ユーザーが ARIS 管理のユーザー管理で削除されても、ARIS データベースにある [作成者] と [Last modifier] (最終変更者) のモデル属性およびオブジェクト属性と、変更リストの説明にあるユーザー名は、引き続き表示されます。これは、アーカイブされたモデルとオブジェクトにも当てはまります。 GDPR に従ってユーザー データを匿名化できます。
警告
必ず、削除されたユーザーのみを匿名化してください。既存ユーザーを匿名化すると、[作成者]、[Last modifier] (最終変更者)、変更リストの説明にあるユーザーなど、すべての属性にあるユーザー名が匿名化されます。
必要条件
ARIS サーバー管理がインストールされていること。
superuser の資格情報を知っているか、サーバー管理者 利用権限を持っていること。
データベースがほかのユーザーに対してロックされている必要があります。
手順
インストール プログラムで推奨されたプログラム グループにインストールした場合は、[スタート] から [プログラム] を選択し、[ARIS] の [管理] から [ARIS サーバー管理 10.0] を選択します。Linux オペレーティング システムでは、代わりに arisadm.sh シェル スクリプトを実行します。そのために、以下を入力します。su -c arisadm.sh aris10コマンド プロンプトが開き、ARIS サーバー管理がインタラクティブ モードで起動します。
サーバーとテナントの接続を確立します。
構文: server <サーバー名>:<ポート番号> <テナント> <ユーザー名> <パスワード>
例: server arissrv:1080 default system manager
次のコマンドを入力します。userwipeout <dbname>|all <ユーザー>,<ユーザー>
1 人または複数のユーザーのユーザー識別が、1 つまたはすべてのデータベースから 削除されます。[Last modifier] (最終変更者) 属性、[作成者] 属性、変更リストの説明にあるユーザー名に [不明] が設定されます。