ARIS Connector for SAP Solutions のインストールと設定

ARIS Enterprise エディションなど、クラウド シナリオで ARIS を使用している場合は、VPN 接続なしで ARIS と SAP® ソリューション マネージャ 7.2 の間でデータを交換するために ARIS Connector for SAP Solutions をインストールする必要があります。

複数のテナントを ARIS for SAP Solutions とともに使用する場合は、各テナント用に 1 つの ARIS Connector for SAP Solutions インスタンスをインストールする必要があります。1 台のマシンに複数のインスタンスをインストールすると、ポートの競合が発生します。 ポートが競合するため ARIS Connector for SAP Solutions インスタンスが起動しない場合は、ConnectorConfiguration.json ファイルでポート番号を変更します (<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ/conf)。

手順

  1. オペレーティング システムに対応する適切なアーカイブ ファイル (aris-cloud-connector-for-sap-solutions-<バージョン番号>-<OS>64.zip など) をダウンロードします。

    パッケージをダウンロードするには、ARIS ダウンロード センター にログインしてください。Software AG または担当の Software AG 営業担当から、登録方法およびインストール パッケージをダウンロードする方法に関する情報が送信されます。 アーカイブ ファイルは、関連する ARIS インストール パッケージ <ARIS_Installation_and_Documentation-<バージョン>> (...Add-ons\Extension_pack_SAP\ARIS Connector for SAP Solutions を参照) にも含まれます。

  2. ARIS Connector for SAP Solutions を Windows または Linux のいずれかのオペレーティング システムにインストールします。

    1. インストール ディレクトリにサブフォルダーを作成します (例: C:\SoftwareAG\acc4sap)。

      置換ドライブにフォルダーを作成しないでください。フォルダー名にスペースを使用しないでください。

    2. ダウンロードしたアーカイブ ファイルの内容を作成したフォルダーに展開します。

    1. インストール ディレクトリとしてのフォルダーを作成します (例: /opt/acc4sap)。フォルダー名にスペースを使用しないでください。

    2. ダウンロードしたアーカイブ ファイルの内容を作成したフォルダーに展開します。 展開ツールがファイルのアクセス権を維持していることを確認します。

  3. ARIS Architect で ARIS Connector for SAP Solutions を作成し、資格情報をコピーしてテキスト ファイルに貼り付けます。後で暗号化のために貼り付ける必要があります。

    1. ARIS Architect で、[ARIS] から 管理の表示 [管理] をクリックします。

    2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。

    3. グループ [SAP]、[ARIS Connectors for SAP Solutions] の順にフォルダーを開きます。

    4. [開始] タブ バーで 新規作成 [新規作成] の [コネクタ] をクリックします。

    5. コネクタの名前を入力します。

    6. 説明テキストを入力し、必要な場合は詳細を記載します。[OK] をクリックします。コネクタが作成され、あとで暗号化された値として渡す資格情報を示すダイアログ ボックスが表示されます。

    7. [資格情報のコピー] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。資格情報は、あとでコマンド ライン インターフェイスを使用して暗号化および指定する必要があります。資格情報は、いつでもコピーできます。

      テキスト ファイルへ資格情報を貼り付けることをお勧めします。これは、この手順で後述されるように、設定と暗号化のプロセスにかかる時間を短縮します。

    コネクタが作成され、ARIS Architect の一覧に表示されます。ARIS 管理で、コネクタが ARIS Connector for SAP Solutions スコープのアプリケーションとして表されます。

    ARIS Connector for SAP Solutions をインストールし、資格情報を ARIS Architect からコピーした後、ARIS Connector for SAP Solutions を初めて開始する前に基本接続パラメーターを指定する必要があります。設定ファイルは、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>\conf フォルダーにあります。

  4. コンソール モードで ARIS Connector for SAP Solutions を開始し、インストールをテストします。

    1. そのためには、オペレーティング システムに応じて、管理者権限でコマンド プロンプト ウィンドウか、Linux ターミナルを <ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>\bin フォルダーで開きます。

    2. startup.bat または startup.sh スクリプトを実行します。

      ポートが競合するため ARIS Connector for SAP Solutions インスタンスが起動しない場合は、ConnectorConfiguration.json ファイルでポート番号を変更します (<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ/conf)。

    ARIS Connector for SAP Solutions が実行中です。コネクタがまだ設定されていないため、エラー メッセージで確認が求められます。

    問題が発生した場合は、コマンド ライン インターフェイスにエラー メッセージが表示されます。メッセージは ConnectorCLI.log ファイルに記録されます。

    リンクにより、問題の解決に誘導されます。

    SAP_CONFIGURATION_DIFFERENT_USERS

    SAP パスワードを暗号化し、UpdateSAPConfiguration.json ファイルに入力しようとしたが、コマンドで指定されたユーザーがファイルでは指定されていません。暗号化に関する UpdateSAPConfiguration.json ファイルで指定されている 関連 user パラメーターの値の使用を確認します。

    CONFIG_FILE_MISSING_P_CFG_NAME

    必要な設定が、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>/conf フォルダーで不足しています。

    CONFIG_FILE_INVALID_P_CFG_NAME

    対応する設定ファイルに関係するファイル操作がエラーになりました。例外がログ ファイルに追加されました。

    CONFIG_VALUE_OUT_OF_BOUNDS_P_CFG_NAME_P_NAME_P_VALUE_P_MIN_P_MAX

    適切でない最小値または最大値を使用して設定パラメーターを指定しました。エラー メッセージには有効な範囲が含まれます。すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには関連する *.md ファイルを開きます。

    CONFIG_VALUE_NOT_SET_P_CFG_NAME_P_NAME

    必須の設定パラメーターが不足しています。エラー メッセージには不足しているパラメーターが含まれます。

    SAP_CONFIG_ALIAS_NOT_UNIQUE_P_CFG_NAME_P_ALIAS

    同一の alias 値を使用して複数の SAP システムを設定しました。各 SAP システムには、一意の alias 値を指定する必要があります。

    CONFIG_FILE_COULD_NOT_PERSIST

    対応する設定ファイルに関係するファイルの保存操作がエラーになりました。例外がログ ファイルに追加されました。

    SAP_CONFIG_CONNECTION_PARAMETERS_NOT_CORRECT

    serverUrl パラメーターの値として有効な SAP サーバー URL を、language パラメーターの値には大文字を指定する必要があります。値は、ARIS Connector for SAP Solutions を使用して alias として指定される SAP システムへの接続に使用されます。 すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateSAPConfiguration.md ファイルを開きます。

    SAP_CONFIG_AUTHENTICATION_PARAMETERS_NOT_CORRECT

    有効でない SAP 接続パラメーターを指定しました。

    SAP_CONFIG_LANGUAGE_PARAMETER_NOT_CORRECT

    不適切な言語パラメーターの値を指定しました。大文字 1 文字の使用を確認します。 すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateSAPConfiguration.md ファイルを開きます。

    ARIS_CONFIG_URL_NOT_VALID

    不適切な arisCloudUrl パラメーターの値を指定しました。URL の構文が不適切です。すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateARISConfiguration.md ファイルを開きます。

    ARIS_CONFIG_CLIENT_CREDENTIALS_NOT_VALID

    clientCredentials パラメーターの値が有効ではありません。関連する ARIS Connector for SAP Solutions の資格情報を ARIS Architect からコピーします。値の構文は <クライアント ID>/<クライアント シークレット> である必要があります。値は、クライアント ID とクライアント シークレットで構成され、フォワード スラッシュ (/) で区切られます。

