ユース ケース: ユーザーの管理

このユース ケースでは、認証されたユーザーが ARIS Architect で作業を行うことができるようにするために、テナントに対して行う必要があるすべての手順について広範的に説明します。

[ARIS 管理] を使用して、ARIS Connect のユーザー、ユーザー グループ、権限、ライセンス、文書、設定、プロセスを管理できます。ユース ケースはこれに基づいています。[ユーザー管理] は、ARIS Risk & Compliance Manager、ARIS Publisher、PPM、MashZone のユーザーに対してのみ使用することを推奨します。

シナリオ

インストール後、次のシステム ユーザーが存在します: superuser と system。これらのシステム ユーザーはすべてのテナントのユーザー管理を担当します。サーバーが起動された際には、superuser システム ユーザーのパスワードはまだ変更されていません。

[ARIS 管理] におけるユーザー管理

  1. [ARIS 管理] を開いて、superuser としてログオンします
  2. superuser および system のパスワードを変更します
  3. 購入したライセンスをインポートします
  4. ユーザーを作成するか、LDAP システムからユーザーを同期します。
  5. グループを作成するか、LDAP システムからグループを同期します。
  6. ユーザー グループをユーザーに割り当てます
  7. 必要な場合は、ユーザーに利用権限を割り当てます
  8. ライセンス権限をユーザーに割り当てます

割り当てられた権限にしたがって、ユーザーはログオンできるようになりました。 製品固有の権限はそれぞれの ARIS 製品で割り当てます。

ARIS Architect におけるユーザー管理

これらの操作は、データベースで「データベース管理」および「ユーザー管理」利用権限を持つユーザーも行うことができます。

  1. ARIS Architect を起動します。
  2. system ユーザーとしてログオンして、たとえばデフォルト テナントに接続します。

    [ARIS 管理] で変更したばかりの新しいパスワードを使用します。ARIS Architect が起動します。

  3. データベースを作成します。「データベース管理」利用権限を持つすべてのユーザーがこの操作を実行できます。
  4. データベース グループにアクセス権を割り当てます。これらの操作は、「ユーザー管理」利用権限を持つすべてのユーザーが実行できます。
  5. データベース独自の利用権限をユーザーおよびユーザー グループに割り当てます
  6. ほかのシステム ユーザーを作成します (データベース用システム ユーザーを作成する, ユーザーをシステム ユーザーにする方法)。
  7. フィルターをユーザーおよびユーザー グループに割り当てます。

対応する権限を持つすべてのユーザーが ARIS Architect で作業できます。新規データベースに関しては、権限を持つユーザーが権限を割り当てる必要があります。その他の手順に関する説明は、[ARIS 管理] ヘルプをご覧ください ([<ユーザー名>] の [ヘルプ])。

ARIS ビデオ チュートリアル

ARIS Architect [管理] タブと [ARIS 管理] の相違 (約 1 分)