以下は、コマンド ライン インターフェイスを使用してできることです。
UpdateSAPConfiguration.json ファイルにある SAP パスワードを変更する。
UpdateARISConfiguration.json ファイルにある資格情報を変更する。
接続をテストする。
設定のアクティブ化 (更新)。
configureConnector.bat または configureConnector.sh スクリプトを使用してコマンド ライン インターフェイスを起動する。これらのスクリプトは <ARIS Connector for SAP Solutions インストール>\bin\ ディレクトリにあります。
UpdateSAPConfiguration.json ファイルと UpdateARISConfiguration.json ファイルは <ARIS Connector for SAP Solutions インストール>\conf\ ディレクトリにあります。 パラメーターは対応する .md ファイルに記述されています。
警告
<ARIS Connector for SAP Solutions インストール>\conf\ ディレクトリにある SAPConfiguration.json ファイルと ARISConfiguration.json ファイルは編集しないでください。コマンド ライン インターフェイスを使用してできるのは、これらのファイルの更新のみです。
ConnectorConfiguration.json ファイルには ARIS Connector for SAP Solutions の開始パラメーターが含まれます。ポート番号などの設定は手動で変更できます。このファイルを変更した場合は、ARIS Connector for SAP Solutions の再起動が必要です。
コマンド ライン ヘルプ
-h、--help 使用方法の指示を表示して終了します。
-? 使用方法の指示を表示して終了します。
-v バージョン番号を表示して終了します。
-pwd,--password <arg> SAP システム エイリアスと SAP システム ユーザーのパスワードを変更します。
パスワードは 2 回必要です (パスワードと確認)。
-crd, --credentials <資格情報> 資格情報を変更します。
-chk,--check-configurations 設置を確認します。
-upd,--update-configurations 設定の更新
-sys,--system <arg> SAP システム エイリアスを指定します。
-usr,--user <arg> SAP システム ユーザーを指定します。
ユーザー アクション
ヘルプの表示: configureConnector -h
バージョン番号の表示: configureConnector -v
SAP システム パスワードの変更: configureConnector -sys <sap_system> -usr <名前> -pwd [<パスワード> <パスワードの確認>]
ARIS 資格情報の変更: configureConnector -crd <ARIS Architect からコピーされた資格情報>
現在の設定を確認する: configureConnector -chk
現在の設定の更新。つまり、現在の設定ファイルの再読み込み: configureConnector -upd
問題が発生した場合は、コマンド ライン インターフェイスにエラー メッセージが表示されます。リンクにより、
に誘導されます。問題が発生した場合は、コマンド ライン インターフェイスにエラー メッセージが表示されます。メッセージは ConnectorCLI.log ファイルに記録されます。
リンクにより、問題の解決に誘導されます。
SAP パスワードを暗号化し、UpdateSAPConfiguration.json ファイルに入力しようとしたが、コマンドで指定されたユーザーがファイルでは指定されていません。暗号化に関する UpdateSAPConfiguration.json ファイルで指定されている 関連 user パラメーターの値の使用を確認します。
必要な設定が、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>/conf フォルダーで不足しています。
対応する設定ファイルに関係するファイル操作がエラーになりました。例外がログ ファイルに追加されました。
適切でない最小値または最大値を使用して設定パラメーターを指定しました。エラー メッセージには有効な範囲が含まれます。すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには関連する *.md ファイルを開きます。
必須の設定パラメーターが不足しています。エラー メッセージには不足しているパラメーターが含まれます。
同一の alias 値を使用して複数の SAP システムを設定しました。各 SAP システムには、一意の alias 値を指定する必要があります。
対応する設定ファイルに関係するファイルの保存操作がエラーになりました。例外がログ ファイルに追加されました。
serverUrl パラメーターの値として有効な SAP サーバー URL を、language パラメーターの値には大文字を指定する必要があります。値は、ARIS Connector for SAP Solutions を使用して alias として指定される SAP システムへの接続に使用されます。 すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateSAPConfiguration.md ファイルを開きます。
有効でない SAP 接続パラメーターを指定しました。
不適切な言語パラメーターの値を指定しました。大文字 1 文字の使用を確認します。 すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateSAPConfiguration.md ファイルを開きます。
不適切な arisCloudUrl パラメーターの値を指定しました。URL の構文が不適切です。すべてのパラメーターの使用に関する詳細情報を得るには、UpdateARISConfiguration.md ファイルを開きます。
clientCredentials パラメーターの値が有効ではありません。関連する ARIS Connector for SAP Solutions の資格情報を ARIS Architect からコピーします。値の構文は <クライアント ID>/<クライアント シークレット> である必要があります。値は、クライアント ID とクライアント シークレットで構成され、フォワード スラッシュ (/) で区切られます。
保存された暗号化済みパスワードは、<ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>/conf/ フォルダーにある key.secret ファイルを使用しても復号できなくなりました。最も可能性があるのは、シークレット キーが変更されたためです。これは、key.secret ファイルを削除してから ARIS Connector for SAP Solutions を再起動すると発生します。この場合、新しいキーを使用して新しい key.secret ファイルを作成し、すべての資格情報をもう一度暗号化する必要があります。そのためには、以下のコマンドを使用します。ConfigureConnector.bat -crd <ARIS Architect からコピーした資格情報>, ConfigureConnector.bat -sys <エイリアス> -usr <ユーザー> -pwd <パスワード> <パスワードの繰り返し>, ConfigureConnector.bat -upd
SAP システムとの接続が、認証以外の問題でエラーになりました。
ARIS への接続がエラーになりました。考えられる原因には、不適切な arisCloudUrl、不適切な clientCredentials、不適切な証明書 (<ARIS Connector for SAP Solutions インストール/jre/lib/security フォルダーにある cacerts)、ネットワークの問題があります。
ログ ファイルは <ARIS Connector for SAP Solutions インストール ディレクトリ>\logs にあります。
Connector.log には、ARIS Connector for SAP Solutions のスタートアップ時と、接続されている SAP システムに関する情報が記録されます。
ConnectorCLI.log には、コマンド ライン インターフェイスによって記録されたメッセージが含まれます。
ConnectorCommunication.log には、ARIS Connector for SAP Solutions と ARIS との間の通信に関するメッセージが含まれます。
SCCService.log にはスタートアップ プロセスによって記録されたメッセージが含まれます。