データ型の変更

特定の列のデータ型を [数値]、[テキスト] または [日付] のデータ型に変更します。

アクション

結果

[テキスト] から [数値] への変換

テキストの小数点の記号を反映させた数値。

小数点の記号が正しく設定されていれば、3 桁区切り記号が自動的に検出されます。

[数値] から [テキスト] への変換

内部形式、あるいは言語と指定された形式に基づく数字のテキスト表現。先行ゼロの有効数も指定できます。

ここの何も指定されていない場合は、結果は数値形式で設定されます。

[テキスト] から [日付] への変換

内部形式、あるいは指定された形式、適切な場合は言語に基づくテキストの日付値。

日付は紀元後である必要があります。西暦紀元前の日付値はサポートされません。時間形式が指定されている必要があります。時間形式は、目的の言語で年、月、曜日、または分などの日付フィールドを示す一連の文字と区切り文字で構成されます。さらに、当該言語が指定されている必要があります。編集不可のテキストは引用符で囲まれている必要があります。

四半期に Q または q のシンボルを使用している場合は、その他のすべてのシンボルは、年に対応する Y と y を除いて無視されます。Q/q と Y/y の順序のみが重要になります。

[日付] から [テキスト] への変換

内部形式、あるいは言語と指定された形式に基づく日付のテキスト表現。

編集不可のテキストは引用符で囲まれている必要があります。

形式と言語の指定は必須ではなく、オプションです。形式が指定されていない場合は、内部日付形式で日付が出力されます。言語が指定されていない場合は、英語 (EN) がデフォルト言語として適用されます。

[数値] から [日付] への変換

日付値は、1970/01/01 からのミリ秒単位の数値に対応します。

[日付] から [数値] への変換

1970/01/01 からのミリ秒単位の数字です。

内部数値形式

ユーザーが英語でログオンすると、数値形式はアングロサクソン式になります。ピリオドが桁区切り記号ではなく小数点の記号として使用されます。

内部日付形式

四半期単位で指定するには yyyy-Q を使用します。そうでない場合は yyyy-MM-ddThh:mm:ss を使用します。数字の桁数は日付の精度に対応し、残りの数字は省かれます。これは転送形式です。

四半期の指定

四半期の指定は、単一引用符に囲まれていない形式のセクションにある Q で示されます。

テキストを四半期の日付値に変換するための必要条件:

  1. 四半期を含むソース値は、年と四半期を示す 2 つの数値のみが並んでいることが想定されます。数値以外の文字が、それらの前後あるいは中間にあってもかまいません (例: Quarter 04/2009)。

  2. パターンは、年のシンボルとして Y または y を、四半期には Q または q を使用します (例: quarter Q/y または Q Y)。

手順:

  1. (最初の) 2 つの数字の並びはソース値から決まります。

  2. 単一引用符の間に囲まれていない形式のセクションが、q / Q または y / Y が最初にあるどうかを決定するのに使用されます。

  3. q または Q が最初にあると、数字の最初の並びが四半期と解釈され、2 番目の並びは年として解釈されます。その逆も可能です。

パラメーター

次のパラメーターがあります。

パラメーター

説明

変更される列の名前。

ソース: ソース テーブル

データ型: 日付、数値またはテキスト

仕様: 必須

新規タイプ

新規の列のデータ型

デフォルト値: テキスト

仕様: 必須

形式 (日付型)

[日付] 型から [テキスト] 型への変換、またはその逆に対応する時間形式。

日付をテキストに変換する際に使用できる形式シンボルは次のとおりです。

年: y または Y

四半期: Q

月: M

カレンダー週: w

曜日: E または e

その月の日: d

その年の日: D

時間: H または h

分: m

秒: s

午前/午後: a

タイム ゾーン: z (例: GMT)

RFC タイム ゾーン: Z (例: -0900)

紀元: 紀元: G (常に AD になります)

デフォルト値: yyyy/MM/dd

形式 (日付型)

