グラフやテーブルなどに関連するフィルター条件がウィジェットに定義されている場合は、それらにインタラクティブなフィルターを使用できます。折れ線グラフのデータ ポイントなどのウィジェットのデータ要素をクリックすると、フィルターを設定できます。ウィジェットで選択したデータ要素は、すべての関連するウィジェットに対するフィルターとして機能します。
複数選択
一部のウィジェットでは、複数の値を同時に選択して、ほかのウィジェットをフィルターで絞り込むことができます。たとえば、テーブルの複数行や、グラフの複数のデータ ポイントなどを選択できます。複数選択は、ウィジェットの [複数選択] オプションが有効な場合のみ使用できます。[複数選択] オプションが用意されているウィジェットは、縦棒グラフ、横棒グラフ、円グラフ、グリッド、一覧です。フィルターで絞り込むウィジェットも、複数選択をサポートしている必要があります。詳細は「ウィジェットにフィルターを定義する」章を参照してください。
分布グラフ
分布グラフでは、デフォルトの選択フレームを使用して複数の値を選択できます。選択フレームを使用して値の範囲を選択した場合、その範囲の上端はフィルターの選択対象になりません。たとえば、10 から 20 までの範囲と項目単位 1 を選択すると、影響を受けるウィジェットには値が 10 から 19 のフィルターが適用されます。
手順
折れ線グラフの座標やテーブルのセルなどのウィジェットのデータ要素をクリックします。
選択したデータ要素は、すべての関連するウィジェットに対するフィルターとして適用されます。
分布グラフでは、選択フレームを使用して複数の列を選択できます。
1 列をクリックし、左または右にマウスをドラッグします。
選択フレームが表示されます。
マウス ボタンを放します。
選択した列が強調表示されます。
フィルター設定をクリアするには、 [メニュー] アイコン、[選択のクリア] の順にクリックします。グラフでウィジェットの背景をクリックして、フィルター選択をキャンセルすることもできます。このメニューは、ウィジェットの
[メニューの表示] オプションが有効な場合のみ使用できます。
ウィジェットは選択したフィルターを使用して表示されます。
特定のウィジェットに対してフィルターを定義できます。「ウィジェットにフィルターを定義する」章を参照してください。