ヘルスの監視の設定

ヘルスの監視を使用する場合は、ACC を使用して、システムの設定を確認してください。

手順

  1. ARIS Cloud Controller (ACC) を起動します。.
  2. 以下に説明されているパラメーターを入力します。

しきい値

監視されている値のしきい値は、エージェント設定パラメーターを使用して設定できます。

パラメーター

説明

monitoring.high.cpu.threshold.percent

(0.0 ~ 1.0、デフォルト 0.8)

CPU 使用率の高いしきい値

(相対、%)

monitoring.relative.low.disk.space.warning.threshold.percent

(0.0 ~ 1.0、デフォルト 0.03)

メモリの低いしきい値

(相対、%)

monitoring.absolute.low.disk.space.warning.threshold.megabytes

(デフォルト 1000)

ディスク容量の低いしきい値

(絶対、メガバイト単位)

警告

ARIS エージェントは、不十分なディスク容量に対して警告するだけではありません。デフォルト値 (1000 MB) に達すると、データの不一致を防ぐために、すべてのランナブルがただちにシャット ダウンされます (killall)。ランナブルは再起動できません。ARIS エージェントの自動起動が無効になります。

 

しきい値の測定

測定は、以下のパラメーターで設定できます。

パラメーター

説明

monitoring.interval

(デフォルト 1000)

測定が実行される間隔 (ミリ秒単位)。

monitoring.high.cpu.number.of.intervals.warning.threshold

(デフォルト 10)

警告状態に達する前にしきい値を超えた CPU の負荷の測定数。

monitoring.high.mem.usage.number.of.intervals.warning.threshold

(デフォルト 10)

警告状態に達する前にしきい値を超えたメモリ使用量の測定数。

monitoring.low.disk.space.number.of.intervals.warning.threshold

(デフォルト 10)

警告状態に達する前にしきい値を超えたディスクの空き容量の測定数。

メール通知

メール通知は、以下のパラメーターで設定できます。

パラメーター

説明

mail.notification.enabled

(デフォルト: false)

true はメールの自動送信を有効にします。

mail.smtp.host

メール サーバーの適格ホスト名または IP。

mail.smtp.port

(普通: 25)

メール サーバーのポート。

mail.smtp.username

メール サーバーでのユーザー名。このパラーメータが設定されていると、アプリケーションは SMTP 認証を黙示的に有効にします。SMTP 認証を明示的に有効にする専用パラメーターはありません。

mail.smtp.password

指定されたユーザーのメール サーバーのパスワード。

mail.sender.address

送信者の電子メール アドレス。

mail.sender.name

送信者名。

mail.recipients

受信者の電子メール アドレス。

以下の例のように、このパラメーターは複数の値を持ち、複数の受信者をカンマで区切って指定します。

set mail.recipients = "a@abc.com","b@abc.com"

mail.recipients.cc

受信者の電子メール アドレス (カーボン コピー (CC))。

このパラメーターは複数の値を持ちます (mail.recipients を参照)。

mail.on.system.events

メール通知のトリガーとなるイベントを定義します。

以下の例のように、このパラメーターは複数の値を持ち、複数のイベント タイプをカンマで区切って指定します。

set mail.on.system.events = MACHINE_STATE_CPU_LOAD_HIGH, MACHINE_STATE_

使用できる値は以下のとおりです。

  • MACHINE_STATE_LOW_DISK_SPACE_PERCENT
  • MACHINE_STATE_OK_DISK_SPACE_PERCENT
  • MACHINE_STATE_LOW_DISK_SPACE
  • MACHINE_STATE_OK_DISK_SPACE
  • MACHINE_STATE_CPU_LOAD_HIGH
  • MACHINE_STATE_CPU_LOAD_OK
  • MACHINE_STATE_MEMORY_USAGE_HIGH
  • MACHINE_STATE_MEMORY_USAGE_OK