IT ビューには、次のモデル タイプが含まれます。
アプリケーション システム タイプ図
アクセス図
プログラム フロー図
アプリケーション システム階層
都市計画のコンテキストにおいて、企業内の現在のアプリケーション システムの階層は、アプリケーション システム タイプ図を使用して表されます。
アプリケーション システム タイプ階層の次のレベルを表すことができます。
IT システム
サブシステム
IT ソフトウェア
IT ブロック
IT プロシージャ
ソケット
IT システム、サブシステム、IT ソフトウェアおよび IT ブロックは、[アプリケーション システム タイプ] オブジェクト タイプのシンボルです。階層は、[包含する] 関係タイプを使用して構成されます。
IT システムは、[アプリケーション システム タイプ 階層の最上レベルにあります。[IT システム] は、構造化された多数の IT 要素 (通常、サブシステム) で構成されています。[IT システム] の管理と操作は、指定した組織ユニットが担当します。
サブシステムは、[IT システム] のコンポーネントです。サブシステムのコンポーネントは、[IT ソフトウェア] といいます。
[IT ソフトウェア] により、同種の一連のファンクションがサポートされます。これは、ユーザー指向であり、1 つ以上の業務プロセスをサポートします。[IT ブロック] は、[IT ソフトウェア] のコンポーネントです。
原則として、[IT ブロック] には、同じデータ (データベース、テーブル、ファイルなど) にアクセスする [IT プロシージャ] が含まれます。
IT プロシージャは、[IT ファンクション タイプ] タイプのオブジェクトです。各 [IT プロシージャ] により、特定のファンクションがサポートされます。
ソケットは IS サービスに対応します。これは、ほかの IT 要素がその IT 要素のデータと処理方法にアクセスできるようにするために、IT 要素により提供されるインターフェイスです。
次の図は、DATEV システムのサブシステム構造の一例です。