ユース ケース - オブジェクトのインポートまたは同期のスケジュール

このユース ケースでは、自動的にすべての Alfabet オブジェクトを ARIS にインポートして Alfabet 同期を開始する方法について説明します。これにより、システムを最新の状態に維持します。

スケジュールされたレポートは、定義した時刻に自動的に開始するレポートです。

バックグラウンドで実行され、あとで結果を確認できます。たとえば、システム パフォーマンスに大幅に影響するレポートを、ユーザーがいない夜間に実行するように定義できます。

レポートを完全に自動実行するには、レポートの実行中にレポートによりダイアログ ボックスが開かれることがあってはなりません。自動的に実行できないレポートに関しては、プロパティ ページの [ダイアログを開く] がオンになっています。

スケジュールを非アクティブにすると自動的に実行されなくなりますが、スケジュールは維持されます。スケジュールのアクティブ化はいつでもできます。

[スケジュールされたレポート] グループは、「レポートの自動化」利用権限がある場合に表示されます。

次の利用権限を使用して、ユーザーの権利を制御します。

[分析] タブ

分析オブジェクトと KPI 間の依存を分析できます。データベースに含まれているすべての分析オブジェクトが表示されます。分析オブジェクトを転送するために、ルール セットでこの構造を定義します。分析オブジェクトの構造は、グラフィックを使用して表示されます。

テンプレートで作成したテーブルを使用して KPI を評価し、分析オブジェクト、次元、KPI を相互に関連付けることができます。

基底 KPI 値を入力できます。背景色が青のフィールドは、計算済みの値を示します。背景色が白のフィールドは編集可能です。背景色が灰色のフィールドは編集不可能で、表示されている次元で表示されている分析オブジェクトに対して定義されていない KPI (ルール セットが変更されたり、分析オブジェクトがなくなったなどの理由による) を示します。

以下のオプションがあります。 

  • 分析グループの名前を変更する

  • 分析オブジェクトを選択し、[KPI] 領域に KPI を表示する

  • KPI の構成に関する情報を取得する

  • [グラフィック] 領域で、分析オブジェクトの構造内を移動する

  • テンプレートからのテーブルの作成

  • 分析オブジェクトを非アクティブにする

  • 分析グループの削除

  • 保存したテーブルを開く

  • What-if 分析を実行する

  • 値の編集

  • KPI の構成に関する情報を取得する

  • テンプレートからのテーブルの作成

  • 保存したテーブルを開く

  • What-if 分析を実行する

[データ管理] タブ

データを管理できます。

以下のオプションがあります。 

  • 既存の次元の組み合わせおよび分析オブジェクトをマージする

  • 既存の次元の組み合わせを削除する

  • 次元の組み合わせを非アクティブにする

  • 保存ポイントをアクティブにする

  • 保存ポイントを非アクティブにする

[KPI] タブ

  • 基底 KPI 値を入力できます。背景色が青のフィールドは、計算済みの値を示します。背景色が白のフィールドは編集可能です。背景色が灰色のフィールドは編集不可能で、表示されている次元で表示されている分析オブジェクトに対して定義されていない KPI (ルール セットが変更されたり、分析オブジェクトがなくなったなどの理由による) を示します。

[管理] タブ

設定ファイルをインポートして、次元タイプ、次元、入力画面、ルール セット、テーブル テンプレート、ユーザー、およびユーザー グループを管理できます。

シナリオ

スケジュールされたレポートによって実行される 2 つのレポート スクリプトを書くことにします。1 つ目で Alfabet オブジェクトをインポートし、2 つ目で同期を開始します。

必要条件

手順

  1. ARIS Architect でのレポート スクリプトの記述

    この手順は、ユース ケースの一部です。

    Alfabet オブジェクトをインポートして、同期を自動的に開始するために、2 つのレポート スクリプトを書きます。

    必要条件

    手順

    1. ARIS Architect で、[ARIS] から 管理の表示 [管理] をクリックします。

    2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。

    3. エクスプローラー ツリーで、評価 [評価] フォルダーをタブルクリックします。

    4. [レポート] フォルダーをダブルクリックします。レポートのカテゴリが表示されます。

    5. レポート スクリプトを割り当てるカテゴリを右クリックするか、新しいカテゴリを作成します

    6. [新規作成]、レポート [レポート] の順にクリックします。[スクリプト ウィザード] が開きます。

    7. 最初の例では、必要な言語で、[名前] と [説明] を、指定します。名前が [すべての Alfabet オブジェクトのインポート] で、説明が [インターフェイス設定 の定義に従い、Alfabet からすべての Alfabet オブジェクトを選択したデータベース グループにインポートします] になります。

