Process Governance を使用すると、BPM プロセスを 1 つの ARIS リポジトリで設計、実行、および監視できます。Process Governance によって、BPM プロセスを自動化し、会社の効率を最適化できます。Process Governance は、たとえばモデルのライフサイクル ワークフローやコンプライアンス アクティビティをサポートしています。
プロセスの自動化のオプションを選択します。
アクティブ化するプロセスの自動化機能を指定します。
手順
[ARIS] の [オプション] にある [プロセスの自動化] をクリックします。
[ガバナンス プロセスを開始後に確認メッセージを表示する] チェック ボックスをオンにすると、プロセスが開始され次第、通知されます。 ガバナンス プロセスの開始後に表示されるメッセージは、各プロセス (EPC、VACD) ごとに指定できます。
プロセスを高速化し、データ量を減らすために、[アーカイブをオフにする] チェック ボックスをオンにして、実行可能プロセスの生成中のバージョン管理をオフにします。
[OK] をクリックします。
設定が保存されます。
データ フローで、データ型が厳密に一致する変数、定数、演算子のみが許可されるように指定できます。[集合] タイプの変数は複数のデータ型を持つことができるため、データ型の確認から除外されます。
手順
[ARIS] の [オプション] から [プロセスの自動化] の [データ フローのモデリング] をクリックします。
[データ型が厳密に適合していることを確認する] を有効にします。
[OK] をクリックします。
データ型の確認がアクティブになりました。
技術プロセスの自動モデル変換の設定を指定します。デフォルト設定を使用していて、システムで使用可能な変換を変更していない場合は、設定を指定する必要はありません。プロセスの自動化では 2 つのモデル変換が使用できます。
EPC2BPMN 変換
EPC2BPMN 変換を設定して、変数の集中的な使用を避けます。複数の変数を使用すると、パフォーマンスに影響を与える場合があります。
EPC2BPMN 変換 (複数の変数の使用に最適化)
EPC2BPMN EPC2BPMN 変換 (複数の変数の使用に最適化) は、変数の集中的な使用に対応して最適化されていますが、いくつかの制限があります。モデル変換は、自動タスクなどのファンクション オブジェクトが再利用されず、EPC に別々のオブジェクト定義がある場合のみ使用してください。
手順
[ARIS] の [オプション] にある [プロセスの自動化] の [変換] をクリックします。
プロセスを実行可能プロセスに変換すると自動的に開始するモデル変換の設定を行います。
[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。
モデル変換が設定されました。
プロセスの実行時に ARIS で、電子メールに加えてライブ メッセージが表示されるかどうかを指定します。
手順
[ARIS] の [オプション] をクリックします。 対応するダイアログ ボックスが開きます。
ツリー ビューで、[プロセスの自動化] の [ライブ メッセージ] をクリックします。
[ライブ メッセージを表示する] をオンにします。
[OK] をクリックします。
[エクスプローラー] タブの
[ライブ メッセージ] バーをアクティブにします。
これで、[ライブ メッセージ] の表示が有効になりました。
実行可能プロセスのシミュレーションの設定を行います。
手順
[ARIS] の [オプション] にある [プロセスの自動化] の [シミュレーション] をクリックします。
シミュレーション中にプロセスでモデル化された通知を送信する場合は、[通知を送信する] を有効にします。
シミュレーションにすべての自動タスクを含める場合は、[すべての自動タスクのシミュレーションを実行する] を有効にします。(デフォルトでは、手動タスクのみがシミュレーションに含まれます。)
[OK] をクリックします。
シミュレーションのオプションは保存され、次回シミュレーションを実行する際に使用されます。
また、[ガバナンス プロセスのシミュレーション] ダイアログ ボックスの設定を使用して、シミュレーションの開始後に、現在のシミュレーションの実行用の設定を調整することもできます。