バージョン 8.1.3
 —  ユーティリティ  —

JCL/JCS の必要項目と指定例

ここでは、BS2000、z/OS、z/VM、および VSE システムにおける ADARAI の実行に必要なジョブ制御情報について説明し、各ジョブストリームの例を示します。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


BS2000

ここでは、BS2000 システムで ADARAI を使用する場合の追加考慮事項および要件について説明します。

データセット リンク名 ストレージ 追加情報
アソシエータ DDASSORn ディスク  
データストレージ DDDATARn ディスク RECOVER に必要
ワーク DDWORKR1
DDWORKR4
ディスク RECOVER に必要
データプロテクションログ DDPLOGRn テープ/ディスク RECOVER に必要
リカバリログ(RLOG) DDRLOGR1 ディスク  
ジョブストリーム入力 DDJCLIN ディスク RECOVER に必要
リカバリジョブ出力 DDJCLOUT ディスク RECOVER に必要
リカバリジョブ出力(コンソールサブタスクの JCL) DDJCLCON ディスク オプションであり、
RECOVER のみに使用
ADARUN パラメータ DDCARD   オペレーションマニュアル
ADARAI パラメータ SYSDTA/ DDKARTE   オペレーションマニュアル
ADARUN メッセージ SYSOUT DDPRINT   メッセージおよびコード
ADARAI メッセージ SYSLST DDDRUCK   メッセージおよびコード

BS2000 のデータセット

シーケンシャルディスクデータセットの操作

共用ディスクに存在するシーケンシャルデータセットに関する制限はありません。

専用ディスクに存在するシーケンシャルデータセットはエクスポートできません。このことは、カタログエントリは消去できず、専用ディスク上のデータセットに対する /IMPORT-FILE コマンドをリカバリジョブ制御に含めることができないことを意味します。

シーケンシャルテープデータセットの操作

テープに存在するシーケンシャルデータセットのカタログエントリは、システムのカタログから削除しないことをお勧めします。 RECOVER によってシーケンシャルデータセットのカタログエントリがテープまたはカートリッジで検出されないと、ジョブストリームに次のステートメントが取り込まれます。

/IMPORT-FILE FILE-NAME=tempfile ,...

ここで tempfile は次の構造になっています。

#ADARAI.RECOVER.TAPE.nnnnn 

ファイル世代グループ(FGG)の使用

ディスクまたはテープにかかわらず、シーケンシャルデータセットに対して FGG を使用する場合には、制限はありません。

入力データセット

ADARAI は、元のカタログエントリを使用して BS2000 のシーケンシャルデータセットにアクセスしようとします。 シーケンシャルデータセットがファイル世代グループ(FGG)に存在すると、ADARAI では絶対メンバを割り当てますが、ベースポインタを使用または変更することはありません。

シーケンシャルデータセットがパスワードによって読み込み保護されている場合は、スケルトンジョブ制御の %%JCL-JOB-HEADER セクションにパスワードが含まれている必要があります。

ADARAI はデータセットのエクスポートおよび消去を行いません。 テープデータセットのカタログエントリが存在しないと、ADARAI は #ADARAI.RECOVER.TAPE.nnnnn という名前で中間データセットを作成します。ここで、nnnnn は "00001"、"00002" などです。

ADARAI JCL の例(BS2000)

リカバリロギングの開始(ADARAI PREPARE)

SDF フォーマットの場合:

/.ADARAI LOGON
/MODIFY-TEST-OPTIONS DUMP=YES
/REMARK *
/REMARK *A D A R A I   START RECOVERY LOGGING
/REMARK *
/ASS-SYSLST L.RAI.DATA
/ASS-SYSDTA *SYSCMD
/SET-FILE-LINK DDLIB,ADAvrs.MOD
/SET-FILE-LINK DDASSOR1,DB.yyyyy.ASSO
/SET-FILE-LINK DDRLOGR1,DB.yyyyy.RLOGR1,OPEN-MODE=OUTIN,BUFF-LEN=STD(2)
/START-PROGRAM *M(ADA.MOD,ADARUN),PR-MO=ANY
ADARUN PROG=ADARAI,DBID=yyyyy,MODE=MULTI
ADARAI PREPARE RLOGSIZE=5,RLOGDEV=dddd,MINGENS=5
/LOGOFF SYS-OUTPUT=DEL

ISP フォーマットの場合:

/.ADARAI LOGON
/OPTION MSG=FH,DUMP=YES
/REMARK *
/REMARK *A D A R A I   START RECOVERY LOGGING
/REMARK *
/REMARK *
/SYSFILE SYSLST=L.RAI.DATA
/FILE ADAvrs.MOD,LINK=DDLIB
/FILE DB.yyyyy.ASSO ,LINK=DDASSOR1
/FILE DB.yyyyy.RLOGR1,LINK=DDRLOGR1,OPEN=OUTIN,BLKSIZE=(STD,2)
/EXEC (ADARUN,ADAvrs.MOD)
ADARUN PROG=ADARAI,DBID=yyyyy,MODE=MULTI
ADARAI PREPARE RLOGSIZE=5,RLOGDEV=dddd,MINGENS=5
/LOGOFF NOSPOOL

RLOG のリスト(ADARAI LIST)

SDF フォーマットの場合:

/.ADARAI LOGON
/MODIFY-TEST-OPTIONS DUMP=YES
/REMARK *
/REMARK *A D A R A I   LIST RECOVERY LOGS
/REMARK *
/ASS-SYSLST L.RAI.DATA
/ASS-SYSDTA *SYSCMD
/SET-FILE-LINK DDLIB,ADAvrs.MOD
/SET-FILE-LINK DDASSOR1,DB.yyyyy.ASSO
/SET-FILE-LINK DDRLOGR1,DB.yyyyy.RLOGR1
/START-PROGRAM *M(ADA.MOD,ADARUN),PR-MO=ANY
ADARUN PROG=ADARAI,DBID=yyyyy,MODE=MULTI
ADARAI LIST GENS=NO,RLOGDEV=dddd,RELGEN=1
/LOGOFF SYS-OUTPUT=DEL

ISP フォーマットの場合:

/.ADARAI LOGON
/OPTION MSG=FH,DUMP=YES
/REMARK *
/REMARK *A D A R A I   LIST RECOVERY LOGS
/REMARK *
/REMARK *
/SYSFILE SYSLST=L.RAI.DATA
/FILE ADAvrs.MOD,LINK=DDLIB
/FILE DB.yyyyy.ASSO ,LINK=DDASSOR1
/FILE DB.yyyyy.RLOGR1,LINK=DDRLOGR1
/EXEC (ADARUN,ADAvrs.MOD)
ADARUN PROG=ADARAI,DBID=yyyyy,MODE=MULTI
ADARAI LIST GENS=NO,RLOGDEV=dddd,RELGEN=1
/LOGOFF NOSPOOL

リカバリ JCL の作成(ADARAI RECOVER)

SDF フォーマットの場合:

