インフラストラクチャ プロパティ

Process Governance インフラストラクチャを設定できます。

複数テナント プロパティとして強調表示されているプロパティを変更できるのは、ARIS Cloud Controller コマンドライン ツールのみです。これらの設定を変更するには、以下のコマンドを入力します。

reconfigure apg_<インストールのサイズ。s、m または l> JAVA-D<プロパティ名>="<値>"

reconfigure apg_m JAVA-Dcom.idsscheer.age.activity.ws.call.timeout="https://myserver.com"

ここでは、キーとその値の概要を参照できます。

キー

説明

com.idsscheer.age.config.encrypted

暗号化されたプロパティ

カンマ区切りの一覧で暗号化された値を使用して設定プロパティを指定します。

有効な入力

文字列

com.idsscheer.age.activity.ws.call.timeout

Web サービス読み取りのタイムアウト

Web サービス読み取りのタイムアウトです (ミリ秒単位)。

有効な入力

数値 > 0

43200000

com.idsscheer.age.xe.maxExecDuration

最大実行時間

タイムアウトをサポートするアクティビティの最大実行時間 (単位: ミリ秒)。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。

有効な入力

数値 > 0

43200000

com.idsscheer.age.query.maxResults

最大クエリ結果サイズ

1 つのクエリにより返されるアイテムの最大数を指定します。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。

有効な入力

数値 > 0

com.idsscheer.age.log.dblogger.severity

ログ レベル

ログ ファイルに記録されるエラーの重大性を指定します。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。

有効な入力

数値 > 0

com.idsscheer.age.autodeploy.archive

アーカイブ フォルダー

自動的に生成されたプロセスのアーカイブに使用されるフォルダーの場所です。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。

com.idsscheer.age.autodeploy.model

入力フォルダー

自動的に生成されたプロセスの保存に使用されるフォルダーの場所です。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。

com.idsscheer.age.log.monitoring.output.path

ログ ファイルの出力パス

システム モニタリング ログ ファイルの出力パス。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。

有効な入力

サーバー上のパス

com.aris.age.email.fail.instance.on.error

通知が実行されなかった場合プロセス インスタンスを停止する

通知が正常に送信できなかった場合はプロセス インスタンスが実行されないように指定します。 デフォルト値は true です。

有効な入力

true、false

true

com.aris.age.email.simulate.only

通知のシミュレーション

通知が受信者に送信されないように指定します。 デフォルト値は false です。

有効な入力

true、false

False

com.idsscheer.age.version

ビルド番号

Process Governance のビルド番号です。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。

com.idsscheer.age.node.assignment.strategy

ノードの割り当て戦略

現在アクティブなノードの割り当て戦略を示します。デフォルト値は TENANT_BASED です。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。

有効な入力

TENANT_BASED、PROCESS_INSTANCE_BASED

TENANT_BASED

com.idsscheer.retry.failed.instances.on.restart

失敗したプロセス インスタンスを再開始する

実行可能プロセス インスタンスの失敗したアクティビティが、システムが再び使用できるようになると同じデータを使用して再開するように指定します。 デフォルト値は false です。

有効な入力

true、false

False

com.idsscheer.age.automatic.node.rebalance

PROCESS_INSTANCE_BASED ノードの割り当て戦略を使用してプロセス インスタンスを再分配する

新しい Process Governance ノードが ARIS 環境に追加されるたびにすべてのアクティブな Process Governance ノードにわたって自動的にプロセス インスタンスが再分配されるように指定します。 デフォルト値は true です。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。

有効な入力

true、false

True

com.idsscheer.age.batch.processing.size

バッチ処理サイズ

エンジンによって処理されるプロセス インスタンスの数を指定します。現在の処理しているインスタンスの数が設定値を超えると、インスタンスのステータスは [キューに登録済み] になります。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。 デフォルト値: 1000

有効な入力

整数 > 0

com.idsscheer.age.priority.queue.size

優先度キュー サイズ

優先度キューのサイズを指定します。優先度キューには、高い優先度で実行されるインスタンスが含まれます。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。 デフォルト値: 100

有効な入力

整数 > 0

com.aris.age.email.group.by.locale.enabled

電子メールを言語ごとにグループ化

指定されたメッセージを目的の言語 (ロケール) でユーザーまたはユーザー グループに送信します。目的の言語は、ユーザーまたはユーザー グループを作成するときに指定します。 デフォルト値は false です。

必要条件

  • 電子メール テキストを含むすべての定数に対して、テキストはすべての言語で使用できる必要があります。
  • 定数はデータ型 [ローカライズされた文字列] にする必要があります。これを使用するには、データ フローの調整が必要です。 ARIS Architect オンライン ヘルプの「データ フローのモデル化」を参照してください (「特殊なトピックと機能」、「プロセス ガバナンス」、「モデル」、「データ フローのモデル化」の順に選択)。.
  • 自動化されたプロセスを再生成して開始します。ARIS Architect オンライン ヘルプの「実行可能プロセスの生成」を参照してください (「特殊なトピックと機能」、「プロセス ガバナンス」、「実行」、「実行可能プロセスの生成」の順に選択)。

有効な入力

true、false

False

com.aris.age.auditlog.enabled

監査ログの生成

監査ログの生成を有効にします。監査ログを無効にすると、ARIS 管理での [ガバナンス] カテゴリのグラフに表示される内容に影響が及びます。 デフォルト値は true です。

有効な入力

true、false

True

com.aris.age.backup.snapshotBasedBackupMode.enabled

スナップショット ベースのバックアップ モードを使用

Process Governance データを含むテナントのバックアップの完了に時間がかかりすぎる場合は、Process Governance のダウンタイムが長くなる可能性があります。バックアップの処理中の Process Governance ダウンタイムを短縮するには、[スナップショット ベースのバックアップ モードを使用] オプションを有効にします。

このオプションは、PostgreSQL、Oracle®、Microsoft® SQL Server データベースのスナップショットベースのバックアップ モードを有効/無効にします。このオプションを使用するには、データベース設定の最適化が必要になることがあります。詳細については、該当するデータベースのマニュアルを参照してください。

このオプションを有効にすると、Multiversion Concurrency Control (MVCC) が使用されます。これは、データベースの整合性をブロックまたは損なわずに、できるだけ効率的にデータベースへの同時アクセスを実行するために使用されるデータベース技術の手法です。 デフォルト値は false です。

有効な入力

true、false

False