このアクションは、データをダッシュボードから、外部 Web アプリケーションなどの埋め込みシステムに渡すためのアウトバウンド API を作成します。
API データ構造は、ダッシュボード ID、指定された外部ウィジェット ID ([URL-ID])、「動的 URL 選択の使用」を参照)、選択されているコーディネートの名前 (列)、選択されているコーディネートの値、起動イベントの名前、アウトバウンド データ プッシュで構成されます。次の「MZNG アウトバウンド データ構造」の例を参照してください。
手順
ダッシュボード エディターでダッシュボードを作成するか、ダッシュボードを開きます。
アクションをサポートする、挿入されたグラフ ウィジェットをクリックします。目的のプロパティ ダイアログ ボックスが表示されます。
[アクション] タブをクリックします。
[トリガー] ドロップダウン メニューで、アクションのトリガー イベントを選択します。
使用できるアクションは、選択したウィジェットによって異なります。
[データの送信] オプションをオンにします。
このオプションが無効でもアクションは削除されませんが、表示モードでは無効になります。
アクション設定を指定するには、[設定] をクリックします。
アウトバウンド データに追加するコーディネートを選択します。
選択されたコーディネートが、[アウトバウンド データのプレビュー] ボックスに表示される出力データに追加されます。
[アクションの保存] をクリックします。
設定が適用され、選択されているウィジェットに対するアクションが指定されます。
例
アウトバウンド データの構造は次のとおりです。
{
"dashboardGUID": "d216bf4a-bd12-476d-aa5d-2a07a3efd4bf",
"outbound Widgets": [
{
"extId": "widget2",
"outboundData": [
{ "name": "ARTIST",
"value": "Bob Dylan",
"type": "TEXT"
},
{
"name": "PRICE",
"value": "11.0",
"type": "NUMERIC"
}
],
"trigger": "onSelectionChange"
}
]
}
[データの送信] アクションを起動すると、window.postMessage() イベントを使用して設定された出力データを送信します。埋め込みシステムでイベントを受信するには、次の例のように、リスナー機能が実装されている必要があります。
function listener(event){
// The origin of the window that sent the message
// at the time postMessage was called
// Format: protocol://host:port var origin = event.origin
// A reference to the window object that sent the message var source = event.source;
// The posted data object var data = event.data;
}
if (window.addEventListener){ addEventListener("message", listener, false) } else { attachEvent("onmessage", listener) }