ダイアログ ボックス、スクリプト サービスおよび Web サービスに、処理時間、コスト、量など、Process Governance シミュレーション用の出力データを定義できます。 事前定義されたシミュレーション データによるサンプル プロセスが Governance Automation Models リファレンス データベースで利用できます。
必要条件
シミュレーション データは、[手動タスク] または [開始イベント] タイプのオブジェクトにオブジェクトが接続されていて、[手動タスク] または [開始イベント] にデータ フローが使用できる場合に、ダイアログ ボックス、スクリプト サービス、Web サービスにのみ指定できます。スクリプト サービスおよび Web サービスにシミュレーション データが定義されていない場合は、ガバナンス プロセスで定義されているデータが使用されます。
手順
シミュレーション データを定義するオブジェクトを含むモデルを開きます。
目的のシンボルをクリックします。
[ガバナンス] タブ バーをアクティブにします。
[プロセスの準備] の [シミュレーション データの定義] をクリックします。 対応するダイアログ ボックスが開きます。
シミュレーション データを生成するために、ダイアログ ボックスの左側にある [シミュレーション データの追加] をクリックします。シミュレーション データは、対応するデータ フローのデータに基づいて生成されます。
新しく作成されたシミュレーション データをダブルクリックして、名前を入力します。名前は複数回割り当てることができ、変更はいつでも可能です。
シミュレーション データに属する各データ フィールドの値を指定します。これを実行するには、ダイアログ ボックスの左側で必要なシミュレーション データの名前をクリックします。[値] 列のデータ フィールドをダブルクリックして、関連する値を入力します。データ型にしたがって、たとえばユーザーを選択するためなどに値を入力できる特別なダイアログ ボックスが表示されます。
データ フィールドの上にマウス ポインターを置くと、データ型が表示されます。
ダイアログ ボックスの左側にある [シミュレーション データのコピー] をクリックして、シミュレーション データを複製し、異なる値を入力して調整します。
シミュレーション データを削除するには、ダイアログ ボックスの左側にある [シミュレーション データの削除] をクリックします。
生成されたシミュレーション データの詳細オプションが表示されます ([データ フィールド] 領域)。一覧にその他のアイテムを追加 ( [追加]) または一覧からアイテムを削除 (
)、および同じデータ型のデータ フィールドに値をコピー (
) して貼り付ける (
) ことができます。
必要に応じて、既存のデータベースからグループ、モデルとオブジェクトを挿入します ( [データの挿入])。
この方法を使用して、さまざまなプロセス パスのパラメーターを定義します。
[出力データの表示] をクリックして、データ フロー モデルのシミュレーション データを XML ファイルとして表示します。
[カスタマイズされた出力データの表示] をクリックして、シミュレーションに定義した値を含めて、データ フロー モデルからのシミュレーション データを XML ファイルとして表示します。
[OK] をクリックします。
シミュレーション データは、定義レベルに保存されます。Process Governance シミュレーションを実行できるようになります。
ダイアログ ボックス、スクリプト サービス、Web サービスに定義したシミュレーション データをアクティビティのシミュレーション データのデータ基礎として使用できます。