/.ADARAI LOGON
/MODIFY-TEST-OPTIONS DUMP=YES
/REMARK *
/REMARK *A D A R A I   BUILD RECOVERY JCL STREAM
/REMARK *
/DELETE-FILE DB.yyyyy.JCLOUT
/SET-JOB-STEP
/CREATE-FILE DB.yyyyy.JCLOUT,PUB(SPACE=(48,48))
/SET-JOB-STEP
/DELETE-FILE DB.yyyyy.JCLCON
/SET-JOB-STEP
/CREATE-FILE DB.yyyyy.JCLCON,PUB(SPACE=(48,48))
/SET-JOB-STEP
/ASS-SYSLST L.RAI.DATA
/ASS-SYSDTA *SYSCMD

/SET-FILE-LINK DDLIB,ADAvrs.MOD
/SET-FILE-LINK DDASSOR1,DB.yyyyy.ASSO
/SET-FILE-LINK DDRLOGR1,DB.yyyyy.RLOGR1
/SET-FILE-LINK DDPLOGR1,DB.yyyyy.PLOGR1
/SET-FILE-LINK DDPLOGR2,DB.yyyyy.PLOGR2
/SET-FILE-LINK DDJCLIN,DB.yyyyy.JCLIN 
/SET-FILE-LINK DDJCLOUT,DB.yyyyy.JCLOUT 
/SET-FILE-LINK DDJCLCON,DB.yyyyy.JCLCON 
/START-PROGRAM *M(ADA.MOD,ADARUN),PR-MO=ANY
ADARUN PROG=ADARAI,DBID=yyyyy,MODE=MULTI
ADARUN UEX2=EXITR2
ADARAI RECOVER PLOGDEV=2201,FEOFPL=YES,RELGEN=1
/LOGOFF SYS-OUTPUT=DEL

ISP フォーマットの場合:

/.ADARAI LOGON
/OPTION MSG=FH,DUMP=YES
/REMARK *
/REMARK *A D A R A I   BUILD RECOVERY JCL STREAM
/REMARK *
/REMARK *

/SYSFILE SYSLST=L.RAI.DATA
/FILE ADAvrs.MOD,LINK=DDLIB
/FILE DB.yyyyy.ASSO,LINK=DDASSOR1
/FILE DB.yyyyy.RLOGR1,LINK=DDRLOGR1
/FILE DB.yyyyy.PLOGR1,LINK=DDPLOGR1
/FILE DB.yyyyy.PLOGR2,LINK=DDPLOGR2
/FILE DB.yyyyy.JCLIN,LINK=DDJCLIN
/FILE DB.yyyyy.JCLOUT,LINK=DDJCLOUT
/FILE DB.yyyyy.JCLCON,LINK=DDJCLCON
/EXEC (ADARUN,ADAvrs.MOD)
ADARUN PROG=ADARAI,DBID=yyyyy,MODE=MULTI
ADARUN UEX2=EXITR2
ADARAI RECOVER PLOGDEV=2201,FEOFPL=YES,RELGEN=1
/LOGOFF NOSPOOL

スケルトンジョブ制御

BS2000 システムの場合、スケルトンジョブ制御には次の特性があります。

上記の一般的な JCL 特性に加え、BS2000 システムではスケルトン JCL に次のものを含めることができます。

以上のオプションは、スケルトン JCL の先頭で %%JCL-JOB-HEADER ステートメントの直前に指定する必要があります。

置換文字列の指定

データセット名などの頻繁に使用する文字列は、置換セクションで定義できます。 定義された文字列は、ユーザープログラムのコントロールステートメントだけでなく BS2000 の JCL にも挿入されます。

文字列置換を使用するには、次の JCL ステートメントを %%JCL-JOB-HEADER の前に配置します。

%%JCL-BS2-SUBSTITUTION

このステートメントの後に、次の形式の置換定義が続きます。

%%argname=substring 

ここで、argname は置換される 1~8 文字の JCL または ユーザープログラムの制御引数であり、substring は 128 文字以内の置換文字列です。 1 行あたり 1 つの置換ステートメントが有効であり、次の %%JCL ステートメントが出現すると、置換ステートメントは終了します。

DDFILEA JCL オプション

ここで説明している JCL ステートメントは、スケルトン JCL の %%JCL-JOB-HEADER の前に配置する必要があります。

ADAORD は、BS2000 リカバリジョブの途中で DDFILEA 出力データセットをオープンする唯一のユーティリティです。 ADARAI は、データセット が RECOVER 実行中に存在したかどうかにかかわらず、データセットをディスクまたはテープに割り当てることを支援します。

既存のテープデータセットが上書きされることはありません。 既存の DDFILEA ディスクデータセットを上書きするには、スケルトン JCL で次のステートメントを指定します。

%%JCL-BS2-WORK-DATASET-OVERWRITE=YES

OVERWRITE のデフォルトは NO です。 DDFILEA 割り当てが検出されず上書きが禁止されている(デフォルト)と、ADARAI では DDFILEA データセットを TAPE-C1 カートリッジに書き込もうとします。

DDFILEA をテープではなくディスクに割り当てるには、次の JCL ステートメントを指定します。

%%JCL-BS2-WORK-DISK-SPACE

次に、1 つ以上のディスクスペース割り当てステートメントを次のように指定します。

:catid :=pam-pages

ADARAI では、指定された PAM ページ数をパブセットに割り当てるために、パブセットの可用性および ADARAI タスクのログオンユーザー ID をチェックします。 チェックに失敗した場合は、関連するパブセットの結合ファイルにユーザーのログオン ID を追加し、生成されたリカバリジョブを開始する前に ADARAI RECOVER ジョブステップを繰り返す必要があります。 この操作を行わないと、ADAORD ジョブステップがアベンドする可能性があります。

DDFILEA 出力テープデバイスおよびボリュームを割り当てるには、次のステートメントを指定します。

%%JCL-BS2-WORK-TAPE-VOLUMES=device-type

出力テープデータセットを作成する必要がある場合、ADARAI は #ADARAI.RECOVER.TAPE nnnnn という名前の中間データセットを使用します。ここで、nnnnn は "00001"、"00002" などです。 次のセクションで説明するコンソールサブタスクオプションが使用可能になっている場合は、各行に 1 つ以上の volser 番号を空白またはコンマで区切って指定できます。 各行の最初の 2 つの位置は空白にする必要があり、行の最大長は 256 文字です。

次に例を示します。

%%JCL-BS2-WORK-TAPE-VOLUMES=TAPE-C1 
  A00001,A00002,A00003,A00004
  A00005,A00006,A00007,A00008

512 ボリュームまで指定できます。

BS2000 のコンソールサブタスク

ADARAI RECOVER で作成されたリカバリジョブをサブミットすると、オペレータの介入を必要とする次のようなコンソールメッセージが表示される場合があります。

これらのメッセージには、リカバリジョブでサブタスクとして並列実行される UCON プログラムで自動的に対応できます。 UCON プログラム(ADAR2C)は、関係するコンソールメッセージをすべて受信し、可能な限り応答を送信します。

コンソールサブタスクを実行するには、%%JCL-JOB-HEADER の前に次のセクションを指定します。

%%JCL-BS2-CONSOLE-SUBTASK-SPECIFICATION
CONSOLE-NAME=name,C'password'      (this statement is required) 
DCAM-APPL=dcamappl                                   (this statement is optional)