    ENCRYPTION_GENERAL

    保存された暗号化済みパスワードは、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>/conf/ フォルダーにある key.secret ファイルを使用しても復号できなくなりました。最も可能性があるのは、シークレット キーが変更されたためです。これは、key.secret ファイルを削除してから ARIS Connector for SAP Solutions を再起動すると発生します。この場合、新しいキーを使用して新しい key.secret ファイルを作成し、すべての資格情報をもう一度暗号化する必要があります。そのためには、以下のコマンドを使用します。ConfigureConnector.bat -crd <ARIS Architect からコピーした資格情報>, ConfigureConnector.bat -sys <エイリアス> -usr <ユーザー> -pwd <パスワード> <パスワードの繰り返し>, ConfigureConnector.bat -upd

    SAP_INSTALLATION_CHECK_ERROR

    SAP システムとの接続が、認証以外の問題でエラーになりました。

    ARIS_AUTHORIZATION_ERROR and ARIS_AUTHENTICATION_FAILED_ERROR

    ARIS への接続がエラーになりました。考えられる原因には、不適切な arisCloudUrl、不適切な clientCredentials、不適切な証明書 (<ARIS Connector for SAP Solutions インストール/jre/lib/security フォルダーにある cacerts)、ネットワークの問題があります。

    ログ ファイルは <ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>\logs にあります。

    • Connector.log には、ARIS Connector for SAP Solutions のスタートアップ時と、接続されている SAP システムに関する情報が記録されます。

    • ConnectorCLI.log には、コマンド ライン インターフェイスによって記録されたメッセージが含まれます。

    • ConnectorCommunication.log には、ARIS Connector for SAP Solutions と ARIS との間の通信に関するメッセージが含まれます。

    • SCCService.log にはスタートアップ プロセスによって記録されたメッセージが含まれます。

  5. ARIS への接続を設定します。

    1. テキスト エディターで <ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ\conf\UpdateARISConfiguration.json ファイルを開きます。パラメーターは UpdateARISConfiguration.md ファイルに記述されています。ARISConfiguration.json ファイルは編集しないでください。

    2. ARIS クラウド URL とプロジェクト ルーム名のみを指定します。デフォルトでは、これらは Software AG から電子メールで届きます。設定を変更するには、疑問符内のパラメーターの後に値を設定します。

      "arisCloudUrl": "https://mc.ariscloud.com",

      "projectRoom": "default",

      "clientCredentials" : "password_set_with_configure_connector"

      セキュリティの理由から、ARIS からコピーしたクライアント資格情報を指定しないでください。コマンド ライン インターフェイスを使用して、暗号化された資格情報が生成され、指定されます。

    3. ファイルを保存します。

  6. SAP システムへの接続を設定します。

    1. テキスト エディターで <ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ\conf\UpdateSAPConfiguration.json ファイルを開きます。パラメーターは UpdateSAPConfiguration.md ファイルに記述されています。 SAPConfiguration.json ファイルは編集しないでください。

      値が設定されていない:

      "alias" : "",

      "serverUrl" : "",

      "user" : "",

      "password" : "",

      "client" : "",

      "language" : "",

      "allowUntrusted" : ""

    2. 以下のように強調表示されている値をすべて指定します。

      "alias" : "SM01"

      関連する SAP システムの名前を入力します。

      複数の SAP システムを使用する場合は、各 SAP システムに一意のエイリアスを指定する必要があります

      "serverUrl" : "https://sapsolman72.us.co.abc:50001",

      SAP ソリューション マネージャ 7.2 への SAP サーバー URL を入力します。

      構文: https://<ソリューション マネージャ サーバー名>:<ポート> 例: https://sapsolman72.us.co.abc:50001)。

      SAP サーバー URL は、SCIF または SOLDOC 実行可能ファイルを使用して、当該の SAP システムから取得できます。URL をポート番号までコピーするだけです。

      "user" : "ARIS_SAP_SYNC_USER",

      SAP® システムへのログオンに使用するユーザー名です。

      "password" : "password_set_with_configure_connector",

      SAP パスワードは指定しないでください。コマンド ライン インターフェイスを使用して、暗号化された資格情報が生成され、指定されます。

      "client" : "",

      SAP® クライアントの数を入力します。この値は、SAP® 管理者から入手できます。

      オプションで、デフォルト クライアント以外の SAP クライアントに接続できます。数字を入力しないと、デフォルト クライアントに接続されます。

      "language" : "E",

      SAP® システムへのログオンに使用する言語のコードです。

      E = 英語、D = ドイツ語、F = フランス語

      "allowUntrusted" : "false",

      [信頼されていないサーバーへのアクセスを許可する] が有効か ([真]) 無効か ([偽]) を定義します。

      セキュリティ証明書のために接続がエラーになるが、信頼されたサーバーで https を使用する場合のみ、[信頼されていないサーバーへのアクセスを許可する] を有効にする必要があります。セキュリティ証明書エラーは、自己署名証明書を使用すると発生する可能性があります。

    3. ファイルを保存します。

  7. 不足する資格情報を暗号化します。

    不足する資格情報を追加するには、資格情報の暗号化と送信が必要です。このような資格情報は、UpdateARISConfiguration.json ファイルの clientCredentials 値が不足し、UpdateSAPConfiguration.json ファイルの password 値が不足しています。

    1. コマンド プロンプト ウィンドウまたは Linux ターミナルで不足している SAP パスワードを暗号化および入力するには、「

      ConfigureConnector.bat/.sh -sys <alias パラメーターの値> -usr <user パラメーターの値> -pwd <パスワード> <パスワードの確認>」と入力します。

      Windows の場合の例: .\ConfigureConnector.bat -sys SM01 -usr ARIS_SAP_SYNC_USER -pwd ******** ********

      入力中のパスワードは表示されます。

    2. UpdateARISConfiguration.json ファイルで不足している clientCredentials 値を暗号化および送信するには、「

      ConfigureConnector.bat/.sh -crd <ARIS Architect からコピーしたクライアント資格情報キー>」と入力します。

      Linux の場合の例: ./ConfigureConnector.sh -crd 378ae18d-8d4d-499b-8579-1bd4601d30f0/15502484-88ab-4cb2-920f-153d21ab5915

      問題が発生した場合は、コマンド ライン インターフェイスにエラー メッセージが表示されます。リンクにより、問題の解決に誘導されます。

      問題が発生した場合は、コマンド ライン インターフェイスにエラー メッセージが表示されます。メッセージは ConnectorCLI.log ファイルに記録されます。

      リンクにより、問題の解決に誘導されます。

      SAP_CONFIGURATION_DIFFERENT_USERS

      SAP パスワードを暗号化し、UpdateSAPConfiguration.json ファイルに入力しようとしたが、コマンドで指定されたユーザーがファイルでは指定されていません。暗号化に関する UpdateSAPConfiguration.json ファイルで指定されている 関連 user パラメーターの値の使用を確認します。

      CONFIG_FILE_MISSING_P_CFG_NAME

      必要な設定が、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>/conf フォルダーで不足しています。

      CONFIG_FILE_INVALID_P_CFG_NAME

      対応する設定ファイルに関係するファイル操作がエラーになりました。例外がログ ファイルに追加されました。

      CONFIG_VALUE_OUT_OF_BOUNDS_P_CFG_NAME_P_NAME_P_VALUE_P_MIN_P_MAX

      適切でない最小値または最大値を使用して設定パラメーターを指定しました。エラー メッセージには有効な範囲が含まれます。すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには関連する *.md ファイルを開きます。

