eventsubscriber ランナブルは、Matomo が稼働するマシンに配置される追加コンポーネントです。基本的に、インストールに 2 つのランナブル (eventsubscriber ランナブル自体と、コンポーネント間の通信に必要な cdf (クラウド デカップリング フレームワーク) ランナブル) を追加する必要があります。CDF は、サービスへの同期アクセスを分離するのに使用できるキューです。
この手順では、ARIS インストールに cdf ランナブルを追加し、Matomo サーバーに eventsubscriber ランナブルを追加することを想定しています。
必要条件
ARIS エージェントに接続された ACC を常に実行するにはつねに、シングル ノード インストールの場合は単一エージェントに接続する通常のコマンド ライン スイッチ (-h、-u、-pwd) を使用し、分散インストールの場合は -n スイッチを使用して ACC に渡されるノード ファイルを使用するか、add node コマンドを手動で実行します。
手順
set local.repository.only=false
ARIS エージェントは提供されたリモート リポジトリを使用するようになります。
例:
configure cdf_m cdf_m
ほとんどのランナブルと違い、サイズの選択 (m または l) は CDF ランナブルには関係ありません。
CDF ランナブルを追加すると、このインストールは更新セットアップで更新できなくなります。セットアップでは、このインストールが改ざんされたと認識されるためです。インストールで手動で更新する (『ARIS Update Cookbook』を参照)することも、ACC の deconfigure コマンドでランナブルを削除してから (ACC ヘルプを参照)、更新セットアップを実行して、新しいバージョンの CDF ランナブルを再び追加および設定することもできます。
reconfigure abs_m JAVA-Dcom.softwareag.copernicus.tracking.enabled=true
reconfigure copernicus_m JAVA-Dcom.softwareag.copernicus.tracking.enabled=true
これは、このマシンで ACC を使用できるようにします。
configure eventsubscriber_m eventsubscriber_m
reconfigure eventsubscriber_m zookeeper.connect.string="arisapp33srv.eur.com:14281,arisapp45srv.eur.com:14281,<host>:<port>, ..."
eventsubscriber ランナブルは http://localhost:80/ を使用して Matomo にアクセスします。このデフォルトでは不十分な場合は、次の例のように、piwik.server.host、piwik.server.port、piwik.server.path を適切に再設定します。
reconfigure eventsubscriber_m piwik.server.host="arisapp44srv.eur.com" piwik.server.port=8080 piwik.server.path="piwik"
reconfigure eventsubscriber_m piwik.site.id=1
reconfigure eventsubscriber_m piwik.visit.tenant.dimension.id=1 piwik.visit.action.resource.path.dimension.id=2 piwik.visit.action.resource.type.dimension.id=3
reconfigure eventsubscriber_m piwik.authentication.token?="f722a764407aef36bf212c6665e53500"
ランナブルが使用できます。実行中であることを確認します。