意味論分析を使用して、ARIS のモデリングが正しいことを確認できます。モデルは、定義されたルールを使用して分析されます。これらのルールによって、業務プロセス図が ARIS で論理的に構成されており意味をなすことが保証されます。このようなモデルだけが、その後の作業で意味のある正しい分析結果をもたらすと同時に、意思決定の補助材料となりえます。
ルール タイプのプロパティ設定に [問題のタイプ] や [重大性] などをさらに指定できます。これらの設定は、ARIS Connect で実行される意味論分析のみに影響します。
ARIS では、多くの標準の意味論分析が提供されます。その他、独自の規則を指定したり、対応するルールを作成したり、それらのルールでモデルを分析することもできます。 ARIS メソッドと JavaScript および ARIS Script プログラミング言語に関する知識が必要です。
標準の意味論分析に基づいて独自の意味論分析を作成する場合は、コピーを変更します。標準スクリプトと JS ファイルは、プログラムが更新されるたびに上書きされます。元のファイルに対する変更は失われます。ARIS の標準ルール タイプとルールが参照される意味論分析には独自のルール タイプとプロファイルを作成することを推奨します。
これは、設定可能なルール タイプ (関係属性ルール、モデル属性ルール、オブジェクト属性ルール、存在ルール、および割り当てのルール) では不可能です。これらのルール タイプにルールを追加した場合は、更新前にルール タイプをエクスポートしてから、更新後にそれらをインポートする必要があります。