      CONFIG_VALUE_NOT_SET_P_CFG_NAME_P_NAME

      必須の設定パラメーターが不足しています。エラー メッセージには不足しているパラメーターが含まれます。

      SAP_CONFIG_ALIAS_NOT_UNIQUE_P_CFG_NAME_P_ALIAS

      同一の alias 値を使用して複数の SAP システムを設定しました。各 SAP システムには、一意の alias 値を指定する必要があります。

      CONFIG_FILE_COULD_NOT_PERSIST

      対応する設定ファイルに関係するファイルの保存操作がエラーになりました。例外がログ ファイルに追加されました。

      SAP_CONFIG_CONNECTION_PARAMETERS_NOT_CORRECT

      serverUrl パラメーターの値として有効な SAP サーバー URL を、language パラメーターの値には大文字を指定する必要があります。値は、ARIS Connector for SAP Solutions を使用して alias として指定される SAP システムへの接続に使用されます。 すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateSAPConfiguration.md ファイルを開きます。

      SAP_CONFIG_AUTHENTICATION_PARAMETERS_NOT_CORRECT

      有効でない SAP 接続パラメーターを指定しました。

      SAP_CONFIG_LANGUAGE_PARAMETER_NOT_CORRECT

      不適切な言語パラメーターの値を指定しました。大文字 1 文字の使用を確認します。 すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateSAPConfiguration.md ファイルを開きます。

      ARIS_CONFIG_URL_NOT_VALID

      不適切な arisCloudUrl パラメーターの値を指定しました。URL の構文が不適切です。すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateARISConfiguration.md ファイルを開きます。

      ARIS_CONFIG_CLIENT_CREDENTIALS_NOT_VALID

      clientCredentials パラメーターの値が有効ではありません。関連する ARIS Connector for SAP Solutions の資格情報を ARIS Architect からコピーします。値の構文は <クライアント ID>/<クライアント シークレット> である必要があります。値は、クライアント ID とクライアント シークレットで構成され、フォワード スラッシュ (/) で区切られます。

      ENCRYPTION_GENERAL

      保存された暗号化済みパスワードは、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>/conf/ フォルダーにある key.secret ファイルを使用しても復号できなくなりました。最も可能性があるのは、シークレット キーが変更されたためです。これは、key.secret ファイルを削除してから ARIS Connector for SAP Solutions を再起動すると発生します。この場合、新しいキーを使用して新しい key.secret ファイルを作成し、すべての資格情報をもう一度暗号化する必要があります。そのためには、以下のコマンドを使用します。ConfigureConnector.bat -crd <ARIS Architect からコピーした資格情報>, ConfigureConnector.bat -sys <エイリアス> -usr <ユーザー> -pwd <パスワード> <パスワードの繰り返し>, ConfigureConnector.bat -upd

      SAP_INSTALLATION_CHECK_ERROR

      SAP システムとの接続が、認証以外の問題でエラーになりました。

      ARIS_AUTHORIZATION_ERROR and ARIS_AUTHENTICATION_FAILED_ERROR

      ARIS への接続がエラーになりました。考えられる原因には、不適切な arisCloudUrl、不適切な clientCredentials、不適切な証明書 (<ARIS Connector for SAP Solutions インストール/jre/lib/security フォルダーにある cacerts)、ネットワークの問題があります。

      ログ ファイルは <ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>\logs にあります。

      • Connector.log には、ARIS Connector for SAP Solutions のスタートアップ時と、接続されている SAP システムに関する情報が記録されます。

      • ConnectorCLI.log には、コマンド ライン インターフェイスによって記録されたメッセージが含まれます。

      • ConnectorCommunication.log には、ARIS Connector for SAP Solutions と ARIS との間の通信に関するメッセージが含まれます。

      • SCCService.log にはスタートアップ プロセスによって記録されたメッセージが含まれます。

      資格情報を暗号化すると、ARIS Connector for SAP Solutions は <ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>\conf フォルダーに key.secret ファイルを作成します。その後、key.secret ファイルが暗号化に使用されます。

      このファイルのバックアップは必ず作成してください。これを含むキーを変更することはできません。key.secret ファイルを conf フォルダーから削除すると、暗号化された資格情報を持つ暗号化キーが保存されなくなるため、このファイルは復元可能である必要があります。これが、ARIS Connector for SAP Solutions の再起動時にこのファイルが必須である理由です。暗号化に使用された key.secret ファイルを復元できない場合は、資格情報を再び暗号化して送信する必要があります。そうでない場合、接続を確立できません。

  8. 設定を更新します。

    すべての必要な接続パラメーターと暗号化された資格情報は、設定ファイルに指定されています。最後に、コマンド ラインで ARISConfiguration.json ファイルと SAPConfiguration.json ファイルを更新する必要があります。

    ARISConfiguration.json ファイルと SAPConfiguration.json ファイルは手動で編集しないでください。

    設定を更新するには、以前に開いたコマンド プロンプト ウィンドウか Linux ターミナルで、「.\ConfigureConnector.bat -upd」または「./ConfigureConnector.sh -upd」と入力します。

    すべてのエントリが確認され、設定ファイルが更新されます。 問題が発生した場合は、コマンド ライン インターフェイスにエラー メッセージが表示されます。リンクにより、問題の解決に誘導されます。

    問題が発生した場合は、コマンド ライン インターフェイスにエラー メッセージが表示されます。メッセージは ConnectorCLI.log ファイルに記録されます。

    リンクにより、問題の解決に誘導されます。

    SAP_CONFIGURATION_DIFFERENT_USERS

    SAP パスワードを暗号化し、UpdateSAPConfiguration.json ファイルに入力しようとしたが、コマンドで指定されたユーザーがファイルでは指定されていません。暗号化に関する UpdateSAPConfiguration.json ファイルで指定されている 関連 user パラメーターの値の使用を確認します。

    CONFIG_FILE_MISSING_P_CFG_NAME

    必要な設定が、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>/conf フォルダーで不足しています。

    CONFIG_FILE_INVALID_P_CFG_NAME

    対応する設定ファイルに関係するファイル操作がエラーになりました。例外がログ ファイルに追加されました。

    CONFIG_VALUE_OUT_OF_BOUNDS_P_CFG_NAME_P_NAME_P_VALUE_P_MIN_P_MAX

    適切でない最小値または最大値を使用して設定パラメーターを指定しました。エラー メッセージには有効な範囲が含まれます。すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには関連する *.md ファイルを開きます。

    CONFIG_VALUE_NOT_SET_P_CFG_NAME_P_NAME

    必須の設定パラメーターが不足しています。エラー メッセージには不足しているパラメーターが含まれます。

    SAP_CONFIG_ALIAS_NOT_UNIQUE_P_CFG_NAME_P_ALIAS

    同一の alias 値を使用して複数の SAP システムを設定しました。各 SAP システムには、一意の alias 値を指定する必要があります。

    CONFIG_FILE_COULD_NOT_PERSIST

    対応する設定ファイルに関係するファイルの保存操作がエラーになりました。例外がログ ファイルに追加されました。

    SAP_CONFIG_CONNECTION_PARAMETERS_NOT_CORRECT

    serverUrl パラメーターの値として有効な SAP サーバー URL を、language パラメーターの値には大文字を指定する必要があります。値は、ARIS Connector for SAP Solutions を使用して alias として指定される SAP システムへの接続に使用されます。 すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateSAPConfiguration.md ファイルを開きます。

