ファンクションを複数処理する場合のリソースの使用方法

特定の人材リソースが一般的なリソース割り当て戦略のコンテキストでほかの場所において必要とされている場合でも、さまざまな連続的なファンクションを繰り返し実行するためにそのリソースが使用されるように指定できます。[実行する] または [使われる] 接続線の [リソースのコミット] 属性をアクティブにすると ([シミュレーション] 属性タイプ グループ)、人材リソースは複数の異なる連続ファンクションを繰り返し実行するために割り当てられます。指定したリソース割り当て戦略は、[リソースのコミット] 属性に別の値を入力して変更するまで保持されます。制御フローがルールで分岐する場合、2 つのパスはルールを通過する前に定義されたリソースのコミットを継承します。パス内では、ほかのパスに関係なくリソース割り当てを変更できます。

人材リソースは、リソースがコミットされていないファンクションが、次に処理されるファンクションになる時点で、利用できるようになります。したがって、リソースが割り当てられているファンクションが直接連続している限り、リソースはコミットされた状態を保ちます。この場合、イベントは考慮されません。また、AND または OR 結合ルールの場合もリソースは使用できます。これは、次のいずれかが原因である可能性があります。

加算されたリソースがファンクションに割り当てられており、別のリソースを待機する必要がある場合、このリソースはほかのファンクションを実行するため使用できるようになります。結合ルールのあと、少なくとも 1 つの入力プロセス フォルダーの値がアクティブになっている場合、リソースの [リソースのコミット] 属性の値がアクティブになります。すべての値が非アクティブになっている場合、[リソースのコミット] 属性の値は非アクティブになります。

プロセス フォルダーが XOR 結合ルールに到達して転送された場合、それ以前にリソースがコミットされていれば、引き続きコミットされた状態を保ちます。プロセス フォルダーが転送されなかった場合、リソースは使用できるようになります。リソースのコミット (接続線の属性) と優先度の割り当て ([人材リソース] 属性) のリソース割り当て戦略は、互いに競合することがあります。この場合、リソースのコミットの方が優先されます。