Alfabet のインポート設定

設定で、モデル、接続線、アサインメントの一般的なマッピングが定義されます。この設定で、ARIS と Alfabet の間のデータ転送を Alfabet RESTful API バージョン 2 を使用して処理します。一般に、Alfabet オブジェクトは ARIS オブジェクトにマッピングされます。Alfabet オブジェクト クラスは、class name XML プロパティを使用してマッピングされます。すべて、または単一の Alfabet オブジェクト クラスのインポートは、次のインポート定義を使用して実行されます。

マッピング定義と Alfabet のインポート設定が必要な、セキュアでない Alfabet RESTful API バージョン 1 (API バージョン 1) に対して、Alfabet RESTful API バージョン 2 (API バージョン 2) は、Alfabet のインポート設定と関連する Alfabet レポートのみ使用します。API バージョン 1 に対して、API バージョン 2 の Alfabet のインポート設定には、実際にインポートされる Alfabet オブジェクト クラスとプロパティのみ含まれます。また、Alfabet のインポート設定には、1 つのオブジェクト マッピングまたは一括マッピングのマッピング情報とマッピングの使用方法も含まれます。

<mapping> ルート要素では、version プロパティに値 2 が指定されます。

API バージョン 2 では、<table> 要素が <class> に置き替えられます。クラスとプロパティの名前はテーブルおよびテーブル列の名前ではなく、Alfabet のオブジェクト クラスとプロパティの名前になります。<psutable> および <psmtable> 要素も <class>.に置き替えられます。PSU/PSM インポートの場合、属性import-target="psu" または import-target="psm" を指定する必要があります。

Alfabet のインポート設定

この Alfabet のインポート設定には、Alfabet のインポートの ARIS デモユース ケースに基づくインポートのマッピングが含まれます。

<mapping version="2">

<class name="Application" import="both"> report="DataImportIntoARIS_Applications" arisgroupname="Applications" isgroup="true" aristype="ST_APPL_SYS_TYPE" overview-model="MT_APPL_SYS_TYPE_DGM,ST_APPL_SYS_TYPE" condition="Stereotype">

class name

ApplicationValueNodeBusinessProcess などの Alfabet オブジェクト class 名です。

import

各 <class> のインポートの種類を指定します。

objectbulkboth のいずれかを設定できます。

report

マッピングされた必須データでオブジェクトを要求する Alfabet レポートです。

レポートには、定義されたプロパティ セットを含め、現在のクラスで定義されていないが、アプリケーション システム タイプ オブジェクトのライフサイクル属性など、インポートされるオブジェクトの ARIS 属性になるプロパティにアクセスできるようにします。

レポートでは、少なくとも以下のプロパティを返す必要があります。

  • すべてのマッピングされたプロパティ

  • ARIS タイプを決定する条件として使用されるすべてのプロパティ

  • PSU マッピングの場合: refstrxobject yobject

  • PSM マッピングの場合: refstrxobjects1yobjects1namelast update、master guid check attribute プロパティとしてユーザーが定義したプロパティ、type の condition として定義されたプロパティ

参照されたレポートが Alfabet にない場合、インポート ログにこの問題が報告されます。この場合、インポートはレポートを使用せずに、デフォルトのインポートへのフォールバックを試みます。

デフォルト設定をサポートする Alfabet レポートは、Alfabet リリース 10.5p2 以降に付属します。Alfabet でこれらのレポートを変更したり、独自のレポートを定義したりできます。カスタム レポートを作成する場合、それに合わせて Alfabet 設定を必ず変更してください。

arisgroupname

ARIS データベース グループの名前です。

空以外に指定された場合、指定された値の ARIS データベース グループがオブジェクト クラスのインポート用に作成されます。インポートされたすべてのオブジェクトはこのグループに保存されます。

arisgroupname が空または未指定の場合は、下位グループは作成されません。条件マッピングが定義されていない場合、関連オブジェクトが対応するグループにインポートされます。

isgroup

true の場合、インポートされた各オブジェクトについてグループを作成します。

aristype

使用されるオブジェクト タイプの ARIS API 名です。ここで ARIS シンボルが指定されていると、そのシンボルからオブジェクト タイプが派生します。さらに、インポートされたアイテムのデフォルト シンボルが、このシンボル タイプに設定されます。

overview-model

オプションで、指定されたタイプの概要モデルを作成し、モデルからこの条件に合う各 class オブジェクトのオカレンスを配置します。モデル タイプの API name を指定します。例: MT_APPL_SYS_TYPE_DGM,ST_APPL_SYS_TYPE.

condition

Stereotype など、以下の condition 要素で指定される条件値を判断するのに使用されるオプションのプロパティ。

<!-- Conditions for filtering objects -->

<!-- (Note: For performance reasons filtering should normally

be done by the Alfabet report. This is just an example

that demonstrates how it can be applied on the ARIS side.

