詳細バリアント管理では、以下の機能を使用できます。
バリアント管理から除外されるオブジェクトを保管する除外グループを定義できます。モデル バリアントが作成され、除外グループに保存されたオブジェクトは、オブジェクト バリアントではなくオカレンス コピーとして配置されます。
警告
モデルでオブジェクトを使用する前にオブジェクトの集合を作成する場合は、モデルで使用されていないオブジェクトがデータベースの整理中に削除されることに注意してください。
バリアント管理から除外されるオブジェクトを保管する除外グループを定義できます。モデル バリアントが作成され、除外グループに保存されたオブジェクトは、オブジェクト バリアントではなくオカレンス コピーとして配置されます。
必要条件
「ARIS Enterprise 管理」ライセンス権限があること。
「データベース管理者」利用権限を持っていること。
手順
[アプリケーション起動ツール]、
[管理] の順にクリックします。
[設定] をクリックします。
[データベース] をクリックします。
[アプリケーション起動ツール]、
[管理]、
[設定]、[データベース] の順にクリックします。
除外グループを定義するデータベースの名前をクリックしてから、 [プロパティ]、
[バリアント管理] の順にクリックします。
[除外グループの追加] をクリックします。バーが開き、データベース グループを展開できます。
新しいグループを除外グループとして作成する場合は、[グループの作成] をクリックしてから名前を入力し、[OK] をクリックします。
バリアントの作成から除外するグループを選択し、[除外グループの追加] をクリックします。選択したグループが一覧に表示されます。
他の除外するグループにも同じ手順を実行します。
グループを ARIS Architect でも除外グループとして扱う場合は、[ARIS Architect で除外グループを対象にする] チェック ボックスをオンにします。[詳細バリアント管理] チェック ボックスをオンにしていると、ARIS Architect から詳細バリアント管理が提供されないため、[ARIS Architect で除外グループを対象にする] がグレーになります。
バリアントの生成から除外される、オブジェクトを含むグループを定義しました。
モデル バリアントの作成時に、内容のオカレンス コピーの代わりにバリアントが作成されるように、グループの [除外] ステータスを削除できます。
必要条件
「ARIS Enterprise 管理」ライセンス権限があること。
「データベース管理者」利用権限を持っていること。
手順
[アプリケーション起動ツール]、
[管理] の順にクリックします。
[設定] をクリックします。
[データベース] をクリックします。
[アプリケーション起動ツール]、
[管理]、
[設定]、[データベース] の順にクリックします。
削除する除外グループを含むデータベースをクリックしてから、 [プロパティ]、
[バリアント管理] の順にクリックします。
内容のバリアントが再び作成されるように、削除する除外グループのチェック ボックスをオンにします。
[除外グループの削除] をクリックします。
アクションを確認するために、[削除] をクリックします。
選択した除外グループが削除されます。
「書込」と「バージョン」のアクセス権があり、変更されたマスター モデルのロールアウト プロセスをトリガーできます。バリアント所有者には電子メールで通知され、モデル バリアントで変更を適応させることがます。マスター所有者以外の誰かがロールアウトをトリガーした場合は、マスター所有者に電子メールで通知されます。
手順
[アプリケーション起動ツール] の
[モデルとオブジェクト] をクリックします。 レポジトリに [モデルとオブジェクト] ビューが開きます。
ロールアウト プロセスを開始するモデルを含むデータベース グループを選択します。
[モデル] タブをアクティブにします。
モデルのチェック ボックスをオンにします。
[バリアント] の
[変更のロールアウト] をクリックします。 [マスター ロールアウト プロセスのトリガー] ダイアログ ボックスが開きます。
マスター ロールアウト プロセスに含まれるモデル バリアントのチェック ボックスをオンにします。 前回のロールアウトが完了した、あるいはキャンセルされたモデル バリアントのみロールアウトをトリガーできます。
ロールアウトの説明を入力します。この説明は、マスター ロールアウトのトリガーによって生成される新しいバージョンの変更リストの説明としても使用されます。
[OK] をクリックします。 [ロールアウトのトリガー結果] ダイアログ ボックスが開きます。含まれるモデル バリアントのロールアウト状態が表示されます。
[OK] をクリックします。
ロールアウト プロセスが開始され、マスター モデルの新しいバージョンが作成されます。ロールアウトは、以前のロールアウトが保留されていないモデル バリアントに対して開始されます。ロールアウト プロセスに含まれるモデル バリアントのバリアント所有者に電子メールが届きます。電子メールには、モデル バリアントを開いてマスター モデルの変更を適用するように依頼が含まれています。
変更されたマスター モデルの「書込」アクセス権を持つユーザーは、[保留中] ロールアウト状態にあるすべてのモデル バリアントのロールアウト プロセスをキャンセルできます。[進行中] ロールアウト状態にあるモデル バリアントのロールアウトはキャンセルできません。
モデル バリアントの「書込」アクセス権を持つユーザーは、マスター モデルへの変更がモデル バリアントに適用済みの場合でも、そのモデル バリアントのロールアウト プロセスをキャンセルできます。
手順
[アプリケーション起動ツール] の
[モデルとオブジェクト] をクリックします。 レポジトリに [モデルとオブジェクト] ビューが開きます。
ロールアウト プロセスをキャンセルするマスター モデルを含むデータベース グループを選択します。
[モデル] タブをアクティブにします。
モデルのチェック ボックスをオンにします。
[バリアント]、
[マスターロールアウトのキャンセル] の順にクリックします。[アクティブなロールアウトのキャンセル] がダイアログ ボックスが開きます。
アクティブなロールアウトをキャンセルするモデルのチェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。
[ロールアウトのキャンセル結果] ダイアログ ボックスが開きます。含まれるマスター モデルの状態が表示されます。
[OK] をクリックします。
ロールアウト プロセスがキャンセルされ、ロールアウト プロセスに関係するユーザーには、電子メールでキャンセルが通知されます。
ワンポイント
個別モデルの [バリアント] タブ (リポジトリの [詳細] バー) を開いて、[変更のロールアウト]、[マスター ロールアウトのキャンセル] の順にクリックして、ロールアウト プロセスをキャンセルすることもできます。
ロールアウト状態とモデル バリアントの責任者を [モデルとオブジェクト] ビューで表示できます。
手順
[アプリケーション起動ツール] の
[モデルとオブジェクト] をクリックします。 レポジトリに [モデルとオブジェクト] ビューが開きます。
モデル バリアントを表示するマスター モデルを含むデータベース グループを選択します。
[モデル] タブをアクティブにします。
マスター モデルのチェック ボックスをオンにします。
[詳細] バーの [バリアント] タブを選択します。モデル バリアントの責任者とロールアウト状態が表示されます。
なし
モデル バリアントのロールアウトはトリガーされていません。
新規
モデル バリアントが新しく作成されましたが、バリアント所有者はまだ [ロールアウトの最終処理] を押していません。
保留中
モデル バリアントのロールアウトがトリガーされました。
進行中
バリアント所有者が現在のロールアウトの処理を開始しました。
完了
新しいモデル バリアントが作成された、あるいはモデル バリアントへのマスター モデル ロールアウトが完了しました。
キャンセル済み
モデル バリアントの最新のマスター モデル ロールアウトがキャンセルされました。
ロールアウト状態に応じて、これ以上進めるかどうかを選択できます。