ここでは次の内容を表しています。

name /LOGON ユーザー ID
password ユーザー ID のログオンパスワード
dcamappl DCAM アプリケーション名(デフォルトは "RAIRUCON")

詳細は、『BS2000 Systems Administration』の「Authorized User Tasks」を参照してください。

次のオプションのステートメントをスケルトン JCL に含め、その後に volser 定義を指定することができます。 コンソールサブタスクがコールされない場合、volser 定義は影響を及ぼしません。

%%JCL-BS2-WORK-TAPE-VOLUMES=device-type

次のステートメントを ADARAI RECOVER 機能の JCL(スケルトン JCL ではない)に含めます。

/SET-FILE-LINK
FILE-NAME=console-job,LINK-NAME=DDJCLCON

次の RECOVER 機能の JCL 例には、コンソールサブタスクが含まれています。

/  LOGON
/  SET-FILE-LINK  FILE-NAME=ADA.JCLIN,LINK-NAME=DDJCLIN
/  SET-FILE-LINK  FILE-NAME=ADA.JCLOUT,LINK-NAME=DDJCLOUT
/  SET-FILE-LINK  FILE-NAME=ADA.JCLCON,LINK-NAME=DDJCLCON
.
.

/  ASSIGN-SYSDTA  TO-FILE=*SYSCMD
/  SET-FILE-LINK  ADAvrs.MOD,LINK-NAME=DDLIB
/  START-PROG *M(E=ADARUN,L=ADAvrs.MOD)
ADARUN PROG=ADARAI,DB=47
ADARAI RECOVER
/  LOGOFF NOSPOOL

コンソールサブタスクは、次の BS2000 コンソールメッセージを評価します。ここで、tsn はタスクのシリアル番号、mn は簡略テクニカルデバイス名です。

NKVT010 VOLUME volser IS MOUNTED ON DEVICE mn

volser およびデバイスが「DDFILEA JCL オプション」の説明に従って指定されていると、サブタスクのオンライン volser テーブルに登録されます。 この時点でメッセージ NKVT013 も未解決の場合は、サブタスクからレスポンス "tsn.mn" が返されます。

NKVT011/97 VOLUME volser IS DISMOUNTED FROM DEVICE mn...

volser はオンライン volser テーブルから削除されます。

NKVT013 MOUNT TAPE '*SCRAT' ON DEVICE ...

このメッセージが RECOVER タスクに関係しており、volser がオンライン volser テーブルで使用可能な場合は、サブタスクからレスポンス "tsn.mn" が送られます。

DMS0DFB ACKNOWLEDGE VSN volser ON DEVICE mn...

このメッセージが RECOVER タスクに関係している場合は、サブタスクからレスポンス "tsn" が送られます。

DMS0DA5 INVALID FILE SPECIFICATION: VSN volser FOR FILE file...

関連する "tsn" が RECOVER タスクの "tsn" で、file が #ADARAI.RECOVER.TAPE.nnnnn という名前の中間データセットの場合は、メッセージがレスポンス "tsn.I" で応答されます。

サブタスクから応答するには、誤ったファイル ID を持つテープをログオン ID が無視できる必要があります。 このことを可能にするには、システム管理者のログオン ID(TSOS)を使用して、次のステートメントを発行します。

/MOD-USER userid,PROTECTION-ATTRIBUTE=(TAPE-ACCESS=READ)

スケルトンジョブ制御の例(BS2000)

%%JCL-BS2-WORK-DATASET-OVERWRITE = NO
%%JCL-BS2-WORK-DISK-SPACE
      :A: = 500000
      :B: = 1000000
%%JCL-BS2-CONSOLE-SUBTASK-SPECIFICATION
  CONSOLE-NAME=CON1,C'PASSWORD'
%%JCL-BS2-WORK-TAPE-VOLUMES=TAPE-C1
   A00001,A00002,A00003,A00004,A00005
   A00006,A00007,A00008,A00009,A00010
%%JCL-BS2-SUBSTITUTION
  %%USERID = ADAvr
  %%AC  %%ASSOR1 = $ADAvr.DByyyyy.ASSOR1
  %%ASSOR2 = $ADAvr.DByyyyy.ASSOR2
  %%DATAR1 = $ADAvr.DByyyyy.DATAR1
  %%DATAR2 = $ADAvr.DByyyyy.DATAR2
  %%WORK   = $ADAvr.DByyyyy.WORK
  %%SORT   = $ADAvr.DByyyyy.SORT%
  %%TEMP   = $ADAvr.DByyyyy.TEMP
  %%RLOGR1 = $ADAvr.DByyyyy.RLOGR1
  %%PLOGR1 = $ADAvr.DByyyyy.PLOGR1
  %%PLOGR2 = $ADAvr.DByyyyy.PLOGR2
  %%DBID   = yyyyy
  %%IDTNAME = ADABASvB
  %%USEREX  = ADAvrs.USEREXITS.MOD
  %%DDLIB   = ADAvrs.MOD
  %%DEVICE  = dddd
%%JCL-JOB-HEADER
  /.RECOVER LOGON %%USERID,%%ACCOUNT
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%USEREX,LINK-NAME=BLSLIB01
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DDLIB,LINK-NAME=DDLIB
  /       ASSIGN-SYSOUT TO-FILE=$ADAvv.RAI.OUT
  /       ASSIGN-SYSLST TO-FILE=$ADAvv.RAI.LST%%JCL-JOB-TRAILER
  /REMARK -----------------------------------------------------------*
  /REMARK *          RECOVERY JOB SUCCESSFULLY TERMINATED            *
  /REMARK -----------------------------------------------------------*
  /LOGOFF NOSPOOL
  /.JOBERROR REMARK
  /REMARK +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*
  /REMARK *          RECOVERY JOB TERMINATED WITH ERROR              *
  /REMARK +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++*
  /LOGOFF NOSPOOL
%%JCL-ADARES
  /REMARK
  /REMARK REGENERATE/ BACKOUT
  /REMARK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%RLOGR1,LINK-NAME=DDRLOGR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR1,LINK-NAME=DDASSOR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR2,LINK-NAME=DDASSOR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR1,LINK-NAME=DDDATAR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR2,LINK-NAME=DDDATAR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%WORK,LINK-NAME=DDWORKR1,         -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.DRU.JCLO.ADARES,LINK-NAME=DDDRUCK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.PRI.JCLO.ADARES,LINK-NAME=DDPRINT
  %SEQUENTIAL
  /       ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  /       START-PROGRAM
FROM-FILE=*MODULE(ELEMENT=ADARUN,LIBRARY=%%DDLIB)
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADARES
  ADARUN DBID=%%DBID,DE=%%DEVICE,IDTNAME=%%IDTNAME
  %KARTE
%%JCL-STEP-TRAILER
  /SET-JOB-STEP%%JCL-ADASAV
  /REMARK
  /REMARK RESTORE FILE(S)/DATABASE
  /REMARK
  /.%STEP REMARK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%RLOGR1,LINK-NAME=DDRLOGR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR1,LINK-NAME=DDASSOR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR2,LINK-NAME=DDASSOR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR1,LINK-NAME=DDDATAR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR2,LINK-NAME=DDDATAR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%WORK,LINK-NAME=DDWORKR1,         -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK
FILE-NAME=RAI.DRU.JCLO.RESTORE,LINK-NAME=DDDRUCK
  /       SET-FILE-LINK
FILE-NAME=RAI.PRI.JCLO.RESTORE,LINK-NAME=DDPRINT
  %SEQUENTIAL
  /       ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  /       START-PROGRAM
FROM-FILE=*MODULE(ELEMENT=ADARUN,LIBRARY=%%DDLIB)
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADASAV
  ADARUN DBID=%%DBID,DE=%%DEVICE,IDTNAME=%%IDTNAME
  %KARTE
%%JCL-ENDNUC
  /REMARK
  /REMARK ADADBS END NUCLEUS

