各製品に使用できるライセンス タイプは 1 つだけです。例外には、「Named user (指名ユーザー)」および「クライアント汎用」ライセンス タイプがあります。
クライアント製品のライセンス タイプ
クライアント製品のライセンス タイプは、ユーザーまたはユーザー グループに手動で割り当てる必要があります。追加のライセンスをインストールして、ライセンスの数を増やすことができます。
Named user (指名ユーザー)
ライセンスが名前で登録されるため、このライセンス タイプに割り当てられたユーザーはログオンが保証されます。割り当てることができるライセンスの数は、ライセンス ファイルに指定されています。
Concurrent user (同時ユーザー)
このライセンス タイプでは、同時にログオンできるユーザーの数が指定されています。割り当てられているユーザーは、使用できるライセンスを共有します。ログオンしているユーザーの数が使用できるライセンスの数と同じ場合は、これ以上ユーザーがログオンすることはできません。ユーザーは、ほかのユーザーがログオフするまで待つ必要があります。ただし、管理者はユーザーのセッションを終了できます。
「Named user」(指名ユーザー) ライセンス タイプと「Concurrent user」(同時ユーザー) ライセンス タイプの違い
Concurrent user (同時ユーザー) |
Named user (指名ユーザー) |
|
---|---|---|
割り当て |
ユーザーまたはユーザー グループ |
ユーザーまたはユーザー グループ |
ライセンス数 |
無制限 |
制限あり |
保証されたログオン |
いいえ |
はい |
保証されたログオン対象 |
現在のセッション |
無制限 |
クライアント汎用
このライセンス タイプは、[Named user] タイプのライセンスに対応します。ただし、これをインポートして、さまざまなテナントで使用することができます。複数のテナントを管理する管理者向けです。割り当てられたユーザーは、すべてのテナントでログオンできます。
サーバー ライセンス
サーバー製品のライセンス タイプは、インポート後に自動的にアクティブ化されます。
権限内の依存関係
ライセンス権限の中には、ほかのライセンス権限と組み合わせてユーザーに割り当てることができないものがあります。たとえば、ARIS Architect と ARIS Designer を 1 人のユーザーに同時に割り当てることはできません。
ライセンス権限の下位グループをアクティブにできるのは、上位のライセンス権限がアクティブ化されている場合のみです。 ユーザーの上位のライセンス権限を削除すると、そのユーザーは下位グループへの割り当ても自動的に失います。