The example is restricted to object mapping by

setting import="object".) -->

<filter property="ObjectState" value="Active" import="object"/>

filter

プロパティ値のフィルター。

プロパティ ObjectState = "Active" のアプリケーションのマッピングなど、フィルター条件を可能な場合は Alfabet レポート内で定義します。

<filter> 要素を使用する場合、ARIS 側でさらにフィルタリングを適用できます。

フィルターは次のプロパティで定義されます。

  • property: フィルタリングの値を提供するプロパティ。

  • value: 許可されるアイテムのプロパティの値。

  • import: フィルターを適用するインポートのタイプ。"object"、"bulk"、または "both" が可能です ("" は "both" と解釈されます)。

property

ObjectState などの Alfabet クラス プロパティ名です。

Value

インポートが想定されるオブジェクトにマークを付けるプロパティの値です。

この例では、ObjectState プロパティ値は Active です。

import

フィルターを適用するインポートのタイプ。値には、objectbulk、または both ("" は "both" と解釈されます)。

<!-- Conditions for classifying objects -->

<condition value="BOT" arisgroupname="BOTs" aristype="ST_APPL_SYS_TYPE" overview-model="MT_APPL_SYS_TYPE_DGM,ST_APPL_SYS_TYPE"/>

condition

ステレオタイプなどの class 要素のプロパティの値に基づいて条件マッピングを定義します。Stereotype が指定されていて、オブジェクトが値のいずれか (下の condition 要素の一覧にある BOTSaaS Systems など) とマッチする場合、オブジェクトは、class 要素で定義されるものではなく、condition 要素で定義されるものに従ってマッピングされます。つまり、BOT および SaaS Systems 条件値にマッチするオブジェクトは、Applications データベース グループではなく、BOTs および SaaS データベース グループにインポートされます。

value

この条件が適用されることを指定するプロパティ値です。

arisgroupname

オプションで、この条件を満たすアイテムに関する Alfabet オブジェクト class 要素のデフォルト グループ名を上書きします。

aristype

使用されるオブジェクト タイプの ARIS API 名です。ここで ARIS シンボルが指定されていると、そのシンボルからオブジェクト タイプが派生します。さらに、インポートされたアイテムのデフォルト シンボルが、このシンボル タイプに設定されます。

overview-model

オプションで、指定されたタイプの概要モデルを作成し、モデルからこの条件に合う各 class オブジェクトのオカレンスを配置します。モデル タイプの API name を指定します。例: MT_APPL_SYS_TYPE_DGM,ST_APPL_SYS_TYPE.

<condition value="SaaS Systems" arisgroupname="SaaS" aristype="ST_APPL_SYS_TYPE" overview-model="MT_APPL_SYS_TYPE_DGM,ST_APPL_SYS_TYPE"/>

<condition value="TradingPartner" arisgroupname="Trading Partners" aristype="ST_APPL_SYS_TYPE" overview-model="MT_APPL_SYS_TYPE_DGM,ST_APPL_SYS_TYPE"/

<!-- Attribute mappings -->

<attr alfabet="Name" aris="AT_NAME"/>

alfabet

Alfabet プロパティの名前です。

aris XML プロパティ

ARIS 属性の API 名です。

空の文字列 (""): マッピングされず、無視されます。

<attr alfabet="Version" aris="AT_REL_3"/>

<attr alfabet="Description" aris="AT_DESC"/>

<attr alfabet="ID" aris="AT_ID"/>

<attr alfabet="ObjectState" aris="AT_REM"/>

<attr alfabet="Evaluation_StartDate" aris="AT_EVALUATION_START"/>

<attr alfabet="Evaluation_EndDate" aris="AT_EVALUATION_END"/>

<attr alfabet="Pilot_StartDate" aris="AT_TO_BE_PHASED_IN_START"/>

<attr alfabet="Pilot_EndDate" aris="AT_TO_BE_PHASED_IN_END"/>

<attr alfabet="Production_StartDate" aris="AT_STANDARD_START"/>

<attr alfabet="Production_EndDate" aris="AT_STANDARD_END"/>

<attr alfabet="LimitedProduction_StartDate" aris="AT_LIMITED_STANDARD_START"/>

<attr alfabet="LimitedProduction_EndDate" aris="AT_LIMITED_STANDARD_END"/>

<attr alfabet="ShutDown_StartDate" aris="AT_TO_BE_PHASED_OUT_START"/>

<attr alfabet="ShutDown_EndDate" aris="AT_TO_BE_PHASED_OUT_END"/>

<!-- Connection mappings -->

<cxn property="NextVersion" cxntype="CT_IS_PRED_OF" srctotarget="true" forceexist="true">