    SAP_CONFIG_AUTHENTICATION_PARAMETERS_NOT_CORRECT

    有効でない SAP 接続パラメーターを指定しました。

    SAP_CONFIG_LANGUAGE_PARAMETER_NOT_CORRECT

    不適切な言語パラメーターの値を指定しました。大文字 1 文字の使用を確認します。 すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateSAPConfiguration.md ファイルを開きます。

    ARIS_CONFIG_URL_NOT_VALID

    不適切な arisCloudUrl パラメーターの値を指定しました。URL の構文が不適切です。すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateARISConfiguration.md ファイルを開きます。

    ARIS_CONFIG_CLIENT_CREDENTIALS_NOT_VALID

    clientCredentials パラメーターの値が有効ではありません。関連する ARIS Connector for SAP Solutions の資格情報を ARIS Architect からコピーします。値の構文は <クライアント ID>/<クライアント シークレット> である必要があります。値は、クライアント ID とクライアント シークレットで構成され、フォワード スラッシュ (/) で区切られます。

    ENCRYPTION_GENERAL

    保存された暗号化済みパスワードは、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>/conf/ フォルダーにある key.secret ファイルを使用しても復号できなくなりました。最も可能性があるのは、シークレット キーが変更されたためです。これは、key.secret ファイルを削除してから ARIS Connector for SAP Solutions を再起動すると発生します。この場合、新しいキーを使用して新しい key.secret ファイルを作成し、すべての資格情報をもう一度暗号化する必要があります。そのためには、以下のコマンドを使用します。ConfigureConnector.bat -crd <ARIS Architect からコピーした資格情報>, ConfigureConnector.bat -sys <エイリアス> -usr <ユーザー> -pwd <パスワード> <パスワードの繰り返し>, ConfigureConnector.bat -upd

    SAP_INSTALLATION_CHECK_ERROR

    SAP システムとの接続が、認証以外の問題でエラーになりました。

    ARIS_AUTHORIZATION_ERROR and ARIS_AUTHENTICATION_FAILED_ERROR

    ARIS への接続がエラーになりました。考えられる原因には、不適切な arisCloudUrl、不適切な clientCredentials、不適切な証明書 (<ARIS Connector for SAP Solutions インストール/jre/lib/security フォルダーにある cacerts)、ネットワークの問題があります。

    ログ ファイルは <ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>\logs にあります。

    • Connector.log には、ARIS Connector for SAP Solutions のスタートアップ時と、接続されている SAP システムに関する情報が記録されます。

    • ConnectorCLI.log には、コマンド ライン インターフェイスによって記録されたメッセージが含まれます。

    • ConnectorCommunication.log には、ARIS Connector for SAP Solutions と ARIS との間の通信に関するメッセージが含まれます。

    • SCCService.log にはスタートアップ プロセスによって記録されたメッセージが含まれます。

ARIS Connector for SAP Solutions が稼働し、接続が設定およびテストされます。ARIS Cloud シナリオで ARIS Connector for SAP Solutions を使用するために、ARIS Connector for SAP Solutions を Windows サービスとして、または Linux デーモンとして実行できます。そうすると、オペレーティング システムが起動すると ARIS Connector for SAP Solutions が自動的に起動します。

ARIS Connector for SAP Solutions を Windows サービスとしてインストールできます。

手順

  1. ファイル ブラウザーで ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ (例: C:\SoftwareAG\acc4sap\bin) に移動します。

  2. 管理者権限でコマンド プロンプト ボックスを開きます。

  3. 「.\wrapper.bat install」と入力します。ARIS Connector for SAP Solutions サービスがインストールされます。スタートアップの種類は [自動] です。サービスは開始されません。サービスを開始するには、コマンド ラインから .\startup.bat を実行します。

ARIS Connector for SAP Solutions が実行され、サービスとしてインストールされます。

サービスを停止するには、コマンド ラインから .\shutdown.bat を実行します。サービスを削除するには .\wrapper.bat remove を実行します。

ARIS Connector for SAP Solutions を Linux デーモンとして実行すると、ARIS Connector for SAP Solutions は Linux の起動時に自動的に起動します。

  1. <ARIS Connector for SAP Solutions インストール フォルダー>/bin ディレクトリでターミナルを開きます。

  2. 「sudo .\wrapper.sh install」を実行します。ARIS Connector for SAP Solutions デーモンがインストールされます。デーモンが、Linux システムの起動時に自動的に起動するように設定されます。デーモンは開始されません。

  3. デーモンを起動するには、ターミナルから「.\startup.sh」を実行します。

  4. デーモンを停止するには、ターミナルから「.\shutdown.sh」を実行します。

  5. サービスを削除するには「sudo .\wrapper.sh remove」を実行します。

ARIS Connector for SAP Solutions は Linux デーモンとして実行されます。

ARIS Connector for SAP Solutions が ARIS Architect でまだ使用できない場合は、コネクタのステータスを確認するか、記録されたメッセージを見直す、あるいはビューを更新 (F5) します。ソリューション設定を作成する、あるいは関連する ARIS データベースから復元するためにコネクタを使用します。ARIS Connector for SAP Solutions とともに使用するためにソリューション設定を移行できます。逆も可能です。

ARIS と SAP® ソリューション マネージャ 7.2 間でデータを交換するためのすべてのファンクションをユーザーが使用できるように、プロジェクト担当者はソリューション設定を作成する必要があります。データ転送オプションはすべて、SAP® ソリューションの各ブランチごとの設定で定義されます。設定の変更を許可した場合のみ、ユーザーはオプションを変更できます。

ソリューション設定を作成する方法は、ARIS と SAP® サーバーの間でどのようにデータを転送するのかによって決まります。HTTP を使用してデータが転送される ARIS Architect 用にソリューション設定を作成できます。 ARIS Enterprise エディションなど、ARIS をクラウド シナリオで使用する場合は、VPN 接続なしでデータを交換するために ARIS Connector for SAP Solutions が必要です

必要条件

  • このテナントの設定管理者であること。

  • クラウド シナリオで ARIS を使用している場合は、ARIS Connector for SAP Solutions が起動されている必要があります。

手順

  1. ARIS Architect で、[ARIS] から 管理の表示 [管理] をクリックします。

  2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。

  3. ARIS Architect でまたはクラウド シナリオで使用されるソリューション設定を作成します。

    1. グループ [SAP] の [ソリューション設定] フォルダーを開きます (SAP ソリューション マネージャ 7.2)。

    2. [開始] タブ バーで、[新規作成] から [SAP サーバー] をクリックします。 [SAP® サーバーの登録] ダイアログ ボックスが開きます。

    3. ソリューション設定に表示されるサーバー名を入力します。

    4. URL (構文: https://<ソリューション マネージャ サーバー名>:<ポート> 例: https://sapsolman72.us.co.abc:50001)。

      URL は、SCIF または SOLDOC 実行可能ファイルを使用して、当該の SAP システムから取得できます。URL をポート番号までコピーするだけです。

    5. オプションで、SAP® クライアントの数を入力できます。これで、デフォルト クライアント以外の SAP クライアントに接続できます。数字を入力しないと、デフォルト クライアントに接続されます。この値は、SAP 管理者から入手できます。

