1 つのキャパシティ リソースによるプロセス フォルダーのナビゲーション

XOR または OR ルールの動作は、確率を指定することによって制御できます。プロセス フォルダーが通過するパスを決定するには、ルールがアクティブになる際にキャパシティ リソースのキャパシティを固定値と比較することもできます。 分岐直後の各パスにイベントが必要です。 各イベントは、[比較される] 接続線によってキャパシティ リソースに接続されている必要があります。 [比較演算子] および [比較値 (数値)] 属性は各イベントに対して設定する必要があります。[比較値] はリソースの定義されたキャパシティ値です。この値は、比較方法を定義する [比較演算子] (>=/<=) と比較されます。

定義により OR ルールの場合は複数のパスが有効になることができるため、比較値および比較演算子によって指定される値範囲が重なっても構いません。一方、XOR ルールの場合は 1 つのパスのみが有効になることができます。したがって、XOR ルールの場合、値範囲が重なっていないことを確認する必要があります。 条件が完全に指定されていない場合、プロセス フォルダーはルールの位置で待機します。

リソースに基づいて決定される転送は、ERM 属性または確率に基づく転送より優先されます。