リスクと統計の詳細統計には、統制の効果とリスクの発生の面で更新する必要がある情報があります。技術的な理由より、これらの統計内の既存のデータは更新できません。したがって、更新用に行が追加されます。
リスクの詳細統計
検知統制によって、発生したリスクの損害が軽減されると、損害額の軽減に関する統計が更新されます。統計内の追加の行で、次の結果が更新されます。
損害額
リスク発生に起因する損害額を示します。実際に発生した損害額だけを示します。損害額が軽減された場合は、損害額が少なくなります。軽減が発生すると、損害額の列に、軽減額が負の値として入力されます。したがって、列内の値の合計は、累積統計の値と同じになります。
損害軽減額
検知統制を正常に実行することにより達成された、損害量の削減を示します。
ファンクションの詳細統計
防止統制によって、損害の発生が防止されたり、防止に失敗したりすると、損害の防止に関する統計が更新されます。統計内の追加の行で、次の結果が更新されます。
損害回避額
防止統制に成功したことで、発生が回避された損害額を示します。
損害非回避額
防止統制が正常に実行されなかったため、回避できなかった損害額を示します。
統制に接続されているリスクが評価されると、すぐに更新が実行されます。複数のリスクが統制に接続されている場合、更新された行が統計内の各リスクに表示され、統計が最新の状態に保たれます。