ランナブルのヘルスを監視する

health コマンドは、各ランナブルのさまざまなヘルス値を判定します。

使用できるヘルス値の正確な一覧は、特定のランナブルによって異なります。ただし、すべてのランナブルに使用できるいくつかの基本指標があります。具体的には CPU の負荷とそのメモリ使用量です。すべての Java ベースのランナブルには、追加情報があります。

必要条件

ヘルスの監視パラメーターが設定されていること

手順

  1. ARIS Cloud Controller (ACC) を起動します

  2. ランナブルが起動したことを確認します。

  3. 入力例: show instance zoo_m health

出力例はこのようになります。

Show instance zoo health

第 1 列に、測定された値の名前とその物理単位 (例: メガバイト、% など) が表示されます。

第 2 列には、ヘルス値の現在値が表示されます。これはコマンドが実行された時点では測定されませんので注意してください。エージェント プラグインは周期的に測定します。この列には、最後の測定結果が表示されます。

第 3 列には、最小値と最大値など、起こりえる値の範囲が表示されます。最小値または最大値が決定できない場合、あるいは値の目盛りに順序がない場合は、代わりに「--」が表示されます。

第 4 列と第 5 列には、最小値と最大値がそれぞれ表示されます。これらの値は、測定されたヘルス値の目盛りに順序がある場合のみ、ランナブルか ARIS エージェントが最後に起動してから観測されます。目盛りに順序がない値が測定された場合、「-」が表示されます。

測定されたヘルス値の目盛りに順序があり、しきい値が設定されている場合、第 6 列に、測定された値の高低いずれかの警告しきい値が表示されます。

測定されたヘルス値の目盛りに順序があり、高いしきい値または低いしきい値、あるいはその両方が設定されている場合、第 7 列に測定された値の状態が表示されます。状態は OK、LOW (低い)、HIGH (高い) のいずれかです。HIGH (高い) または LOW (低い) 状態の場合、列に値がその状態にあった時間も表示されます。