バージョン 8.1.3
 —  ユーティリティ  —

機能概要

INVERT 機能は次のことを行います。

新規に定義したディスクリプタは、他のディスクリプタと同様に使用できます。 この機能は、サブディスクリプタ、スーパーディスクリプタ、フォネティックディスクリプタ、またはハイパーディスクリプタの作成にも使用できます。

COUPLE 機能は、2 つのファイルについての共通のディスクリプタを追加します(インバーテッドリストを更新します)。 2 つのファイル間に同一のフォーマットおよび長さで定義してある共通のディスクリプタが存在する場合、その 2 つのファイルはカップリングすることができます。 1 つのファイルは、18 個まで他のファイルとカップリングが可能ですが、2 つのファイル間には同時に 1 個のカップリング関係だけが許されます。 自分自身とのカップリングは行うことはできません。

注意:
ファイル番号が 255 以下のファイルだけがカップリングできます。

カップリングしているファイルのディスクリプタのインバーテッドリストのいずれかに変更が行われると、他のファイルは自動的に変更されます。 カップリングのベースとなるディスクリプタを更新する際や、カップリングがされているいずれかのファイルにレコードを追加したり削除したりする際に、カップリングリストの更新に必要となるオーバーヘッドについて DBA は十分に考慮すべきです。 NU オプションで定義されていないフィールドがカップリングのベースとして使用され、かつ、そのフィールドに多数の空値が含まれている場合は、実行時間が長くなったり、カップリングリストを格納するのに大量のディスクスペースが必要となることがあります。

中断された ADAINV オペレーションを再開させる場合には、その前にファイルをリストアしておく必要はありません。

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