データの移行
新しいレポートと拡張された IT ランドスケープ マクロを正しく動作させるには、バージョン 7.1 SR2010_5 を使用して作成した IT ランドスケープ データを移行する必要があります。
手順
データベースのバックアップ コピーを作成します。これにより、いつでも現在の状態を復元することができます。 システム ユーザーとしてログオンします。 必要に応じて、要件に合わせるために、設定ファイル をカスタマイズします。このファイルで IT ランドスケープ マクロとレポートを設定し、割り当てを許可するかどうか指定します。ファイルをご自身で設定する場合、アップデートをインストールしたあとにもう一度新しい拡張された設定ファイルを変更する必要があります。古いファイルは、ARIS Design Server インストールのバックアップ ディレクトリに自動的に保存されています。
レポートまたはマクロを正しく実行できず、フィルターの更新が指示される場合、「IT ランドスケープの管理 - フィルターの更新 」レポートを実行してください。ユーザーがログオンする際に使用できるすべてのメソッド フィルターを更新してください。これにより、すべてのメソッド拡張が転送されます。 「IT ランドスケープの管理 - PSU グループ構造の作成 」レポートを実行してください。このレポートをデータベースに対して実行すると、既存のすべてのプロセス サポート ユニット (PSU) に対して新しいグループ構造が生成されます。既存のアクセス権限が転送されます。 「IT ランドスケープの管理 - アクセス権の出力 」レポートを実行します。このレポートは、割り当てられているアクセス権の概要を提供します。 [管理者 ] などのユーザー グループを作成し、そこにすべての IT ランドスケープ管理者を割り当てます。 このユーザー グループに「ユーザー管理」利用権限を割り当てます。 「IT ランドスケープの管理 - 管理権限の割り当て 」レポートを実行し、ユーザー グループに「書込」アクセス権を割り当てます。これにより、すべての IT ランドスケープ管理者に、既存のおよび将来追加されるすべてのプロセス サポート ユニットに必要なアクセスが付与されます。
必要に応じて「IT ランドスケープの管理 - アクセス権の出力」レポートをもう一度実行し、手順 6 のレポート出力に基づいて割り当てを確認します。 許可する割り当ての選択を制限するために設定ファイルを変更した場合、更新したメソッド フィルターを使用してもう一度 IT ランドスケープ管理者としてログオンし、「IT ランドスケープの管理 - 無効な割り当ての削除 」レポートを実行します。このレポートにより、すべての割り当てが新しい設定ファイルに基づいて有効であるかが確認されます。オプションで無効な割り当てを削除することができます。 最新バージョンの IT ランドスケープ マクロおよびレポートを使用できます。