property XML プロパティ

Alfabet プロパティの名前です。プロパティは、Reference タイプまたは ReferenceArray タイプである必要があります。

『Alfabet メタモデルの文書化』を参照してください。 詳細については、「ARIS - Alfabet 相互運用インターフェイス」の Alfabet リファレンス マニュアルをお読みください。 文書 Web サイト.から技術ヘルプを開く、あるいはダウンロードすることができます。文書は、ARIS ダウンロード センターにある ARIS インストール パッケージにも含まれます 。

cxntype

ARIS 接続線タイプの API 名です。

空の文字列 (""): マッピングされず、無視されます。

Value="-1": 接続線を作成しません。アサインメント定義が下位要素としてある場合のみ、許可されます。

srctotarget

接続線の方向を定義します。

true:

class 要素から参照された要素へ。

false:

参照された要素から class 要素へ。

forceexist

インポートで、参照された要素のターゲット オブジェクトまたはソース オブジェクトがデータベースに存在することを強制するかどうかを指定します。値が true に設定されている場合は、参照されたオブジェクトのマッピング定義を使用してターゲット オブジェクトまたはソース オブジェクトが作成されます。ターゲット オブジェクトまたはソース オブジェクトが存在する場合のみ、接続線がインポートされます。ターゲット オブジェクトまたはソース オブジェクトの存在が必要になるかどうかは、srctotarge XML プロパティで指定された値によります。

デフォルト値は false です。

<assign type="all" model="MT_APPL_SYST_TYPE_DGN" add-parent="true" parent-symbol="ST_APPL_SYS_TYPE" child-symbol="ST_APPL_SYST_TYPE"/>

assign

モデルへのアサインメントを、接続線の追加、接続線の代わり、または参照されているアイテムがほかの Alfabet オブジェクト クラスから派生したモデルの場合、モデルへのいずれかで作成します。

type

インポートされたオブジェクトごとに 1 つのアサイン モデルを作成します。class 下位要素としては使用できません。

model

割り当てられる ARIS モデルのモデル タイプの API 名 (MT_APPL_SYS_TYPE_DGM など) です。

add-parent

上位オブジェクトのオカレンスをアサイン モデルに追加します。

デフォルト設定は false です。

これを true に変更すると、上位オブジェクトのオカレンスがアサイン モデルに追加されます。そのため、parent-symbol 属性は必須です。

parent-symbol

アサイン モデルで使用される 上位 ARIS オブジェクトのシンボル タイプの API 名 (ST_APPL_SYS_TYPE) です。

add-parent 属性が true の場合のみ必要です。

child-symbol

アサイン モデルで使用される ARIS オブジェクトのシンボル タイプの API 名 (ST_APPL_SYST_TYPE) です。

参照される要素がモデル自体の場合は使用されません。

</cxn>

<cxn property="Domain" cxntype="CT_CAN_SUPP_1" srctotarget="true" forceexist="true">

<assign type="all" model="MT_APPL_SYS_TYPE_DGM" add-parent="true" parent-symbol="ST_APPL_SYS_TYPE" child-symbol="ST_IS_FUNC" />

</cxn>

<!-- Link for navigation to Alfabet -->

<link attribute="AT_ALFA_LINK_1" title="AT_ALFA_NAVI1" defaultvalue="Navigate to Application in Alfabet" >

link

ARIS と Alfabet の間の参照として ARIS リンク属性を作成します。

attribute

Alfabet オブジェクトへの移動に使用される ARIS リンク属性の属性タイプの API 名です。デフォルトでは、Alfabet Link 1 (AT_ALFA_LINK_1) 属性タイプが、Alfabet オブジェクトへの URL を保存するために使用されます。

title

使用される ARIS [リンク タイトル] 属性の属性タイプの API 名です。デフォルトでは、[ALFABET ナビゲーション 1] 属性タイプが、リンクのタイトル テキストの保存に使用されます。

