ArchiMate® 3.x モデルを使用した AMEFF ファイルをグループにインポートし、そのインポートで既存のモデルとオブジェクトを更新するか、または新しいモデルとオブジェクトを作成するかを指定できます。
必要条件
グループに対する読取権限、書込権限、および削除権限を持った状態で、ARIS Architect にログオンしていること。
インポートする AMEFF ファイルがあること。
手順
[ARIS] の [エクスプローラー] をクリックします。
グループを右クリックし、[インポート] の [ArchiMate ファイル] をクリックします。
Archimate Model Exchange File Format (AMEFF) と互換性のある XML ファイルを選択し、[次へ] をクリックします。
選択したグループのインポート戦略を指定します。
インポートで既存のモデルとオブジェクトを更新し、競合の解決を指定する場合は、[既存モデルおよびオブジェクトを更新] を選択します。
インポートで、既存のモデルとオブジェクトはそのままにして、新しいモデルとオブジェクトを作成する場合は、[新しいモデルおよびオブジェクトを作成] を選択します。
組織ビューポイントを ARISグループにインポートする場合は、[組織を ARIS グループとしてインポート] を有効にします。
インポートのシミュレーションを実行する場合は、[テスト モード] を有効にします。この場合、データベースにデータはインポートされません。
[次へ] をクリックします。
ArchiMate インポート設定を確認して、[完了] をクリックします。
設定に応じて、ArchiMate® 内容がグループにインポートされるか、インポートのシミュレーションが実行されます。ファイル インポートについて、結果ダイアログに通知されます。インポート結果のタブに、インポートされるモデル、オブジェクト、グループの問題に関するメッセージが表示されます。それぞれのインポートされるモデルとオブジェクトの情報には、名前、タイプ、状態 (新規または更新済み)、パス、元のパス (モデルやオブジェクトが移動された場合) があります。それぞれのインポートされるグループの情報には、名前、状態 (新規または更新済み)、パス、元のパスがあります。
警告
インポート ファイルに ARIS メソッドで設定されていないカスタム ビューポイントが含まれていると、[ArchiMate インポートの問題を無視する] ダイアログ ボックスが表示されます。
[OK] をクリックすると、インポートは続行されます。ただし、まだ設定されていないカスタム ビューポイントからの概念は、代わりに [ArchiMate モデル (3.1)] モデル タイプで記述されます。
カスタム ビューポイントをインポートするには、まず、設定のインポートでビューポイントを作成してマッピングする必要があります。
メモ
インポート後、モデルで非表示の関係が使用されていると、警告が表示されます。非表示の関係 (「入れ子」モデリングで使用されます) は ArchiMate® 標準で使用できます。そのような関係は、ARIS リポジトリでは接続線として捉えられます。そのため、この種の警告は、インポート中に情報が失われたことを示すものではありません。