[EPC から BPMN への変換] レポートを編集できます。
システムを更新すると、標準レポートは上書きされます。そのため、[EPC から BPMN への変換] レポートをコピーし、編集用の新しいレポートを開きます。
カスタマイズされたレポートを開始するには、[評価] タブ バーからレポートを開始するか、独自のボタンを [評価] タブ バーに追加します。
カスタマイズのためのパラメーターは、スクリプト内のコメントとして表示されます。
オブジェクト定義の再使用
True: 定義が、アサインされた [ファンクション割当図] モデルに配置される BPMN タスクのサテライトとして再利用されるよう指定します。 デフォルト値は true です。
False: 新しい定義が、アサインされた [ファンクション割当図] モデルに配置される BPMN タスクの各サテライトに対して作成されるよう指定します。
var reuseDefinitions = true;
オブジェクトをファンクション割当図から転送する
True: EPC にあるファンクションにアサインされた [ファンション割当図] モデルに配置されたすべてのオブジェクトが BPMN 図に転送されるよう指定します。
False: EPC にあるファンクションにアサインされた [ファンション割当図] モデルに配置された転送関連オブジェクトのみが BPMN 図に転送されるよう指定します。 デフォルト値は false です。
var transformAllFADObjects = false;
意味論分析の有効化または無効化
True: EPC から BPMN への変換を開始する前に、EPC を検証する意味論分析が実行されるよう指定します。意味論分析でエラーが見つかった場合、問題のあるモデルは転送中にスキップされます。エラーを含むモデルは通知されます。 デフォルト値は true です。
False: EPC を検証する意味論分析の実行を無効化します。EPC から BPMN への変換では、モデルが有効であるかどうかに関係なく、すべてのモデルを変換します。
これは、意味論分析を適用せずに変換を変更した場合に推奨されます。
var semanticCheckEnabled = true;
タスク生成のオプション
変換ルールを変更できます。EPC にあるファンクションのどのサテライトが対応する BPMN 図のどのタスク タイプ (ユーザー タスク、サービス タスク、または手動タスク) を生成するのかを指定できます。
スクリプトを変更する場合は、意味論分析をカスタマイズするか、無効化することを推奨します。
たとえば、[実行する] タイプの接続線でファンクションにリンクされた [役職] タイプのオブジェクトの変換で、[手動タスク] タイプのオブジェクトを生成せずに [抽象タスク] タイプのオブジェクトを生成するよう指定できます。
そのためには、変換スクリプトの satellitesCreatingManualTasks 配列から次のエントリを削除します。
{cxn:Constants.CT_EXEC_1, obj:Constants.OT_POS}
一方、たとえば、[使われる] タイプの接続線でファンクションにリンクされた [モノのインターネット オブジェクト] タイプのオブジェクトの変換で、[抽象タスク] ではなく [サービス タスク] タイプのオブジェクトを生成するよう指定できます。そのためには、変換スクリプトの satellitesCreatingServiceTasks 配列に次のエントリを追加します。
{cxn:Constants.CT_IS_USED_BY, obj:Constants.OT_IOT_OBJECT}
次のルールがあります。
EPC にある次の接続線でファンクションに接続されているサテライトを、BPMN 図の [ユーザー タスク] タイプのオブジェクトに変換します。
var satellitesCreatingUserTasks = [
{cxn:Constants.CT_IS_REPR_BY, obj:Constants.OT_SCRN}
];
EPC にある次の接続線でファンクションに接続されているサテライトを、BPMN 図の [手動タスク] タイプのオブジェクトに変換します。
var satellitesCreatingManualTasks = [
{cxn:Constants.CT_EXEC_2, obj:Constants.OT_PERS_TYPE},
{cxn:Constants.CT_EXEC_2, obj:Constants.OT_ORG_UNIT_TYPE},
{cxn:Constants.CT_EXEC_1, obj:Constants.OT_ORG_UNIT},
{cxn:Constants.CT_EXEC_1, obj:Constants.OT_POS},
{cxn:Constants.CT_EXEC_1, obj:Constants.OT_GRP}
];
EPC にある次の接続線でファンクションに接続されているサテライトを、BPMN 図の [サービス タスク] タイプのオブジェクトに変換します。
var satellitesCreatingServiceTasks = [
{cxn:Constants.CT_CAN_SUPP_1, obj:Constants.OT_APPL_SYS_TYPE},
{cxn:Constants.CT_CAN_SUPP_1, obj:Constants.OT_FUNC_CLUSTER}
];
EPC にある次の接続線でファンクションに接続されているサテライトを、BPMN 図の [サービス タスク] タイプのオブジェクトに変換します。
追加の制限が satellitesCreatingServiceTasks に適用されます。
シンボルがここに記載されているが、オブジェクト タイプが satellitesCreatingServiceTasks には記載されていない場合は、無視されます。その逆も同様です。
var satelliteSymbolsCreatingServiceTasks = [
{cxn:Constants.CT_CAN_SUPP_1, sym:Constants.ST_BUSINESS_SERVICE},
{cxn:Constants.CT_CAN_SUPP_1, sym:Constants.ST_SW_SERVICE_TYPE}
];