重なったブジェクトに対して、非表示の接続線を使用できます。非表示の接続線は、モデリング領域内では表示されません。
必要条件
[重なるオブジェクトに非表示の接続線を作成する] チェック ボックス ([ARIS] の [オプション] にある [選択] タブで、[モデル] オプションから [全般]、[オブジェクト] の順にクリック) をオンにしていること。
手順
オブジェクトをほかのオブジェクトの上に完全に重ねるか、一部重なるように配置します。[関係の作成] ダイアログ ボックスが開きます。既存の接続線の [接続線オカレンス] チェック ボックスはオンになっています。 接続線で接続されていないオブジェクトを重なるようにドラッグすると、[関係の作成] ダイアログ ボックスの [非表示にする] チェック ボックス設定を無効にすることはできません。 つまり、接続線はいずれの場合も非表示になります。 オブジェクトと接続線が保存されたら、設定を無効にできます。
[接続線オカレンス] 列で、作成する接続線のチェック ボックスをオンにします。これらの接続線がモデルで作成され、[非表示] 列のチェック ボックスがオンになります。これらの接続線は、[OK] をクリックして [関係の作成] ダイアログ ボックスを終了すると、非表示になります。 非表示として指定できるのは、非表示になっていない、つまり重なっているオブジェクトで接続線オカレンスが表示される既存の接続線のみです。新しい接続線を作成するために [接続線オカレンス] チェック ボックスをオンにすると、[非表示] チェック ボックスがオンになり、デフォルトでロックされます。ロックされるのは、接続線がまだ存在していないからです。接続線は、[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを終了しないと作成されません。その以降は、重なっているオブジェクトで表示する新しい接続線を指定することもできます。
[非表示] 列で、表示しない接続線のチェック ボックスをオンにします。これらは非表示の接続線として作成されます。
[OK] をクリックします。
[非表示] 列のチェック ボックスがオンになっている既存の接続線については、モデルに接続線は表示されません (非表示の接続線)。オブジェクトのプロパティの [関係] タブで、接続線が存在していることを確認できます。 非表示の接続線によってほかのオブジェクトに接続されているオブジェクトは、モデルの背景の何もないところへドラッグすれば、非表示の接続線が「通常」の接続線に変換され、接続線オカレンスによって視覚的に表示されます。