    8. [ダイアログを開く] チェック ボックスをオフにします。

    9. [次へ] をクリックします。

    10. レポートを実行するコンテキストとして [グループ] を選択し、[次へ] をクリックします。

    11. [出力ファイルの生成] チェック ボックスをオフにし、[アクセスの制限] ページに移動します。

    12. 必要に応じて、実行されるレポートへのアクセスを制限します。

    13. [完了] をクリックします。スクリプト エディターが開きます。

    14. 次の例のように、コードを書きます。

      var alfaIntegration = Context.getComponent("AlfabetIntegration");

      var result = alfaIntegration.doImport(ArisData.getSelectedGroups()[0], null)

    15. スクリプトを保存し、2 番目のレポートとなる「Alfabet オブジェクトの同期」を書きます。

      このレポートは、すでにインポートされた Alfabet オブジェクトを同期します。

    16. レポートを実行するコンテキストとして [データベース] を選択します。

    17. 以下のコードを例として使用します。

      var alfaIntegration = Context.getComponent("AlfabetIntegration");

      var result = alfaIntegration.doSynchronize(ArisData.getActiveDatabase(), 3);

    これで、スケジュールされたレポートによって開始される 2 つのレポートができました。

  2. スケジュールされたレポートの作成

    この手順は、ユース ケースの一部です。

    Alfabet 資産をインポートし、自動的に同期を開始するために、自動的に実行される 2 つのレポートを実行するために 2 つのスケジュールされたレポートを作成します。

    スケジュールされたレポートは、定義した時刻に自動的に開始するレポートです。

    バックグラウンドで実行され、あとで結果を確認できます。たとえば、システム パフォーマンスに大幅に影響するレポートを、ユーザーがいない夜間に実行するように定義できます。

    レポートを完全に自動実行するには、レポートの実行中にレポートによりダイアログ ボックスが開かれることがあってはなりません。自動的に実行できないレポートに関しては、プロパティ ページの [ダイアログを開く] がオンになっています。

    スケジュールを非アクティブにすると自動的に実行されなくなりますが、スケジュールは維持されます。スケジュールのアクティブ化はいつでもできます。

    [スケジュールされたレポート] グループは、「レポートの自動化」利用権限がある場合に表示されます。

    次の利用権限を使用して、ユーザーの権利を制御します。

    [分析] タブ

    分析オブジェクトと KPI 間の依存を分析できます。データベースに含まれているすべての分析オブジェクトが表示されます。分析オブジェクトを転送するために、ルール セットでこの構造を定義します。分析オブジェクトの構造は、グラフィックを使用して表示されます。

    テンプレートで作成したテーブルを使用して KPI を評価し、分析オブジェクト、次元、KPI を相互に関連付けることができます。

    基底 KPI 値を入力できます。背景色が青のフィールドは、計算済みの値を示します。背景色が白のフィールドは編集可能です。背景色が灰色のフィールドは編集不可能で、表示されている次元で表示されている分析オブジェクトに対して定義されていない KPI (ルール セットが変更されたり、分析オブジェクトがなくなったなどの理由による) を示します。

    以下のオプションがあります。 

    • 分析グループの名前を変更する

    • 分析オブジェクトを選択し、[KPI] 領域に KPI を表示する

    • KPI の構成に関する情報を取得する

    • [グラフィック] 領域で、分析オブジェクトの構造内を移動する

    • テンプレートからのテーブルの作成

    • 分析オブジェクトを非アクティブにする

    • 分析グループの削除

    • 保存したテーブルを開く

    • What-if 分析を実行する

    • 値の編集

    • KPI の構成に関する情報を取得する

    • テンプレートからのテーブルの作成

    • 保存したテーブルを開く

    • What-if 分析を実行する

    [データ管理] タブ

    データを管理できます。

    以下のオプションがあります。 

    • 既存の次元の組み合わせおよび分析オブジェクトをマージする

    • 既存の次元の組み合わせを削除する

    • 次元の組み合わせを非アクティブにする

    • 保存ポイントをアクティブにする

    • 保存ポイントを非アクティブにする

    [KPI] タブ

    • 基底 KPI 値を入力できます。背景色が青のフィールドは、計算済みの値を示します。背景色が白のフィールドは編集可能です。背景色が灰色のフィールドは編集不可能で、表示されている次元で表示されている分析オブジェクトに対して定義されていない KPI (ルール セットが変更されたり、分析オブジェクトがなくなったなどの理由による) を示します。

