導入プロジェクトと保全プロジェクトの変換
対応する導入プロジェクトのモデルを使用して、ARIS でソリューションを変更することができます。
必要条件
- ARIS で導入プロジェクトのモデルが作成されており、SAP ソリューション マネージャによってデータが同期されていること。
- 導入が完了しており、SAP ソリューション マネージャでソリューションとその対応する保全プロジェクトが作成されていること。
- 導入プロジェクトと関連付けられたソリューションの全シナリオがチェックアウトされていること。
手順
- データベースを新規作成します。
- 関連する保全プロジェクトを SAP ソリューション マネージャからダウンロードします。
データベースには、このプロジェクトのみを保存します。
- 導入プロジェクトが含まれるデータベースのデータベース構造を開きます。 元の導入プロジェクトを変更しないで残す場合は、必要に応じて、このデータベースの新しいグループにプロジェクトの内容をコピーします。
このプロジェクトは、保全プロジェクトに変換されます。 ソリューションは編集できます。
- 導入プロジェクトの全アイテム (またはコピーされたアイテム) を含むグループを選択します。
- [SAP ソリューション] タブ バーで、
[変換] の [導入プロジェクトの変換] をクリックします。[導入プロジェクトの変換] ダイアログ ボックスが開きます。
- 保全プロジェクト (2 を参照) のみを含める新しいデータベースを選択し、[OK] をクリックします。
導入プロジェクトは、保全プロジェクトに変換されます。 必要な属性の変更が自動的に適用されます。
- SAP ソリューション マネージャにすべてのシナリオをチェックインします。
導入プロジェクトは、ソリューションで編集する準備が整いました。
- 変更するシナリオをふたたびチェックアウトし、対応する保全プロジェクトを新しいデータベースにダウンロードすることで、最初の変更要求を実行します。
- 5 で作成した導入プロジェクト (現在は保全プロジェクト) が含まれているデータベースのデータベース構造を開きます。
- 変換した導入プロジェクトの全アイテム (またはコピーされたアイテム) を含むグループを選択します。
- [SAP ソリューション] タブ バーで、
[変換] の [保全プロジェクトの変換] をクリックします。 - [保全プロジェクトの変換] ダイアログ ボックスが開きます。
- 新しい保全プロジェクトのみを含める新規データベースを選択し、[OK] をクリックします。 保全プロジェクトは更新されます。
- シナリオで接続された全アイテムが更新されたかどうかをログ ファイルで確認します。 SAP 同期に変更したアイテムのみを含めており、プロジェクト ノードに対して同期を開始しない場合、ほかのアイテムは無視することができます。
- 変更を行います。
- 関連するシナリオに対して、SAP ソリューション マネージャを使用して SAP 同期を開始します。 データの同期を実行すると、ソリューションは SAP ソリューション マネージャで更新されます。
- シナリオをチェックインします。
何度でも、7 から始まるこの手順を繰り返すことができます。 保全プロジェクトの変換処理が完了すると、ARIS プロジェクトは最新の状態になり、同期を実行できるようになります。
解決方法の転送時にショートカットは更新されないため、保全プロジェクトを同期させる場合は、[新しいショートカットを転送する] チェック ボックスと [順番を含める] チェック ボックスをオフにしてください。