コード ビューとデザイン ビューの違いについて

コード ビュー

スクリプト エディター (コード ビュー) は、デザイン ビューで作成されなかったすべてのスクリプトを作成する、包括的な環境となります。

JavaScript と ARIS Script プログラミング言語に詳しいユーザーは、スクリプト エディターを使用で独自のレポート スクリプトを作成または編集できます。スクリプトの作成経験がない場合は、デザイン ビューで簡単なレポート スクリプトをテンプレートに基づいたレポートとして作成できます。

テンプレートに基づいたレポートとは対照的に、ユーザー定義の評価スクリプトをインタラクティブなレポート スクリプトとして指定したり、意味論分析として提供したりできます。これらのスクリプトでは、たとえばデータベースの内容を分析、特定の側面に焦点を置いてデータベースの内容を評価、またはモデリング ガイドラインに準拠しているかどうかを確認するために書込権限が利用できます。

レポートと意味論分析に加えて、スクリプト エディターではマクロを作成できます。

マクロ ルール意味論分析ルールレポート スクリプトの作成のいずれを定義するかによって、それに指定されているメソッドを使用する必要があります。

[スクリプト ウィザード] を使用してマクロまたは意味論分析を作成すると、スクリプト エディターが自動的に起動します。 レポート スクリプトが作成された後にスクリプト エディターが開くようにするには、ウィザードの [出力] ページで [ソース テキストの入力 (コード ビュー)] オプションをオンにする必要があります。

ユーザーは対応するウィザードを使用して、使用が許可されているすべてのスクリプトを選択できます。 [評価] の [レポートの開始]、[評価] の [マクロの開始] などのコマンドを使用すると、ウィザードは自動的に起動します。

デザイン ビュー

スクリプト エディターのデザイン ビューは、レポートを作成するための包括的な環境を提供します。 グラフィカル ユーザー インターフェイスにより、プログラミングの知識がなくても、レポート スクリプトを作成することができます。 スクリプト エディターのコード ビューで作成するレポート スクリプトとは対照的に、デザイン ビューではデータベースから情報を収集し、出力できます。

デザイン ビューは、[レポート スクリプト テンプレートの使用 (デザイン ビュー)] オプションをオンにしている場合に、[スクリプト ウィザード] でレポート スクリプトを作成すると自動的に起動します。

デザイン ビューで作成されたレポートは、スクリプト コードがコード ビューで編集されていないかぎり、再度このツールで開いて編集することができます。 コード ビューでは、デザイン ビューでサポートされていないメソッドにアクセスできます。

[管理] タブの [評価] にある [レポート] の [サンプル スクリプト] で、サンプルの「レポート - プロセス マニュアル」レポート スクリプトを使用できます。

関連項目

ユース ケース: レポート スクリプト テンプレートの使用方法