ダッシュボードの表示モードで、ファンクション フロー図を対話的に使用できます。
表示モードでは、次のことができます。
たとえば、ほかのウィジェットにフィルターを適用するために、個別のファンクションと接続線を選択できます。選択した要素は強調表示されます。接続線を選択するには、接続線、またはその値をクリックします。ファンクションと異なり、特別な開始ノードと終了ノードと対応する接続線は選択できません。ファンクションと接続線は、 設定メニューで [Change selection interaction] (選択の相互作用の変更) モードを選択している場合のみ選択できます。ファンクションまたは接続の選択を解除するには、そのファンクションまたは接続線を再び選択するか、別の何かを選択します。
複数選択モードが有効な場合は、図で複数のファンクションを選択できます。このオプションはデフォルトで有効です。図でファンクションを 1 つずつ順番に選択できます。対応するフィルターが追加され、ウィジェットに適用されます。複数選択が有効な場合は、接続線にフィルターを適用できません。ファンクション
フロー図にあるエッジは選択できません。[ファンクション フロー] ウィジェットの外部からエッジにフィルターを設定することはできません。選択内容を無効にするには、 [設定] アイコン、[選択のクリア] の順にクリックするか、可能な場合は
[メニュー] アイコン、[選択のクリア] の順にクリックします。[ファンクション フロー] ウィジェットの場合、メニューはデフォルトで無効化されています。
接続線値を表示できます。接続線値が表示されている場合、接続線の上にマウス ポインターを重ねると、表示されている接続線値の列名とその接続線の対応値を含むツールヒントが表示されます。 [設定] アイコンをクリックして、[Values shown at connections] (接続線に表示される値) ドロップダウン メニューから指標を選択します。[データの割り当て
(2/2)] ダイアログ ボックスで 1 つ以上の追加接続線値を設定した場合に、このドロップダウン メニューが表示されます。「データ ソースの割り当て」を参照してください。
ファンクション ラベルとファンクション指標を表示できます。ファンクション名と指標値は、ファンクション内に表示されます。ファンクションの名前と値を含むツールヒントを表示するには、マウス ポインターをファンクションの上に移動します。ファンクション指標が定義されているが、具体的なファンクションで使用できる値がない場合は、値は表示されません。
ファンクション内に値が表示されるファンクション指標を選択できます。 [設定] アイコンをクリックして、[ファンクションに表示される値] ドロップダウン メニューから指標を選択します。データの割り当てで指定されている指標が 1 つしかない場合、選択ボックスは使用できません。対応する値は自動的に表示されます。
しきい値が設定されている場合は、ファンクション シンボルが対応する指標値の現在の状態を表す色でマークされます。
ドラッグ アンド ドロップを使用して、図全体や個別のファンクションを移動できます。図全体を移動するには、ウィジェット内の何もないスペースをクリックして、マウス ボタンを長押しします。これで、マウス
ボタンを放すまでグラフを移動できます。ファンクションをドラッグして新しい位置まで移動できます。ファンクションの移動に応じて、接続線の配置と接続線のラベルの位置が自動的に調整されます。それまでの曲線の代わりに直線が描かれます。個々のファンクションを移動する場合は、 [設定] メニューで [Adjust layout interaction] (レイアウトの相互作用の調整) モードを選択する必要があります。
マウス ホイールを使用して図のサイズを変更できます。図を、マウス ポインターの位置に連動させて拡大または縮小できます。
拡大できます。 [設定] アイコンをクリックして、[Enable magnifier] (拡大を可能にする) を選択します。デフォルトでは拡大は可能です。マウスを重ねると、図の要素を拡大できます。
関連スライダーを表示できます。 [設定] アイコンをクリックして、[Show slider] (スライダーの表示) を選択します。デフォルトでは、関連スライダーは有効になっています。[Show
slider] (スライダーの表示) オプションを非アクティブにすると、スライダーが表示されなくなり、プラスとマイナスのボタンのみが表示されます。スライダーは、ウィジェットに十分なスペースがない場合も表示されません。ファンクションを
1 つだけ含むファンクション フロー図では、関連スライダーは無効になっています。
関連スライダーは、接続線に割り当てられた関連値に基づいて、グラフ内の接続線を絞り込みます。「データ ソースの割り当て」を参照してください。上位値と下位値は、関連列に設定された並べ替えに基づきます。上位値に 100% が設定されると、下位値には、並べ替えによる最小値を持つ接続線のみが表示されます。
フィルターが適用された接続線値に関する情報を含むツールヒントを表示するには、プラスとマイナスのボタン、またはスライダーの上にマウス ポインターを移動します。
ウィジェットがグローバルに使用されている場合、つまり複数のタブで使用されている場合には、関連スライダーはサポートされません。
スライダーを使用すると選択されているオブジェクトが消える場合でも、その選択内容は保持されます。選択されているアイコンが非表示になっていることを示すアイコンが表示されます。これは図の単一のファンクションには適用されません。単一のファンクションは常に表示されます。
レイアウトをリセットできます。 [設定] アイコンをクリックして、[Reset layout] (レイアウトのリセット) を選択します。レイアウトをリセットしてもオブジェクトの選択 (単一または複数の選択)
には、オブジェクトが表示されていても非表示であっても影響しません。
ズーム率をリセットできます。 [設定] アイコンをクリックして、[Reset zoom] (ズームのリセット) を選択します。
ファンクション シンボルが選択された際の相互作用のタイプを選択できます。 [設定] アイコンをクリックして、[Node interaction] (ノードの相互作用) ドロップダウン メニューで相互作用タイプを選択します。デフォルトは、[Change
selection] (選択の変更) です。
図のレイアウトはバージョン 10.4 で変更されたので注意してください。古いバージョンのウィジェットを開くと、可能な場合、レイアウトは維持されます。新しいノードがデータに追加されるか、レイアウトを手動でリセットすると、新しいレイアウトが生成されます。
デフォルトでは、図のレイアウトは (フィルターの変更などで) 新しいノードまたは接続線がデータに追加されるか、レイアウトが手動でリセットされた場合に再作成されます。編集モードで移動されるノードがない場合、そのレイアウトはダッシュボードを開いた際に必ずリセットされます。その後、ノードはダッシュボードが開いている間、その場所に残ります。編集モードでノードが移動された場合、図のレイアウトは保存されます。ダッシュボードが再び開いた際に、可能な場合は変更されたレイアウトが復元されます。