シミュレーション では、シミュレーション中に、リソースの利用可能性が考慮されます。シフト カレンダーを使用すると、人材リソースおよび技術的リソースがファンクションの実行に対して使用できるようになる期間を定義できます。たとえば、人材リソースに対して特定の作業時間 (アクティブ時間) を定義できます。休憩、祝祭日、休暇など、この時間外の期間は、人材リソースを使用できません (非アクティブ時間)。
リソースがファンクションを処理できるのは、そのリソースを使用できる場合 (プロセス フォルダーがファンクションに到達し、学習または処理を開始できるようになったあと) のみです。リソースを使用できない場合、学習/処理は、リソースが使用できるようになるまで (シフト カレンダーで定義された対応する時間に到達し、リソースがほかのファンクションを優先的に処理する必要がなくなるまで) 待機する必要があります。
シミュレーションの実行では、リソースを使用できる時間は、[スケジュール] モデルの [カレンダー イベント] オブジェクトを使用して計算されます。[スケジュール] モデルをシフト カレンダーとして使用するには、そのモデルを人材リソースまたは技術的リソースに割り当てる必要があります。アサインメントはイベント駆動プロセス連鎖図、ファンクション割当図、組織図、BPMN process diagram で行うことができます。