キャパシティ リソースのキャパシティを制御する方法

キャパシティ リソースの開始キャパシティは、[開始キャパシティ] リソース属性の値によって示されます。この属性が指定されていない場合、シミュレーション開始時に [現在のキャパシティ] 属性に 0 が追加されます。キャパシティ リソースのキャパシティが変化する方法には、次の 3 通りの方法があります。ファンクションの実行中に継続的に増加する、継続的に減少する、一時的に減少することが可能です。

キャパシティ リソースのキャパシティが継続的に増加

キャパシティ リソースのキャパシティが [生産する] 接続線によってファンクションに接続され、そのファンクションが実行されている場合、そのキャパシティは増加します。[シミュレーション] 属性タイプ グループの [量] 接続線属性を使用すると、増加する量を制御できます。[量] 属性が指定されていない場合、リソースのキャパシティは、ファンクション実行時に増加しません。ファンクションを実行すると、リソースのキャパシティが、[最大キャパシティ] 属性で指定された値を超える場合、ファンクションは実行されません。

キャパシティ リソースのキャパシティが継続的に減少

キャパシティ リソースが [消費される] 接続線によってファンクションに接続され、そのファンクションが実行される場合、キャパシティは減少します。[シミュレーション] 属性タイプ グループの [量] 接続線属性を使用すると、減少する量を制御できます。[量] 属性が指定されていない場合、リソースのキャパシティは、ファンクション実行時に減少しません。 これによりリソースのキャパシティが、[最小キャパシティ] 属性で指定された値未満に減少する場合、ファンクションは実行されません。

キャパシティ リソースのキャパシティが一時的に減少

キャパシティ リソースが [使われる] 接続線によってファンクションに接続されている場合、そのキャパシティは一時的に減少します。[シミュレーション] 属性タイプ グループの [量] 接続線属性を使用すると、減少する量を制御できます。ファンクションが実行されている間のみ減少します。ファンクションの実行が完了すると、元のキャパシティ量がふたたび利用可能になります。 これによりリソースのキャパシティが、[最小キャパシティ] 属性で指定された値未満に減少する場合、ファンクションは実行されません。