このテキストは、defaultvalue XML プロパティに入力されます。これは、title locale XML プロパティで明確に指定されていないすべての言語で表示されます。タイトルは ARIS では書き込みから保護されます。Alfabet へのマッピング中に、または「ARIS -Alfabet 同期」レポートで入力されます。

defaultvalue

リンクのタイトル テキスト用のローカライズされていないデフォルト テキストです。

このテキストは、title locale XML プロパティで明確に指定されていないすべての言語で表示されます。タイトルは ARIS では書き込みから保護されます。Alfabet へのマッピング中に、または「ARIS-Alfabet 同期」レポートで入力されます。

<title locale="1033" value="Navigate to Application in Alfabet" />

locale

リンク タイトルが転送される言語のロケール ID (LCID) です。

デフォルトでは、英語 (1033) でデータが転送されます。別の言語 (たとえばドイツ語) で ARIS データベースにログオンすると、ドイツ語の属性の値が英語で表示されます。

value

ローカライズされたタイトル テキストです。

</link>

<!-- Configuration of dialog for object mapping -->

<dialog-columns>

dialog-columns

[Alfabet オブジェクトの選択] ダイアログ ボックスで使用できる Alfabet オブジェクト クラスを定義します。

この例では、Application Alfabet オブジェクト クラスがソースです。このクラスのすべての Alfabet オブジェクトが表示されます。

<column alfabet="Version"/>

column alfabet

[Alfabet オブジェクトの選択] ダイアログ ボックスに表示される列と内容を定義します。

この例では、Version が列タイトルとして使用されるプロパティの名前です。このプロパティのすべての値が、この列に表示されます。Version は、設定ファイルで一覧されている Application Alfabet オブジェクト クラスの attr 下位要素を参照します。attr 下位要素からマッピングされたその他のすべてのプロパティを使用できます。

<newlink url="ExternalAccess.aspx?AccessType=ExternalAccess&UserType=Named&View=GraphicView:APP_CaptureApplications_Ex"/>

newlink url

新しい Alfabet オブジェクトを作成するための Alfabet へのリンクを定義します。この [Alfabet オブジェクトの作成] リンクは、[Alfabet オブジェクトの選択] ダイアログ ボックスで使用できます。

この値は、変更しないでください。

"ExternalAccess.aspx?AccessType=ExternalAccess&amp;UserType=Named&amp;View=GraphicView:APP_CaptureApplications_Ex"

この値は、リンクの静的部分を表します。この値と、ARIS データベースを Alfabet システムに接続したときに指定したユーザーインターフェイス URL の値を使用して、リンクが構成されます。

</dialog-columns>

</class>

<name="ApplicationGroup" report="DataImportIntoARIS_ApplicationGroups" import="bulk" arisgroupname="Application groups" isgroup="true" aristype="OT_APPL_SYS_CLS" overview-model="MT_APPL_SYS_TYPE_DGM,ST_APPL_SYS_CLS">

class name

ApplicationValueNodeBusinessProcess などの Alfabet オブジェクト class 名です。

report

マッピングされた必須データでオブジェクトを要求する Alfabet レポートです。

レポートには、定義されたプロパティ セットを含め、現在のクラスで定義されていないが、アプリケーション システム タイプ オブジェクトのライフサイクル属性など、インポートされるオブジェクトの ARIS 属性になるプロパティにアクセスできるようにします。

レポートでは、少なくとも以下のプロパティを返す必要があります。

  • すべてのマッピングされたプロパティ

  • ARIS タイプを決定する条件として使用されるすべてのプロパティ

  • PSU マッピングの場合: refstrxobject yobject

  • PSM マッピングの場合: refstrxobjects1yobjects1namelast update、master guid check attribute プロパティとしてユーザーが定義したプロパティ、type の condition として定義されたプロパティ

参照されたレポートが Alfabet にない場合、インポート ログにこの問題が報告されます。この場合、インポートはレポートを使用せずに、デフォルトのインポートへのフォールバックを試みます。

