次の表で、Adabas 8 と他の Adabas 製品(以前のリリースの Adabas 自体も含む)との互換性について説明します。 このリストにお使いのリリースが含まれていない場合、インストールされているソフトウェアのアップグレードが必要な場合があります。
製品 | 互換バージョンレベルと注意点 |
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Adabas(ADA) | Adabas 8 データベースの操作には、Adabas 8 の
SVC、ニュークリアス、およびユーティリティを使用する必要があります。 Adabas 7.4 データベースを操作する場合は、Adabas 8
のユーティリティとニュークリアスは使用できませんが、 Adabas 7.4 データベースには Adabas 8 の SVC も使用できます。
Adabas リンク(Adalink)ルーチンは、異なるバージョン間でも使用できます。 例えば、Adabas 8 リンクルーチンを使用して、Adabas 7 データベースにコールを発行することができます。 また、新しい ACBX ダイレクトコールインターフェイスを使用していない場合は、Adabas 7.4 リンクルーチンを使用して、Adabas 8 データベースにコールを発行することもできます。 Software AG では、Adabas ダイレクトコールを発行するすべてのプログラムに Adabas 8 リンクルーチンを使用することをお勧めします。 VSE システムでは、必要に応じて次の ZAP を適用して、Adabas 8 SVC が Adabas 7.4 または Adabas 7.1 データベースと通信できるようにする必要があります。
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Adabas Bridge for DL/I(ADL) | バージョン 2.2.2 は Adabas 8 をサポートしています。 |
Adabas Bridge for VSAM(AVB) | バージョン 5.1.1 リリースは Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 |
Adabas Caching Facility(ACF) | バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8
データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
Adabas Caching Facility 8.1 は Adabas 8 とともに実行する必要があります。 同様に、Adabas Caching Facility 7.4 は Adabas 7.4 とともに実行する必要があります。 Adabas Caching Facility 7.4 は Adabas 8 とともに実行できません。 |
Adabas CICS Interface(ACI) | バージョン 7.4 リリースは Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8
で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。
バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。 |
Adabas Cluster Services(ALS) |
バージョン 8.1.3 には、Adabas 8.1.3 以降が必要です。 バージョン 7.4.2 には、Adabas 8.1.2 以前が必要です。 Adabas 8.1.2 とともに実行すると、Adabas 8.1 の新機能を完全にサポートします。 |
Adabas Delta Save(ADE) | バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8
データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
Adabas Delta Save 8.1 は Adabas 8 とともに実行する必要があります。 同様に、Adabas Delta Save 7.4 は Adabas 7.4 とともに実行する必要があります。 Adabas Delta Save 7.4 は Adabas 8 とともに実行できません。 |
Adabas Fastpath(AFP) | バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8
データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
さらに、バージョン 7.4 の Adabas Fastpath では、オプションの修正版が順次提供され、Adabas 8 の拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)が使用されていない場合に、Adabas 8 データベースとともに動作するようになります。 |
Adabas IMS Interface(AII) | バージョン 7.4 リリースは Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8
で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。
バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。 |
Adabas Manager(AMA) |
バージョン 7.4 リリースは、Adabas 7 データベースのみをサポートしています。 今後のリリースでは、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートする予定です。 |
Adabas Native SQL(SQL) | バージョン 2.3.1 は Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 今後、Adabas 8 を完全にサポートする予定です。 |
Adabas Online System(AOS) |
バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。 Adabas Online System バージョン 8 を使用して Adabas 7.4 データベースにアクセスすることはできますが、Adabas Online System 7.4 を使用して Adabas 8 データベースにアクセスすることはできません。 |
Adabas Parallel Services(ASM) |
バージョン 8.1.3 には、Adabas 8.1.3 以降が必要です。 バージョン 7.5.1 には、Adabas 8.1.2 以前が必要です。 Adabas 8.1.2 とともに実行すると、Adabas 8.1 の新機能を完全にサポートします。 |
Adabas Review(REV) | バージョン 4.4 以降のバージョンは、すべての Adabas 8
データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
ZAP RD432090 が適用されている場合、バージョン 4.3.2 リリースは Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 今後、Adabas 8 を完全にサポートする予定です。 |
Adabas SAF Security z/OS(AAF) | バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8
データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
さらに、バージョン 7.4 の Adabas SAF Security では、オプションの修正版が順次提供され、Adabas 8 の拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)が使用されていない場合に、Adabas 8 データベースとともに動作するようになります。 |
Adabas Statistics Facility(ASF) | バージョン 7.1 は Adabas 8 データベースをサポートしていません。 |
Adabas SQL Gateway(ACE) |
バージョン 6.5.1 は Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 今後、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートする予定です。 |
Adabas SQL Server(ESQ) | バージョン 1.4.3 は Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 |
Adabas System Coordinator(COR) | バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8
データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
さらに、バージョン 7.4 の Adabas System Coordinator では、オプションの修正版が順次提供され、Adabas 8 の拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)が使用されていない場合に、Adabas 8 データベースとともに動作するようになります。 |
Adabas Text Retrieval(TRS) | バージョン 2.1.4 は、ZAP TR21454 を適用して Adabas Text
Retrieval 2.1.4 ハイパー出口 TRSHEX12 が バージョン 8 インターフェイスで有効になっている場合、Adabas 8.1.3
に使用できます。 この場合、このハイパー出口は、Adabas バージョン 8.1 でのみ動作します。 Adabas Text Retrieval 2.1.4
を再度 Adabas バージョン 7 で実行する場合は、ZAP を取り消すか、ZAP TR21454
が適用されていないハイパー出口のコピーを使用する必要があります。 TR21454 を使用する場合は、追加の Adabas Text Retrieval
修正ファイル、TR21420、TR21421、TR21422、TR21423 および TR21424 を必須の ZAP として適用する必要があります。
これらの ZAP は ServLine 24 にあります。
Adabas 8.1.3 ハイパー出口スタブを Adabas Text Retrieval とともに使用する必要はありません。 |
Adabas Transaction Manager(ATM) | バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8
データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
さらに、バージョン 7.5 の Adabas Transaction Manager では、オプションの修正版とともに順次提供され、Adabas 8 の拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できませんが、Adabas 8 データベースとともに使用できるようになります。 |
Adabas Vista(AVI) | バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8
データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
さらに、バージョン 7.4 の Adabas Vista では、オプションの修正版が順次提供され、Adabas 8 の拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)が使用されていない場合に、Adabas 8 データベースとともに動作するようになります。 |
Entire Net-Work(WCP) | バージョン 6.1 以降のバージョンは、Adabas 8 データベースと拡張機能、および ACBX
インターフェイスのダイレクトコールを完全にサポートします。
バージョン 5.9 リリースは Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 また、バージョン 5.9 リリースでは、ACB インターフェイスダイレクトコールはサポートされていますが、ACBX インターフェイスダイレクトコールはサポートされていません。 |
Entire System Server | バージョン 3.3 は、ZAP XC61052 および XC61053 を適用した場合、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。 |
Event Replicator for Adabas(ARK) | バージョン 3.1 以降のバージョンは、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。 |
Natural(NAT) | バージョン 4.2 は、Entire System Server 3.3
を使用した場合、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
バージョン 4.1 は、ZAP NA64099 を適用した場合(z/OS システムのみ)、Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 |
Predict | バージョン 4.5 は、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
バージョン 4.4 は Adabas 8 データベースをサポートしていません。 |
EntireX Communicator | バージョン 7.2.1 は、Adabas 8 SVC を完全にサポートし、Adabas 8 データベースを永続ストアとして使用できます。 |