多数のインスタンスがプロセス管理と Process Governance の実行時間と開始時間に悪影響を及ぼす可能性を回避するために、完了したプロセス インスタンスを定期的に保管します。 インスタンスをアーカイブすると、次のようなメリットがあります。
保管できるのは、ステータスが [完了] のインスタンスのみです。
保管中に、該当するインスタンスのデータは Process Governance データベースから ARIS 文書格納の保管エントリに移動します。各テナントにそれぞれ保管があります。シミュレーション、繰り返し、代理の情報は保管されません。毎夜特定の時間などにプロセス インスタンスを自動的に保管するには、ARIS Script でレポートを書き、スケジュールを設定します。これは ARIS Architect で行われます。
警告
データの不一致とデータ損失の可能性を回避するために、手動であれ、スケジュールされた場合であれ、以下のアクティビティを同時に実行してはいけません。
- Process Governance プロセス インスタンス、プロセス バージョンまたはプロセスの削除
- Process Governanceプロセス インスタンスの保管
- テナントのバックアップ/復元 (Process Governance または ARIS 文書格納のデータを含む)
必要条件
手順
インスタンスが [インスタンス] 一覧から削除され、[保管されたインスタンス] 一覧に表示されます。
操作を再開するには、[アーカイブの履歴] を開き、それまでに中止した保管実行の行で [再開] をクリックします。これは、バックアップ中などに操作が自動的に中止された場合に役立ちます。
操作は完了しました。
また、プロセス バージョンのすべての完了したインスタンスを保管することもできます。そのためには、[プロセス] の下にある目的のプロセス バージョンをクリックしてから、 [すべての完了したインスタンスのアーカイブ] をクリックします。
アーカイブ機能は、合計実行時間とバックアップのサイズに影響を与える場合があります。