/REMARK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%RLOGR1,LINK-NAME=DDRLOGR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR1,LINK-NAME=DDASSOR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR2,LINK-NAME=DDASSOR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR1,LINK-NAME=DDDATAR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR2,LINK-NAME=DDDATAR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%WORK,LINK-NAME=DDWORKR1,         -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%SORT,LINK-NAME=DDSORTR1
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%TEMP,LINK-NAME=DDTEMPR1
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.DRU.JCLO.ADADBS,LINK-NAME=DDDRUCK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.PRI.JCLO.ADADBS,LINK-NAME=DDPRINT
  /       ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  /       START-PROGRAM
FROM-FILE=*MODULE(ELEMENT=ADARUN,LIBRARY=%%DDLIB)
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADADBS
  ADARUN DBID=%%DBID,DE=%%DEVICE,IDTNAME=%%IDTNAME
  ADADBS OPERCOM ADAEND
  /REMARK
  /REMARK CHECK INACTIVE DATABASE
  /REMARK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.DRU.JCLO.ADARAI,LINK-NAME=DDDRUCK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.PRI.JCLO.ADARAI,LINK-NAME=DDPRINT
  /       ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  /       START-PROGRAM
FROM-FILE=*MODULE(ELEMENT=ADARUN,LIBRARY=%%DDLIB)
  ADARUN
MODE=MULTI,PROG=ADARAI,DBID=%%DBID,DE=%%DEVICE,IDTNAME=%%IDTNAME
  ADARAI CHKDB INACTIVE
%%JCL-ADADEF
  /REMARK
  /REMARK DEFINE NEWWORK
  /REMARK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%RLOGR1,LINK-NAME=DDRLOGR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR1,LINK-NAME=DDASSOR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR2,LINK-NAME=DDASSOR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR1,LINK-NAME=DDDATAR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR2,LINK-NAME=DDDATAR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%WORK,LINK-NAME=DDWORKR1,         -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%SORT,LINK-NAME=DDSORTR1
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%TEMP,LINK-NAME=DDTEMPR1
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.DRU.JCLO.ADADEF,LINK-NAME=DDDRUCK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.PRI.JCLO.ADADEF,LINK-NAME=DDPRINT
  /       ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  /       START-PROGRAM
FROM-FILE=*MODULE(ELEMENT=ADARUN,LIBRARY=%%DDLIB)
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADADEF
  ADARUN DBID=%%DBID,DE=%%DEVICE,IDTNAME=%%IDTNAME
  %KARTE
%%JCL-ADALOD
  /REMARK
  /REMARK LOAD A FILE/ MASS UPDATE
  /REMARK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%RLOGR1,LINK-NAME=DDRLOGR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR1,LINK-NAME=DDASSOR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR2,LINK-NAME=DDASSOR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR1,LINK-NAME=DDDATAR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR2,LINK-NAME=DDDATAR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%WORK,LINK-NAME=DDWORKR1,         -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%SORT,LINK-NAME=DDSORTR1
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%TEMP,LINK-NAME=DDTEMPR1
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.DRU.JCLO.ADALOD,LINK-NAME=DDDRUCK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.PRI.JCLO.ADALOD,LINK-NAME=DDPRINT
  %SEQUENTIAL
  /       ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  /       START-PROGRAM
FROM-FILE=*MODULE(ELEMENT=ADARUN,LIBRARY=%%DDLIB)
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADALOD
  ADARUN DBID=%%DBID,DE=%%DEVICE,IDTNAME=%%IDTNAME
  %KARTE
%%JCL-ADAORD
  /REMARK
  /REMARK REORDER
  /REMARK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%RLOGR1,LINK-NAME=DDRLOGR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR1,LINK-NAME=DDASSOR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR2,LINK-NAME=DDASSOR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR1,LINK-NAME=DDDATAR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR2,LINK-NAME=DDDATAR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%WORK,LINK-NAME=DDWORKR1,         -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%SORT,LINK-NAME=DDSORTR1
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%TEMP,LINK-NAME=DDTEMPR1
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.DRU.JCLO.ADAORD,LINK-NAME=DDDRUCK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.PRI.JCLO.ADAORD,LINK-NAME=DDPRINT
  %SEQUENTIAL
  /       ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  /       START-PROGRAM
FROM-FILE=*MODULE(ELEMENT=ADARUN,LIBRARY=%%DDLIB)
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADAORD
  ADARUN DBID=%%DBID,DE=%%DEVICE,IDTNAME=%%IDTNAME
  %KARTE
%%JCL-ADAINV
  /REMARK
  /REMARK INVERT/ COUPLE
  /REMARK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%RLOGR1,LINK-NAME=DDRLOGR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR1,LINK-NAME=DDASSOR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR2,LINK-NAME=DDASSOR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR1,LINK-NAME=DDDATAR1,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR2,LINK-NAME=DDDATAR2,       -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%WORK,LINK-NAME=DDWORKR1,         -
  /                     SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%SORT,LINK-NAME=DDSORTR1
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%TEMP,LINK-NAME=DDTEMPR1
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.DRU.JCLO.ADADBS,LINK-NAME=DDDRUCK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.PRI.JCLO.ADADBS,LINK-NAME=DDPRINT
  /       ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  /       START-PROGRAM
FROM-FILE=*MODULE(ELEMENT=ADARUN,LIBRARY=%%DDLIB)
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADAINV
  ADARUN DBID=%%DBID,DE=%%DEVICE,IDTNAME=%%IDTNAME
  %KARTE
%%JCL-STARTNUC
  /REMARK
  /REMARK START NUCLEUS
  /REMARK
  /       MODIFY-JOB-SWITCHES ON=(4,5)
  /       ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  /       START-PROGRAM FROM-FILE=EDT
  :/.ADANUC LOGON %%USERID,%%ACCOUNT
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%RLOGR1,LINK-NAME=DDRLOGR1,-
  :/                  SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%PLOGR1,LINK-NAME=DDPLOGR1,-
  :/                  SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%PLOGR2,LINK-NAME=DDPLOGR2,-
  :/                  SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR1,LINK-NAME=DDASSOR1,-
  :/                  SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%ASSOR2,LINK-NAME=DDASSOR2,-
  :/                  SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR1,LINK-NAME=DDDATAR1,-
  :/                  SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DATAR2,LINK-NAME=DDDATAR2,-
  :/                  SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%WORK,LINK-NAME=DDWORKR1,-
  :/                  SUP=DISK(SHARE-UPD=YES)
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.DRU.JCLO.ADANUC,LINK-NAME=DDDRUCK
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.PRI.JCLO.ADANUC,LINK-NAME=DDPRINT
  :/    ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=%USEREX,LINK-NAME=BLSLIB01
  :/    SET-FILE-LINK FILE-NAME=%%DDLIB,LINK-NAME=DDLIB
  :/    START-PROGRAM FROM-FILE=*MODULE(ELEMENT=ADARUN,LIBRARY=%%DDLIB)
  :ADARUN PROG=ADANUC
  :ADARUN DATABASE=%%DBID           DATA BASE ID
  :ADARUN IDTNAME=%%IDTNAME                NAME OF IDT
  :ADARUN DEVICE=%%DEVICE
  :ADARUN IDTNAME=%%IDTNAME
  :ADARUN LFIOP=1000000,LWP=800000,LBP=4000000,LU=64000
  :ADARUN LP=200,LS=20000,TT=900,TNAE=900,OPENRQ=NO,PLOGRQ=YES
  :ADARUN NAB=20,NH=400,NU=200,NISNHQ=50,NC=20,NPLOG=2,PLOGDEV=2000
  :ADARUN PLOGSIZE=1000,NCLOG=2,CLOGDEV=2000,CLOGSIZE=500
  :ADARUN UEX2=USEREX2
  :/LOGOFF SYSOUT=DEL
  @D &:1-1:
  @W '#NUCENT' O
  @H
  /STEP
  /ENTER-JOB #NUCENT,PROC-ADMIS=PAR(USER-ID=%%USERID,                 -
  /                                 ACCOUNT=%%ACCOUNT)
  /STEP
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME= %%DDLIB,LINK-NAME=DDLIB
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.DRU.JCLO.ADARES,LINK-NAME=DDDRUCK
  /       SET-FILE-LINK FILE-NAME=RAI.PRI.JCLO.ADARES,LINK-NAME=DDPRINT
  /       ASSIGN-SYSDTA TO-FILE=*SYSCMD
  /       START-PROGRAM
FROM-FILE=*MODULE(ELEMENT=ADARUN,LIBRARY=%%DDLIB)
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADARAI
  ADARUN DBID=%%DBID,DE=%%DEVICE,IDTNAME=%%IDTNAME
  ADARAI CHKDB ACTIVE

