プロセスの中には、シミュレーションの実行時にほかのプロセスよりも先に実行しなければならないものがあります。つまり、技術的リソースおよび人材リソースはこのようなプロセスに優先的に割り当てる必要があります。これにより、これらのプロセスの動的待機時間を最小化できます。イベントで対応する属性を指定することで、プロセス フォルダーに明示的に優先度を割り当てることができます。値が大きいほど、優先度が高くなります。デフォルトの優先度は 0 です。BPMN 図では現在、開始イベントのみがサポートされています。シミュレーション中にこのイベントを通過するすべてのプロセス フォルダーに、指定した優先度が適用されます。あるファンクションで複数のプロセス フォルダーが実行を待機している場合、リソースは優先度の高いプロセス フォルダーから順に割り当てられます。優先度が同じプロセス フォルダーは、ファンクションへの到達順で処理されます。