動的 URL 選択の使用

URL パラメーターを指定して、ウィジェット (グリッド行、コンボボックス エントリ、円グラフの一部など) の特定の要素を動的に指定できます。URL を使用して表示モードでダッシュボードを開くと、要素が自動的に事前選択されています。選択された要素は適切であれば、フィルターまたはアクションのトリガーとして使用されます。

ウィジェットのプロパティ メニューで動的 URL 選択に必要な URL パラメーターを選択し、クリップボードにコピーできます。データの事前選択をサポートする各ウィジェット (グリッド、入力フィールド、一部のグラフなど) に対応するデータ列の事前選択を設定できます。

手順

  1. ダッシュボード エディターでダッシュボードを作成するか、ダッシュボードを開きます
  2. データの事前選択をサポートするウィジェットをクリックします。目的のプロパティ ダイアログ ボックスが表示されます。

    事前選択を設定する前に、関連するデータ列をウィジェットに割り当てる必要があります。「データ ソースをウィジェットに割り当てる」を参照してください。

  3. [URL 選択] タブをクリックします。
  4. [URL-ID] 入力フィールドにウィジェット ID を入力できます。プリセット ID を変更する場合は、ダッシュボード内で一意の ID を選択し、新しい [URL-ID] を維持するダッシュボードを保存する必要があります。
  5. [URL の例] フィールドには、すべての割り当てられたデータ列と対応するダミー値を含むウィジェットの URL 選択が含まれます。
  6. [URL の例] フィールドで、自分の要件に合わせて URL 選択を編集できます。

    想定形式:

    数: 3 桁区切り記号は使用せず、小数点の記号は「.」 (ドット)

    日付/時刻: yyyy-MM-ddThh:mm:ss

    テキスト: 制限なし (URL エンコード適用)

  7. URL 選択をクリップボードにコピーします。ブラウザーがサポートすれば、[クリップボードにコピー] ボタンが使用できます。

    URL パラメーターがオペレーティング システムのクリップボードにコピーされます (URL エンコード)。

  8. ダッシュボードを開くのに使用する URL にパラメーターを追加し、Web ブラウザーに URL を入力します。
  9. 特定のダッシュボード タブを開くには、ダッシュボード URL に対応するタブ パラメーターを追加します。
    1. 目的のタブのタブ タイトルの横にある property [Show menu] (メニューの表示) をクリックします。
    2. [URL selection] (URL 選択) タブをクリックします。
    3. [URL-ID] 入力フィールドにタブ ID を入力できます。プリセット ID を変更する場合は、ダッシュボード内で一意の ID を選択する必要があります。
    4. 設定を保存します。
    5. URL 選択をクリップボードにコピーします。ブラウザーがサポートすれば、[クリップボードにコピー] ボタンが使用できます。
    6. クリップボードにコピーされた URL 選択をダッシュボード URL に追加します。

ダッシュボードは、特定の選択内容とともに表示モードで表示されます。

ダッシュボードの事前選択パラメーター

&cn16.Time=2015-12-23&cn16.Location=New%20York

タブの事前選択パラメーター

&tab=tab1

パラメーターが追加された URL

http://<local host>:8080/mashzone/hub/dashboard/dashboard.jsp?editmode=false&guid=0bd1cbcc-49d2-4cb1-a5fe-72cfdc624cda&cn16.Time=2015-12-23&cn16.Location=New%20York&tab=tab1

これらの URL パラメーターは、ダッシュボードを開くと適用されます。変更した事前選択を適用するには、ダッシュボード ページを再ロードする必要があります。ただし、ページ全体を再ロードせずに開いたダッシュボードで選択を適用することもできます。この場合、選択文字列を &... ではなく #... で開始します。

...#cn16.Time=2015-12-23&cn16.Location=New%20York