「PPM プロセス タイプを選択してファンクション マッピングを作成」レポートで使用されるパラメーターを設定できます。パラメーターには、ARIS PPM で使用されるデフォルト値があらかじめ設定されています。あらかじめ設定されたパラメーターを変更する場合は、さらにパラメーター値セットを作成できます。
レポートは、[管理]、[評価]、[レポート] の順に選択した先の [PPM 統合] フォルダーにあります。
このレポートで ARIS PPM からデータをインポートできるようにするには、次の ARIS PPM パラメーターが必要です。
PPM 資格情報: ARIS PPM クライアントにログインするための ARIS PPM ユーザー名。レポートを実行すると、対応するパスワードの入力が求められます。
ARIS PPM サーバー URL: 接続する ARIS PPM クライアントを提供する ARIS PPM サーバーの URL です。
ARIS PPM クライアント: 接続する ARIS PPM クライアントの名前です。ARIS PPM クライアントに、ソース システムからのデータの抽出とその後の処理の設定に必要なすべての設定ファイルとアプリケーションが表示されます。クライアントには、さまざまなデータ ソースから抽出および変換されたデータが表示されます。
レポートは、次の ARIS パラメーターが必要です。
作成するマトリクス モデルの名前: ARIS PPM と選択したモデルからインポートされたデータに基づき、レポートによって作成されるマトリクス モデルの名前です。ARIS で生成されるマトリクス モデルは、ARIS PPM からインポートされるファンクションをマッピングします。
作成する EPC の名前: 選択した EPC または BPMN モデルに基づき、レポートによって作成されるプロセスの名前です。
プロセス インターフェイスのビュー レベル: プロセス インターフェイスを介して選択したモデルにリンクされているモデルを、どのレベルまで使用するか指定します。ビュー レベル「1」は、直接リンクされているモデル内にあるすべてのオブジェクト定義のオカレンスが、新しいモデル内でも作成されることを意味します。ビュー レベルを「2」に変更すると、直接リンクされているモデルにリンクされているほかのモデル内にあるすべてのオブジェクト定義のオカレンスも作成されます。ビュー レベルの最大値は「5」 です。プロセス インターフェイスによりリンクされているモデルを使用しない場合は、「0」を入力します。
デフォルト パラメーターを使用しない場合は、目的のパラメーターについて ARIS PPM システム管理者にお問い合わせください。
必要条件
このテナントの
であること。以下で説明される管理者ロールは、サーバーおよびデータベースのレベルでさまざまな権限によって定義されます。管理者に割り当てられたロールに応じて、特定のファンクションを実行できます。
superuser
ユーザー「superuser」は自動的に作成されます。デフォルトでは、このユーザーには、「ユーザー管理」、「ライセンス管理」、および「設定管理者」利用権限が割り当てられます。このユーザーは、ほかのユーザーに対して、この利用権限を有効にすることもできます。「superuser」タイプのユーザーは、ライセンスで許可されているユーザー数にはカウントされません。「superuser」はシステム管理を担当しますが、ライセンスの制限のため ARIS を使用することはできません。デフォルト パスワードは「superuser」です。 不正なアクセスを防止するために、デフォルト パスワードを変更する必要があります。 「superuser」は削除できない唯一のユーザーなので、そのパスワードはとても重要です。 ユーザー名以外のすべてのユーザー データを変更できます。 superuser は、その他のデフォルト ユーザー (system、arisservice、guest) が削除された場合、それらを再作成できます。
system
システム ユーザー「system」は、システム管理者のLDAP システムなどの外部システムを使用している場合でも、認証されたユーザーは、この非常時用のユーザー名でデータベースにログオンできます。
を担い、テナントのすべてのデータベースで、すべての利用権限とアクセス権を持ちます。認証に名前「system」は変更できません。このユーザーの [システム ユーザー] チェック ボックス (ARIS Design Server の [利用権限] プロパティ ページ) をオフにすることもできません。不正なアクセスを防ぐために、「manager」というパスワードはただちに変更してください。
問題を回避するためには、追加のシステム ユーザーを作成してください。 複数のシステム ユーザーがいれば、ひとりしかいないシステム ユーザーがパスワードを忘れた場合などの問題を回避できます。すべてのシステム ユーザーのパスワードを忘れた場合は、すべての機能が利用できず、データへのアクセスが完全に不可能になります。
次の管理者ロールが定義されます。
データベース管理者
[ARIS 管理] では、データベース管理者には「データベース管理者」利用権限が必要です。このロールを持つユーザーは、すべての利用権限とアクセス権限を持ち、クライアントのすべてのデータベースのデータを編集できます。
データベース管理者は、サーバー レベルで以下の作業を行います。
定義されている利用権限を持つユーザーは、データベース レベルでその他のアクションを実行できます。
設定管理者
[ARIS 管理] では、設定管理者には「設定管理者」利用権限が必要です。
以下のタスクを実行します。
モデル作成の規則を定義し、自社の企業設計に合わせてモデルの表示設定を調整する
データベースで使用できる ARIS メソッドの内容を定義する
スクリプト管理者
[ARIS 管理] では、スクリプト管理者には「スクリプト管理者」利用権限が必要です。
スクリプト管理者は、以下の作業を行います。
レポート スクリプトの記述
スクリプトの削除
ARIS の以前のバージョンのカスタムまたは変更されたスクリプトの転送
Publisher 管理者
[ARIS 管理] では、Publisher 管理者には「Publisher 管理者」利用権限が必要です。
Publisher 管理者は、以下の作業を行います。
Publisher エクスポートの作成
Publisher エクスポートの更新
Publisher エクスポートの削除
分析公開者
分析公開者には、[ARIS 管理] で分析公開者の利用権限が必要です。
分析公開者は、以下のアクションを行います。
分析管理者
分析管理者には、[ARIS 管理] で分析管理者の利用権限が必要です。
分析管理者は、以下のアクションを行います。
手順
ARIS Architect で、[ARIS] から [管理] をクリックします。
[ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで [ナビゲーション] をクリックします。
ナビゲーション ツリーで、 [評価] フォルダー、[レポート] フォルダーの順にクリックします。
[PPM 統合] カテゴリ (サブフォルダー) をクリックします。
「PPM プロセス タイプを選択してファンクション マッピングを作成」レポートを選択します。
[開始] タブ バーで [レポート パラメーターの編集] をクリックします。レポート パラメーターが表示されます。
新しい値セットと必要なパラメーターを指定します。
[OK] をクリックします。
レポートは、必要に応じて定義されたデータを評価します。