デフォルト設定をサポートする Alfabet レポートは、Alfabet リリース 10.5p2 以降に付属します。Alfabet でこれらのレポートを変更したり、独自のレポートを定義したりできます。カスタム レポートを作成する場合、それに合わせて Alfabet 設定を必ず変更してください。

import

各 <class> のインポートの種類を指定します。

objectbulkboth のいずれかを設定できます。

<attr alfabet="Name" aris="AT_NAME"/>

<attr alfabet="Description" aris="AT_DESC"/>

<attr alfabet="ID" aris="AT_ID"/>

<cxn property="BelongsTo" cxntype="CT_CAN_SUBS_2" srctotarget="false" forceexist="true" make-parent-group="true">

cxntype

ARIS 接続線タイプの API 名です。

空の文字列 (""): マッピングされず、無視されます。

Value="-1": 接続線を作成しません。アサインメント定義が下位要素としてある場合のみ、許可されます。

<assign type="all" model="MT_APPL_SYS_TYPE_DGM" add-parent="true" parent-symbol="ST_APPL_SYS_CLS" child-symbol="ST_APPL_SYS_CLS"/>

</cxn>

<cxn property="Applications" cxntype="CT_BELONGS_TO_CLS" srctotarget="false" forceexist="true">

<assign type="all" model="MT_APPL_SYS_TYPE_DGM" add-parent="true" parent-symbol="ST_APPL_SYS_CLS" child-symbol="ST_APPL_SYS_TYPE"/>

</cxn>

</class>

<name="Domain" report="DataImportIntoARIS_Domains" import="bulk" linkarisonly="true" check-master="ARIS_GUID" aristype="OT_FUNC_CLUSTER">

class name

ApplicationValueNodeBusinessProcess などの Alfabet オブジェクト class 名です。

report

マッピングされた必須データでオブジェクトを要求する Alfabet レポートです。

レポートには、定義されたプロパティ セットを含め、現在のクラスで定義されていないが、アプリケーション システム タイプ オブジェクトのライフサイクル属性など、インポートされるオブジェクトの ARIS 属性になるプロパティにアクセスできるようにします。

レポートでは、少なくとも以下のプロパティを返す必要があります。

  • すべてのマッピングされたプロパティ

  • ARIS タイプを決定する条件として使用されるすべてのプロパティ

  • PSU マッピングの場合: refstrxobject yobject

  • PSM マッピングの場合: refstrxobjects1yobjects1namelast update、master guid check attribute プロパティとしてユーザーが定義したプロパティ、type の condition として定義されたプロパティ

参照されたレポートが Alfabet にない場合、インポート ログにこの問題が報告されます。この場合、インポートはレポートを使用せずに、デフォルトのインポートへのフォールバックを試みます。

デフォルト設定をサポートする Alfabet レポートは、Alfabet リリース 10.5p2 以降に付属します。Alfabet でこれらのレポートを変更したり、独自のレポートを定義したりできます。カスタム レポートを作成する場合、それに合わせて Alfabet 設定を必ず変更してください。

check-master

対応する ARIS オブジェクトの ARIS GUID を持つ Alfabet オブジェクトのために管理される ARIS_GUID, など、指定された Alfabet プロパティの存在を確認します。ARIS データベースにこの GUID が含まれる場合、Alfabet オブジェクトの代わりに関連する ARIS オブジェクトがマスターとして使用されます。例:

check-master="ARIS_GUID"

マスター オブジェクトの属性とプロパティはインポートでは上書きされません。Alfabet でオブジェクトが削除されてもマスターは削除されません。

<link attribute="AT_ALFA_LINK_1" title="AT_ALFA_NAVI1" defaultvalue="Navigate to Domain in Alfabet">

<title locale="1033" value="Navigate to Domain in Alfabet"/>

</link>

</class>

<class name="ValueNode" report="DataImportIntoARIS_ValueNodes" import="bulk" linkarisonly="true" check-master="ARIS_GUID" aristype="OT_OBJECTIVE">

linkarisonly

ARIS から Alfabet に転送されるアイテムに影響します。これらの Alfabet オブジェクトには ARIS GUID があります。

デフォルト値は false です。

値が true の場合、ARIS データベースにまだ存在する ARIS アイテムにリンクが作成されますが、アイテムや属性はインポートされません。check-master クラス属性は必須です。

<link attribute="AT_ALFA_LINK_1" title="AT_ALFA_NAVI1" defaultvalue="Navigate to Value Node in Alfabet">

<title locale="1033" value="Navigate to Value Node in Alfabet"/>

</link>

</class>

<class name="BusinessProcessModel" import="bulk" linkarisonly="true" check-master="ARIS_GUID" aristype="MT_VAL_ADD_CHN_DGM">

<link attribute="AT_ALFA_LINK_1" title="AT_ALFA_NAVI1" defaultvalue="Navigate to Business Process Model in Alfabet">