    6. プロキシ サーバーを使用する場合は、パラメーターを入力します。

    7. 信頼されているサーバーで https を使用するが証明書が不明な場合のみ、[信頼されていないサーバーへのアクセスを許可する] をアクティブにします。

    8. [OK] をクリックします。SAP® サーバーがテーブルとナビゲーション ツリーに表示されます。

    9. SAP® サーバーを選択して、新規作成 [新規作成] の [ソリューション] をクリックします。ログオンしていない場合は、[SAP® ログオン] ダイアログ ボックスが開きます。

    10. 資格情報を入力し、ARIS に転送されたアイテムで使用される言語を選択します。

    11. [OK] をクリックします。[ソリューションの追加] ダイアログ ボックスが開きます。

      関連するソリューション設定をインポートすることも、ログオンしている ARIS データベースから復元することもできます。

      設定を XML ファイルからインポートして、ほかのテナントで使用できるようにできます。

      必要条件

      手順

      1. ARIS Architect でソリューション設定を開きます

        1. ARIS Architect で、[ARIS] から 管理の表示 [管理] をクリックします。

        2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。

        3. グループ [SAP] の [ソリューション設定] フォルダーを開きます (SAP ソリューション マネージャ 7.2)。ARIS Connector for SAP Solutions を使用する場合、グループ [SAP]、[ARIS Connectors for SAP Solutions] フォルダーの順に開きます。 登録されている SAP サーバーがすべて表示されます。

        4. ソリューションが管理される SAP サーバー構造を開きます。この SAP サーバー上の設定が表示されます。

      2. SAP® サーバーまたはソリューションを選択します。

      3. [開始] タブ バーの インポート [インポート] をクリックします。[開く] ダイアログ ボックスが開きます。

      4. プロジェクト設定が以前にエクスポートされた XML ファイルを選択します。

      5. [開く] をクリックします。

      設定がインポートされました。

      設定をアクティブ化して、定義したファンクションをユーザーが使用できるようにする必要があります。

      削除したソリューション設定を復元できます。

      必要条件

      • このテナントの設定管理者であること。

      • ブランチが管理されているデータベースにログオンしていること。

      手順

      1. ARIS Architect でソリューション設定を開きます

        1. ARIS Architect で、[ARIS] から 管理の表示 [管理] をクリックします。

        2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。

        3. グループ [SAP] の [ソリューション設定] フォルダーを開きます (SAP ソリューション マネージャ 7.2)。ARIS Connector for SAP Solutions を使用する場合、グループ [SAP]、[ARIS Connectors for SAP Solutions] フォルダーの順に開きます。 登録されている SAP サーバーがすべて表示されます。

        4. ソリューションが管理される SAP サーバー構造を開きます。この SAP サーバー上の設定が表示されます。

      2. 必要な SAP® サーバーが一覧にない場合は、新規作成 [新規作成] から [SAP® システム] をクリックします。

      3. SAP サーバー アイコン SAP® サーバーまたはソリューションを選択して、[開始] タブ バーの 再開 [復元] をクリックします。[設定の復元] ダイアログ ボックスが開きます。

      4. ブランチが管理されているデータベースを選択し、復元する設定を選択します。

        設定を復元できる複数のデータベースにログオンしている場合は、データベースを選択するだけです。

      5. プロジェクトまたはソリューションの開始オブジェクトを選択します。

      6. [OK] をクリックします。[SAP® ログオン] ダイアログ ボックスが開きます。

      7. 必要な場合はログオン データを入力して [OK] をクリックします。

      設定が復元されます。

      設定をアクティブにします

    1. グループ [SAP]、[ARIS Connectors for SAP Solutions] の順にフォルダーを開きます。 コネクタがテーブルとナビゲーション ツリーに表示されます。

    2. コネクタを選択して、SAP サーバー アイコン SAP® サーバーをクリックしてから、新規作成 [新規作成] の [ソリューション] をクリックします。ARIS Connector for SAP Solutions がすべての使用できるソリューションを抽出した後、ソリューションの追加] ダイアログ ボックスが開きます

      関連するソリューション設定をインポートすることも、ログオンしている ARIS データベースから復元することもできます。

      設定を XML ファイルからインポートして、ほかのテナントで使用できるようにできます。

      必要条件

      手順

      1. ARIS Architect でソリューション設定を開きます

        1. ARIS Architect で、[ARIS] から 管理の表示 [管理] をクリックします。

        2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。

        3. グループ [SAP] の [ソリューション設定] フォルダーを開きます (SAP ソリューション マネージャ 7.2)。ARIS Connector for SAP Solutions を使用する場合、グループ [SAP]、[ARIS Connectors for SAP Solutions] フォルダーの順に開きます。 登録されている SAP サーバーがすべて表示されます。

        4. ソリューションが管理される SAP サーバー構造を開きます。この SAP サーバー上の設定が表示されます。

      2. SAP® サーバーまたはソリューションを選択します。

      3. [開始] タブ バーの インポート [インポート] をクリックします。[開く] ダイアログ ボックスが開きます。

      4. プロジェクト設定が以前にエクスポートされた XML ファイルを選択します。

      5. [開く] をクリックします。

      設定がインポートされました。

      設定をアクティブ化して、定義したファンクションをユーザーが使用できるようにする必要があります。

      削除したソリューション設定を復元できます。

      必要条件

      • このテナントの設定管理者であること。

      • ブランチが管理されているデータベースにログオンしていること。

      手順

      1. ARIS Architect でソリューション設定を開きます

        1. ARIS Architect で、[ARIS] から 管理の表示 [管理] をクリックします。

        2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。

        3. グループ [SAP] の [ソリューション設定] フォルダーを開きます (SAP ソリューション マネージャ 7.2)。ARIS Connector for SAP Solutions を使用する場合、グループ [SAP]、[ARIS Connectors for SAP Solutions] フォルダーの順に開きます。 登録されている SAP サーバーがすべて表示されます。

        4. ソリューションが管理される SAP サーバー構造を開きます。この SAP サーバー上の設定が表示されます。

      2. 必要な SAP® サーバーが一覧にない場合は、新規作成 [新規作成] から [SAP® システム] をクリックします。

      3. SAP サーバー アイコン SAP® サーバーまたはソリューションを選択して、[開始] タブ バーの 再開 [復元] をクリックします。[設定の復元] ダイアログ ボックスが開きます。

      4. ブランチが管理されているデータベースを選択し、復元する設定を選択します。

        設定を復元できる複数のデータベースにログオンしている場合は、データベースを選択するだけです。

      5. プロジェクトまたはソリューションの開始オブジェクトを選択します。

      6. [OK] をクリックします。[SAP® ログオン] ダイアログ ボックスが開きます。

      7. 必要な場合はログオン データを入力して [OK] をクリックします。

      設定が復元されます。

      設定をアクティブにします

  4. 対応するソリューションを選択し、[OK] をクリックします。ソリューションがテーブルとナビゲーション ツリーに表示されます。

  5. ソリューションの必要なブランチを追加します

    1. ソリューションを選択して、新規作成 [新規作成] の [ブランチ] をクリックします。[ブランチの追加] ダイアログ ボックスが開きます。

    2. ブランチを選択します。

    3. ブランチの必要なスコープを選択します。SAP ソリューション マネージャで使用できるスコープがない場合は、Default scope 値が選択されます。デフォルト スコープは、ブランチ自体が使用されることを示します。

