プロセス サポート マップの作成、設定、管理をユーザーができるだけ簡単に行うことができるように、説明にしたがって、プロセス サポート マップをマクロによって生成することができます。マップは「マクロ制御」操作モードです。属性は手動で編集できないように保護されます。つまり、モデルはこのモードでのみ編集できます。
ユーザーは、メソッドの表記規則に準拠するために IT ランドスケープ マクロを利用できます。これはマクロを使用する場合に重要です。基本的に、手動で実行可能なマクロと特定のイベントに応答するマクロは区別されます。また、管理目的に使用されるマクロには特別な名前が付けられています。これらは IT ランドスケープ管理者のみが実行し、メソッドと機能の詳細な知識が必要です。
すべてのマクロの基本原則は「全部かゼロか」です。操作は成功するか、ロールバックを行うかのいずれかです。たとえば、マップの状態がメソッドと一致しない場合、更新メカニズムが中断され、エラー メッセージが表示されます。
警告
マクロにより、メソッドの表記規則が編集するモデル内でコンパイルされることが保証されます。ただし、定義レベルにおいてプロセス サポート マップで使用するオブジェクトと接続線を [エクスプローラー] などで操作することができます。このような操作によって IT ランドスケープ メソッドに不整合が生じた場合は、マクロが中断され、対応するエラー メッセージが表示されます。たとえば、セルごとに 1 つ以上のプロセス サポート ユニットモデルがある場合です。場合によっては、修復が自動的に行われます。これらの場合については、マクロの記述に記載されています。その他のすべての場合、マクロベースの処理を継続する前に、重複するプロセス サポート ユニットを削除するなど、手動で操作してメソッドの表記規則にふたたび準拠させる必要があります。
プロセス サポート マップの一部であるオブジェクトのコンソリデーション、またはマージまたは XML のインポートの実行によっても、マクロの実行のベースとなるメソッドの表記規則に違反が発生することがあります。プロセス サポート マップでのコンソリデーション、マージ、または XML のインポートの影響は、対応するファンクションを使用する前に詳しく確認する必要があります。プロセス サポート マップで使用するコンソリデーションにファンクションを 2 つ選択するなど、好ましくないオブジェクトの選択の仕方をすると、プロセス サポート マップがメソッドの表記規則にふたたび準拠するようにするために、大幅な手直しが必要になることがあります。
各マクロとその使用方法について以下に説明します。マクロを開始するには、[評価] タブ バーの [マクロの開始] をクリックして関連するマクロを選択します。プロセス サポート マップを開いている場合は、[IT ランドスケープ計画] タブ バーで直接マクロを実行できます。