ADAR2E ユーティリティ

ヘッドクラッシュなどの回復不可能なハードウェアエラーなどが原因でパブセットメンバが失われた場合は、新しいメンバを初期化してパブセットに取り込み、パブセット内のすべてのデータセットをリストアします。 ほとんどの場合、ASSO、DATA、WORK、および PLOG データセットを、ハードウェア障害が発生する前と同じディスク位置に再割り当てする必要もあります。

ADAR2E ユーティリティは、割り当てられたデータセットの TSOSCAT エントリを読み込み、Adabas ファイルを前と同じディスク位置に再割り当てするプロシージャを作成します。 ADAR2E ユーティリティの動作は、ADARAI および他の Adabas ユーティリティから完全に独立しています。Adabas の主要コンポーネント(ASSO、DATA、WORK、PLOG、CLOG、TEMP、または SORT)の割り当てが変更するたびに、ADAR2E を実行する必要があります。

次の JCL 例は、ADAR2E ユーティリティを実行するためのものです。

/  LOGON
/  SET-FILE-LINK FILE-NAME=DB.yyyyy.ASSO-01,LINK-NAME=DDASSOR1
/  SET-FILE-LINK FILE-NAME=DB.yyyyy.DATA-01,LINK-NAME=DDDATAR1
/  SET-FILE-LINK FILE-NAME=DB.yyyyy.WORK-01,LINK-NAME=DDWORKR1
/  SET-FILE-LINK FILE-NAME=DB.yyyyy.TEMP-01,LINK-NAME=DDTEMPR1
/  SET-FILE-LINK FILE-NAME=DB.yyyyy.PLOGR1,LINK-NAME=DDPLOGR1
/  SET-FILE-LINK FILE-NAME=DB.yyyyy.PLOGR2,LINK-NAME=DDPLOGR2
/  SET-FILE-LINK FILE-NAME=ALLOCATE.JOB,LINK-NAME=DDJCLOUT
/  START-PROGRAM *MOD(LIB=ADAvrs,ELEM=ADAR2E)
/  LOGOFF SYS-OUTPUT=DEL 

次に、使用可能なリンク名のリストを示します。

DDASSOR1,DDASSOR2,DDASSOR3,DDASSOR4,DDASSOR5
DDDATAR1,DDDATAR2,DDDATAR3,DDDATAR4,DDDATAR5
DDWORKR1,DDWORKR2
DDSORTR1,DDSORTR2
DDTEMPR1,DDTEMPR2
DDPLOGR1,DDPLOGR2,DDPLOGR3,DDPLOGR4,DDPLOGR5,DDPLOGR6,DDPLOGR7,DDPLOGR8

次に、ADAR2E ユーティリティで作成されるジョブ制御の例を示します。

/  BEGIN-PROCEDURE
/  MODIFY-SDF-OPTIONS CONTINUATION=NEW-MODE
/  CREATE-FILE FILE-NAME=:A:$ADABAS.DB.yyyyy.ASSO-01,-
/       SUPPORT=PUBLIC-DISK(VOLUME=PUBA00,-
/       DEVICE-TYPE=Ddddd,SPACE=ABSOLUTE-
/       (FIRST-PAGE=32833,SIZE=5001))
/  MODI-FILE-ATTR FILE-NAME=:A:$ADABAS.DB.yyyyy.ASSO-01,-
/       SUPPORT=PUBLIC-DISK(VOLUME=PUBA00,-
/       DEVICE-TYPE=Ddddd,SPACE=ABSOLUTE-
/       (FIRST-PAGE=29761,SIZE=5001))
        .
        .
/  CREATE-FILE FILE-NAME=:A:$ADABAS.DB.yyyyy.DATA-01,-
/       SUPPORT=PUBLIC-DISK(VOLUME=PUBA02,-
/       DEVICE-TYPE=Ddddd,SPACE=ABSOLUTE-
/       (FIRST-PAGE=119809,SIZE=8001))
/  MODI-FILE-ATTR FILE-NAME=:A:$ADABAS.DB.yyyyy.DATA-01,-
/       SUPPORT=PUBLIC-DISK(VOLUME=PUBA03,-
/       DEVICE-TYPE=Ddddd,SPACE=ABSOLUTE-
/       (FIRST-PAGE=75841,SIZE=8001)) 

ADARAI RECOVER 機能を使用する前に、システム管理者の ログオン ID(TSOS)を使用して、ADAR2E で生成された再割り当てプロシージャを実行します。

BS2000 バージョン 11 以上では、TSOS を使用して次のコマンドを発行することにより、特定のパブセットに対してディスクスペースの割り当て権限をすべてのユーザーに付与することができます。

