ARIS Architect で 2 つの Matomo 関連レポートを設定できます。ARIS 文書格納データを最新に保つには、レポートを頻繁に実行する必要があります。
グローバル ARIS ポータル使用統計を Matomo から収集する Matomo レポートのセットを取得し、ARIS 文書格納にアップロードします (Dashboarding/Matomo)。
ARIS レポートにはコンテキストが必須であるため、このレポートのコンテキストとして ARIS データベースが指定されている必要があります。ただし、データベースはレポートによって評価されないため、どのデータベースが選択されているかは問題になりません。
データベース固有の ARIS ポータル使用統計を Matomo から収集する Matomo レポートのセットを取得し、ARIS 文書格納にアップロードします (Dashboarding/<データベース名>/Matomo)。そのため、統計を収集するデータベースは使用できる状態にあり、コンテキストとして指定される必要があります。
レポートを正常に実行できるようにするには、レポートの適切なパラメーター化が必要です。パラメーターが無効な場合は、Matomo への接続がエラーになるか、ARIS と一緒に使用される Matomo 設定 が無効になり、両方のレポートが何も出力せずにエラーになります。エラーと警告はログに記録されます (レポートを実行するランナブル (abs または hds など) の jsreport.log を参照)。
Matomo がセットアップされ、ARIS を使用するように設定されている場合、指定されているパラメーターに従って次のパラメーターを指定します。
Server_Host: Matomo サーバー ホストのホスト名または IP アドレスです。デフォルトは localhost です。
Server_Port: Matomo サービスのポートです。デフォルトは 80 です。
Server_Path: Matomo サービスのパスです。デフォルトはルート コンテキスト ( / ) です。
Authentication_Token: ARIS Web サイトの表示権限を持つ適切な Matomo ユーザーの承認トークンです。デフォルトは anonymous です。これは、匿名ユーザーが表示権限を持つ場合のみ機能します。
Site_Id: Matomo の ARIS Web サイトの ID です。デフォルトは 1 です。
Site_Visit_Tenant_Dimension_Id: Matomo で作成される「tenant」カスタム次元の ID です。デフォルトは 1 です。
Site_Visit_Action_Resource_Path_Dimension_Id: Matomo で作成される「resource-path」カスタム次元の ID です。デフォルトは 2 です。
Site_Visit_Action_Resource_Type_Dimension_Id: Matomo で作成される「resource-type」カスタム次元の ID です。デフォルトは 3 です。