    4. [OK] をクリックします。ブランチの選択されているスコープが追加されます。異なるスコープをデフォルト スコープとして選択した場合は、スコープされた内容を示すために、スコープ名がソリューション名に追加されます。

    5. ナビゲーション ツリーでブランチをダブルクリックします。[ブランチ設定] タブがアクティブになります。概要に処理されるすべてのページが表示されます。権限のあるすべてのユーザーがデータ転送に使用できるように設定を定義します。

    6. ブランチに使用可能な文書タイプを選択します

      1. [文書タイプ] をクリックします。設定の概要が表示されます。

      2. 編集 [編集] をクリックします。 [文書タイプの割り当て] ダイアログ ボックスが開きます。

      3. 文書タイプが表示されていない場合は、[文書タイプをインポートする] をクリックします。SAP® ソリューション マネージャで作成されたすべての文書タイプが転送され、このテナントで使用できるようになります。

      4. [使用できる文書タイプ] ボックスで、すべてのタイプを選択します。

      5. 選択したタイプを、矢印キーを使用して [選択した文書タイプ] ボックスに転送します。

      6. [選択した文書タイプ] ボックスで必要な文書タイプを選択し、矢印キーを使用して選択内容を [SAP で削除を許可] ボックスに転送します。ARIS で管理され、それらのタイプに基づく文書は、SAP 同期を使用して SAP ソリューション マネージャで削除できます。

      7. [OK] をクリックします。文書の作成および文書の同期時に、これらの文書タイプが含まれます。

    7. SAP® ソリューション マネージャから ARIS にデータを転送するためのオプションを選択します

      1. [ナビゲーション] バーの [データを ARIS に転送する] ページをクリックします。選択したデフォルト オプションがテーブルに表示されます。

      2. 編集 [編集] をクリックします。 [同期ウィザード] が起動します。

      3. ユーザーがカスタム同期設定を選択できないようにするには、[変更を許可する] ページの該当オプションを無効にします。

        ARIS または SAP ソリューション マネージャが主要システムとして定義されているかどうか、常に留意してください。データが同期の際に誤って上書きされないように、該当する操作のみを許可してください。 データが両方のシステムで編集され、変更が上書きされることを防止します (「安全上の注意」を参照)。

      4. [次へ] をクリックして、[構造要素を転送する] ページで、構造要素のデータ同期の設定を選択します。

      5. [次へ] をクリックして、[実行可能ファイルとインターフェイスの転送] ページで、実行可能プログラムのデータ同期の設定を選択します。

      6. [次へ] をクリックして、[モデルの転送] ページで、プロセス図バリアントのデータ同期の設定を選択します。

      7. [次へ] をクリックして、[要素の削除] ページで、削除された要素のデータ同期の設定を選択します。

      8. [次へ] をクリックして、[割り当てを転送する] ページで、文書、マスター データ、および組織ユニットのデータ同期の設定を選択します。

      9. [次へ] をクリックして、[エンド ユーザー ロールを転送する] ページで、エンド ユーザー ロールのデータ転送の設定を選択します。

    8. ARIS からSAP® ソリューション マネージャにデータを転送するためのオプションを選択します

      1. [ナビゲーション] バーの [データを SAP® ソリューション マネージャへ転送する] ページをクリックします。選択したデフォルト オプションがテーブルに表示されます。

      2. 編集 [編集] をクリックします。[同期ウィザード] が起動します。

      3. ユーザーがカスタム同期設定を選択できないようにするには、[変更を許可する] ページの該当オプションを無効にします。

        ARIS または SAP ソリューション マネージャが主要システムとして定義されているかどうか、常に留意してください。データが同期の際に誤って上書きされないように、該当する操作のみを許可してください。 データが両方のシステムで編集され、変更が上書きされることを防止します (「安全上の注意」を参照)。

      4. [次へ] をクリックして、[構造要素を転送する] ページで、構造要素のデータ同期の設定を選択します。

      5. [次へ] をクリックして、[実行可能ファイル、文書、インターフェイスを転送する] ページで、実行可能ファイルのデータ同期と文書の転送に関する設定を選択します。

      6. [次へ] をクリックして、[モデルの転送] ページで、プロセス モデルのデータ同期の設定を選択します。

        警告

        最初のモデル転送に選択したターゲットの図タイプが、SAP システムで使用される図タイプを定義します。最初のモデル転送のあとで、ターゲットの図タイプを変更することはできません。別のモデル転送でターゲットの図タイプを変更しても、その設定は無視されます。

      7. [次へ] をクリックして、[要素の削除] ページで、削除された要素のデータ同期の設定を選択します。

      8. [次へ] をクリックして、[エンド ユーザー ロールを転送する] ページで、エンド ユーザー ロールのデータ転送の設定を選択します。

      9. [次へ] をクリックして、[モデル リンクの転送] ページで設定を選択します。

    9. ブランチのメソッド設定を選択します

      1. [メソッド設定] をクリックします。設定の概要が表示されます。

      2. 編集 [編集] をクリックします。 [メソッド設定の編集] ダイアログ ボックスが開きます。

      3. [メソッド設定を使用する] チェック ボックスをオンにして、[メソッド設定] をクリックします。[メソッド設定ウィザード] が開きます。

      4. [設計] ページで、目的のシンボル、モデル タイプ、割当図、BPMN レーンの割り当てを選択して、ビジネス設計構造をマッピングします。[ファンクション] オブジェクト タイプは変更できません。

      5. [次へ] をクリックし、目的のオブジェクト、シンボル、および接続線タイプを選択して、SAP® システムの [マスター データ] および [組織ユニット] フォルダーで管理されているアイテムをマッピングします。

      6. [次へ] をクリックし、目的のオブジェクト、シンボル、および接続線タイプを選択して、SAP システムの [エンド ユーザー ロール] タブで管理されているアイテムをマッピングします。

      7. [次へ] をクリックし、目的のオブジェクト、シンボル、および接続線タイプを選択して、[一般文書]、[プロジェクト文書]、[テスト ケース]、[トレーニング文書] など、SAP システムで表示されるタブで管理されているアイテムをマッピングします。

      8. [次へ] をクリックし、目的のオブジェクト、シンボル、および接続線タイプを選択して、SAP システムの [システム ランドスケープ] タブで管理されているアイテムをマッピングします。

      9. [次へ] をクリックして、設定を確認します。

      10. [完了] をクリックします。メソッド設定が作成されます。これで、このプロジェクトの SAP® 同期をダウンロードするとこの設定が適用されるようになります。

      11. 不要な変更を避けるために、バックアップされたデータベースを使用して、メソッド設定を確認できます。

    10. ブランチの属性割り当てを選択します

      1. [属性の割り当て] をクリックします。設定の概要が表示されます。

      2. 編集 [編集] をクリックします。

      3. [SAP® 属性のインポート] をクリックします。

        [SAP® 属性] 列に登録された SAP® デフォルト サーバーのすべての属性が表示されます。これらの属性は、SAP® ソリューション マネージャに割り当てられています。以前に転送された属性が、ここで更新されます。テキスト、単一値、複数値の属性のみが転送されます。

        [データ型] 列に、顧客データに設定されるデータ型が表示されます。 データ型が定義されていない顧客データは、ARIS 属性に割り当てることができません。属性値を指定できるには、値データ型の顧客データにのみです。必要な場合は、割り当てに使用する新しい属性を作成します。

