指定された次元列に同一値が複数回発生した場合は、行を結合します。残りの列の数値は、平均、合計、最小、最大、または数を使用して結合されます。
テーブルの 1 つまたは複数の数値列は、ゼロ、1 または複数の次元列を使用して集約されます。すべての次元列で同一値があるすべての行では、集約される列の値が集約ルールに基づいて 1 行に結合されます。その結果には、次元列のそれぞれの結合に対応する 1 行が含まれます。集約について指定された列がない場合にも、これは適用されます。次元列が指定されていない場合は、1 行のみ作成され、集約される列のすべての値が、各列に対応する単一値に結合されます。元のテーブルで発生しない結合に対応する行は作成されません。
パラメーター
次のパラメーターがあります。
アクション |
結果 |
---|---|
次元列 |
次元列の名前。 ソース: ソース テーブル データ型: 日付、数値またはテキスト デフォルト値: {None} 仕様: オプション |
集約列 |
集約される列の名前。 ソース: 集約列がソース テーブルから転送されます。 データ型: 数値 デフォルト値: {None} 仕様: オプション |
集約タイプ |
集約される列の集約タイプです。平均値、合計、最小、最大、数、最初の行、最後の行があります。 デフォルト値: 集約列が選択されている場合は、平均値。 仕様: 集約列が選択されている場合は、必須。 |
加重 |
集約タイプが平均値か合計の場合は、行の分担率に対応する数値列を、集約される各列に対して指定できます。 仕様: オプション |
集約タイプ
次の集約演算子を集約される列に適用できます。
データ型 |
比較演算子 |
最小 |
次元列の値の特定の組み合わせを持つすべての行を検索し、集約される列の行で発生する最低値を返します。 |
最大 |
次元列の値の特定の組み合わせを持つすべての行を検索し、集約される列の行で発生する最高値を返します。 |
平均値 |
次元列の値の特定の組み合わせを持つすべての行を検索し、集約される列の値の平均を返します。分担率のために、各行の分担率を含む追加列を各ソース列に対して指定できます。分担率の情報は、ソース列のペアとして結合されます。 |
合計 |
次元列の値の特定の組み合わせを持つすべての行を検索し、集約される列の値の合計を返します。分担率に関しては、各行の分担率を含む追加列を各ソース列に対して指定できます。分担率の情報は、ソース列のペアとして結合されます。 |
数 |
次元列の値の特定の組み合わせを持つすべての行を検索し、集約される列の値の数を返します。 |
最初の行 |
次元列の値の特定の組み合わせを持つすべての行を検索し、(インデックス列に従って) 最も低い行インデックスのある行の値を返します。 |
最後の行 |
次元列の値の特定の組み合わせを持つすべての行を検索し、(インデックス行に従って) 最も高い行インデックスのある行の値を返します。 |
1 つ以上の次元列か集約列、あるいはその両方が設定されている必要があります。
集約列も次元列も指定されていない場合は、入力テーブルはそのままで変わりません。
例
以下のテーブルは、[次元 1] 列と [次元 2] 列に基づいて集約されます。[値 1] 列については合計が、[値 2] 列については平均が計算されます。[重み (値 2)] 列は、同じ行にある [値 2] 列を一度に重み付けするために使用されます。
次元 1 |
次元 2 |
値 1 |
値 2 |
重み (値 2) |
A |
X |
1 |
2 |
3 |
B |
Y |
2 |
4 |
4 |
C |
Z |
5 |
6 |
3 |
A |
X |
7 |
8 |
4 |
B |
Y |
9 |
10 |
3 |
C |
Z |
11 |
12 |
4 |
結果
次元 1 |
次元 2 |
合計 (値 1) |
平均 (値 2) |
A |
X |
8 (1+7) |
5.43 (2×3+8×4)÷(3+4) |
B |
Y |
12 (3+9) |
6.57 (4×4+10×3)÷(4+3) |
C |
Z |
16 (5+11) |
9.43 (6×3+12×4)÷(3+4) |