アドホック分析の使用

アドホック分析を使用すると、マウス クリックを数回行うだけで、自動的または段階的にデータベース内の複雑な相互関係を視覚化できます。相互関係は、分析パスとしてグラフィカルに表示されます。

たとえば、次の質問への回答が提供されます:

質問に応じて、データベースのグループ、モデル、またはオブジェクトを開始点として入力します。これにより、ルート検索ツールでルートを定義するのと同様に、簡単に分析を定義できます。分析を自動的に実行する場合、分析で実行する項目を挿入できます。ターゲットを複数指定することもできます。

ただし、分析パスを段階的に定義することもできます。アイテムの後続オブジェクトは、テーマ別グループで表示されます。

相互関係は、分析パスとして分析のタブにグラフィカルに表示されます。また、分析は複数の分析パスに分割することによって、結合することもできます。

ログオン時に使用したメソッド フィルターからのすべての分析アイテムと接続線が含められます。シンボルは、ここでは ARIS シンボルとして示されません。ARIS シンボルは、分析出力時に表示されます。

複雑な分析パスでの作業を容易にするために、フィルターを使用して内容をさまざまな形式で表示できます。

分析結果は、プライベート領域およびパブリック領域に保存できます。パブリック領域に保存された分析は、すべての権限のあるユーザーが使用できます。データベースの保存時に分析は含まれないので、個別に保存する必要があります。

分析が要件に合えば、分析の全体または一部をテーブル形式またはグラフィックとして出力し、グラフィック オブジェクトまたはテキストを追加できます。すべての ARIS シンボルは、メソッド フィルターに定義されたシンボルを使用して表示されます。各種の出力は、分析と共に自動的に保存されます。