オブジェクト シンボルの派生

オブジェクト シンボルは、オブジェクト タイプをグラフィックで表現しています。これらはモデルと一覧で表示されます。ARIS メソッドのデフォルト シンボルは、独自のユーザー定義のシンボルに置き換えることができます。 ARIS Symbol Editorを使用して、ユーザー定義のシンボルを AMF 形式で作成できます。

自分でデザインした AMF 形式のシンボル グラフィックを使用する場合は、まず、関連するオブジェクト シンボルを派生させる必要があります。デフォルト オブジェクト シンボルのシンボル グラフィックは変更できません。

必要条件

手順

  1. アプリケーション起動ツール [アプリケーション起動ツール]、管理 [管理] の順にクリックします。

  2. 設定 [設定] をクリックします。

  3. [表記規則] をクリックします。

  4. [オブジェクト シンボル] をクリックします。

  5. 選択したアイテム 新しいオブジェクト シンボルを派生させるオブジェクト シンボルの名前を選択します。ユーザー定義のシンボルは元のシンボルのメソッド設定を継承します。つまり、ユーザー定義のシンボルは、元のシンボルが許可されているすべてのモデルで自動的に使用できます。このため、派生オブジェクト シンボルの基盤として最適なオブジェクト シンボルを使用していることを確認します。接続線もまた、元のシンボルから継承されます。

    最適なオブジェクト シンボルを見つけるために フィルター フィルターを使用します。 [オブジェクト タイプ] 列には、同じ名前の複数のエントリが含まれます。また、特定のオブジェクトを検索するには、[タイプ番号] と [API 名/GUID] の列を使用します。

  6. シンボルの派生 [シンボルの派生] をクリックします。

    すべての属性が、ログオンした言語で表示されます。

  7. そのテナントで使用するすべての設定言語を選択します。

    設定言語を使用して、このテナントの [設定] セクションで管理されるすべてのアイテム (メソッド アイテムフィルターテンプレートフォント内容タイプ セット評価スクリプトなど) の名前と説明を指定します。

    設定管理者は、テナントで使用できる設定言語のセットを作成します。

  8. [名前] や [説明] などの属性値を入力します。[元の名前]、[API 名]、[GUID] など、システムによって設定される特定の属性は編集できません。

    警告

    各言語にすべての値を入力する必要があります。ある言語の名前と説明を入力しない場合、その言語を使用してログオンするユーザーは、フィルター名が [(名称未設定)] と表示されるため、そのフィルターを見つけることができません。

  9. 使用されているシンボルのグラフィックを変更します

    1. [シンボル] クリックして、[参照] をクリックします。

    2. [AMF] グラフィック ファイルを選択して、[開く] をクリックします。

    3. [適用] をクリックします。 選択したシンボルが [シンボル] 列に表示されます。

  10. 派生シンボルを追加モデルで使用できるように、モデル タイプのセットを変更します

    1. [モデル タイプで使用] をクリックして、オブジェクト シンボルを提供するモデル タイプを選択します。[割り当てられているタイプのみを表示] ビューに、すべてのロック済みモデル タイプが表示されます。 ロックされたアイテム # ロックされているアイテムは、必須アイテムです。つまり、削除も変更もできないアイテムです。

    2. [すべて表示] ビューを選択します。

    3. 必要なモデルを割り当てるには、選択したアイテム [割り当て済み] 列のコントロールを有効にします。

      モデル タイプを素早く見つけたり、列を並べ替えたりするために、フィルター フィルターを使用します。設定したモデル タイプを探す場合は、「ユーザー定義」キーワードを使用するフィルターで一覧を絞り込みます。 ヘッダーをクリックすると、列のエントリが並び替えられます。

    4. 割り当て # s_icon_conn_assign.png [割り当て] をクリックします。 [割り当てられているタイプのみを表示] ビューに、すべての選択したモデルの一覧が、割り当てられたアイテム 割り当て済みとして表示されます。

    5. 割り当てをクリックします。選択した属性をモデル タイプから削除するには、割り当ての削除 # s_icon_conn_remove_assignment.png [削除] をクリックします。

    6. その割り当てで問題がなければ、[適用] をクリックします。

  11. [適用] をクリックします。

  12. 派生オブジェクト シンボルを、ユーザーがログオンで使用するメソッド フィルターに追加します。派生シンボルは元のシンボルのメソッド設定を継承します。つまり、派生シンボルは、元のシンボルが許可されているすべてのモデルで自動的に使用できます。接続線もまた、元のシンボルから継承されます。

派生させたオブジェクト シンボルは、その新しいオブジェクト シンボルを含むメソッド フィルターでログオンした、このテナントのすべてのユーザーが使用できます。