    [管理] タブ

    設定ファイルをインポートして、次元タイプ、次元、入力画面、ルール セット、テーブル テンプレート、ユーザー、およびユーザー グループを管理できます。

    必要条件

    目的のデータベースに対して「レポートの自動化」利用権限を持っていること。

    次の利用権限を使用して、ユーザーの権利を制御します。

    [分析] タブ

    分析オブジェクトと KPI 間の依存を分析できます。データベースに含まれているすべての分析オブジェクトが表示されます。分析オブジェクトを転送するために、ルール セットでこの構造を定義します。分析オブジェクトの構造は、グラフィックを使用して表示されます。

    テンプレートで作成したテーブルを使用して KPI を評価し、分析オブジェクト、次元、KPI を相互に関連付けることができます。

    基底 KPI 値を入力できます。背景色が青のフィールドは、計算済みの値を示します。背景色が白のフィールドは編集可能です。背景色が灰色のフィールドは編集不可能で、表示されている次元で表示されている分析オブジェクトに対して定義されていない KPI (ルール セットが変更されたり、分析オブジェクトがなくなったなどの理由による) を示します。

    以下のオプションがあります。 

    • 分析グループの名前を変更する

    • 分析オブジェクトを選択し、[KPI] 領域に KPI を表示する

    • KPI の構成に関する情報を取得する

    • [グラフィック] 領域で、分析オブジェクトの構造内を移動する

    • テンプレートからのテーブルの作成

    • 分析オブジェクトを非アクティブにする

    • 分析グループの削除

    • 保存したテーブルを開く

    • What-if 分析を実行する

    • 値の編集

    • KPI の構成に関する情報を取得する

    • テンプレートからのテーブルの作成

    • 保存したテーブルを開く

    • What-if 分析を実行する

    [データ管理] タブ

    データを管理できます。

    以下のオプションがあります。 

    • 既存の次元の組み合わせおよび分析オブジェクトをマージする

    • 既存の次元の組み合わせを削除する

    • 次元の組み合わせを非アクティブにする

    • 保存ポイントをアクティブにする

    • 保存ポイントを非アクティブにする

    [KPI] タブ

    • 基底 KPI 値を入力できます。背景色が青のフィールドは、計算済みの値を示します。背景色が白のフィールドは編集可能です。背景色が灰色のフィールドは編集不可能で、表示されている次元で表示されている分析オブジェクトに対して定義されていない KPI (ルール セットが変更されたり、分析オブジェクトがなくなったなどの理由による) を示します。

    [管理] タブ

    設定ファイルをインポートして、次元タイプ、次元、入力画面、ルール セット、テーブル テンプレート、ユーザー、およびユーザー グループを管理できます。

    手順

    1. [ARIS]、[管理] または [ARIS]、[エクスプローラー] の順にクリックします。[管理] または [エクスプローラー] タブが開きます。

    2. データベースにログオンします。

    3. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。

    4. エクスプローラー ツリーで スケジュールされたレポート [スケジュールされたレポート] フォルダーをクリックします。

    5. スケジュールを作成するには、新規作成 [新規作成] の レポート [スケジュールされたレポートを作成する] をクリックします。[レポートの自動化ウィザード] が開きます。

    6. 最初のスケジュール名を指定します (例: 「Alfabet 資産の日次インポート」)。

    7. 現在のユーザーのパスワードを指定して、[次へ] をクリックします。

    8. 以前に作成した「すべての Alfabet 資産のインポート」レポートを選択します。

    9. Alfabet 資産が保存されるデータベース グループを選択し、[次へ] をクリックします。

    10. レポートを実行する時刻と頻度を指定し、[完了] をクリックします。

    11. 実行される「Alfabet 資産の同期」レポート用の 2 番目のスケジュールを作成します。実行手順は似ています。この場合は、データベースを開始コンテキストとして選択します。

    レポートが定義どおりに実行されます。最初の実行時刻を過ぎていない場合、レポートは自動的にアクティブになり、定義した時刻に実行されます。

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