さまざまな事前定義マクロを使用して、Process Governance がプロセスを自動的に実行するようにできます。これらのマクロを使用するには、次の手順にしたがってください。
手順 1: [ユーザーが使用できるようにする] 属性を有効にする
これらの事前定義マクロは、[ユーザーが使用できるようにする] 属性がデフォルトで無効になっています。 マクロを使用可能にするには、この属性を有効にします。
必要条件
このテナントのスクリプト管理者であること。
手順
マクロはモデルに使用できます。[評価] の [マクロの開始] ([自動化] カテゴリ) から実行可能です。
手順 2: 実行可能プロセスを生成する
手順 3: 事前定義マクロを Process Governance のプロセスにリンクする
Governance Automation Models リファレンス データベースの [マクロ ライブラリ] モデルに、各事前定義マクロに対応する [ソフトウェア サービス オペレーション タイプ] のオブジェクトがあります。このデータベースは ARIS Architect とともにインストールされます。 各ソフトウェア サービス オペレーション タイプで、[スクリプト ID] 属性を、該当するマクロの GUID に設定します ([アプリケーション システム タイプ] 属性タイプ グループの [プロセスの自動化])。これで、事前定義マクロと、ソフトウェア サービス オペレーション タイプの接続が確立されます。マクロをアクティブにするには、対応するソフトウェア サービス オペレーション タイプを Process Governance のプロセスにリンクする必要があります。
手順
マクロで指定されているイベント ([プロパティ]、[コンテキスト]、[イベントの選択]) をトリガーしたら、マクロが実行され、対応する Process Governance プロセスが開始されます。
例
モデルの [削除] アクションをトリガーすると、「モデルが削除される」マクロが自動的に実行されます。モデルの削除前に、マクロによって、リンクされている Process Governance プロセスがトリガーされます。このプロセスでは、たとえばこれがリリース済みモデルかどうかが確認されます。リリース済みであった場合、モデルは削除されます。