ADF ファイルについて

ADF は、ARIS 文書形式のファイル拡張子です。ARIS Express では、モデルがこのファイル形式で保存されます。モデルをインポートし、処理できます。オブジェクトの既存のオブジェクトへのコンソリデーションを実行したり、名前を割り当てるときに既存のオブジェクトを選択したりできます。

コンソリデーション

ARIS Express モデルは、オカレンス コピーを使用しません。コンソリデーションを使用すると、ARIS Express モデルのオブジェクトをデータベース オブジェクトとマージしたり、ARIS Express モデル内の「工場 1」組織ユニットがデータベース内の「工場 1」組織ユニットと対応するようにしたりできます (実際には同じ工場であるため)。したがって、2 つ以上のオブジェクトから 1 つのオブジェクトを作成できます。そうすると、すべてのオブジェクト シンボルが同じオブジェクトを参照するようになります。「工場 1」組織ユニットを含む上記の例からわかるように、これは、モデルを評価するためのレポートを使用する場合などに特に便利です。そのレポートにより、工場 1 で実行されるすべてのファンクションをこの組織ユニットに割り当てることができます。

既存オブジェクトの選択

ただし、2 文字以上を入力してから 参照 [定義選択] をクリックすることもできます。これは、開いているモデルで配置オブジェクトの名前を編集すると表示されます。見つかったオブジェクトのいずれかを選択する場合、モデルに配置したばかりのオブジェクトは、選択されたオブジェクトのオカレンス コピーになります。

同名オブジェクト検索

データベースから同一の名前を持つオブジェクトを検索し、インポートされたオブジェクトと名前が同一であるオブジェクトがデータベースに既にあるかどうかをチェックできます。また、追加の属性を AND および OR を使用して関連付けて、一致するオブジェクトが存在するかどうかを判定できます。結果の一覧で選択されているオブジェクトに直接、コンソリデーションを開始できます。