/MODIFY-MASTER-CATALOG CATID= catid,PHYSICAL-ALLO=USER-ALLOWED

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z/OS

データセット DD 名 ストレージ 追加情報
アソシエータ DDASSORn ディスク  
データプロテクションログ DDPLOGRn テープ/ディスク FEOFPL=YES と指定された場合にのみ RECOVER に必要
リカバリログ(RLOG) DDRLOGR1 ディスク  
ジョブストリーム入力 DDJCLIN ディスク RECOVER のみに必要
リカバリジョブ出力 DDJCLOUT ディスク RECOVER のみに必要
ADARAI メッセージ DDDRUCK プリンタ メッセージおよびコード
ADARUN メッセージ DDPRINT プリンタ メッセージおよびコード
ADARUN パラメータ DDCARD リーダー オペレーションマニュアル
ADARAI パラメータ DDKARTE リーダー  

JCL の例(z/OS)

リカバリロギングの準備(ADARAI PREPARE)

//RAIPREP   EXEC PGM=ADARUN
//STEPLIB   DD   DISP=SHR,DSN=ADABAS.Vvrs.LOADLIB
//DDASSOR1  DD   DISP=SHR,DSN=EXAMPLE.ADAyyyyy.ASSOR1
//DDRLOGR1  DD   DISP=SHR,DSN=EXAMPLE.ADAyyyyy.RLOGR1
//DDDRUCK   DD   SYSOUT=A
//DDPRINT   DD   SYSOUT=A
//DDCARD    DD   *
ADARUN PROGRAM=ADARAI,SVC=xxx,DEVICE=dddd,DBID=yyyyy,MODE=MULTI
//DDKARTE   DD   *
ADARAI PREPARE RLOGSIZE=5,MINGENS=5

RLOG のリスト(ADARAI LIST)

//RAILIST  EXEC   PGM=ADARUN
//STEPLIB  DD DSN=ADABAS.Vvrs.LOADLIB,DISP=SHR
//DDASSOR1 DD DSN=EXAMPLE.ADAyyyyy.ASSOR1,DISP=SHR
//DDRLOGR1 DD DSN=EXAMPLE.ADAyyyyy.RLOGR1,DISP=SHR
//DDDRUCK  DD      SYSOUT=A
//DDPRINT  DD      SYSOUT=A
//DDCARD   DD      *
ADARUN PROGRAM=ADARAI,SVC=xxx,DEVICE=dddd,DBID=yyyyy,MODE=MULTI
//DDKARTE  DD      *
ADARAI LIST
/*

リカバリ JCL の作成(ADARAI RECOVER)

//ADARAI   EXEC   PGM=ADARUN
//STEPLIB  DD DSN=ADABAS.Vvrs.LOADLIB,DISP=SHR
//*
//DDASSOR1 DD DSN=EXAMPLE.ADAyyyyy.ASSOR1,DISP=SHR
//*
//DDRLOGR1 DD DSN=EXAMPLE.ADAyyyyy.RLOGR1,DISP=SHR
//DDJCLIN  DD DSN=EXAMPLE.ADAyyyyy.RAIJCL(JCLIN),DISP=SHR
//DDJCLOUT DD      SYSOUT=A
//*
//DDPLOGR1 DD DSN=EXAMPLE.ADAyyyyy.PLOGR1,DISP=SHR
//DDPLOGR2 DD DSN=EXAMPLE.ADAyyyyy.PLOGR2,DISP=SHR
//*
//DDDRUCK  DD      SYSOUT=A
//DDPRINT  DD      SYSOUT=A
//DDCARD   DD      *
ADARUN PROGRAM=ADARAI,SVC=xxx,DEVICE=dddd,DBID=yyyyy,MODE=MULTI
ADARUN UEX2=UEX2
//DDKARTE  DD      *
ADARAI RECOVER JCLLOG=YES,RELGEN=0,DRIVES=2

スケルトンジョブ制御の例(z/OS)

