デフォルトでは、ARIS 文書格納にアクセス権は定義されていません。すべてのユーザーは、ルート フォルダーを含むすべてのフォルダーと文書にアクセスできます。ARIS 文書格納の各フォルダーへのアクセスを制限して、すべての ARIS 文書格納ユーザーがすべてのフォルダーとその内容にアクセスすることがないようにできます。アクセス権の種類は以下のとおりです。
すべてのアクセス権
このアクセス権を持つユーザーまたはユーザー グループは、フォルダーへの完全なアクセス権を持ち、フォルダーの表示、編集、削除と、サブフォルダーの作成を行うことができますが、ユーザーまたはユーザー グループにアクセス権を割り当てることはできません。新しい文書と新しい文書バージョンのアップロードと、文書の削除ができます。
フォルダー管理アクセス権限
この権限を持つユーザーまたはユーザー グループはフォルダーのローカル管理者であり、フォルダーの表示、編集、削除と、サブフォルダーの作成、ユーザーおよびグループへのアクセス権の割り当てを行うことができます。しかし、「フォルダー管理」アクセス権限をほかのユーザーまたはユーザー グループに割り当てることはできません。新しい文書と新しい文書バージョンのアップロードと、文書の削除ができます。
フォルダーの「フォルダー管理」アクセス権限を破棄すると、そのユーザーは、暗黙のうちに動作が継承されていたすべての下位フォルダーの「フォルダー管理」アクセス権限も失います。そのため、ほかに制限が適用されていない場合は、すべてのユーザーが再びこれらのフォルダーにアクセスできるようになります。
アクセス権のリセット
この権限を持つユーザーまたはユーザー グループは、フォルダーに権限が割り当てられていた場合に、その権限を破棄できます。
「読取」権限
この権限を持つユーザーまたはユーザー グループは、フォルダーを表示できますが、新しい文書と新しい文書バージョンのアップロード、フォルダー内の文書の削除、新しい下位フォルダーの作成を行うことはできません。
「読取 + 書込」権限
この権限を持つユーザーまたはユーザー グループは、フォルダーのプロパティの表示と編集、下位フォルダーの作成を行うことができます。新しい文書と新しい文書バージョンのアップロードと、文書の削除ができます。