更新プログラムを使用して ARIS サーバー を更新すると、[デフォルト] テナントのシステム データベースも自動的に更新されます。すべての追加テナントのシステム データベースは、提供されたデータベースを使用して手動で更新する必要があります。システム データベースを更新しないと、ARIS メソッド拡張、スクリプト、フィルター、テンプレートなどに関連するすべての更新が利用できません。
必要条件
ARIS Server Administrator がインストールされます。
superuser の資格情報を知っているか、サーバー管理者 利用権限を持っていること。
最新のシステム データベース (<ダウンロードされたインストール パッケージ>/Content/SystemDB/<ADB ファイル>) へのアクセス権があること。
更新中に上書きされるすべてのデータがバックアップ済みであること。
手順
インストール プログラムで推奨されたプログラム グループにインストールした場合は、[スタート] から [プログラム] を選択し、[ARIS] の [管理] から [ARIS Server Administrator 10.0] を選択します。Linux オペレーティング システムでは、代わりに arisadm.sh シェル スクリプトを実行します。そのために、以下を入力します。su -c arisadm.sh aris10コマンド プロンプトが開き、ARIS Server Administrator がインタラクティブ モードで起動します。
ARIS サーバーとテナントの接続を確立します。
構文: server <ARIS サーバー名>:<ポート番号> <テナント> <ユーザー名> <パスワード>
例: server arissrv:1080 default system manager or server arissrv:443 default system manager -ssl
「updatesystemdb <ADB ファイル名>」と入力します。
ARIS メソッド拡張、レポート スクリプト、スケジュールされたレポート、マクロ、フィルター、テンプレートなどを管理する、このテナントのシステム設定が更新されます。 デフォルトの意味論分析は更新されなくなります。XML ファイルおよび設定で行ったユーザー定義の変更は、上書きされなくなります。最新の意味論分析と XML ファイルは、ARIS インストール パッケージ (<ARIS インストール パッケージ>/ARIS_Installation_and_Documentation-<patch>\Content\Reports\Common_files および ../Semantic Checks) からインポートできます。