「ARIS Enterprise 管理」ライセンス権限と「スクリプト管理者」利用権限があれば、ARIS 管理で意味論分析を管理できます。 ARIS 管理で意味論分析のルール タイプを管理するには、 [アプリケーション起動ツール]、
[管理]、
[設定]、[評価] の順にクリックして、[意味論分析] の [ルール タイプ] を選択します。
ルール タイプには、テナント で使用できるすべてのルールが含まれます。関連するルールは複数のルール タイプで構成されます。プロファイルを作成する際に、そのプロファイルに関連するルール タイプからルールを追加します。
ARIS には、2 つの異なるセットのルール タイプが含まれます。
のセットは、プロパティを必要条件に合わせて簡単に調整できるすべてのルールで構成されます。 のセットには、JavaScript と ARIS Script のプログラミング言語の知識がある場合のみ変更できるルールが含まれます。拡張可能なルール タイプ
拡張可能なルール タイプには、プログラミングの知識がなくても拡張または変更できるルールが含まれます。つまり、必要に応じてルールのプロパティを変更できます。
割り当てルール
定義された関係タイプを使用して、あるタイプのオブジェクトから、ほかのタイプのオブジェクトへの割り当てを確認します。
存在ルール
複数モデル間の内容の整合性を確認します。これらのルールを使用して、特定のタイプのソースおよびターゲット モデルで、あるオブジェクト タイプが発生する頻度をチェックできます。
モデル属性ルール
選択した属性タイプが、特定のタイプのすべてのモデルに指定されているか確認します。
オブジェクト属性ルール
選択した属性タイプが、特定のタイプのすべてのオブジェクトに指定されているか確認します。この確認は、定義レベルで行われます。
関係属性ルール
選択した属性が、特定の接続線タイプのすべての関係に指定されているか確認します。
事前定義のルール タイプ
事前定義のルール タイプに含まれるルールは、ルールのプロパティを変更できません。ARIS Architect で事前定義のルール タイプを調整する場合、あるいは独自のルールを定義する場合は、JavaScript と ARIS Script プログラミング言語に関する知識が必要です。
アサインメント ルール
そのアサイン モデルに対するオブジェクト定義の関係を確認します。アサイン モデルがルールの条件を満たしている場合、完全で正しいアサインメントとして認識されます。アサインメント ルールは、特定のオブジェクト タイプに関連するグループに統合されます。
BPMN図のルール (BPMN 2.0)
これらのルールは、BPMN 仕様 2.0 に従って BPMN 図の妥当性を確認します。
サービス指向の BPMN 図のルール
これらのルールは、BPMN 仕様 1.0 に従って BPMN 図の妥当性を確認します。
サービス指向の EPC のルール
1 つまたは複数の EPC タイプのサービス指向モデル内の関係と構造を確認します。
EPC から BPMN への変換のルール
このルール タイプは、[EPC] タイプのモデルが BPMN ソリューション デザインに変換できるかどうかを確認します。
サービス割当の整合性の確認のルール
一部の M2E 機能 (ほとんどは EPC から BPMN への変換と webMethods へのエクスポート) は、サービス対応プロセスのモデルを評価するのに使用されます。そのため、これらのモデルは整合性があり、完全である必要があります。整合性ルールは、そのようなモデルの適切なモデル作成をサポートする条件を定義します。
時間ベースのモデル作成のルール
このルール タイプでは、ファンクションとアサイン モデルのプロセス スケジュールの整合性、プロジェクト スケジュールのファンクションと上位ファンクションの時間整合性、モデル階層中での時間整合性が確認されます。
Process Governance の意味論分析
自動化が可能になるように、モデルの関係と構造がモデル作成の原則に準拠しているかが確認されます。
構造ルール
選択したモデルの関係および構造を確認します。この確認はモデル タイプ別に行われます。したがって、ルールは特定のモデル タイプに関連するグループに統合されます。モデルの確認は、常にオカレンス レベルで実行されます。
ルール タイプを選択していない場合は、 か、
ことができます。ルール タイプを選択している場合は、ルール タイプの
、
、
削除ができます。拡張可能なルール タイプからルールを選択した場合は、
できます。
独自のルール タイプを作成します。
[アプリケーション起動ツール]、
[管理]、
[設定]、[評価] の順にクリックして、[意味論分析] の [ルール タイプ] を選択します。
[ルール タイプの作成] をクリックします。
テキスト フィールドを編集する言語を選択します。
すべての必要な言語でエントリを入力します。[名前] と [説明] は特に重要です。
必要な場合は次の言語を選択して、順番にテキスト フィールドを編集します。
必要に応じて設定を指定します。
[適用] をクリックします。
ルール タイプが作成されます。
エクスポート ファイルを使用できる場合、それから意味論分析ルール タイプをインポートできます。これで、他のテナントのルール タイプを提供したり、以前のバージョンからルール タイプをインポートしたりできます。
[アプリケーション起動ツール]、
[管理]、
[設定]、[評価] の順にクリックして、[意味論分析] の [ルール タイプ] を選択します。
[インポート] をクリックします。
目的の ASX インポート ファイルを選択して、[開く] をクリックします。
ルール タイプが既に存在する場合、現在のプロファイルを上書きすることを確認する必要があります。
ルール タイプがインポートされます。
必要な場合は、意味論分析のルール タイプの設定を変更できます。
[アプリケーション起動ツール]、
[管理]、
[設定]、[評価] の順にクリックして、[意味論分析] の [ルール タイプ] を選択します。
ルール タイプを選択して、 [プロパティの編集] をクリックします。
必要に応じて設定を変更します。
[適用] をクリックします。
ルール タイプが変更されました。
複数のバージョンを保存する場合や、複数のテナントでルール タイプを使用できるようにする場合は、意味論分析のルール タイプをエクスポート ファイルとして保存できます。
[アプリケーション起動ツール]、
[管理]、
[設定]、[評価] の順にクリックして、[意味論分析] の [ルール タイプ] を選択します。
ルール タイプを選択して、 [エクスポート] をクリックします。
Web ブラウザーによっては、ファイルの保存先となるフォルダーに移動して、[保存] をクリックします。
ルール タイプが保存されました。
必要な場合は、意味論分析の拡張可能なルールの設定を変更できます。事前定義のルール タイプに含まれるルールのプロパティは変更できません。
[アプリケーション起動ツール]、
[管理]、
[設定]、[評価] の順にクリックして、[意味論分析] の [ルール タイプ] を選択します。
拡張可能なルール タイプをクリックし、ルールをクリックします。
[プロパティの編集] をクリックします。
必要に応じて設定を変更します。
[適用] をクリックします。
ルールが変更されました。