によってフィルターを変更できます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、[表記規則]、[フィルター] の順にクリックします。

  2. 更新するフィルターをクリックします。 関連するテナントで使用できるすべてのメソッド アイテムが自動的に含まれる [全メソッド] フィルターの内容は変更できません。

  3. フォントの編集 [フィルターの編集] をクリックします。複数言語でフィルター名と説明を変更したり、フィルター設定を変更したりできます。

  4. アクションを完了したら、[適用] をクリックします。

  • データベースと関連するメソッド フィルターを使用してフィルターを更新する場合は、フォントの編集 [フィルターの編集] の [データベースに基づく] をクリックします。

    1. 更新されたフィルターで使用可能にする必要なメソッド アイテムを含むデータベースを選択します。

    2. このデータベースで使用可能なメソッド アイテムの数をさらに減らすメソッド フィルターを選択します。まだ内容を含まない新しく作成したメソッド フィルターを選択しないでください。選択すると、更新済みのメソッド フィルターも空になります。

    3. フィルターの現在の内容を削除して、データベースで使用されているメソッド アイテムに置き換える場合は、[データベースの内容でフィルターを上書き] チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオフにすると、フィルターの内容をそのまま残しながら、データベースで使用されているメソッド アイテムが追加されます。

  • 複数のフィルターをマージしてフィルターを更新する場合は、フォントの編集 [フィルターの編集] の [フィルターをマージする] をクリックして、必要なフィルターを選択します。

フィルターが更新されます。

フィルターの複製

変更を容易にするために、フィルターを複製します。複製したフィルターは、フィルターの正確なコピーですが、新しい GUID を持ちます。既にテナントに存在するフィルターをインポートする場合、必ず、最初に現在のフィルターを複製してください。こうすると、複製は新しい GUID を持つため、既存のフィルターがインポートで上書きされるのを防ぎます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、[表記規則]、[フィルター] の順にクリックします。

  2. 選択したアイテム 複製するフィルターを選択します。

  3. コピー [複製] をクリックします。 フィルターは、番号で拡張されたソースの名前を使用して作成されます。

  4. すべてのユーザーが目的の言語でテキストを読めるように、各言語で名前と説明を変更します。必要に応じてフィルターの内容を変更することもできます。

  5. [適用] をクリックします。

フィルターが作成されます。

フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てます

メソッド フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てると、ユーザーは ARIS メソッド のサブセットにのみアクセスできます。 フィルターは、ユーザーに関連する情報とメソッドだけを提供します。 メソッド フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てるには、次の手順に従います。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[データベース] の順にクリックします。

  2. 選択したアイテム データベースを選択して、プロパティ [プロパティ]、[メソッド フィルター] の順にクリックします。

  3. [ユーザー グループ] または [ユーザー] をクリックしてから、フィルターを割り当てるユーザー グループまたはユーザーををクリックします。

  4. 必要なメソッド フィルターを有効にします。

    [ユーザー] を選択した場合、ユーザーに個別に割り当てられたフィルター、ユーザー グループからユーザーに継承されたフィルター、ユーザーが持つすべてのフィルターが表示されます。

単一のユーザーまたはユーザー グループのメンバーは、割り当てられたフィルターに含まれるすべてのメソッド アイテムを使用できます。

フィルターのエクスポート

フィルターはフィルター エクスポート ファイル (.filter) にバックアップできます。 あるテナントから別のテナントへすべての含まれるメソッド拡張を配布したり、関連するフィルターの現在の内容を上書きしたりするためにフィルターを使用します。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、[表記規則]、[フィルター] の順にクリックします。

  2. 選択したアイテム 保存するフィルターを選択して、エクスポート [エクスポート] をクリックします。

ファイルは、ブラウザーで指定されている設定に従って保存されます。

フィルター バックアップ ファイルを使用して、フィルターを別のテナントにインポートしたり、フィルターを復元したりできます。

フィルターの削除

ユーザーが使用してはならなくなったフィルターは削除できます。最初にフィルターをエクスポートしてから、再び、削除したフィルターを使用可能にすることができます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、[表記規則]、[フィルター] の順にクリックします。

  2. 選択したアイテム フィルターを選択し、削除 [削除] をクリックします。

  3. アクションを確認するために、[削除] をクリックします。

フィルターは使用できなくなります。

レポートの生成

さまざまなフィルター関連のレポートを開始して、フィルターを比較したり、含まれるアイテムの詳細情報を取得したりできます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、[表記規則]、[フィルター] の順にクリックします。

  2. 選択したアイテム 評価用の関連フィルターを選択して レポート [レポート] をクリックします。[レポート] バーが開き、レポートが生成されるアイテムの名前が表示されます。

  3. レポート名の横にある 下矢印 下矢印をクリックします。

  4. 目的のレポートを選択します。レポートの説明が表示されます。

  5. [XLSX 出力] などの出力ファイル形式を選択します。

  6. [開始] をクリックします。 選択したレポートに応じたオプションがあるダイアログ ボックスが開きます。設定を指定して、[OK] をクリックします。レポートが生成され、進捗状況バーが表示されます。

  7. 完了すると、結果が [レポート結果] リンク リストに一覧表示されます。

レポート出力ファイルは、すぐにダウンロードすることも、後でダウンロードすることもできます。

必要な場合は、いつでもフィルター設定を変更できます。