次の説明の内容は、技術的リソースにも適用できます。[実行する] と [寄与する] のどちらの接続線を使用する場合も、[加算] 属性値 ([リソースの割り当て] 属性、ファンクションの [シミュレーション] 属性タイプ グループ) を割り当てると、結果的にすべての人材リソースをファンクションの実行に使用することになります。
特定の従業員のファンクションへの割り当て
特定の従業員をファンクションに割り当てることができます (リソース割り当て戦略)。組織図およびプロセス モデルでは、常に同一のオブジェクトのオカレンスを使用します。
手順
制御フロー モデル内で [要員] オブジェクト タイプを使用し、[実行する] または [寄与する] 接続線を使用して、従業員をファンクションに直接割り当てます。
組織図でこの従業員のみを [組織ユニット]、[グループ]、[ロール]、または [役職] タイプのオブジェクトに割り当て、制御フロー モデルでこのオブジェクトを対応するファンクションに割り当てます。
特定の従業員がファンクションに割り当てられました。
複数の従業員のファンクションへの割り当て
複数の従業員を 1 つのファンクションに割り当てることができます。
必要条件
[リソースの割り当て] ファンクション属性を設定していない場合に、[実行する] 接続線を使用してすべての従業員を割り当てると、ファンクションの処理にそれらの従業員が代替的に使用されます。
[リソースの割り当て] ファンクション属性を設定していない場合に、[寄与する] 接続線を使用して 1 人またはすべての従業員を割り当てると、ファンクションの処理にそれらのすべての従業員が必要になります。
手順
制御フロー モデル内で [要員] オブジェクト タイプを使用し、[実行する] または [寄与する] 接続線を使用して複数の従業員をファンクションに直接割り当てます。
組織図で複数の従業員を [組織ユニット] または [グループ] タイプのオブジェクトに割り当て、制御フロー モデルでこのオブジェクトを対応するファンクションに割り当てます。
[必要な従業員数] シミュレーション属性の [実行する] または [寄与する] 接続線に、ファンクションを実行するために必要な従業員の最少人数を入力します。たとえば、「3」と入力し、オブジェクトで 6 人の従業員が利用可能である場合、そのうちの 3 人をファンクションに割り当てられれば、ファンクションは処理されます。6 人の従業員の中のどの 3 人がファンクションの処理を担当するかは、問題になりません。
複数の従業員が 1 つのファンクションに割り当てられました。
ファンクション割当図を使用して、人材リソースを割り当てることもできます。
複数の従業員のファンクションへの割り当て (従業員のうち 1 人は必須)
1 つのファンクションに複数の従業員を割り当てることができます (そのうち 1 人は必須)。
手順
組織図で複数の従業員を [組織ユニット] または [グループ] タイプのオブジェクトに割り当て、制御フロー モデルでこのオブジェクトを対応するファンクションに割り当てます。
割り当てが必須である従業員は、組織図で [組織ユニット] または [グループ] に割り当てないでください。[必要な従業員数] シミュレーション属性の [実行する] または [寄与する] 接続線に、ファンクションを実行するために必要な従業員の最少人数を入力します。
[要員] オブジェクト タイプを使用して、ファンクションを実行することが必須である従業員をファンクションに直接モデル化します。
1 つのファンクションに複数の従業員が割り当てられました (そのうち 1 人は必須)。