PPM for Process Governance にエクスポートするためのバッチ ファイルの起動

プロセス監視を実行するには、バッチ ファイルを使用して該当データをエクスポートし、PPM for Process Governance でデータを使用できるようにします。

[手動タスク] タイプのオブジェクトのデータがエクスポートされます。

手順

  1. バッチ ファイル export4ppm.bat は、手動で起動することも、Windows Scheduler (AT コマンド) を使用して起動することもできます。このファイルは、ARIS サーバー インストールにあります。

    ARIS Server を C:\Software AG\ARIS にインストールした場合は、C:\Software AG\ARIS\server\bin\work\work_apg_m\tools\bin にファイルがあります。

    日付を明示的に入力しないと、現在の日付が使用されます。

  2. コマンド ライン (Windows オペレーティング システムの場合: [スタート] の [ファイル名を指定して実行] で「cmd」と入力) を開きます。
  3. このバッチ ファイルが保存されているハード ディスクへ移動します。
  4. パラメーター y-export4ppm –f –s -e -p -t を使用して、バッチ ファイルを手動で起動します。Unix オペレーティング システムの場合は、y-export4ppm.sh ファイルを使用します。

    f: データが書き込まれるターゲット ファイルのファイル名です。入力は必須です。

    s: データ エクスポートの開始日です (その日の初めに切り上げられる)。入力は任意です。

    e: データ エクスポートの終了日です (その日の終わりに切り下げられる)。入力は任意です。

    yyyy-MM-dd 形式で開始日または終了日を正確に入力します。

    例: 2010-11-22

    p: system ユーザーのログオンのためのパスワードです。入力は必須です。

    t: 使用するクライアントの名前です。入力は必須です。

    apg: Process Governance のエンド ポイントです。入力は任意です。

    umc: ARIS のユーザー管理のエンド ポイントです。入力は任意です。

    開始日を指定しないで終了日のみを指定すると、プロセスのはじめから指定した終了日までのすべてのデータがエクスポートされます。

    終了日を指定しないで開始日のみを指定すると、データベースのすべてのデータがエクスポートされます。

    何も指定しないと、今日のすべてのプロセスがエクスポートされます。

    ファイル名には、絶対パスまたは相対パスを使用できます。スペースを使用する場合は、パス名を引用符で囲む必要があります。

    例: "d:\tmp\age data.xml"

  5. <PPM for Process Governance インストール ディレクトリ>\custom\ppm4APG\data\APG 下にファイルを保存します。山括弧で囲まれている部分は、実際のインストール パスに置き換える必要があります。

PPM for Process Governance 用のデータの準備が完了したら、PPM for Process Governance にインポートする必要があります。これらのデータは、PPM for Process Governance でさらに分析することができます。PPM for Process Governance にデータをインポートする方法に関する詳細は、PPM for Process Governance のマニュアルを参照してください。