      4. 目的の属性のデータ型が定義されていない場合は、[顧客データ] をクリックします。[顧客データの管理] ダイアログ ボックスが開きます。

      5. 目的の属性の行に移動し、下矢印 をクリックしてデータ型を選択します。

      6. [OK] をクリックして、[属性割り当ての編集] ダイアログ ボックスに戻ります。

      7. [ARIS 属性] 列の (...) をクリックして、対応する SAP® 属性に使用する属性を選択します。

        属性が適切に割り当てられていることを確認します。SAP® 属性を別の ARIS 属性に割り当てることはできません。必要な場合は、単一値を持つ新規の属性または複数行テキスト属性作成して、割り当てます。[SAP ID] など、SAP で使用されていない ARIS 属性のみを割り当てることができます。

        [対象] 列に、属性が有効な SAP アイテム タイプの一覧が表示されます。この情報は、属性を正しく割り当てるために必要です。関連する ARIS オブジェクト タイプと合致する属性のみが表示されます。[画面] オブジェクトを例に挙げると、SAP 属性が実行可能ファイルで使用できる場合のみ、属性が表示されます。[ファンクション] オブジェクトと [情報媒体] オブジェクトの ARIS 属性は、SAP 属性が構造アイテムと文書で使用できる場合に、一覧が表示されます。

        実行可能ファイル、インターフェイス、文書の場合、顧客データを SAP システムから ARIS に、あるいはその逆に転送できます。[画面] オブジェクト タイプと [情報媒体] オブジェクト タイプの属性は割り当てることができます。これは、オブジェクトが同じ属性を SAP ソリューション マネージャで共有する場合、すべてのオブジェクトで同じ ARIS 属性を使用する必要があることを意味します。たとえば、[画面] オブジェクトのみに有効な ARIS 属性が、構造要素のみに有効な SAP 属性に割り当てられるような正しくない属性の割り当ては、SAP 同期で無視されます。

        ベスト プラクティスは、個別の ARIS 属性を定義し、それらを SAP ソリューション マネージャの属性保持アイテムに合致するオブジェクト タイプに正確に割り当てることです。顧客データは、図とロールに関してはサポートされません。

      8. [値] 属性を割り当てた場合は、[顧客データ] をクリックして、顧客データ値を割り当てます。[顧客データの管理] ダイアログ ボックスが開きます。

      9. [顧客データ値] 列の [参照] ボタン (...) をクリックします。[顧客データ値の割り当て] ダイアログ ボックスが開きます。

      10. [顧客データ値] 列の (...) をクリックします。[顧客データ値の割り当て] ダイアログ ボックスが開きます。

      11. [属性値の追加] をクリックし、顧客データ値のキーと関連する顧客データ値を入力します。

      12. [OK] をクリックします。追加した属性が表示されます。

      13. [OK] をクリックして、[属性割り当ての編集] ダイアログ ボックスに戻ります。

      14. [OK] をクリックします。 属性が割り当てられます。SAP® 同期中にこれらの属性は転送されます

  6. ソリューション設定をアクティブにします。

    1. テーブルで ロックされているブランチの設定 ロックされている設定を選択します。

    2. アクティブ化 [同期するブランチの有効化/無効化] をクリックします。

    同期のための設定が有効になります。アクティブな設定は 有効化された設定 シンボルで表示されます。[アクティブ] のときには、ユーザーは ARIS と SAP® ソリューション マネージャの間で内容を転送できます。

ソリューションは、ユーザーが ARIS と SAP® ソリューション マネージャの間でデータを転送するために使用できます。

いつでも選択したオプションをカスタマイズしたり、設定をロックしたりできます。

削除したソリューション設定を復元できます。

必要条件

  • このテナントの設定管理者であること。

  • ブランチが管理されているデータベースにログオンしていること。

手順

  1. ARIS Architect でソリューション設定を開きます

    1. ARIS Architect で、[ARIS] から 管理の表示 [管理] をクリックします。

    2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。

    3. グループ [SAP] の [ソリューション設定] フォルダーを開きます (SAP ソリューション マネージャ 7.2)。ARIS Connector for SAP Solutions を使用する場合、グループ [SAP]、[ARIS Connectors for SAP Solutions] フォルダーの順に開きます。 登録されている SAP サーバーがすべて表示されます。

    4. ソリューションが管理される SAP サーバー構造を開きます。この SAP サーバー上の設定が表示されます。

  2. 必要な SAP® サーバーが一覧にない場合は、新規作成 [新規作成] から [SAP® システム] をクリックします。

  3. SAP サーバー アイコン SAP® サーバーまたはソリューションを選択して、[開始] タブ バーの 再開 [復元] をクリックします。[設定の復元] ダイアログ ボックスが開きます。

  4. ブランチが管理されているデータベースを選択し、復元する設定を選択します。

    設定を復元できる複数のデータベースにログオンしている場合は、データベースを選択するだけです。

  5. プロジェクトまたはソリューションの開始オブジェクトを選択します。

  6. [OK] をクリックします。[SAP® ログオン] ダイアログ ボックスが開きます。

  7. 必要な場合はログオン データを入力して [OK] をクリックします。

設定が復元されます。

設定をアクティブにします

ARIS Architect でソリューション設定を使用して SAP ソリューションを管理することがなくなったら、ソリューションの処理を ARIS Connector for SAP Solutions にさせることができます。[SAP] の [ソリューション設定 (ソリューション マネージャ 7.2)] フォルダーか、グループ [SAP] の [ARIS Connectors for SAP Solutions] フォルダーのいずれか 1 つの設定のみが使用できるようにします。

必要条件

手順

  1. ARIS Architect で、[ARIS] から 管理の表示 [管理] をクリックします。

  2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。

  3. グループ [SAP] の [ソリューション設定] フォルダーを開きます (SAP ソリューション マネージャ 7.2)。

  4. ソリューションが管理される SAP サーバー アイコン SAP® サーバー構造を開きます。その SAP® サーバー上のソリューション設定が表示されます。

  5. 関連する SAP® サーバーを削除します。これで、すべての含まれるソリューション設定が削除されます。

  6. グループ [SAP]、[ARIS Connectors for SAP Solutions] の順にフォルダーを開きます。

  7. SAP サーバー アイコン SAP® サーバーまたはソリューションを選択して、[開始] タブ バーの 再開 [復元] をクリックします。[設定の復元] ダイアログ ボックスが開きます。

  8. ブランチが管理されているデータベースを選択し、復元する設定を選択します。

  9. 次に設定を復元します。

    [ソリューション設定 (ソリューション マネージャ 7.2)] フォルダーからエクスポートされたソリューション設定を使用して ARIS Connector for SAP Solutions にソリューション設定を復元するためにインポート機能を使用しないでください。

ソリューションは、ユーザーが ARIS と SAP® ソリューション マネージャ 7.2 の間でデータを転送するために使用できます。SAP 資格情報は、ARIS Connector for SAP Solutions が認証を処理するため不要です。

逆の移行も可能です。ARIS Connector for SAP Solutions の代わりにソリューション設定 (ソリューション マネージャ 7.2) を使用します。

ARIS Connector for SAP Solutions 設定を変更する必要がある場合は、コマンドライン インターフェイスを使用するために ConfigureConnector.bat または ConfigureConnector.sh のスクリプトを使用します。

