updatesystemdb コマンドの実行
更新プログラムを使用して ARIS Server を更新すると、[デフォルト] テナントのシステム データベースも自動的に更新されます。すべての追加テナントのシステム データベースは、提供されたデータベースを使用して手動で更新する必要があります。システム データベースを更新しないと、ARIS メソッド拡張、スクリプト、フィルター、テンプレートなどに関連するすべての更新が利用できません。
必要条件
- ARIS サーバー管理がインストールされていること。
- superuser の資格情報を知っているか、サーバー管理者 利用権限を持っていること。
- 最新のシステム データベース (<インストール DVD>/Content/SystemDB/<ADB ファイル>) へのアクセス権があること。
- 更新中に上書きされるすべてのデータがバックアップ済みであること。
手順
- インストール プログラムで推奨されたプログラム グループにインストールした場合は、[スタート] から [プログラム] を選択し、[ARIS] の [管理] から [ARIS サーバー管理 10.0] を選択します。Linux オペレーティング システムでは、代わりに arisadm.sh シェル スクリプトを実行します。コマンド プロンプトが開き、ARIS サーバー管理がインタラクティブ モードで起動します。
- サーバーとテナントの接続を確立します。
構文: server <サーバー名>:<ポート番号> <テナント> <ユーザー名> <パスワード>
例: server arissrv:1080 default system manager
- 「updatesystemdb <DVD の ADB ファイル名>」と入力します。
ARIS メソッド拡張、レポート スクリプト、スケジュールされたレポート、マクロ、意味論分析、フィルターとテンプレートなどを管理する、このテナントのシステム設定が更新されます。設定内のユーザー定義の変更はそのまま残ります。