テキストを日付に変換する際に使用できる形式シンボルは次のとおりです。

年: y

四半期: Q

カレンダー週: w

その月の週: W

曜日: E

その月の日: d

その年の日: D

時間 (0 ~ 23): H

時間 (1 ~ 24): k

時間 (午前/午後 0 ~ 11): K

時間 (午前/午後 1 ~ 12): h

分: m

秒: s

午前/午後: a

タイム ゾーン: z

RFC タイム ゾーン: Z

紀元: G

デフォルト値: yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss;

どちらの場合でも使用できる区切り文字

ダッシュ/マイナス (-)、アンダースコア (_)、スラッシュ (/)、ピリオド (.)、コロン (:)、カンマ (,)、タブ文字、スペース。

仕様: 必須

言語

ターゲット形式が [日付] 型の場合の言語。

使用できる言語: de と en。

仕様: 月名と曜日名を使用する場合は必須

小数点の記号

ターゲット形式が [数値] 型の場合の小数点の記号。

デフォルト値: カンマ(,)

仕様: 必須

形式 ([数値] ソース形式)

[数値] 型から [テキスト] 型への変換に対応する数値形式。

事前定義された形式を選ぶことも、独自の形式を手動で設定することもできます。

手動で入力されている場合、小数点の記号の前の数値は昇順の 4 桁の数値であり、記号の後に降順の数値が続いている必要があります。この組み合わせの後にテキストを続けることができます (単位の「hours」や「km/h」など)。

デフォルト値: 1234

使用できる区切り文字:

ドイツ語での 3 桁区切り文字: ピリオド (.)

英語での 3 桁区切り文字: カンマ (,)

ドイツ語での小数点記号: カンマ (,)

英語での小数点記号: ピリオド (.)

先行ゼロ

先行ゼロの数。先行ゼロの最大数は、小数点の記号の前の整数部の桁数です。

例:

形式: 1,234.12 および先行ゼロ: 5

数値→テキスト

10,245 → 00010,25

12000,4 → 12000,4

89,7 → 00089,70

タイプの指定

ソース値のデータ型を自動的に指定します。

列の内容が割り当てられたデータ型に対応しない場合は、この列用に決められたデータ型を指定する演算子に行が作成されます。その逆に、設定 (線) が演算子から削除され、既に類型化された列のデータ型が適切にリセットされます。

エンコーディング ([テキスト] ソース形式)

[テキスト] 型から [テキスト] 型への変換に対応するために特殊文字 (/、&、? など) のエンコーディングを指定します。

UTF-8 エンコーディングの適用: UTF-8 コードを使用してテキスト全体をエンコードします

UTF-8 のデコード: UTF-8 コードを使用してテキスト全体をデコードします

URL エンコーディングの適用: URL 固有文字を維持します

UTF-8 エンコーディング/デコーディングでは、特殊文字は有効な URL でマスクされている必要があります。URL を構成するすべてのセクションが確実にマスクされている場合のみ、このオプションを選択してください。

時間形式で使用される文字は、任意の順序と任意の回数の繰り返しで組み合わせることができます。

例外:

ソース形式: 「22.3.2009」

時間形式: 「d.M.y」または「DDDD.MM.YYYY」

しかし「DD.MMM.YYYY 」は使用できません。

ソース形式: 「03/22/09 30:24 PM」

時間形式: 「MM/DD/YY hh:mm a」または「M/d/y HH:mm A」

しかし「M/d/y HH:MM A」や「m/d/y HH:mm A」は使用できません。

ソース形式: 「Time: 2009-FEBRUARY-01T22:33:4」

時間形式: 「Time: 'y-MMM-d'T'h:m:s」または「'Time:' y-MMMMM-d'T'h:m:s」

しかし「Time: 'y-MM-d'T'h:m:s」は使用できません。

ソース形式: 「3. quarter 2009」

時間形式: 「QY」、「Q'. quarter' y」または「QQ/yyyy」

しかし「YQ」は使用できません。