以下は、コマンド ライン インターフェイスを使用してできることです。

  • UpdateSAPConfiguration.json ファイルにある SAP パスワードを変更する。

  • UpdateARISConfiguration.json ファイルにある資格情報を変更する。

  • 接続をテストする。

  • 設定のアクティブ化 (更新)。

configureConnector.bat または configureConnector.sh スクリプトを使用してコマンド ライン インターフェイスを起動する。これらのスクリプトは <ARIS Connector for SAP Solutions インストール>\bin\ ディレクトリにあります。

UpdateSAPConfiguration.json ファイルと UpdateARISConfiguration.json ファイルは <ARIS Connector for SAP Solutions インストール>\conf\ ディレクトリにあります。 パラメーターは対応する .md ファイルに記述されています。

警告

<ARIS Connector for SAP Solutions インストール>\conf\ ディレクトリにある SAPConfiguration.json ファイルと ARISConfiguration.json ファイルは編集しないでください。コマンド ライン インターフェイスを使用してできるのは、これらのファイルの更新のみです。

ConnectorConfiguration.json ファイルには ARIS Connector for SAP Solutions の開始パラメーターが含まれます。ポート番号などの設定は手動で変更できます。このファイルを変更した場合は、ARIS Connector for SAP Solutions の再起動が必要です。

コマンド ライン ヘルプ

-h、--help 使用方法の指示を表示して終了します。

-? 使用方法の指示を表示して終了します。

-v バージョン番号を表示して終了します。

-pwd,--password <arg> SAP システム エイリアスと SAP システム ユーザーのパスワードを変更します。

パスワードは 2 回必要です (パスワードと確認)。

-crd, --credentials <資格情報> 資格情報を変更します。

-chk,--check-configurations 設置を確認します。

-upd,--update-configurations 設定の更新

-sys,--system <arg> SAP システム エイリアスを指定します。

-usr,--user <arg> SAP システム ユーザーを指定します。

ユーザー アクション

  • ヘルプの表示: configureConnector -h

  • バージョン番号の表示: configureConnector -v

  • SAP システム パスワードの変更: configureConnector -sys <sap_system> -usr <名前> -pwd [<パスワード> <パスワードの確認>]

  • ARIS 資格情報の変更: configureConnector -crd <ARIS Architect からコピーされた資格情報>

  • 現在の設定を確認する: configureConnector -chk

  • 現在の設定の更新。つまり、現在の設定ファイルの再読み込み: configureConnector -upd

問題が発生した場合は、コマンド ライン インターフェイスにエラー メッセージが表示されます。リンクにより、問題の解決に誘導されます。

問題が発生した場合は、コマンド ライン インターフェイスにエラー メッセージが表示されます。メッセージは ConnectorCLI.log ファイルに記録されます。

リンクにより、問題の解決に誘導されます。

SAP_CONFIGURATION_DIFFERENT_USERS

SAP パスワードを暗号化し、UpdateSAPConfiguration.json ファイルに入力しようとしたが、コマンドで指定されたユーザーがファイルでは指定されていません。暗号化に関する UpdateSAPConfiguration.json ファイルで指定されている 関連 user パラメーターの値の使用を確認します。

CONFIG_FILE_MISSING_P_CFG_NAME

必要な設定が、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>/conf フォルダーで不足しています。

CONFIG_FILE_INVALID_P_CFG_NAME

対応する設定ファイルに関係するファイル操作がエラーになりました。例外がログ ファイルに追加されました。

CONFIG_VALUE_OUT_OF_BOUNDS_P_CFG_NAME_P_NAME_P_VALUE_P_MIN_P_MAX

適切でない最小値または最大値を使用して設定パラメーターを指定しました。エラー メッセージには有効な範囲が含まれます。すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには関連する *.md ファイルを開きます。

CONFIG_VALUE_NOT_SET_P_CFG_NAME_P_NAME

必須の設定パラメーターが不足しています。エラー メッセージには不足しているパラメーターが含まれます。

SAP_CONFIG_ALIAS_NOT_UNIQUE_P_CFG_NAME_P_ALIAS

同一の alias 値を使用して複数の SAP システムを設定しました。各 SAP システムには、一意の alias 値を指定する必要があります。

CONFIG_FILE_COULD_NOT_PERSIST

対応する設定ファイルに関係するファイルの保存操作がエラーになりました。例外がログ ファイルに追加されました。

SAP_CONFIG_CONNECTION_PARAMETERS_NOT_CORRECT

serverUrl パラメーターの値として有効な SAP サーバー URL を、language パラメーターの値には大文字を指定する必要があります。値は、ARIS Connector for SAP Solutions を使用して alias として指定される SAP システムへの接続に使用されます。 すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateSAPConfiguration.md ファイルを開きます。

SAP_CONFIG_AUTHENTICATION_PARAMETERS_NOT_CORRECT

有効でない SAP 接続パラメーターを指定しました。

SAP_CONFIG_LANGUAGE_PARAMETER_NOT_CORRECT

不適切な言語パラメーターの値を指定しました。大文字 1 文字の使用を確認します。 すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateSAPConfiguration.md ファイルを開きます。

ARIS_CONFIG_URL_NOT_VALID

不適切な arisCloudUrl パラメーターの値を指定しました。URL の構文が不適切です。すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateARISConfiguration.md ファイルを開きます。

ARIS_CONFIG_CLIENT_CREDENTIALS_NOT_VALID

clientCredentials パラメーターの値が有効ではありません。関連する ARIS Connector for SAP Solutions の資格情報を ARIS Architect からコピーします。値の構文は <クライアント ID>/<クライアント シークレット> である必要があります。値は、クライアント ID とクライアント シークレットで構成され、フォワード スラッシュ (/) で区切られます。

ENCRYPTION_GENERAL

保存された暗号化済みパスワードは、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>/conf/ フォルダーにある key.secret ファイルを使用しても復号できなくなりました。最も可能性があるのは、シークレット キーが変更されたためです。これは、key.secret ファイルを削除してから ARIS Connector for SAP Solutions を再起動すると発生します。この場合、新しいキーを使用して新しい key.secret ファイルを作成し、すべての資格情報をもう一度暗号化する必要があります。そのためには、以下のコマンドを使用します。ConfigureConnector.bat -crd <ARIS Architect からコピーした資格情報>, ConfigureConnector.bat -sys <エイリアス> -usr <ユーザー> -pwd <パスワード> <パスワードの繰り返し>, ConfigureConnector.bat -upd

SAP_INSTALLATION_CHECK_ERROR

SAP システムとの接続が、認証以外の問題でエラーになりました。

ARIS_AUTHORIZATION_ERROR and ARIS_AUTHENTICATION_FAILED_ERROR

ARIS への接続がエラーになりました。考えられる原因には、不適切な arisCloudUrl、不適切な clientCredentials、不適切な証明書 (<ARIS Connector for SAP Solutions インストール/jre/lib/security フォルダーにある cacerts)、ネットワークの問題があります。

ログ ファイルは <ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>\logs にあります。

  • Connector.log には、ARIS Connector for SAP Solutions のスタートアップ時と、接続されている SAP システムに関する情報が記録されます。

  • ConnectorCLI.log には、コマンド ライン インターフェイスによって記録されたメッセージが含まれます。

  • ConnectorCommunication.log には、ARIS Connector for SAP Solutions と ARIS との間の通信に関するメッセージが含まれます。

  • SCCService.log にはスタートアップ プロセスによって記録されたメッセージが含まれます。