ファイルコントロールブロック(FCB)はダンプ/出力されます。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
FCB を出力/ダンプするファイルの番号です。 ファイル番号は ADAICK を最初に実行するときに必要です。
次の実行で FILE が省略されると、最後に ADAICK がアクセスしたファイルが使用されます。
開始時において、ADAICK は通常、ユーティリティの OPEN コールをニュークリアスに対して発行し、関係するファイルのブロックがニュークリアスバッファプール内に残っていないことを確認します。 しかし、これはまた他のユーザーに対してそのファイルをロックすることにもなります。 NOOPEN を指定すると、ADAICK は OPEN コールを発行しなくなります。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34(ダンプあり)またはユーザーアベンド 35(ダンプなし)で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。
最初の未使用 RABN に 1 を加算した数が最終 RABN と等しい場合は、エクステントが一杯であり、おそらく、追加のエクステントが存在します。 次の例における最初のエクステント(青色で強調表示)がこれに当てはまります。 この場合、最初の未使用 RABN は 00002BFE で、これは、エクステントの最終 RABN(00002BFD)より 1 大きいものです。
FI 00018 FCB +1A4 First NI RABN: 00002945
FI 00018 FCB +1A8 Last NI RABN: 00002BFD
FI 00018 FCB +1AC First unused NI RABN: 00002BFE
FI 00018 FCB +1B0 First NI RABN: 00002EE3
FI 00018 FCB +1B4 Last NI RABN: 00002FCB
FI 00018 FCB +1B8 First unused NI RABN: 00002FBC
最初の未使用 RABN は必ずしも次のエクステントにある必要はありません。