この例は、MVSJOBS データセットのメンバ ADARAIIN に存在します。

%%JCL-JOB-HEADER                                                     
  //ADARECOV JOB 5,'ADA-USER',MSGCLASS=X,CLASS=A,REGION=4096K        
  //*                                                                
  //JOBLIB DD DSN=ADABAS.Vvvv.LOAD,DISP=SHR                 
  //*                                                       
%%JCL-JOB-TRAILER                                           
  //*                                                       
  //* END OF RECOVERY                                       
  //*                                                       
  //                                                        
%%JCL-STEP-TRAILER                                          
  //*                                                       
  //* END OF STEP                                           
  //*                                                       
%%JCL-DDKARTE                                               
  //DDKARTE  DD  *                                          
%%JCL-ADADEF                                                
  //*                                                       
  //* DEFINE NEWWORK                                        
  //*                                                       
  //%STEP   EXEC PGM=ADARUN          ADADEF JOB STEP        
  //DDASSOR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.ASSOR1,DISP=SHR            
  //DDDATAR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.DATAR1,DISP=SHR                      
  //DDWORKR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.WORKR1,DISP=SHR                      
  //DDTEMPR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.TEMPR1,DISP=OLD                      
  //DDSORTR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.SORTR1,DISP=OLD                      
  //DDRLOGR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.RLOGR1,DISP=SHR                      
  //SYSUDUMP DD  SYSOUT=*                                             
  //DDDRUCK  DD  SYSOUT=*                                             
  //DDPRINT  DD  SYSOUT=*                                             
  //DDCARD   DD  *                                                    
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADADEF,DBID=xxxxx,DE=yyyy,SVC=zzz            
  //DDKARTE  DD  *                                                    
  %KARTE                                                              
%%JCL-ADAINV                                                          
  //*                                                                 
  //* INVERT / COUPLE                                                 
  //*                                                                 
  //%STEP   EXEC PGM=ADARUN          ADAINV JOB STEP                  
  //DDASSOR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.ASSOR1,DISP=SHR                      
  //DDRLOGR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.RLOGR1,DISP=SHR                      
  //DDSORTR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.SORTR1,DISP=OLD                 
  //DDTEMPR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.TEMPR1,DISP=OLD                 
  //SYSUDUMP DD  SYSOUT=*                                        
  //DDDRUCK  DD  SYSOUT=*                                        
  //DDPRINT  DD  SYSOUT=*                                        
  //DDCARD   DD  *                                               
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADAINV,DBID=xxxxx,DE=yyyy,SVC=zzz       
  //DDKARTE  DD  *                                               
  %KARTE                                                         
%%JCL-ADALOD                                                     
  //*                                                            
  //* LOAD A FILE / MASS UPDATE                                  
  //*                                                            
  //%STEP   EXEC PGM=ADARUN          ADALOD JOB STEP             
  %SEQUENTIAL                                                    
  //DDASSOR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.ASSOR1,DISP=SHR                 
  //DDDATAR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.DATAR1,DISP=SHR                 
  //DDWORKR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.WORKR1,DISP=SHR                 
  //DDTEMPR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.TEMPR1,DISP=OLD                 
  //DDSORTR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.SORTR1,DISP=OLD                
  //DDRLOGR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.RLOGR1,DISP=SHR                
  //SYSUDUMP DD  SYSOUT=*                                       
  //DDDRUCK  DD  SYSOUT=*                                       
  //DDPRINT  DD  SYSOUT=*                                       
  //DDCARD   DD  *                                              
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADALOD,DBID=xxxxx,DE=yyyy,SVC=zzz      
  //DDKARTE  DD  *                                              
  %KARTE                                                        
%%JCL-ADAORD                                                    
  //*                                                           
  //* REORDER                                                   
  //*                                                           
  //%STEP   EXEC PGM=ADARUN          ADAORD JOB STEP            
  %SEQUENTIAL                                                   
  //DDASSOR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.ASSOR1,DISP=SHR                
  //DDDATAR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.DATAR1,DISP=SHR                
  //DDWORKR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.WORKR1,DISP=SHR                
  //DDRLOGR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.RLOGR1,DISP=SHR                
  //SYSUDUMP DD  SYSOUT=*                                                   
  //DDDRUCK  DD  SYSOUT=*                                                   
  //DDPRINT  DD  SYSOUT=*                                                   
  //DDCARD   DD  *                                                          
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADAORD,DBID=xxxxx,DE=yyyy,SVC=zzz                  
  //DDKARTE  DD  *                                                          
  %KARTE                                                                    
%%JCL-ADARES                                                                
  //*                                                                       
  //* PLCOPY / REGENERATE / BACKOUT                                         
  //*                                                                       
  //%STEP   EXEC PGM=ADARUN                                                 
  %SEQUENTIAL                                                               
  //DDASSOR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.ASSOR1,DISP=SHR                            
  //DDRLOGR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.RLOGR1,DISP=SHR                            
  //*  Omit DDPLOGRx for Parallel and Cluster Services                      
  //DDPLOGR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.PLOGR1,DISP=SHR                            
  //DDPLOGR2 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.PLOGR2,DISP=SHR                            
  //*  Include MERGIN1 and MERGIN2 for Parallel and Cluster Services        
  //MERGIN1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.INTERI,DISP=SHR                         
  //MERGIN2 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.INTERO,DISP=SHR                         
  //SYSUDUMP DD  SYSOUT=*                                               
  //DDDRUCK  DD  SYSOUT=*                                               
  //DDPRINT  DD  SYSOUT=*                                               
  //DDCARD   DD  *                                                      
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADARES,DBID=xxxxx,DE=yyyy,SVC=zzz              
  //DDKARTE  DD  *                                                      
  %KARTE                                                                
%%JCL-DDSIAUS1                                                          
  //DDSIAUS1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.PLCOPY(+1),                            
  //             DISP=(NEW,CATLG),UNIT=TAPE                             
%%JCL-DDSIAUS2                                                          
  //DDSIAUS2 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.PLCOPY2(+1),     Optional second copy  
  //             DISP=(NEW,CATLG),UNIT=TAPE                             
%%JCL-ADASAV                                                            
  //*                                                                   
  //* RESTORE FILE(S)/DATABASE                                          
  //*                                                                   
  //%STEP   EXEC PGM=ADARUN          ADASAV JOB STEP           
  %SEQUENTIAL                                                  
  //DDRLOGR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.RLOGR1,DISP=SHR               
  //DDASSOR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.ASSOR1,DISP=SHR               
  //DDDATAR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.DATAR1,DISP=SHR               
  //DDWORKR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.WORKR1,DISP=SHR               
  //DDTEMPR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.TEMPR1,DISP=OLD               
  //SYSUDUMP DD  SYSOUT=*                                      
  //DDDRUCK  DD  SYSOUT=*                                      
  //DDPRINT  DD  SYSOUT=*                                      
  //DDCARD   DD  *                                             
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADASAV,DBID=xxxxx,DE=yyyy,SVC=zzz     
  //DDKARTE  DD  *                                             
  %KARTE                                                       
%%JCL-STARTNUC                                                 
  //*                                                          
  //* START NUCLEUS                                            
  //*                                                          
  //%STEP   EXEC PGM=IEBGENER                                  
  //SYSPRINT DD  SYSOUT=*                                            
  //SYSIN    DD  DUMMY                                               
  //SYSUT2   DD  SYSOUT=(*,INTRDR)                                   
  //SYSUT1   DD  DATA,DLM='$$'                                       
  //ADANUC   JOB 5,'ADANUC',CLASS=A,MSGCLASS=X,REGION=6M,TIME=1440   
  //NUCxxxx EXEC PGM=ADARUN                                          
  //STEPLIB  DD  DSN=ADABAS.Vvvv.LOAD,DISP=SHR                       
  //*                                                                
  //DDASSOR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.ASSOR1,DISP=SHR                     
  //DDDATAR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.DATAR1,DISP=SHR                     
  //DDWORKR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.WORKR1,DISP=SHR                     
  //DDRLOGR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.RLOGR1,DISP=SHR                     
  //DDPLOGR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.PLOGR1,DISP=SHR                     
  //DDPLOGR2 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.PLOGR2,DISP=SHR                     
  //INTRDR2  DD  SYSOUT=(*,INTRDR)                                   
  //SYSUDUMP DD  SYSOUT=*                                            
  //DDPRINT  DD  SYSOUT=*                                            
  //DDCARD   DD  *                                                   
  ADARUN PROG=ADANUC                                                 
  ADARUN UEX2=UEX2                                                            
  ADARUN DUALPLS=nnn            dual PLOG size                                
  ADARUN DUALPLD=mmmm           dual PLOG device type                         
  ADARUN MODE=MULTI                                                           
  ADARUN DATABASE=xxxxx         DATA BASE ID                                  
  ADARUN DEVICE=yyyy            ASSOCIATOR DEVICE TYPE                        
  ADARUN SVC=zzz                SVC NUMBER                                    
  $$                                                                          
  //*                                                                         
  //* End of input for internal reader. Check whether nucleus is active.      
  //*                                                                         
  //ADARAI  EXEC PGM=ADARUN                                                   
  //STEPLIB  DD  DSN=ADABAS.Vvvv.LOAD,DISP=SHR                                
  //SYSOUT   DD  SYSOUT=*                                                     
  //DDPRINT  DD  SYSOUT=*                                                     
  //DDDRUCK  DD  SYSOUT=*                                                     
  //DDCARD   DD  *                                                            
  ADARUN MODE=MULTI,PROGRAM=ADARAI,DBID=xxxxx,SVC=zzz,DE=yyyy                 
  //DDKARTE  DD  *                                                            
  ADARAI CHKDB ACTIVE                                        
  //*                                                        
%%JCL-ENDNUC                                                 
  //*                                                        
  //* ADADBS END NUCLEUS                                     
  //*                                                        
  //%STEP   EXEC PGM=ADARUN                                  
  //DDASSOR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.ASSOR1,DISP=SHR             
  //DDDATAR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.DATAR1,DISP=SHR             
  //DDWORKR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.WORKR1,DISP=SHR             
  //DDTEMPR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.TEMPR1,DISP=OLD             
  //DDSORTR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.SORTR1,DISP=OLD             
  //DDRLOGR1 DD  DSN=ADABAS.Vvvv.RLOGR1,DISP=SHR             
  //DDDRUCK  DD  SYSOUT=*                                    
  //DDPRINT  DD  SYSOUT=*                                    
  //DDCARD   DD  *                                           
  ADARUN MODE=MULTI,PROG=ADADBS,DBID=xxxxx,DE=yyyy,SVC=zzz   
  //DDKARTE  DD  *                                           
  ADADBS OPERCOM ADAEND                                      
 //*                                                              
 //* Check whether nucleus is inactive.                           
 //*                                                              
 //ADARAI  EXEC PGM=ADARUN                                        
 //STEPLIB  DD  DSN=ADABAS.Vvvv.LOAD,DISP=SHR                     
 //SYSOUT   DD  SYSOUT=*                                          
 //DDPRINT  DD  SYSOUT=*                                          
 //DDDRUCK  DD  SYSOUT=*                                          
 //DDCARD   DD  *                                                 
 ADARUN MODE=MULTI,PROGRAM=ADARAI,DBID=xxxxx,SVC=zzz,DE=yyyy      
 //DDKARTE  DD  *                                                 
 ADARAI CHKDB INACTIVE                                            
 //* 

