全般 IT ランドスケープ計画

プロセス サポート マップの作成または更新を行ったら、IT ランドスケープ計画者はプロセス指向の文書化と、個々のビジネス領域の IT サポート計画を開始します。この場合、計画者は、ARIS リポジトリで IT アーキテクチャ管理者によって管理される既存の IT システム一覧にアクセスします。プロセス サポート ユニットをダブルクリックすると、「プロセス サポート ユニットの編集」マクロが実行されます。

IT ランドスケープ計画者は、最初にプロセス サポート ユニットのプロセス サポートのタイプ (プロセス サポート タイプ) を定義します。以下のステータスが区別されます。

PSU の正しい管理 (2)

処理なし (プロセス ステップは関係しません)

PSU の正しい管理 (3)

手動 (手動サポート)

PSU の正しい管理 (4)

システム (IT システムにサポートされます)

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異なる (プロセス サポート タイプが異なる複数のプロセス サポート ユニットにマクロを実行した場合。プロセス サポート タイプを変更すると、選択したタイプがすべてのプロセス サポート ユニットに転送されます。場合によっては、割り当てが失われることがあります。)

[追加] または [編集] ボタンを使用して、既存の割り当てをセルに追加したり編集したりできます。

目的の割り当てを検索結果から選択でき、必要に応じてライフサイクルに関する情報を保存できます。たとえば、[目標] チェック ボックスをオンにすると、割り当ては目標のシステムになります。

このセルに目的のすべての割り当てを入力したら、[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じることができます。

割り当ては対応するセルに表示されます。

シンボルの右上の隅にある色付きの円 (信号機) は、IT ランドスケープの計画ライフサイクルにおける関連フェーズを示します。青い枠は目標のシステムを示します。

プロセス サポート セルの割り当ての削除とライフサイクル データの変更は、上の説明と同じ手順で行うことができます。セルから割り当てを削除すると、「プロセスのサポート ステータス」や「段階的導入の計画開始日」などの、割り当てとプロセス サポート ユニット間の接続線のすべての属性が削除され、モデルからは割り当てのオカレンスのみが削除されます。その結果、「モデルの更新」マクロはこれらの割り当てを無視します。

設定ファイルでは、特定の基準に従って、[プロセス サポート ユニットの編集] ダイアログ ボックスを使用して選択リストにフィルターを適用できます。たとえばこれは、[アプリケーション システム タイプ] オブジェクト タイプを IT システムだけでなく IT コンポーネントにも使用する場合に便利です。デフォルトでは、システムとコンポーネントが表示されるように、一覧にはオブジェクト タイプによりフィルターが適用されています。設定を使用して、プロセス サポート マップに関連しない IT コンポーネントを、IT システムに加えて表示しないようにできます。[システム タイプ] 属性などを使用して区別できます。代わりにユーザー定義の属性を使用することもできます。