ARIS では、オブジェクト指向モデリングのためのもう 1 つのオプション、OMT (Object Modeling Technique) 表記法が提供されています (Rumbaugh, J.; Blaha, M.; Premerlani, W.; Eddy, F.; Lorensen, W. 共著: 『オブジェクト指向方法論 OMT モデル化と設計』トッパン、1993 年)。1993). また、ARIS では、OMT、Booch および OOSE メソッドを統合し、発展させた UML (統一モデリング言語) も提供されています (「ARIS の統一モデリング言語 (UML)」の章を参照)。旧バージョンの ARIS との互換性を維持するため、OMT 法は現在もサポートされています。ただし、OMT ではなく、統一モデリング言語を使用することをお勧めします。
以下で、OMT 法のコンポーネントについて説明します。さらに、<_ARIS_Toolset> で使用できるモデリング手法についても説明します。ここでの説明は、元の文献の詳細なモデリング手法の解説に取って代わるものではありません。ARIS 内でモデリング手法をどのように扱うかの説明に主眼を置いています。