必要に応じて、システム設定をカスタマイズできます。設定のこの部分は、[ARIS 管理] を使用して実行できます。
必要条件
「技術設定管理者」利用権限を持っていること。
手順
システムの次のプロパティを設定できます。
ビルド番号
[ARIS 管理] のビルド番号。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.version 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。
ロード バランサー URL
ロード バランサーの URL です。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.loadbalancer.url 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。
HTTP URL の電子メールのみ
電子メールで HTTPS プロトコルの代わりに HTTP プロトコルを使用するかどうかを指定します。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.notification.useHttpLinks
複数テナントの設定があり、変更することはできません。
接続のタイムアウト
クライアントによる接続の試みがキャンセルされるまでの期間を指定します。 これはミリ秒単位で定義されます。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.client.connect.timeout
アイドル時間のタイムアウト
ARIS 管理 REST クライアントの待機時間のタイムアウトを指定します。 これはミリ秒単位で定義されます。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.client.idle.timeout
読取のタイムアウト
読取アクセスに関して、REST クライアントの待機時間のタイムアウトを指定します。 これはミリ秒単位で定義されます。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.client.read.timeout
最大接続 (合計)
同時に確立できる接続の最大数を指定します。 追加の接続を確立しようとすると、これは拒否されます。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.client.connections.max
最大接続 (ホストごと)
ホストごとの同時に確立できる接続の最大数を指定します。 追加の接続を確立しようとすると、これは拒否されます。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.client.connections.perhost
再試行回数
試みの最大数を指定します。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.client.retry.max
ホスト名の確認
SSL ホスト名の検証をアクティブにするかを指定します。デフォルトでは、検証はアクティブになっています。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.ssl.host.verification.active
システムの次のプロパティを設定できます。
許可されているリモート クライアント
[ARIS 管理] のリモート インターフェイスを使用するクライアント IP のカンマ区切り一覧です。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.remote.clients
設定キャッシュの有効期間
設定キャッシュの有効期間を指定します (単位: 秒)。ここで設定した期間が経過すると、設定が再ロードされます。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.config.cache.ttl
暗号化されたプロパティ
暗号化されたプロパティ キーのカンマ区切り一覧を指定します。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.config.encrypted
JAAS ログオン コンテキスト
JAAS コンテキストのログオン名を指定します。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.jaas.login.context
デフォルト テナント
認証にデフォルト テナントが使用されることを指定します。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。 これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.basicauth.tenant
インフラストラクチャ テナント
インフラストラクチャ テナントを指定します。 ほかのテナント、コンポートネント、およびARIS 管理の設定を管理する特別な権限を持つテナントを指定します。
デフォルトでは、「マスター」テナントがインフラストラクチャ テナントです。システム ユーザーの「system」と「supersuser」は、管理権限 (ARIS 管理および テナント管理 へのアクセスなど) を持ちます。
関連権限を持つユーザーは、ARIS 管理で他のインフラストラクチャ テナントを指定できます。 複数テナントのプロパティは、ARIS Cloud Controller を使用した場合のみ変更できます。詳細は『ARIS Cloud Controller (ACC) Command-line Tool』マニュアルを参照してください。
これは以下のプロパティに対応します。 com.aris.umc.infrastructure.tenant
[複数テナント] シンボルは、設定がこのサーバー上のすべてのテナントに適用されることを示し、変更することはできません。
システム設定がカスタマイズされました。
関連項目