レポート スクリプトへのクエリの挿入

レポート スクリプトの個々のセクションに、クエリを挿入することができます。クエリでは、レポートの実行時に評価されるデータ要素を指定できます。

クエリは、セクションに直接挿入することも、クエリ データ テーブルを使用して挿入することもできます。また、クエリに下位のクエリを挿入することで、クエリを入れ子にすることができます。

手順 (クイック ビデオ)

  1. レポート スクリプトをスクリプト エディターのデザイン ビューで開きます。
  2. クエリを挿入するセクションの範囲を右クリックします。
  3. ポップアップ メニューで、[挿入]、クエリ [クエリ] の順にクリックします。
  4. 選択したセクションに対して、必要なクエリを設定します。

    クエリは、各セクションの反復範囲と静的範囲の両方に設定できます。

    1. 反復範囲にクエリを設定する場合は、[反復を持つ] オプションを有効にします。
    2. [使用可能なデータ] で、データ要素を選択して 次へ [反復に追加] をクリックします。

      反復範囲に挿入できるクエリは、1 つだけです。

    3. [使用可能なデータ] で、データ要素を選択して 次へ [静的範囲へ追加] をクリックします。

      このようにして、静的範囲に複数のクエリを挿入することができます。

  5. [次へ] をクリックします。
  6. [クエリ] の一覧からクエリを選択します。
  7. 必要に応じて、クエリに対して [パラメーター] を設定します。

    ここで使用できるフィルターは、クエリの選択したデータ要素によって異なります。

  8. 必要に応じて、出力に対して [並べ替え順序] を設定します。

    ここで使用できる並べ替え基準は、クエリの選択したデータ要素によって異なります。

  9. [完了] をクリックします。

選択したセクションまたは範囲に、クエリが挿入されます。反復範囲にクエリを設定した場合は、対応するクエリ データ ラベルとともに表示されます。

既に挿入されたクエリをコピーして、別のクエリまたはセクションに挿入することができます。ただし、両方のクエリの設定されているデータに互換性がある必要があります。この操作を実行するには、[構造] 列でコピーするクエリを選択して、<Ctrl> + <C> を押します。次に、クエリを挿入するセクションまたはクエリをクリックして、<Ctrl> + <V> を押します。

関連項目

レポート スクリプトでクエリを定義する方法