[Lane] 要素

レーンはプロセスの一部であり、プロセスを構成するために使用されますが、定義された意味論はありません。通常はプールに埋め込まれますが、BPMN 図で直接使用することもできます。

レーンは水平または垂直に配置できます。意味論上の違いはありません。レーンの向きは、BPMN ファイルの bpmndi 部分で定義されます。

レーンの向き

[laneset] タイプの要素を含む [process] タイプの要素は、各プールに生成されます。[laneset] タイプの要素の ID は、「LANESET_」という文字列とプールの外部 GUID で構成されます。レーンが BPMN 図に直接存在する場合は、モデルの GUID が使用されます。[laneset] タイプの要素には、ID が「FLOWNODE_」という文字列とレーンの外部 GUID で構成される [lane] 要素が含まれます。[name] 属性にはレーンの名前が含まれます。

レーン

[Business rule task] タイプのオブジェクトなどのフロー要素がレーンに埋め込まれている場合は、フロー要素を参照する [flowNodeRef] タイプの要素が [lane] タイプの要素で生成されます。

ビジネス ルール タスク

レーンにはレーンを含めることもできます。階層構造の深度には制限がありません。下位レーンが使用される場合、[lane] タイプのすべての下位要素を含む [childLaneSet] 要素が下位レーンを持つ各レーンに生成されます。

サブレーンを含むレーン