根本原因分析を開始するには、[Root Cause Miner] ウィジェットを使用します。
通常、根本原因は、ダッシュボードで観察された現象に影響を与える次元値です。根本原因は 2 つのカテゴリに分けられます。観察された現象に対して助長効果を持つ根本原因と抑制効果を持つ根本原因です。
現在のところ、[Root Cause Miner] ウィジェットは現象としてのプロセス フィルターのみをサポートします。Process-by-detail filter (詳細別プロセス フィルター)、あるいはファンクションまたは関係レベルのフィルターに基づく現象は、[Root Cause Miner] ウィジェットで選択できません。それらは現象一覧の最後に表示されます。これらのフィルターは選択できませんが、データが計算され、PPM から抽出される際に反映されます。Process-by-detail filter (詳細別プロセス フィルター) の場合、ほかのフィルターと同様に、複数の値が OR 演算子ではなく AND 演算子でリンクされます。
必要条件
手順
[Root Cause Miner] ウィジェットは基本設定のみが使用できます。 [データの割り当て] オプションと
[フィルター] オプションは使用できません。
[翻訳] オプションを有効にするには、ダッシュボードに言語をさらに追加する必要があります。言語の追加方法については、MashZone NextGen オンライン ヘルプを参照してください。
開いたダイアログ ボックスに、ダッシュボード ウィジェットかフィルター パネルのいずれかにある、ダッシュボードに設定されたすべてのプロセス マイニング コンテキスト関連のフィルターが表示されます。
分析に 1 つ以上のフィルターを指定している必要があります。そうでない場合、フィルター一覧は空になります。
[オプションの表示] をクリックし、[次の数より少ない結果は無視] 入力ボックスにしきい値を入力します。設定したしきい値より少ない根本原因は、分析で無視されます。
[開始] オプションは、フィルターが選択され、しきい値が正しい形式で入力された場合のみ使用できます。
根本原因分析を開始すると、ウィジェットは分析要求を PPM に送信します。[中断] をクリックして、実行要求をキャンセルできます。
要求の完了後、[結果] オプションが有効になります。
[Root Cause Miner] ウィジェットに、設定が内部ブックマークとして保存されます。この設定は、今後の分析の出発点になります。結果を表示し、さらに分析を実行できます。
例