レポート スクリプトの記述

レポート スクリプトを作成します。このテナントの権限を持つユーザーはすべてのスクリプトを実行できます。

ARIS 標準スクリプトを調整する場合は、必ずコピーを変更してください。標準スクリプトと JS ファイルは、プログラムが更新されるたびに上書きされます。元のファイルに対する変更は失われます。

必要条件

手順

  1. [ARIS] の 管理の表示[管理] をクリックします。
  2. [ナビゲーション] バーがまだアクティブでない場合は、バー パネルで ナビゲーション [ナビゲーション] をクリックします。
  3. エクスプローラー ツリーで、評価 [評価] フォルダーをタブルクリックします。
  4. [レポート] フォルダーをダブルクリックします。レポートのカテゴリが表示されます。
  5. レポート スクリプトを割り当てるカテゴリを右クリックするか、新しいカテゴリを作成します
  6. [新規作成]、レポート [レポート] の順にクリックします。[スクリプト ウィザード] が開きます。
  7. 使用する言語でエントリを指定します。スクリプトに文字列テーブルが設定されているエントリは、すべての言語で設定する必要があります。[名前] と [説明] は特に重要です。
  8. 必要に応じて、[ユーザーが使用できるようにする] チェック ボックスをオンにします。たとえば、レポートを作成したが、スクリプトのプログラミングが完了していない場合などです。スクリプトはスクリプト ウィザードを使用して編集することもできます。[次へ] をクリックします。
  9. スクリプトの実行対象のデータベース アイテムを選択し、[次へ] をクリックします。
  10. 必要に応じて評価フィルターを選択します。 メソッド内容は、データベースへのログオン時に使用したメソッド フィルターと選択した評価フィルターの両方でアクティブになっている内容に限定されます。
  11. [出力ファイルの作成] チェック ボックスをオンにし、[ソース テキストの入力 (コード ビュー)] オプションをオンにして、[サポートされている出力形式] ボックスで、レポートの実行時に出力対象としてユーザーが選択できるファイル形式を有効にします。
  12. 必要に応じて、追加の設定を指定して [完了] をクリックします。 スクリプト エディターが開きます。
  13. スクリプト エディターでスクリプトを作成します。 編集には、[開始] タブ バーおよび [デバッグ] タブ バーのコマンドを使用します。

    レポートと意味論分析には、オブジェクト モデルのメソッドのみを使用してください。 スクリプト コードはいつでも調整でき、独自のヘルプ ページを作成することもできます。スクリプトを白紙状態から作成したくない場合は、既存のスクリプトのコピーを要件に適合するようにカスタマイズします。マウス ポインターを ARIS Scriptのコマンドに移動して <F1> キーを押すと、ARIS Script コマンドの説明が表示されます。

  14. メニュー バーで、[デバッグ]、[構文のチェック] の順にクリックします。スクリプトに構文エラーが発生した場合は、一覧出力を使用してすばやく修正できます。
  15. 公開する前にスクリプトを確認してください。 [デバッグ] タブ バーをアクティブにして、実行 [実行] をクリックします (<F9>)。

スクリプトが作成されます。このスクリプトをすべてのユーザーが使用できるように設定した場合は、この ARIS Design Server の [レポート ウィザード] で選択できます。

追加の評価スクリプトが必要な場合は、デザイン ビューでレポート出力を作成できます。JavaScript および ARIS Script プログラム言語の知識がある場合は、独自のレポート スクリプトを作成したり、既存の標準スクリプトのコピーを調整したりすることができます。

ARIS Publisher に対してレポート スクリプトを指定する場合は、レポートが、コンテキスト「データベース」、「グループ」、「モデル」、または「オブジェクト」のみを評価すること、読取専用モードでアイテムにアクセスすること、ダイアログ ボックスを呼び出さないこと、そして、ARIS Publisher に対して使用できるメソッドのみが使用されていることを確認する必要があります。

関連項目

ARIS レポートについて

マクロの作成