接続線に適用される制約について
BPMN 図には、常に表示される ARIS 接続線 ([Message flow] および [Sequence flow]) が含まれる場合と、非表示にしかできない ARIS 接続線 ([belongs to] と [can trigger] 接続線) が含まれる場合があります。
これらの制約は ARIS メソッドでは発生しませんが、BPMN 図の作成時には自動的に遵守され、実施されます。
これらの制約により、ARIS 接続線が満たす必要がある条件が指定されます。
- 接続線は表示されるオカレンスとして存在しなければなりません (BPMN モデルとプロセス スケジュール モデル内のみの、イベント間でメッセージ アイテムが発生するかどうかに関係なくメッセージ フローと、シーケンス フローまたは関連)。
- 接続線は表示されるオカレンスとして存在することができ、すべての埋め込み状態で許可されます (標準の ARIS 接続線)。
- 接続線は完全な埋め込みオカレンスとしてのみ存在できます ([belongs to] 接続線、BPMN およびプロセス スケジュール モデル内のみ)。
- 接続線は部分的な埋め込みオカレンスとしてのみ存在でき ([can trigger] 接続線)、オブジェクトが重なる場合にのみ作成できます。接続線は、オブジェクトがラッパー オブジェクトに完全に埋め込まれている場合には存在できません。
- 接続線は表示されないオカレンスとしてのみ存在できますが、オブジェクトは埋め込み関係を持つことができません (グループ オブジェクトの [belongs to] 接続線)。
- 接続線を手動で作成するとき、埋め込みオカレンスとしてのみ存在する接続線は表示されません。