テンプレートの作成と編集

「ARIS Enterprise 管理」ライセンス権限と「設定管理者」利用権限があれば、そのテナントで使用できるすべてのモデル テンプレートを管理できます。

テナントで使用できるすべてのテンプレートの概要を把握しました。

目的のアクションを開始するには、そのページにあるボタンとリンクを使用します。アクションを開始しても階層リンクを使えば、目的のページに戻ることができます。

次の操作を行うことができます。

テンプレートの追加 テンプレートの作成

ユーザーがモデルに適用できる、あるいは設定管理者がモデル タイプに適用できるテンプレートを追加します。テンプレートで、すべてのアイテムの表示設定を企業のコーポレート デザインに準拠させることができます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[表記規則] の順にクリックします。

  2. [利用可能なテンプレート] をクリックします。

  3. テンプレートの追加 [テンプレートの作成] をクリックします。

  4. [言語の選択] をクリックします。

  5. そのテナントで使用するすべての設定言語を選択します。

    設定言語を使用して、このテナントの [設定] セクションで管理されるすべてのアイテム (メソッド アイテムフィルターテンプレートフォント内容タイプ セット評価スクリプトなど) の名前と説明を指定します。

    設定管理者は、テナントで使用できる設定言語のセットを作成します。

  6. 名前と説明を入力します。

    警告

    各言語にすべての値を入力する必要があります。ある言語の名前と説明を入力しない場合、その言語を使用してログオンするユーザーは、テンプレート名が [(名称未設定)] と表示されるため、そのテンプレートを見つけることができません。

  7. [適用] をクリックします。 [テンプレートの内容 - <テンプレートの名前>] ページが表示されます。

  8. オブジェクト シンボル、接続線、モデルなどの内容の追加

    テンプレートを作成するだけで、オブジェクト シンボル、接続線、モデルを追加できます。テンプレートを編集すると、選択したテンプレートの内容を追加または削除できます。

    1. [モデル タイプ] をクリックします。 すべての割り当てられているタイプと、ARIS メソッドに関連する追加情報が表示されます。[変更済み] 列は、テンプレートに内容を追加しただけで、表示設定や属性表示設定はまだ変更していないのかどうかを示します。列に [いいえ] が表示されている場合は、ユーザーがテンプレートをモデルに適用するとアイテムの外観が変わるよう、必要に応じてアイテムの表示設定を必ず変更します。1 つまたは複数のアイテムを編集または削除できます。

    2. 追加 [モデルの追加] をクリックして、必要なモデル タイプを追加します。

    3. [モデルの編集] ページで、テンプレートが適用された場合にモデルがどう見えるかを変更します。[<すべてのモデル タイプ>] を追加している場合、すべてのモデルの表示設定を一度に変更できます。このオプションは、同じモデルの背景をすべてのモデルに適用する場合などに使用します。

    4. テンプレートにオブジェクト シンボルを追加するには [シンボル タイプ] をクリックし、接続線を追加するには [接続線タイプ] をクリックします。 すべての割り当てられているタイプと、ARIS メソッドに関連する追加情報が表示されます。[変更済み] 列は、テンプレートに内容を追加しただけで、表示設定や属性表示設定はまだ変更していないのかどうかを示します。列に [いいえ] が表示されている場合は、ユーザーがテンプレートをモデルに適用するとアイテムの外観が変わるよう、必要に応じてアイテムの表示設定を必ず変更します。1 つまたは複数のアイテムを編集または削除できます。

    5. 追加 [シンボルの追加] または 追加 [接続線の追加] をクリックします。目的のページに表示されるアイテムの数を減らすには、[モデル タイプでアイテムをフィルター] ページを使用します。表示するアイテムを減らすには、追加するアイテムを含むモデル タイプを選択します。ページが表示されていない場合は、[フィルターの表示] をクリックします。

    6. 選択したアイテム 必要なモデル タイプを選択します。検索語を入力するか、メソッド フィルターによって表示されるモデル タイプを減らすかができます。また、たとえば SAP ブランチに関連するファンクション割当図のシンボルの表示設定を変更する場合に、2 つのフィルターを結合できます。フィルターを結合するには、フィルター フィルターに「ファンクション割当図」の語句を入力してから、[Process-driver SAP] などのブランチに関連するメソッド フィルターを選択します。

    7. [フィルターの適用] をクリックします。すべての関連するアイテムが表示されます。追加に必要なアイテムを検索するには、アイテム名かキー ワードを入力します。アイテムがない場合は、[すべて表示] をクリックして、フィルターを破棄します。

    8. 選択したアイテム 必要なアイテムを選択します。接続線を追加する場合は、同じ名前の複数の接続線が見つかる場合があります。そのため、探している接続線を見つけるのに注意が必要です。接続線を検索するには、[接続線情報] ボタンを使用して、接続線が使用できるモデル タイプと、接続できるオブジェクトを検索します。

    9. [シンボルの追加] または [接続線の追加] をクリックします。

    選択されているアイテムの [シンボルの編集] または [接続線の編集] ページが表示されます。

    これで、それらのアイテムの表示設定と属性表示設定を変更できます。

  9. オブジェクト シンボル、接続線、モデルの表示設定の変更

    テンプレートを作成または編集する際に、ユーザーがテンプレートをモデルに適用すると、オブジェクト シンボル、接続線、モデルの表示設定が変わるようにできます。

    1. [モデル タイプ] をクリックします。既に割り当てられているすべてのタイプと、ARIS メソッドに関連する追加情報が表示されます。

    2. エントリを選択して [モデルの編集] をクリックします。

    3. テンプレートがモデルに割り当てられた際の、モデルと含まれるアイテムの表示方法を変更します。モデルの表示設定を変更するには、表示設定と属性表示設定を定義するプロパティの設定を指定します。

