バージョン 8.1.3
 —  リリースノート  —

Software AG 製品の互換性

次の表で、Adabas 8 と他の Adabas 製品(以前のリリースの Adabas 自体も含む)との互換性について説明します。 このリストにお使いのリリースが含まれていない場合、インストールされているソフトウェアのアップグレードが必要な場合があります。

製品 互換バージョンレベルと注意点
Adabas(ADA) Adabas 8 データベースの操作には、Adabas 8 の SVC、ニュークリアス、およびユーティリティを使用する必要があります。 Adabas 7.4 データベースを操作する場合は、Adabas 8 のユーティリティとニュークリアスは使用できませんが、 Adabas 7.4 データベースには Adabas 8 の SVC も使用できます。

Adabas リンク(Adalink)ルーチンは、異なるバージョン間でも使用できます。 例えば、Adabas 8 リンクルーチンを使用して、Adabas 7 データベースにコールを発行することができます。 また、新しい ACBX ダイレクトコールインターフェイスを使用していない場合は、Adabas 7.4 リンクルーチンを使用して、Adabas 8 データベースにコールを発行することもできます。 Software AG では、Adabas ダイレクトコールを発行するすべてのプログラムに Adabas 8 リンクルーチンを使用することをお勧めします。

VSE システムでは、必要に応じて次の ZAP を適用して、Adabas 8 SVC が Adabas 7.4 または Adabas 7.1 データベースと通信できるようにする必要があります。

  • AD744008

  • AD743018

  • AD713039

Adabas Bridge for DL/I(ADL) バージョン 2.2.2 は Adabas 8 をサポートしています。
Adabas Bridge for VSAM(AVB) バージョン 5.1.1 リリースは Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。
Adabas Caching Facility(ACF) バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

Adabas Caching Facility 8.1 は Adabas 8 とともに実行する必要があります。 同様に、Adabas Caching Facility 7.4 は Adabas 7.4 とともに実行する必要があります。 Adabas Caching Facility 7.4 は Adabas 8 とともに実行できません。

Adabas CICS Interface(ACI) バージョン 7.4 リリースは Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。

バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

Adabas Cluster Services(ALS)

バージョン 8.1.3 には、Adabas 8.1.3 以降が必要です。

バージョン 7.4.2 には、Adabas 8.1.2 以前が必要です。 Adabas 8.1.2 とともに実行すると、Adabas 8.1 の新機能を完全にサポートします。

Adabas Delta Save(ADE) バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

Adabas Delta Save 8.1 は Adabas 8 とともに実行する必要があります。 同様に、Adabas Delta Save 7.4 は Adabas 7.4 とともに実行する必要があります。 Adabas Delta Save 7.4 は Adabas 8 とともに実行できません。

Adabas Fastpath(AFP) バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

さらに、バージョン 7.4 の Adabas Fastpath では、オプションの修正版が順次提供され、Adabas 8 の拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)が使用されていない場合に、Adabas 8 データベースとともに動作するようになります。

Adabas IMS Interface(AII) バージョン 7.4 リリースは Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。

バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

Adabas Manager(AMA)

バージョン 7.4 リリースは、Adabas 7 データベースのみをサポートしています。 今後のリリースでは、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートする予定です。

Adabas Native SQL(SQL) バージョン 2.3.1 は Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 今後、Adabas 8 を完全にサポートする予定です。
Adabas Online System(AOS)

バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。 Adabas Online System バージョン 8 を使用して Adabas 7.4 データベースにアクセスすることはできますが、Adabas Online System 7.4 を使用して Adabas 8 データベースにアクセスすることはできません。

Adabas Parallel Services(ASM)

バージョン 8.1.3 には、Adabas 8.1.3 以降が必要です。

バージョン 7.5.1 には、Adabas 8.1.2 以前が必要です。 Adabas 8.1.2 とともに実行すると、Adabas 8.1 の新機能を完全にサポートします。

