レポート サポートは、[データ] タブでアクティブにできます。アクティブにすると、ダイアログ ボックスが表示される直前に、レポートによって ARIS からデータが読み取られ、編集のためにタスクが開いた際にダイアログ ボックスに表示されます。レポートを使用して、すべての要素の表示名 (ラベル) を動的に変更できます。タスクが読取専用表示の場合、レポートは実行されません。
すべてのダイアログ ボックス要素に 1 つのレポートを使用する場合は、要素の識別子を使用して、個別のダイアログ ボックスの要素に値を渡す必要があります。この場合、1 つの要素にのみレポート サポートをアクティブにする必要があります (下の例を参照)。
レポート サポートは、次の要素に対して有効にできます。要素が複数値を処理できる場合は、レポートでカンマ区切りの一覧を使用します。
カンマ以外の区切り文字を使用する場合は、レポート スクリプト コード内で区切り文字を指定します。指定した区切り文字が、一覧の値で使用されていないことを確認します。
例
「#~#」を区切り文字として使用する場合は、レポート スクリプトに以下のコードを追加します。
var separator = "#~#";
Context.setProperty("separator", separator);
詳細を表示するには目的の要素をクリックしてください。
例
グラフィックには、[ユーザー] 要素、[日付と時刻] 要素、[入力テーブル] を持つダイアログ ボックスが表示されます。[ユーザー] 要素の識別子とレポート ID が強調表示されています。
単一レポートを使用してデータを上記のフィールドに渡す場合は、レポートに次の行が含まれる必要があります (デフォルトでは、値はカンマで区切られます)。
Context.setProperty("8e1cc1c0-6ea5-11e6-1af0-5048494f4e43.selection","johndoe");
Context.setProperty("5e1c1cc=-4ea6-16e6-1af6-6068464f4e46.value", "2018-06-03");
Context.setProperty("5e1c1cc=-4ea6-16e6-1af6-6068464f4e46.column1", "value1, value2");
「#~#」を区切り文字として使用する場合は、以下のコードを追加します。
var separator = "#~#";
Context.setProperty("separator", separator);
Context.setProperty("8e1cc1c0-6ea5-11e6-1af0-5048494f4e43.selection"#~#"johndoe");
Context.setProperty("5e1c1cc=-4ea6-16e6-1af6-6068464f4e46.value"#~# "2018-06-03");
Context.setProperty("5e1c1cc=-4ea6-16e6-1af6-6068464f4e46.column1"#~# "value1#~# value2");