このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
出力する RABN の開始番号および終了番号です。 両方を指定する必要があり、デフォルトはありません。
出力は、FROMRABN パラメータで指定されたブロック番号で開始し、TORABN パラメータで指定されたブロック番号で終了します。 範囲内の各ブロックは 16 進形式で出力されます。
出力の行の長さを制御します。 BATCH の指定がない場合、デフォルトの行サイズ 80 文字が使用されます。 BATCH を指定した場合、出力行サイズは 120 文字になります。
出力するデータセットが含まれるデバイスタイプです。 このパラメータは、デバイスタイプが ADARUN DEVICE パラメータで指定された標準のデバイスタイプと異なる場合に必要です。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34(ダンプあり)またはユーザーアベンド 35(ダンプなし)で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。
出力するブロックが含まれる、マルチ(2~8)コマンドログ(CLOG)またはプロテクションログ(PLOG)データセットの番号です。 NUMBER パラメータは、CLOGPRI または PLOGPRI を指定した場合にのみ指定できます。 NUMBER=2 を指定すると、DD/CLOGR2 のブロックが出力されます。NUMBER を指定せずに CLOGPRI または PLOGPRI 機能を指定すると、DD/CLOGR1(デフォルト)のブロックが出力されます。
ADAPRI ASSOPRI FROMRABN=1,TORABN=2
アソシエータ(ジェネラルコントロールブロックが含まれる)のブロック 1 および 2 を出力します。
ADAPRI DATAPRI FROMRABN=8000,TORABN=8120
データストレージのブロック 8000 から 8120 までを出力します。
ADAPRI WORKPRI FROMRABN=1,TORABN=100,BATCH
Adabas ワークのブロック 1 から 100 までを出力します。 出力行サイズには 120 文字を使用します。
ADAPRI CLOGPRI FROMRABN=1,TORABN=80,BATCH,NUMBER=2
コマンドログデータセット DD/CLOGR2 のブロック 1 から 100 までを行幅 120 文字の形式で出力します。
ADAPRI DSIMPRI FROMRABN=1,TORABN=1
DSIM データセットのブロック 1 のみを出力します。 Adabas Delta Save Facility がインストールされている場合は、DSIM データセットのみを使用します。
ADAPRI ASSOPRI FROMRABN=X'19D619',TORABN=X'19D619'
アソシエータのブロック 1693209 を出力します。 FROMRABN および TORABN パラメータには 16 進値が使用されることに注意してください。