使用方法
この分析では、選択した属性に従ってあるタイプのすべてのオブジェクトが分類されます。これは、プロセスの整合性をテストするため、およびプロセスに関連する要素を柔軟に分析するために使用できます。
たとえば、実際のプロセスを目標プロセスと比較するといった、モデルに対する分析を開始すると、分析は自動的にファンクションに限定して実行されます。ほかのオブジェクトを検証するには、対象のオブジェクトを選択して、選択項目に対して分析を実行します。1 つのタイプのオブジェクトのみを選択してください。
このようにして、条件に従ってすべてのプロセス内容を分類できます。たとえば、プロセス手順に付加価値または非付加価値活動が含まれるかどうかをすばやく簡単に見極めることができます。また、プロセスを自動化する程度を定義できます。これから派生するパラメーターは、比較の基礎として使用できます。
たとえば、次を識別できます。
この分析により、次の項目を含むすべての点が評価されます。
使用されている有人システムの数
まもなくシャットダウンされる予定のシステム数
発生する可能性の高いリスク数、発生する可能性の低いリスク数
この分析を Publisher エクスポートで実行すると、[付加価値の評価] 属性が自動的に評価されます。
コンテキスト
出力
分析の概要は、MS Excel ブックに出力されます。ワークシートの数は、モデルまたはオブジェクトのいずれを分析するかにより異なります。
次の例は、[購買発注処理 (実際)] および [購買発注処理 (目標)] モデルの分析に基づきます。[付加価値の評価] 属性は、各モデルに関して個別に評価されます。この場合、1 つのワークシートには、テーブル 1 つとグラフ 1 つが出力されます。
テーブル
グラフ
コンテキスト
出力ファイル形式