SAP® 同期中にエラーが報告されます。 整合性ルールのチェック時に競合が発生しました。
エラー メッセージ
[SAP コンポーネント] 属性タイプに設定されている値が割り当てられたプロセス ステップの SAP コンポーネントと適合しないため、実行可能ファイル <実行可能ファイルの名前> はスキップされました。
原因
実行可能ファイルのタイプに適した属性が、実行可能ファイルを表す [画面] オブジェクトに設定される必要があります。SAP コンポーネントは、SAP® プロジェクト (システム ランドスケープ) で定義されている必要があります。
[トランザクション コード] および [SAP コンポーネント] 属性は一意である必要があります。たとえば、実行可能ファイル VA02 を実行して、複数の SAP® システムを使用する場合、実行する SAP® システムを割り当てる必要があります。
スペルが同じであることを確認してください。ARIS では、システム ランドスケープは、プロジェクト ノードに割り当てられたファンクション割当図で確認できます。
非 URL 実行可能ファイルは、論理コンポーネント ([SAP コンポーネント] 属性タイプ) に割り当てる必要があります。
プロセス ステップに割り当てられている実行可能ファイル (画面) に関しては、[画面] オブジェクトの [SAP コンポーネント] 属性とプロセス ステップの [SAP コンポーネント] 属性が同一である必要があります。
ウィザードを使用して実行可能ファイルを作成する場合、すべての属性が自動的に正しく設定されます。 必要に応じて、[SAP® オプション] の [ソリューション マネージャ] オプション ページを選択して、[サポート ダイアログを開く] チェック ボックスおよび チェック ボックスをオンにします。
SAP® ソリューション マネージャから実行可能ファイルを実行する場合、SAP® 同期の際にモデル作成の規則に準拠した実行可能ファイルのみが含まれます。
SAP® ソリューション マネージャで開始できるように実行可能プログラムを作成できます。 そのため、[画面] タイプのオブジェクトを [ファンクション割当図] (FAD) タイプのモデルに配置する必要があります。FAD は、関連する SAP ファンクションにアサインする必要があります。 [トランザクション コード] 属性に設定できるコードは 1 つのみです。複数のコードは入力できません。そのため、[画面] タイプのオブジェクトを各実行可能ファイルに作成する必要があります。
[SAP® オプション] の [ソリューション マネージャ] オプション ページで、[サポート ダイアログを開く] チェック ボックスをオンにして、SAP ファンクション、実行可能ファイル、文書を新規に作成する際にサポートを利用することを指定できます。 これにより、作成時にデータが自動的に一貫して指定され、ARIS と SAP® ソリューション マネージャ間で同期することができます。
このチェック ボックスをオンにした場合は、画面を介してのみ実行可能ファイルを設定できます。[実行可能ファイル] ダイアログ ボックスでは、ファンクション割当図がアサインされている SAP ファンクションに対してコールが開始された場合にのみ実行可能ファイルを設定できます。これ以外の場合は、上記の機能は利用できません。ほかの要素に対してこの属性が設定されている場合は、実行可能ファイルは無視されます。
このチェック ボックスをオフにした場合でも、実行可能ファイルをモデルとオブジェクトの [トランザクション コード] 属性に設定できます。これらの実行可能ファイルは、SAP® ソリューション マネージャで開始できません。また、SAP® 同期の対象になりません。
解決方法
[SAP コンポーネント] 属性タイプに、適切な値が設定されていることを確認します。