このドキュメントのすべての例で、次のファイル定義が使用されています。 2 つのファイル構造(ファイル 1 とファイル 2)を使用しています。
次の表は、ファイル 1 と 2 の構造を示しています。
SF | 標準フォーマット |
SL | 標準長 |
ファイル 1 は、セキュリティ保護されておらず、また、暗号化もされていません。 このドキュメントで示す例では、ファイル 1 がカップリングベースのディスクリプタ AA により、ファイル 2 とカップリングされていると想定しています。
Adabas 定義 | 説明 |
---|---|
01,GA | グループ GA。フィールド AA と AB で構成されています。 |
02,AA,8,A,DE,NU | エレメンタリフィールド AA。SL は 8 バイト、SF は英数字、ディスクリプタ、空値省略です。 |
02,AB,2,P,DE,NU | エレメンタリフィールド AB。SL は 2、SF はパック、ディスクリプタ、空値省略です。 |
01,AC,20,A,NU | エレメンタリフィールド AC。SL は 20、SF は英数字、空値省略です。 |
01,MF,3,A,MU,DE,NU | マルチプルバリューフィールド MF。SL は 3、SF は英数字、ディスクリプタ、空値省略です。 |
01,GB,PE | ピリオディックグループ GB |
02,BA,1,B,DE,NU | エレメンタリフィールド BA(ピリオディックグループ GB 内)。SL は 1、SF はバイナリ、ディスクリプタ、空値省略です。 |
02,BB,5,P,NU | エレメンタリフィールド BB(ピリオディックグループ GB 内)。SL は 5、SF はパック、空値省略です。 |
02,BC,10,A,NU | エレメンタリフィールド BC(ピリオディックグループ GB 内)。SL は 10、SF は英数字、空値省略です。 |
01,GC,PE | ピリオディックグループ GC |
02,CA,7,A,DE,NU | エレメンタリフィールド CA(ピリオディックグループ GC 内)。SL は 7、SF は英数字、ディスクリプタ、空値省略です。 |
02,CB,10,A,MU,NU SF | マルチプルバリューフィールド CB(ピリオディックグループ GC 内)。SL は 10、SF は英数字、空値省略です。 |
ファイル 2 は、セキュリティ保護されています。 暗合化はされていません。 このドキュメントで示す例では、ファイル 2 がカップリングベースのフィールド RA により、ファイル 1 とカップリングされているものとしています。
Adabas 定義 | 説明 |
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01,RG | グループ RG レコード内の全フィールドから成ります。 |
02,RA,8,A,DE,NU | エレメンタリフィールド RA。SL は 8、SF は英数字、ディスクリプタ、空値省略です。 |
02,RB,10,A,DE | エレメンタリフィールド RB。SL は 10、SF は英数字、ディスクリプタです。 |
02,GX | グループ GX。フィールド XA、XB、XC、XD、および XE で構成されています。 |
03,XA,10,A | エレメンタリフィールド XA。SL は 10、SF は英数字です。 |
03,XB,2,P,DE | エレメンタリフィールド XB。SL は 2、SF はパック、ディスクリプタです。 |
03,XC,6,U | エレメンタリフィールド XC。SL は 6、SF はアンパックです。 |
03,XD,8,A,DE,NU | エレメンタリフィールド XD。SL は 8、SF は英数字、ディスクリプタ、空値省略です。 |
03,XE,5,A,DE,NU | エレメンタリフィールド XE。SL は 5、SF は英数字、ディスクリプタ、空値省略です。 |
SA=RA(1,4) | サブディスクリプタ SA。フィールド RA の 1~4 バイトで構成されており、形式は英数字です。 |
SB=RA(1,8),RB(1,4) | スーパーディスクリプタ SB。フィールド RA の 1~8 バイトとフィールド RB の 1~4 バイトで構成されており、形式は英数字です。 |
SC=XB(1,2),XC(1,6) | スーパーディスクリプタ SC。フィールド XB の 1~2 バイトとフィールド XC の 1~6 バイトで構成されており、形式はバイナリです。 |