ARIS Risk & Compliance Manager の同期

GRC に関連するマスター データ オブジェクト (ARIS Connect からのリスクや調査タスクなど) を ARIS データベースから ARIS Risk & Compliance Manager へ転送できます。

オブジェクトおよびモデルは、[ARCM の同期] 属性 (AT_AAM_EXPORT_RELEVANT) が「true」に設定されている場合のみ同期に含まれます。[ARCM の同期] 属性の詳細については、『ARCM - モデル作成の原則』ガイドを参照してください。

データと ARIS Risk & Compliance Manager の環境の同期に内容が使用される ARIS データベースは、ARIS Risk & Compliance Manager の環境で指定されます。ARIS データベースのデータは複数の ARIS Risk & Compliance Manager 環境と同期可能ですが、ARIS Risk & Compliance Manager 環境がデータを受け取ることができる ARIS データベースは 1 つのみです。詳細については、ARIS Risk & Compliance Manager のオンライン ヘルプを参照してください。

同期は元に戻すことはできません。

必要条件

手順

  1. ARIS Connect で、同期を開始するアイテムの [概要] ファクト シートを開きます。
  2. レポート [レポート] をクリックします。[レポート] バーが開きます。
  3. ドロップダウン リストをクリックして、使用可能なレポートの一覧を表示します。
  4. [GRC データの転送] をクリックします。
  5. [開始] をクリックします。
  6. データを転送する ARIS Risk & Compliance Manager 環境を選択します。環境が表示されない場合や、表示された環境とは異なる環境を使用する場合は、ARIS Risk & Compliance Manager の環境でデータベースを指定する必要があります (ARIS Risk & Compliance Manager 管理 [管理]、[環境]、[<環境名>]、[ARIS データベース] の順に選択)。データベースに複数の環境が指定されている場合は、目的の環境を選択します。
  7. 転送によって発生する変更が適切であり、エラーなしで実行されるかどうかを検証するには、データを同期する前に、まず、同期のシミュレーションを行います。そのためには、[同期をシミュレーションする] を有効にしてから [OK] をクリックします。シミュレーションを実行しない場合は、この手順をスキップします。

    シミュレーションが実行されます。[結果のダウンロード] をクリックし、ログ ファイルを開きます。エラーが発生した場合は、解決してください。手順 2 ~ 9 を繰り返します。

  8. 同期を開始するには、[OK] をクリックします。

これで、関連するマスター データ オブジェクトが ARIS Risk & Compliance Manager に転送されます。同期の結果を確認するために、ログ ファイルを開きます。