プロセス サポート マップの作成または更新を行ったら、IT ランドスケープ計画者はプロセス指向の文書化と、個々のビジネス領域の IT サポート計画を開始します。この場合、計画者は、ARIS リポジトリで IT アーキテクチャ管理者によって管理される既存の IT システム一覧にアクセスします。プロセス サポート ユニットをダブルクリックすると、「プロセス サポート ユニットの編集」マクロが実行されます。
IT ランドスケープ計画者は、最初にプロセス サポート ユニットのプロセス サポートのタイプ (プロセス サポート タイプ) を定義します。以下のステータスが区別されます。
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処理なし (プロセス ステップは関係しません) |
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手動 (手動サポート) |
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システム (IT システムにサポートされます) |
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異なる (プロセス サポート タイプが異なる複数のプロセス サポート ユニットにマクロを実行した場合。プロセス サポート タイプを変更すると、選択したタイプがすべてのプロセス サポート ユニットに転送されます。場合によっては、割り当てが失われることがあります。) |
[追加] または [編集] ボタンを使用して、既存の割り当てをセルに追加したり編集したりできます。
目的の割り当てを検索結果から選択でき、必要に応じてライフサイクルに関する情報を保存できます。たとえば、[目標] チェック ボックスをオンにすると、割り当ては目標のシステムになります。
このセルに目的のすべての割り当てを入力したら、[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じることができます。
割り当ては対応するセルに表示されます。
シンボルの右上の隅にある色付きの円 (信号機) は、IT ランドスケープの計画ライフサイクルにおける関連フェーズを示します。青い枠は目標のシステムを示します。
プロセス サポート セルの割り当ての削除とライフサイクル データの変更は、上の説明と同じ手順で行うことができます。セルから割り当てを削除すると、「プロセスのサポート ステータス」や「段階的導入の計画開始日」などの、割り当てとプロセス サポート ユニット間の接続線のすべての属性が削除され、モデルからは割り当てのオカレンスのみが削除されます。その結果、「モデルの更新」マクロはこれらの割り当てを無視します。
設定ファイルでは、特定の基準に従って、[プロセス サポート ユニットの編集] ダイアログ ボックスを使用して選択リストにフィルターを適用できます。たとえばこれは、[アプリケーション システム タイプ] オブジェクト タイプを IT システムだけでなく IT コンポーネントにも使用する場合に便利です。デフォルトでは、システムとコンポーネントが表示されるように、一覧にはオブジェクト タイプによりフィルターが適用されています。設定を使用して、プロセス サポート マップに関連しない IT コンポーネントを、IT システムに加えて表示しないようにできます。[システム タイプ] 属性などを使用して区別できます。代わりにユーザー定義の属性を使用することもできます。