特殊なモデリング ケースの処理方法

属性ベースのモデリングを行うと、特殊なモデリング ケースが発生する場合があります。こうした特殊なケースは以下の方法で処理します。

オブジェクトが定義済みの時間列から完全に外れている場合

たとえば、開始属性と期間が定義済みの時間列から外れている場合や、開始時間が終了時間よりも後になっている場合、列ヘッダーの枠線に二重矢印のマーカーが表示されます。

属性ベースのモデリング: マーカー

マウス ポインターをこのマーカーに重ねても、何も表示されません。

オブジェクトが定義済みの時間列から一部外れている場合

たとえば、オブジェクトの開始が定義済みの時間列から外れており、終了が範囲内にある場合、オブジェクトの一部だけが表示され、二重矢印のマーカーが列ヘッダーの枠線に表示されます。

属性ベースのモデリング: サブオブジェクト用のマーカー

マウス ポインターをこのマーカーに重ねても、何も表示されません。

位置および次元の属性を使用できない場合

状況によっては、システムで必要な属性を読み取れない場合があります。

ユーザーがオブジェクトに対する読取権限を持っていない場合

位置/次元関連の属性値を読み取れないため、オブジェクトはグラフィック座標に従って配置されます。 ユーザーはオブジェクトを選択できません。また、オブジェクトを移動したり、サイズを変更したりすることもできません。

位置/次元関連の属性が現在のフィルターで許可されていません。

モデルは読取専用モードで開き、対応するメッセージが表示されます。 位置/次元関連の属性値を読み取れないため、オブジェクトはグラフィック座標に従って配置されます。

オブジェクト タイプまたはオブジェクト シンボルが現在のフィルターで許可されていません。

位置/次元関連の属性値を読み取れないため、オブジェクトはグラフィック座標に従って配置されます。 オブジェクトを選択できません。グレーの境界線として表示されます。

位置および次元の属性が指定されていない場合

時間列を初めて設定する場合

時間列を初めて設定する場合は、時間列に配置されているオブジェクトの未指定の属性を自動的に指定するかどうかを確認するメッセージが表示されます。