事前定義マクロを使用して Process Governance のプロセスを自動的に開始

さまざまな事前定義マクロを使用して、Process Governance がプロセスを自動的に実行するようにできます。これらのマクロを使用するには、次の手順にしたがってください。

手順 1: [ユーザーが使用できるようにする] 属性を有効にする

これらの事前定義マクロは、[ユーザーが使用できるようにする] 属性がデフォルトで無効になっています。 マクロを使用可能にするには、この属性を有効にします。

必要条件

このテナントのスクリプト管理者であること。

手順

  1. [ARIS] の 管理の表示[管理] をクリックします。
  2. [ナビゲーション] バーで 評価の表示 [評価]、[マクロ]、[自動化] を順にクリックします。詳細ビューに使用可能なマクロが表示されます。
  3. 目的のマクロを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
  4. [リリース] 行の [ユーザーが使用できるようにする] チェックボックスをオンにします。
  5. [OK] をクリックします。

マクロはモデルに使用できます。[評価] の マクロの開始 [マクロの開始] ([自動化] カテゴリ) から実行可能です。

手順 2: 実行可能プロセスを生成する

手順 3: 事前定義マクロを Process Governance のプロセスにリンクする

Governance Automation Models リファレンス データベースの [マクロ ライブラリ] モデルに、各事前定義マクロに対応する [ソフトウェア サービス オペレーション タイプ] のオブジェクトがあります。このデータベースは ARIS Architect とともにインストールされます。 各ソフトウェア サービス オペレーション タイプで、[スクリプト ID] 属性を、該当するマクロの GUID に設定します ([アプリケーション システム タイプ] 属性タイプ グループの [プロセスの自動化])。これで、事前定義マクロと、ソフトウェア サービス オペレーション タイプの接続が確立されます。マクロをアクティブにするには、対応するソフトウェア サービス オペレーション タイプを Process Governance のプロセスにリンクする必要があります。

手順

  1. Governance Automation Models リファレンス データベースにある [マクロ ライブラリ] モデル ([メイン グループ]、[ライブラリ]、[マクロ] を選択) を開きます。
  2. [ファンクション] タイプで [詳細タスク] シンボル タイプのオブジェクトを [マクロ ライブラリ] モデルに挿入します。
  3. 目的のマクロをトリガーする [ソフトウェア サービス オペレーション タイプ] オブジェクト タイプから、以前に挿入したファンクションへ [サポートする] 接続線を引きます。
  4. このファンクションに、マクロで開始するプロセスに対応して生成された BPMN 図をアサインします。
  5. 保存 [保存] をクリックします。

マクロで指定されているイベント ([プロパティ]、[コンテキスト]、[イベントの選択]) をトリガーしたら、マクロが実行され、対応する Process Governance プロセスが開始されます。

モデルの [削除] アクションをトリガーすると、「モデルが削除される」マクロが自動的に実行されます。モデルの削除前に、マクロによって、リンクされている Process Governance プロセスがトリガーされます。このプロセスでは、たとえばこれがリリース済みモデルかどうかが確認されます。リリース済みであった場合、モデルは削除されます。

関連項目

事前定義マクロを使用して Process Governance のプロセスを自動的に開始する方法