<title locale="1033" value="Navigate to Business Process Model in Alfabet"/>

</link>

</class>

<class name="BusinessProcess" report="DataImportIntoARIS_BusinessProcesses" import="bulk" linkarisonly="true" check-master="ARIS_GUID" aristype="OT_FUNC">

<link attribute="AT_ALFA_LINK_1" title="AT_ALFA_NAVI1" defaultvalue="Navigate to Business Process in Alfabet">

<title locale="1033" value="Navigate to Business Process in Alfabet"/>

</link>

</class>

<!--

====================================================================

例: ValueArc

====================================================================

この例では、ValueArc クラスのオブジェクトを Alfabet からインポートする方法を

説明します。 これらのオブジェクトは、

ValueNode オブジェクトを接続する関係を表します。 後者もインポートされます。 この例は、

余計なものを取り除いて必要最低限にし、

概要モデルや Alfabet へのオブジェクト リンクの作成の邪魔にならないようにしています。

-->

<!--

<class name="ValueNode" import="bulk" arisgroupname="Value Nodes" aristype="OT_OBJECTIVE" condition="Stereotype">

<condition value="Vision" arisgroupname="Visions" aristype="ST_VISION" />

<condition value="Goal" arisgroupname="Goals" aristype="ST_STRAT_OBJCTV" />

<condition value="Objective" arisgroupname="Objectives" aristype="ST_OBJCTV" />

<condition value="Initiative" arisgroupname="Initiatives" aristype="ST_INITIATIVE" />

<attr alfabet="Name" aris="AT_NAME" />

</class>

<class name="ValueArc" import="bulk" arisgroupname="Value Arcs" aristype="CT_BELONGS_TO_1" overview-model="MT_OBJ_DGM,ST_VISION,ST_OBJCTV">

<cxn property="Head" role="source" forceexist ="true"/>

<cxn property="Tail" role="target" forceexist ="true"/>

</class>

-->

<!--

====================================================================

例: BPInformationFlow

====================================================================

この例では、BPInformationFlow クラスのオブジェクトをインポートする方法を

説明します。 これらのオブジェクトは、

BusinessProcess オブジェクトと BPRule オブジェクトを接続する関係を表します。 後者のクラス

もインポートされます。

この例は、インポートを定義しない上記の

BusinessProcess の <class> エントリと競合しますが、

Alfabet によってインポートされるオブジェクトへのリンクのみ作成することに注意します。 (linkarisonly="true"

の設定に注意します)。 BPInformationFlow の例を使用する場合は、

上記の <class> エントリを無効にする必要があります。

この例は、ARIS のオブジェクト間で発生する可能性のある

さまざまな接続線タイプを処理する方法を示すために、

上記の ValueArc の例よりも複雑です。 概要モデルと、

Alfabet でのオブジェクト表現へのリンクも作成します。

-->

<!--

<class name="BusinessProcess" report="DataImportIntoARIS_BusinessProcesses" import="bulk" arisgroupname="Business Processes" isgroup="false" aristype="ST_FUNC" overview-model="MT_VAL_ADD_CHN_DGM,ST_VAL_ADD_CHN_SML_2">

<attr alfabet="Name" aris="AT_NAME" />

<link attribute="AT_ALFA_LINK_1" title="AT_ALFA_NAVI1" defaultvalue="Navigate to Business Process in ALFABET" >

<title locale="1033" value="Navigate to Business Process in Alfabet" />

</link>

</class>

<class name="BPRule" import ="bulk" arisgroupname="Business Process Rules" isgroup="false" aristype="OT_RULE" overview-model="MT_EEPC,ST_OPR_AND_1" condition="Type">

<condition value="Connector" arisgroupname="Business Process Rules - AND" aristype="ST_OPR_AND_1" overview-model="MT_EEPC,ST_OPR_AND_1"/>

<condition value="XOR" arisgroupname="Business Process Rules - XOR" aristype="ST_OPR_XOR_1" overview-model="MT_EEPC,ST_OPR_XOR_1"/>

<attr alfabet="Name" aris="AT_NAME" />

</class>

<class name="BPInformationFlow" import="bulk" arisgroupname="Business Process Information Flows" aristype="CT_LEADS_TO_1,CT_ACTIV_1,CT_IS_PREDEC_OF_1,CT_LNK_2" overview-model="MT_EEPC,ST_FUNC">

<attr alfabet="Name" aris="AT_NAME" />

<cxn property="from" role="source" forceexist="true" />

<cxn property="to" role="target" forceexist="true" />

</class>

-->

</mapping>