フィルターの使用は、各テナントのモデル作成の統一と短時間での評価に役立ちます。 フィルターは、ユーザーに関連する情報とメソッドだけを提供します。
必要とするメソッド内容をすでに含むデータベースに基づくフィルターをすばやく作成できます。このようにして、たとえば以前の類似するプロジェクトに基づいて、プロジェクト固有のフィルターを作成できます。そのあと、プロジェクト固有の要件に合わせてフィルターを編集および変更することができます。
必要条件
「ARIS Enterprise 管理」ライセンス権限があること。
「設定管理者」利用権限を持っていること。
別のテナントでモデル、オブジェクト、シンボル、属性、接続線などの独自のメソッド アイテムを作成していた場合は、そのテナントに必ずユーザー定義のメソッド アイテムを含むメソッド フィルターをインポートします。
手順
[アプリケーション起動ツール]、
[管理] の順にクリックします。
[設定] をクリックします。
[表記規則] をクリックします。
[フィルター] をクリックします。
[フィルターの作成] の隣で、
[メニュー]、[データベースから生成] の順にクリックします。
必要な内容を含むデータベースを選択します。
データベースにログオンするためのメソッド フィルターを選択します。そのフィルターに必要なメソッド内容が含まれていることを確認します。フィルターについて不明な点がある場合は、[全メソッド] フィルターを使用します。その場合、すべてのアイテムが含まれますが、データベースで使用されているアイテムのみが新しいフィルターに追加されます。
[フィルターの生成] をクリックします。
すべての属性が、ログオンした言語で表示されます。
そのテナントで使用するすべての
を選択します。[名前] や [説明] などの属性値を入力します。システムによって設定される GUID は編集できません。
警告
各言語にすべての値を入力する必要があります。ある言語の名前と説明を入力しない場合、その言語を使用してログオンするユーザーは、フィルター名が [(名称未設定)] と表示されるため、そのフィルターを見つけることができません。
使用されるフィルターの種類を選択します。メソッド フィルターまたは評価フィルターを選択できます。
必要に応じてメタモデルを選択します。[UML 2.5] を有効にすると、すべての含まれる要素がフィルターで許可されます。ユーザーは、このフィルターを使用して UML 図を作成できます。
具体的な必要条件に合わせて、フィルターを変更します。
フィルターが作成されます。
ARIS を起動して、フィルターをユーザーまたはユーザー グループに割り当てます。