    4. テンプレートがモデルに割り当てられた際の、アイテムの表示方法を変更するには、[シンボル タイプ] または [接続線タイプ] をクリックします。

    5. エントリを選択して、[シンボルの編集] または [接続線の編集] をクリックします。

    6. [表示設定の編集] タブで、変更を検証するためにプレビューを使用します。変更を ARIS デフォルト設定にリセットするには、Undo [元に戻す] をクリックします。

    7. [適用] をクリックして、変更を保存します。

    テンプレートが更新されました。

  10. オブジェクト シンボルと接続線の属性表示設定の変更

    テンプレートを作成または編集する際に、オブジェクト シンボルと接続線の属性表示設定を変更できます。

    1. テンプレートがモデルに割り当てられた際の、アイテムの選択されている属性の配置方法を変更するには、[シンボル タイプ] または [接続線タイプ] をクリックします。

    2. エントリを選択して、[シンボルの編集] または [接続線の編集] をクリックします。

    3. [属性表示設定の編集] をクリックして、一覧から必要な属性を選択します。属性タイプがない場合は、追加 [追加] をクリックして、追加するアイテムを選択します。

    4. 変更を検証するには、プレビューを使用します。変更を ARIS デフォルト設定にリセットするには、Undo [元に戻す] をクリックします。

    5. [適用] をクリックして、変更を保存します。

    そのテンプレートの属性表示設定が変更されます。

モデルに適用されるモデル テンプレートは、ユーザーが使用できます。

編集 テンプレートの編集

テンプレートの名前と説明を編集したり、内容、表示設定、アイテムの属性表示設定を変更したりできます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[表記規則] の順にクリックします。

  2. [利用可能なテンプレート] をクリックします。

  3. 選択したアイテム テンプレートを選択します。

  4. 編集 [編集] をクリックします。

[テンプレートの内容 - <テンプレートの名前>] ページが表示されます。

必要に応じてテンプレートを編集します。

名前の変更 テンプレートの名前または説明の変更

テナントで使用する各言語でテンプレートの名前と説明を編集できます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[表記規則] の順にクリックします。

  2. [利用可能なテンプレート] をクリックします。

  3. 選択したアイテム テンプレートを選択します。

  4. 名前の変更 [名前の変更] をクリックします。

  5. [言語の選択] をクリックします。

  6. そのテナントで使用するすべての設定言語を選択します。

    設定言語を使用して、このテナントの [設定] セクションで管理されるすべてのアイテム (メソッド アイテムフィルターテンプレートフォント内容タイプ セット評価スクリプトなど) の名前と説明を指定します。

    設定管理者は、テナントで使用できる設定言語のセットを作成します。

  7. 名前と説明を入力します。

    警告

    各言語にすべての値を入力する必要があります。ある言語の名前と説明を入力しない場合、その言語を使用してログオンするユーザーは、テンプレート名が [(名称未設定)] と表示されるため、そのテンプレートを見つけることができません。

  8. [適用] をクリックします。

変更が表示されます。

インポート テンプレートのインポート

テンプレートは、テンプレート エクスポート ファイルからインポートできます。テンプレート エクスポート ファイルを使用して、テンプレートを他のテナントに移動したり、テンプレートを復元したりできます。

警告

同じ GUID のテンプレートが既に存在する場合は、上書きされます。テンプレートをマージするには、まず、現在のテンプレートをコピーしてから、より古いバージョンをインポートします。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[表記規則] の順にクリックします。

  2. [利用可能なテンプレート] をクリックします。

  3. インポート [インポート] をクリックします。

  4. 目的のファイル (.template) を選択します。選択するファイルに移動するには、[ファイルの選択] をクリックします。

  5. [インポート] をクリックします。インポートが開始されます。

  6. テンプレートが既にある場合、インポートしたテンプレートで既存の内容が上書きされます。[OK] をクリックして、インポート操作を確認します。

テンプレートが使用できます。

コピー テンプレートのコピー

デフォルト テンプレート (ARIS が更新されるたびに自動的に更新されるテンプレートなど) を変更するために、テンプレートを複製できます。これは、テンプレートがインポートする際に、そのテナントのデフォルトまたは既存のテンプレートが上書きされるのを防ぎます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[表記規則] の順にクリックします。

  2. [利用可能なテンプレート] をクリックします。

  3. 選択したアイテム テンプレートを選択します。

  4. コピー [コピー] をクリックします。

テンプレートが、新しい GUID を使用して複製されます。元の名前に番号が追加されます。

エクスポート テンプレートのエクスポート

バックアップ ファイルを作成するため、あるいはテンプレートを他のテナントにインポートするために、テンプレートをエクスポートできます。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[表記規則] の順にクリックします。

  2. [利用可能なテンプレート] をクリックします。

  3. 選択したアイテム テンプレートを選択します。

  4. エクスポート [エクスポート] をクリックします。

  5. テンプレート エクスポート ファイルに使用するファイル名を入力します。

  6. [エクスポート] をクリックします。

テンプレートが関連ファイルにエクスポートされます。

削除 テンプレートの削除

不要になったテンプレートは、テナントから削除できます。テンプレートが要素に適用されていた場合、その要素は、削除したテンプレートで定義された状態のままで変わらず表示されます。

テンプレートを削除する前に、テンプレートをバックアップ ファイルにエクスポートすることをお勧めします。

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理]、設定 [設定]、[表記規則] の順にクリックします。

  2. [利用可能なテンプレート] をクリックします。

  3. 選択したアイテム テンプレートを選択します。

  4. 削除 [削除] をクリックします。

  5. [削除] をクリックして確定します。

テンプレートがテナントから削除されました。