[割り当てられたデータ] ダイアログでは、セクションのさまざまな領域で評価されるデータを指定します。
反復を持つ
反復範囲のデータに対してクエリを実行する場合は、[反復を持つ] オプションを有効にします。有効になっていない場合は、[反復のデータ] フィールドのデータを割り当てられないため、反復範囲はレポート スクリプト テンプレートの対応するセクションに表示されません。
使用可能なデータ
ここでは、クエリで使用できるデータ要素が階層構造で表示されます。使用できるデータは、設定されているコンテキストと、上位クエリによって異なります。コンテキストが設定されたクエリを上部セクションに挿入した場合は、そのコンテキストが最上位クエリを表します。
[選択したグループ] などの上位クエリの下には、評価が可能なすべてのデータ要素が一覧表示されます。一覧でアイテムを展開すると ([モデル一覧 (フィルター可能)] など)、選択したグループのモデルに対してさらにクエリを実行できるすべてのアイテム ([オブジェクト定義] など) が表示されます。データ要素 [モデル一覧] は、クエリに対して選択されているすべてのモデルを返します。また、[オブジェクト定義] は、検出されたモデルのすべてのオブジェクト定義を返します。
アイテムに「フィルター可能」というフレーズが付けられている場合は、データ要素 [接続線オカレンス (タイプ別にフィルター可能)] の [接続線タイプ] フィルターなど、そのアイテムにフィルターを設定することができます。ツールヒントに、[パラメーター] ダイアログでアイテムに設定できるフィルターが示されます。
評価では、上位クエリに関係なく、[グローバルに使用できるデータ] を使用することもできます。
反復のデータ
反復範囲に設定できるクエリは、1 つだけです。割り当てられたデータは、レポート スクリプトの該当セクションに表示されます。上位グループなど、アイテムが 1 つしか含まれていないデータは反復範囲でクエリを実行することはできませんが、静的範囲に割り当てることはできます。反復範囲のデータ要素には、特定の一覧のシンボル (属性一覧と属性の比較など) が用意されています。
静的範囲のデータ
静的範囲には複数のデータ要素を割り当てて、評価することができます。静的範囲に割り当てられたデータは、レポート スクリプトには表示されません。
例: クエリへのデータ要素の割り当て