階層レベルの選択

クエリに、データベース内容の分析を考慮した階層深度を定義することは簡単です。[階層] タブで、再帰的に分析するクエリ アイテムを定義できます。クエリの実行時間をスピード アップするために、分析する要素の階層レベルを定義できます。階層レベルを減らすほど、処理されるデータベース要素は少なくなります。そのため、クエリ結果が表示されるまでの時間が短くなります。

手順

  1. [ARIS] の [エクスプローラー] をクリックします。 [エクスプローラー] タブが開きます。
  2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。
  3. クエリを定義するか、次の要素などを再帰的に分析するクエリを開始します:

    例

  4. [グループ] 要素などを選択し、[クエリ] バーの [階層] タブをクリックします。すべての使用できる接続線が表示されます。この場合、[含む-->グループ] 関係のみ使用できます。
  5. 関係をクリックして、階層の最小深度と最大深度の値を選択します (例: 最小値に「1」)。最大値は自動的に設定されます。[含む-->グループ] 関係が [グループ] 要素自体に循環関係として追加されます。

    再帰的クエリ

    [1:1] は、<最小>:<最大>階層レベルを示します。 階層の最小深度は、クエリが分析を開始する階層レベルを定義します。 階層の最大深度で、分析する構造の最大レベル数を定義します。0 から無限 (*) までの任意の値を使用できます。最大値と最小値に 0 を選択すると、クエリは、階層深度の定義がないクエリとして実行されます。階層の一番最後のアイテムを表示するために、階層の最小深度と最大深度に「*」を入力できます。深い階層を分析すると、パフォーマンスの低下を引き起こすことがあります。

  6. [クエリ] タブ バーの シミュレーション実行の開始 [クエリの開始] をクリックします。クエリが開始されます。

    「ユナイテッド・モーター・グループ」デモ データベースを使用すると、このクエリは次のような結果を返します:

    階層レベル 1:1

クエリが完了すると、定義されたレイアウトで結果が表示されます。結果を、さまざまな方法で表示できます。