モデルの改善

業務プロセスを適切に表すモデルのみが、企業内で使用する意味を持ちます。しかしながら、現在の、適切にモデル化された業務プロセスにも改善のための余地があります。これらの両方の側面がサポートされます。

変更管理では、改善サイクルに既存の業務プロセス モデルを積極的に活用することにより、継続的な改善の文書化と分析という主要側面が実現されます。

変更および改善の提案は、データベースにあるすべてのオブジェクトとモデルに対して行うことができます。すべてのモデル ユーザーは、プロセス担当者の手助けなしに、各自の改善提案を直接 ARIS データベースに入力できます。提案は [改善の提案] ダイアログ ボックスを使用して収集されます。変更管理者は、[変更管理] ダイアログ ボックスで改善の提案の概要を受け取ります。ここで、ユーザーは措置の定義、優先度の設定、ステータスと終了日の決定、および措置を導入する責任者を定義することができます。

モデルまたはモデル アイテムを担当するモデル作成者に割り当てられたすべてのタスクは、[タスク] ダイアログ ボックスに表示されます。このダイアログ ボックスでは、モデルを開いたり、モデル アイテムの属性を編集することができます。また、ポップアップ メニューを使用してレポートを実行したり、変更管理のほかのダイアログ ボックスを開くこともできます。

このように、変更管理を利用すると、簡単にモデルを継続的に更新することが可能になります。また、業務プロセスを常に正しく表示することができます。業務プロセスを常に体系的に改善することが可能になります。これにより、「文書化」と「分析」という継続的な改善における 2 つの重要な側面が確実になります。

トピック

ユース ケース:継続的にプロセスを改善する

処理済みの改善の提案を表示する

改善の提案の提出

注釈、ステータス、責任者の入力

タスクの表示

レポートを使用してタスク一覧を出力

レポートを使用して改善の提案/ステータスの変更を出力

重要情報