Adabas Review(REV) バージョン 4.4 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

ZAP RD432090 が適用されている場合、バージョン 4.3.2 リリースは Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 今後、Adabas 8 を完全にサポートする予定です。

Adabas SAF Security z/OS(AAF) バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

さらに、バージョン 7.4 の Adabas SAF Security では、オプションの修正版が順次提供され、Adabas 8 の拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)が使用されていない場合に、Adabas 8 データベースとともに動作するようになります。

Adabas Statistics Facility(ASF) バージョン 7.1 は Adabas 8 データベースをサポートしていません。
Adabas SQL Gateway(ACE)

バージョン 6.5.1 は Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 今後、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートする予定です。

Adabas SQL Server(ESQ) バージョン 1.4.3 は Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。
Adabas System Coordinator(COR) バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

さらに、バージョン 7.4 の Adabas System Coordinator では、オプションの修正版が順次提供され、Adabas 8 の拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)が使用されていない場合に、Adabas 8 データベースとともに動作するようになります。

Adabas Text Retrieval(TRS) バージョン 2.1.4 は、ZAP TR21454 を適用して Adabas Text Retrieval 2.1.4 ハイパー出口 TRSHEX12 が バージョン 8 インターフェイスで有効になっている場合、Adabas 8.1.3 に使用できます。 この場合、このハイパー出口は、Adabas バージョン 8.1 でのみ動作します。 Adabas Text Retrieval 2.1.4 を再度 Adabas バージョン 7 で実行する場合は、ZAP を取り消すか、ZAP TR21454 が適用されていないハイパー出口のコピーを使用する必要があります。 TR21454 を使用する場合は、追加の Adabas Text Retrieval 修正ファイル、TR21420、TR21421、TR21422、TR21423 および TR21424 を必須の ZAP として適用する必要があります。 これらの ZAP は ServLine 24 にあります。

Adabas 8.1.3 ハイパー出口スタブを Adabas Text Retrieval とともに使用する必要はありません。

Adabas Transaction Manager(ATM) バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

さらに、バージョン 7.5 の Adabas Transaction Manager では、オプションの修正版とともに順次提供され、Adabas 8 の拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できませんが、Adabas 8 データベースとともに使用できるようになります。

Adabas Vista(AVI) バージョン 8.1 以降のバージョンは、すべての Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

さらに、バージョン 7.4 の Adabas Vista では、オプションの修正版が順次提供され、Adabas 8 の拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)が使用されていない場合に、Adabas 8 データベースとともに動作するようになります。

Entire Net-Work(WCP) バージョン 6.1 以降のバージョンは、Adabas 8 データベースと拡張機能、および ACBX インターフェイスのダイレクトコールを完全にサポートします。

バージョン 5.9 リリースは Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。 また、バージョン 5.9 リリースでは、ACB インターフェイスダイレクトコールはサポートされていますが、ACBX インターフェイスダイレクトコールはサポートされていません。

Entire System Server バージョン 3.3 は、ZAP XC61052 および XC61053 を適用した場合、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
Event Replicator for Adabas(ARK) バージョン 3.1 以降のバージョンは、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。
Natural(NAT) バージョン 4.2 は、Entire System Server 3.3 を使用した場合、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

バージョン 4.1 は、ZAP NA64099 を適用した場合(z/OS システムのみ)、Adabas 8 データベースをサポートしますが、Adabas 8 で利用可能な拡張機能(スパンドレコード、制限の緩和、ラージオブジェクトフィールドなど)は使用できません。

Predict バージョン 4.5 は、Adabas 8 データベースおよび拡張機能を完全にサポートします。

バージョン 4.4 は Adabas 8 データベースをサポートしていません。

EntireX Communicator バージョン 7.2.1 は、Adabas 8 SVC を完全にサポートし、Adabas 8 データベースを永続ストアとして使用できます。

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