ARIS のインターフェイスを使用すると、ARIS と SAP® ソリューション マネージャを接続するために必要なすべての機能が使用できます。
必要な機能のスコープによっては、sapjco3.jar ファイルをクライアントのコンピューター上または ARIS サーバー、あるいはその両方に配置する必要があります。このコネクタは、SAP® アクセス パラメーターを使用して SAP® システムへの接続を作成するために使用されます。ライセンス上の理由から、これらのファイルは自動的にインストールされていない場合があります。sapjco3.jar は、次の機能の実行に必要です。
同期 (ARIS サーバー)
実行可能ファイルの実行 (クライアント)
設計を表示 (クライアント)
設定を表示 (クライアント)
文書 (クライアント)
これらのクライアント機能を実行するには、ローカルの SAP® GUI for Windows をインストールする必要があります。詳細は、ARIS ダウンロード センターまたは Empower からダウンロードできる『ARIS for SAP』および『SAP Requirements』を参照してください。
次のグラフィックは、上の機能を実行する際の各システムとコンポーネントのインタラクションを示します。
同期の機能を使用するには、サーバーで SAP® Java Connector を使用できるようにしてください。さらに、SAP® ソリューション マネージャが必要です。 詳細は、ARIS ダウンロード センターまたは Empower からダウンロードできる『ARIS for SAP® Solutions』マニュアルおよび『ARIS Requirements for SAP® Solutions』マニュアルを参照してください。
Software AG RFC インターフェイスは、SAP® ソリューション マネージャの内部 SAP API をカプセル化します。インターフェイスによるコールはすべて、SAP 専用ファンクションと SAP により使用されるファンクションを使用します。これにより、SAP における変更がインターフェイスに対して最大限に透過性を持つようになります。
SAP® ソリューション マネージャ 7.2 を使用している場合、移送依頼は不要です。
ARIS と SAP® ソリューション マネージャー 7.1 間の SAP® 同期を確実に使用できるようにするため、管理者は現在の移送依頼を SAP システムにインポートする必要があります。
移送依頼は ARIS インストール パッケージ (.../Add-onsExtension_pack_SAP/ABAP/Solution Manager/) にあります。汎用モジュールは、/IDS/ARIS_SOLAR_001 ファンクション グループの /IDS/ARIS_SOLAR パッケージの中に作成されます。
次のグラフィックは、カスタマイズ トランザクション/ビューの実行 (クライアント) 機能を実行する際の各システムとコンポーネントのインタラクションを示します。
カスタマイジングへの RFC インターフェイスは合理化されており、ARIS でパラメーターとして指定したビューを使用してビュー編集実行可能ファイルを呼び出すために使用できる機能モジュールが 1 つあります。