[Error event] イベント定義を持つイベントの特性について

エラー イベントは、プロセスの実行時にエラーをトリガーし、そのエラーに応答します。

BPMN 1

[Error] タイプの終了イベントがプロセス内で発生すると、定義された名前のエラーが出力されます ([BPMN 1.0 の属性] の [Error code] 属性)。名前が設定されていない場合、モデルは無効です。エラーにより、[Error code] 属性 ([BPMN] 属性タイプ グループ) が設定されていない場合、または出力されたエラーと一致する値が含まれている場合に、[Error] タイプの中間イベントが上位アクティビティの境界でアクティブになります。このアクティビティ内のすべてのアクティビティは補償なく破棄されます。

BPMN 2

[Error event] タイプの終了イベントがプロセス内で発生すると、エラーが出力されます。上位アクティビティの境界にある [Error event] タイプの中間イベント、または実行されているサブプロセスのイベント サブプロセスの先頭にある [Error event] タイプの開始イベントが、このエラーに応答できます。オカレンス コピーがないか、スロー イベントのオカレンス コピーである場合は、キャッチ イベントがアクティブになります。イベントがトリガーされると、アクティビティ内のすべてのアクティビティが補償なしで破棄されます。