Process Governance の実行可能プロセス ステップのデータ フローは、[データ フロー図] を使用して記述されます。データ フロー図には、制御フローの上位オブジェクトが 1 つあります。つまり、ビジネス モデル内にオブジェクトのオカレンスが複数ある場合、オブジェクト オカレンスごとにデータ フロー図があります。
この章では、Process Governance で使用されるサービスの入力パラメーターと出力パラメーター、さまざまなタイプの演算子、定数、変数について説明します。
システム ユーザー (システム ユーザーについて, システム ユーザーについて)と arisservice ユーザーは、サービスを実行する為に「Process Governance 管理者」利用権限を持つ必要があります。 利用権限はユーザーが実行できるタスクを制御します。 ユーザー「system」は自動的に作成されます。デフォルトでは、システム ユーザーはすべての利用権限を持ちます。 ユーザー「arisservice」は自動的に作成されます。デフォルトでは、このユーザーには、「データベース管理者」および「Process Governance 管理者」利用権限が割り当てられます。
デフォルトでは、ARIS 文書格納にアクセス権は定義されていません。すべてのユーザーは、ルート フォルダーを含むすべてのフォルダーと文書にアクセスできます。ARIS 文書格納の各フォルダーへのアクセスを制限して、すべての ARIS 文書格納ユーザーがすべてのフォルダーとその内容にアクセスすることがないようにできます。 system ユーザーと arisservice ユーザーに「文書管理者」利用権限があり、すべてのフォルダーにアクセスできることを確認してください。
ユーザーが明示的にデータ フロー内にマッピングされている場合は、ユーザーのパスワードもまたマッピングされており、正しいものである必要があります。パスワードまたはユーザー情報が不足している場合は、パスワードが変更されているかどうかに関係なく arisservice ユーザーが使用されます。
Process Governance サービスはユーザー指定データを属性に書き込むことができます。これらの属性値は EU 一般データ保護規則 (GDPR) の要件を満たすためにカスタマイズされたレポートを使用して匿名化できます。 担当の Software AG 営業部までご連絡ください。