データベースのマージ

マージを使用すると、複数のデータベースの内容をマージして、重複がなく、たとえば整合性の高い 1 つのマスター データベースを作成できます。たとえば、マルチ ユーザー環境において、各事業部門のユーザーが各自の業務プロセスを別々のデータベースに記録したあとで、調整部門でマージを使用してそれらの内容を整合性を維持しながら 1 つのマスター データベースにマージすることができます。マージでは、マージ処理中にデータベース内の同一アイテムが検出されます。検出されたアイテムを転送するかどうかを選択できます。

また、マージ処理を使用して、別のサーバーのデータベースをマージできます。競合が発生した場合は、各アイテムの処理方法を個別に指定でき、総合的なログを表示することができます。

まず、マージ処理のシミュレーションを実行して、マージの結果を判断できます。シミュレーションの結果に基づいてマージの設定を変更し、設定が正しいことを確認してから、実際にマージを実行します。

複数のデータベースにアクセスできる場合、たとえば ARIS Architect を使用している場合などは、すべての機能を使用できます。このような場合のみ、あるデータベースの内容をほかのデータベースの内容にマージできます。

1 つのデータベースにのみアクセスできる場合、たとえば ARIS Designer を使用している場合などは、オブジェクトのコピーなどの一部の機能を使用できます。

トピック

マージ用にデータベースを準備する

マージ プレビューの開始

マージ処理の開始

重要情報