ダイアログ ボックス、スクリプト サービス、Web サービスのシミュレーション データの定義

ダイアログ ボックス、スクリプト サービスおよび Web サービスに、処理時間、コスト、量など、Process Governance シミュレーション用の出力データを定義できます。 事前定義されたシミュレーション データによるサンプル プロセスが Governance Automation Models リファレンス データベースで利用できます。

必要条件

シミュレーション データは、[手動タスク] または [開始イベント] タイプのオブジェクトにオブジェクトが接続されていて、[手動タスク] または [開始イベント] にデータ フローが使用できる場合に、ダイアログ ボックス、スクリプト サービス、Web サービスにのみ指定できます。スクリプト サービスおよび Web サービスにシミュレーション データが定義されていない場合は、ガバナンス プロセスで定義されているデータが使用されます。

手順

  1. シミュレーション データを定義するオブジェクトを含むモデルを開きます。

  2. 目的のシンボルをクリックします。

  3. [ガバナンス] タブ バーをアクティブにします。

  4. [プロセスの準備] の [シミュレーション データの定義] をクリックします。 対応するダイアログ ボックスが開きます。

  5. シミュレーション データを生成するために、ダイアログ ボックスの左側にある シミュレーション データの追加 [シミュレーション データの追加] をクリックします。シミュレーション データは、対応するデータ フローのデータに基づいて生成されます。

  6. 新しく作成されたシミュレーション データをダブルクリックして、名前を入力します。名前は複数回割り当てることができ、変更はいつでも可能です。

  7. シミュレーション データに属する各データ フィールドの値を指定します。これを実行するには、ダイアログ ボックスの左側で必要なシミュレーション データの名前をクリックします。[値] 列のデータ フィールドをダブルクリックして、関連する値を入力します。データ型にしたがって、たとえばユーザーを選択するためなどに値を入力できる特別なダイアログ ボックスが表示されます。

    データ フィールドの上にマウス ポインターを置くと、データ型が表示されます。

  8. ダイアログ ボックスの左側にある コピー [シミュレーション データのコピー] をクリックして、シミュレーション データを複製し、異なる値を入力して調整します。

  9. シミュレーション データを削除するには、ダイアログ ボックスの左側にある 削除 [シミュレーション データの削除] をクリックします。

  10. 生成されたシミュレーション データの詳細オプションが表示されます ([データ フィールド] 領域)。一覧にその他のアイテムを追加 (一覧アイテムの追加 [追加]) または一覧からアイテムを削除 (削除)、および同じデータ型のデータ フィールドに値をコピー (コピー) して貼り付ける (貼り付け) ことができます。

  11. 必要に応じて、既存のデータベースからグループ、モデルとオブジェクトを挿入します (データの挿入 [データの挿入])。

  12. この方法を使用して、さまざまなプロセス パスのパラメーターを定義します。

  13. 出力データの表示 [出力データの表示] をクリックして、データ フロー モデルのシミュレーション データを XML ファイルとして表示します。

  14. カスタマイズした出力データの表示 [カスタマイズされた出力データの表示] をクリックして、シミュレーションに定義した値を含めて、データ フロー モデルからのシミュレーション データを XML ファイルとして表示します。

  15. [OK] をクリックします。

シミュレーション データは、定義レベルに保存されます。Process Governance シミュレーションを実行できるようになります。

ダイアログ ボックス、スクリプト サービス、Web サービスに定義したシミュレーション データをアクティビティのシミュレーション データのデータ基礎として使用できます。

ARIS ビデオ チュートリアル

実行可能プロセスのシミュレーション

このチュートリアルは ARIS 7.2 に基づいています。 紹介される機能は、現在のバージョンでも使用できます。