データ列を信号機に割り当てる

ウィジェットにデータを表示するには、関連するデータ ソース列を必要なウィジェット要素に割り当てる必要があります。たとえば、データ列を選択して、その値を X 軸に次元値として表示できます。

信号機には、KPI のステータスが表示されます。マーカーの色で、しきい値のどの範囲に KPI 値があるのかがわかります。

必要条件

データ ソースがウィジェットに割り当てられていること

手順

  1. ダッシュボードでウィジェットをクリックします。目的のプロパティ ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. データの割り当て [データの割り当て] アイコンをクリックして、データ ソースの割り当てを編集します。

    [データの割り当て(2/2)] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. 数値またはテキストの [データ列] を [KPI] 要素に割り当てます。

データ ソース列が [KPI] 要素に割り当てられます。

次のように、ウィジェットをさらに設定できます:

ウィジェット要素のプロパティの設定

表示される KPI 値の範囲に最小値と最大値を定義できます。さらに、実際の KPI 値といくつかのしきい値を比較できます。スピードメーターの値の範囲は、さまざまな色で示されます。

詳細は、以下のオプション一覧を参照してください。

手順

  1. [KPI] に割り当てられたソース列をクリックして、設定を指定します。

  2. [しきい値] をクリックして、KPI のしきい値を指定します。詳細は「しきい値の設定」を参照してください。

  3. [OK] をクリックして設定を保存して、ダイアログ ボックスを終了します。

割り当てられたデータ ソースのリアル データを使用した信号機が表示されます。

オプション一覧

オプション

説明

Display name (表示名)

ウィジェットに表示される新しい列名です。KPI やデータ ポイント、ツール ヒントなどに使用されます。デフォルトでは、データ ソース列の名前が使用されます。

形式

列の値の出力形式です。データ ポイントやツール ヒントなどに使用されます。[日付] 型と [数値] 型の列で使用できます。

日付形式については、「データ型の変更 - 単一値」の章を参照してください。

[データの割り当て 2/2] ダイアログ ボックスで使用される曜日のパターンは、データ フィードの処理で使用されるパターンとは異なるので注意してください。曜日の日付形式は、データ フィードの処理での eeee ではなく dddd パターンを使用する必要があります。たとえば、dddd.MM.YYYY 形式は Monday.12.2019 を返します。

数値として丸める

グラフに丸めた KPI 値を表示します。数値列に使用できます。デフォルトで有効にされています。

集約

KPI 値の計算方法を指定します。数値列に使用できます。デフォルトは [平均] 値です。

コンテキストベースのウィジェットによって提供される集約タイプの数は、コンテキストベース以外のウィジェットのそれとは異なる場合があります。

しきい値の設定

数値列とテキスト列にしきい値を定義して、KPI のステータスを表示できます。マーカーの色で、しきい値のどの範囲に KPI 値があるのかがわかります。

デフォルトでは、信号機には 3 つのステージと 1 つのアクティブでないステージがあります。

手順

  1. [しきい値] をクリックします。

    このオプションは、列が KPI に割り当てられている場合のみ使用できます。

  2. さまざまな色の形で信号機のステージを表示するには、ドロップダウン メニューの [色と形] を選択します。

  3. [色] ボックスをクリックして、信号機の各ステージに色と形を選択します。

  4. 信号機の各ステージに色が付いた形の代わりにカスタム画像を使用するには、ドロップダウン メニューの [画像] を選択します。

  5. 各しきい値に演算子 (< (より小さい) など) を選択して、KPI 値の範囲を定義します。

    使用できる演算子は、数値用 ([< (より小さい)] や [= (等しい)] など) とテキスト用 ([次の値で始まる] や [は等しい] など) で異なります。

  6. 各しきい値を入力します。

    特定のしきい値を入力することも、動的なしきい値を示すデータ ソースからの列を選択することもできます。動的なしきい値が可能なのは数値のデータ列のみです。ドラッグ アンド ドロップを使用して、データ ソースから必要な数値データ列をしきい値のフィールドに割り当てます。

  7. 追加 [+] ボタンをクリックしてしきい値を追加するか、削除 [-] ボタンをクリックしてしきい値を削除します。

  8. デフォルトでは、信号機のステージはアクティブになっていない場合でも (KPI 値が使用できない場合でも) 表示されます。信号機のアクティブでないステージを表示しない場合は、[非アクティブな状態] オプションをオフにします。信号機のアクティブでないステージの色も変更できます。独自の画像を使用した場合、色は変更できません。[非アクティブな状態の表示] オプションをオフにできるだけです。

選択したウィジェットに対して、しきい値が設定されます。