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z/VM

ADARAI は、現在、ADAMAINT EXEC(データベース保守)および INSTADA EXEC(データベースインストール)のどちらでもサポートされていません。 ADARAI の実行に必要な情報は、EXEC、CONTROL ファイルなどに手動で追加する必要があります。

Start of instruction set必要な情報を次の手順で追加します。

  1. 正しいデータベース ID(デフォルト ID は "00001")が含まれるように ADARAI PARM を更新します。

  2. DBA 仮想マシンの PROFILE EXEC ファイルにある ADARAI ミニディスクに、複数の書き込み LINK コマンドを追加します。 DDRLOGR1 などの ADARAI ミニディスクを Adabas ニュークリアス仮想マシンの CP ディレクトリで定義する必要があります。

  3. DDRLOGR1 に対する DATADEF ステートメントで ADFdbid EXEC を完成させます。 すべてのユーティリティおよびニュークリアスに対して、このステートメントを常に定義する必要があります。 データセットは CMS でフォーマット化され、定義済みのファイル名およびファイルタイプで確保する必要があります。

データセット DD 名 ストレージ 追加情報
アソシエータ DDASSORn ディスク  
データストレージ DDDATARn ディスク RECOVER に必要
ワーク DDWORKR1
DDWORKR4
ディスク RECOVER に必要
データプロテクションログ DDPLOGRn テープ/ディスク RECOVER に必要
リカバリログ(RLOG) DDRLOGR1 ディスク  
ジョブストリーム入力 DDJCLIN ディスク RECOVER に必要
リカバリジョブ出力 DDJCLOUT ディスク RECOVER に必要
ADARAI メッセージ DDDRUCK ディスク/端末/プリンタ メッセージおよびコード
ADARUN メッセージ DDPRINT ディスク/端末/プリンタ メッセージおよびコード
ADARUN パラメータ DDCARD ディスク/端末/リーダー オペレーションマニュアル
ADARAI パラメータ DDKARTE ディスク/端末/リーダー  

JCL の例(z/VM)

リカバリロギングの開始(ADARAI PREPARE)

DATADEF DDASSOR1,DSN=ADABASVv.ASSO,VOL=ASSOV1
DATADEF DDRLOGR1,DSN=ADABASVv.RLOG1,VOL=RLOGV1
DATADEF DDDRUCK,DSN=ADARAI.DDDRUCK,MODE=A
DATADEF DDPRINT,DSN=ADAFRM.DDPRINT,MODE=A
DATADEF DDCARD,DSN=RUNRAI.CONTROL,MODE=A
DATADEF DDKARTE,DSN=ADARAI.CONTROL,MODE=A
ADARUN  

RUNRAI CONTROL A1 の内容

ADARUN PROG=ADARAI,DEVICE=dddd,DB=99,MODE=MULTI

ADARAI CONTROL A1 の内容

ADARUN PREPARE RLOGSIZE=5,RLOGDEV=eeee,MINGENS=5

RLOG のリスト(ADARAI LIST)

DATADEF ASSOR1,DSN=ADABASVv.ASSO,VOL=ASSOV1
DATADEF RLOGR1,DSN=ADABASVv.RLOG1,VOL=RLOGV1
DATADEF DDDRUCK,DSN=ADARAI.DDDRUCK,MODE=A
DATADEF DDPRINT,DSN=ADARAI.DDPRINT,MODE=A
DATADEF DDCARD,DSN=RUNRAI.CONTROL,MODE=A
DATADEF DDKARTE,DSN=ADARAI.CONTROL,MODE=A

RUNRAI CONTROL A1 の内容

ADARUN
PROG=ADARAI,DEVICE=dddd,DB=yyyyy,MODE=MULTI

ADARAI CONTROL A1 の内容

ADARUN LIST

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VSE

次の機能は、VSE システムで ADARAI を使用する場合に使用できます。

機能 対処
CHKDB データベースステータスのチェック
DISABLE リカバリログ(RLOG)の無効化
LIST RLOG コンテンツのリスト
PREPARE RLOG の開始
REMOVE RLOG の削除

ジョブストリームの再構築に使用する ADARAI RECOVER 機能は、現在、VSE システムではサポートされていません。

ファイル 記号名 ストレージ 論理ユニット 追加情報
アソシエータ ASSORn ディスク 注 1 参照  
データストレージ DATARn ディスク 注 1 参照 RECOVER に必要
ワーク WORKR1 ディスク   RECOVER に必要
リカバリログ(RLOG) RLOGR1 ディスク    
データプロテクションログ PLOGRn テープ
ディスク
  RECOVER に必要
ジョブストリーム入力 JCLIN SYSIPT   RECOVER に必要
リカバリジョブ出力 JCLOUT SYSPCH   RECOVER に必要
ADARAI メッセージ   プリンタ SYS009 メッセージおよびコード
ADARUN メッセージ   プリンタ SYSLST メッセージおよびコード
ADARUN パラメータ -
CARD
CARD
リーダー
テープ
ディスク
SYSRDR
SYS000
注 1 参照
 
ADARAI パラメータ   リーダー SYSIPT  

注意:
すべてのプログラマ論理ユニットを使用できます。

JCS の例(VSE)

リカバリロギングの開始(ADARAI PREPARE)

// ASSGN SYS009,00F
// EXEC PROC=ADAVvFIL
// EXEC PROC=ADAVvLIB
// EXEC ADARUN,SIZE=ADARUN
ADARUN PROG=ADARAI,SVC=xxx,DEVICE=dddd,DB=yyyyy,MODE=MULTI
/*
ADARAI PREPARE RLOGSIZE=5,MINGENS=5
/*

VSE プロシージャ(PROC)については「VSE 用のライブラリおよびファイルプロシージャの例」を参照してください。

RLOG のリスト(ADARAI LIST)

// ASSGN SYS009,00F
// EXEC PROC=ADAVvFIL
// EXEC PROC=ADAVvLIB
// ASSGN SYS000,SYSIPT
// EXEC ADARUN,SIZE=ADARUN
ADARUN PROG=ADARAI,SVC=xxx,DEVICE=dddd,DB=yyyyy,MODE=MULTI
/*
ADARAI LIST
/*

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