確認プロセスについて

確認によって、企業は、ユーザーに公開済みの ARIS の内容または関連する変更 (ガイドラインやプロセスの変更など) について通知済みであり、従業員がそれらの順守を確認したことを証明できます。確認は、監査や企業統治システム、品質管理システムなどに使用できます。確認プロセス スケジューラーによって、確認プロセスと指定された開始日の確認が自動的に生成されます。プロセスは、1 度のみ生成、あるいは四半期や年に 1 度など繰り返し生成されるよう定義できます。

「確認管理者」利用権限を持つユーザーは、確認プロセス スケジューラーを作成、編集、アクティブ化、終了、再オープンできます。

オブジェクトとモデルのファクトシートで確認プロセス スケジューラーを定義できます (ARIS Connect アイテム)。 確認プロセス スケジューラーがアクティブになり、開始日に達すると、確認プロセスと確認が自動的に生成されます。 大企業の場合、数千もの確認を生成する必要があるため、生成は ARIS Risk & Compliance Manager のシステム設定で指定された技術サーバー タスクによって実行されます (arcm.config.schedule.job.generator.confirmationprocess)。このサーバー タスクは、通常、夜間に実行されます。サーバー タスク スケジューラーの設定方法の詳細については、ARIS Risk & Compliance Manager のオンライン ヘルプを参照してください。

担当者には、電子メールで自動的に通知されます。 確認プロセスに割り当てられたユーザーである受取人は、その後、公開された情報を確認します。ARIS Connect 内のすべてのユーザーとユーザー グループを受取人として割り当てることができます。すべての受取人が確認を承認すると、確認管理者に確認プロセスが完了したことがただちに通知されます。期日までに確認を承認しなかった受取人がいる場合、すべての未処理の確認が閉じられ、[未完了] ステータスが設定されます。確認管理者は、承認された確認の数と未完了の確認の数を含む通知を受け取ります。確認のステータスには、[未処理]、[承認済み]、[未完了] があります。