ARIS Connect のみに影響を及ぼす意味論分析設定の定義

ユーザーは、ARIS Connect で意味論分析を開始できます。 意味論分析が実行され、結果が表示されます。[意味論分析] バーにエラー、警告、メモの一覧が表示され、モデルの該当するオブジェクトに、エラー、警告、メモのマーカーが付きます。

ルールが破られた場合に表示されるマーカーとテキスト メッセージは ARIS Architect で定義されます。

必要条件

このテナントに対して「スクリプト管理者」利用権限を持っていること。

手順

  1. [ARIS] の 管理の表示[管理] をクリックします。
  2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。
  3. ナビゲーション ツリーで、評価 [評価]、[意味論分析]、[ルール タイプ] の順にフォルダーをクリックします。
  4. [割り当てルール] など、必要なルール タイプをクリックします。すべての関連するルールが表示されます。
  5. [ファンクションと組織ユニット] など、設定を変更するルールを選択し、プロパティ [プロパティ] をクリックします。プロパティ ページの第 1 ページが表示されます。ページ名とページ番号は、選択したルールに関連しています。単一プロパティのページ名は [全般]、ほかの名前は [オブジェクト タイプの選択] や [モデル タイプの選択] などです。
  6. 最初のプロパティ ページで、[問題のタイプ] フィールドをクリックします。
  7. 意味論分析が ARIS Connect で実行され、そのルールが破られた場合に表示されるテキストを入力します。入力例:

    エラーが発生しました: このルールが破られました。このファンクションは、[実行する] などの許可されている接続線タイプの 1 つを使用して、組織ユニットに接続する必要があります。

    このテキストは、ユーザーが [重大性] 設定で定義される関連マーカーをクリックすると、意味論分析の結果の [問題のタイプ] 列とモデルに一覧が表示されます。

  8. [重大性] フィールドをクリックして、意味論分析のエラー マーカー [エラー] などのマーカーを選択します。選択した値で、ルール違反のマークが 意味論分析のメモ マーカー [メモ]、意味論分析の警告マーカー [警告]、意味論分析のエラー マーカー [エラー] のいずれになるかを定義します。マーカーは、意味論分析自体には影響を及ぼしません。表示される違反の重大性を表すだけです。
  9. [OK] をクリックして変更を保存し、ダイアログ ボックスを終了します。

ARIS Connect で意味論分析が実行され、このルールが破られた場合、[問題のタイプ] エントリと 意味論分析のエラー マーカー [エラー] マーカーの一覧が、問題の解決に役立つ説明とともに、[意味論分析] バーに表示されます。

意味論分析の警告

モデルでは、該当オブジェクトの上に 意味論分析のエラー マーカー [エラー] マーカーが配置されます。マウス ポインターをマーカーに重ねると、説明とルールのプロパティに入力された [問題のタイプ] の文字列など、エラーの追加情報が表示されます。

意味論分析の警告

記述された設定は、ARIS Connect で開始される意味論分析のみに影響します。