テスト プロジェクトの作成 (統合テスト)
テスト シナリオの定義は、SAP プロジェクトの導入段階の一環として極めて重要ですが、時間がかかる工程でもあります。SAP ソリューション マネージャには、設計構造に基づいてテスト シナリオを定義し、実行できる環境があります。この環境は、機能テストの実行に非常に適しています。ただし、E2E テストのためにテスト シナリオを作成する場合、オプションは設計構造によって厳しく制限されます。 導入プロジェクトの設計構造にかかわらず、テスト プロジェクトを使用してテスト シナリオを作成できます。
統合されたテストでは、テスト プロジェクトをダウンロードした統合プロジェクトに直接作成します。別個のテスト プロジェクトは必要ではありません。
必要条件
関連する導入プロジェクトをデータベースに転送してあること。
手順
- データベースにログオンします。
- [ARIS] の [エクスプローラー] をクリックします。
- [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで
[ナビゲーション] をクリックします。 - [ARIS] の [新規作成] から
[テスト プロジェクト] をクリックします。[テスト プロジェクト ウィザード] が開きます。 - [プロジェクト タイプの選択] ページで、[SAP® ソリューション マネージャ - 統合テスト] タイプを選択して、[次へ] をクリックします。
- 統合プロジェクトを選択して [完了] をクリックします。新しい Test Designer プロジェクトが開きます。名前は、関連する SAP ソリューション マネージャ プロジェクトに対応します。データベース フォルダー
[Test Designer プロジェクト] の [エクスプローラー] タブに、すべての Test Designer プロジェクトが表示されます。 - 各テスト ケースを作成するには、
導入プロジェクトからオブジェクトとモデルを転送します。- [ナビゲーション] バーで、導入プロジェクト用のプロジェクト構造を開きます。
- 転送するオブジェクト (シンボル タイプ [SAP ファンクション]) をクリックします。
- [開始] タブ バーの
[コピー] をクリックします。 - テスト構造で、テスト プロジェクト ノードをクリックします。
- [開始] タブ バーで
[貼り付け] をクリックするか、[貼り付け]、[ アサインメント付きで貼り付け] の順にクリックします。オブジェクトは、テスト プロジェクト ノードの 1 レベル下に貼り付けられます。[アサインメント付きで貼り付け] を選択すると、同期されたオブジェクトはすべて、プロセス ステップの許可された構造レベルまで貼り付けられます。
ドラッグ アンド ドロップまたはコピーと貼り付け (<Ctrl>+<C> および <Ctrl>+<V>) を使用して、テスト オブジェクトにモデルを転送することもできます。許可されているモデル タイプは構造レベルにより異なります。モデルは、テスト構造の第 1 階層レベルに挿入可能です。
- テスト構造を確認するには、各テストオブジェクトに関してオブジェクトがオカレンスを持つソース モデルを開きます。
- プロセス モデルをテスト構造に転送して、パスを定義します。記録されたテスト パスはグラフィックとして保存され、テスト オブジェクトに割り当てられます。
- テスト ケース生成の生成ポートを使用して、関連するモデルに自動的に挿入される、選択したプロセス用のテスト文書を作成します。
- テスト プロジェクト ノードまたはシナリオを選択し、[開始] タブ バーで
[テスト シナリオのアップロード] をクリックして、ソリューション マネージャーのテスト プロジェクトに変更を転送します。
テスト プロジェクトが利用できます。
関連項目
テスト プロジェクトの作成 (SAP ソリューション マネージャ 7.1)
テスト プロジェクトの作成 (ユーザー定義可能)