SMTP メール サーバー接続の設定

以前の ARIS バージョンのセットアップ プロセス中に SMTP サーバー接続パラメーターを入力していない場合、手動で SMTP サーバーを登録する必要があります。

  1. ARIS Cloud Controller (ACC) を起動します。

    ARIS Cloud Controller は、複数のモードで使用できます。

    Windows オペレーティング システムで ACC を起動するには、[スタート]、[すべてのプログラム]、[ARIS]、[管理]、[ARIS 10.0 Cloud Controller] の順にクリックします。エージェント ユーザーの資格情報を変更した場合は、ユーザー名またはパスワード、あるいはその両方を入力する必要があります。

    Linux オペレーティング システムでは、代わりに acc10.sh シェル スクリプトを実行して、ACC を起動します。

  2. 入力例:

    register external service smtp host="YourMailServerAddressWithDomain" port=25

  3. 以下を入力して設定を確認します。

    list external services

SMTP メール サーバー接続が設定されます。

update external service コマンドを使用して、SMTP 設定パラメーターを変更できます。

パラメーター

タイプ

デフォルト値

説明

ホスト

host

文字列

 

SMTP サーバーの適格ホスト名または IP。

ポート

port

整数

25

SMTP サーバーのポートです。

ユーザー名

username

文字列

 

SMTP サーバーでのユーザー名。このパラーメータが設定されていると、アプリケーションは SMTP 認証を黙示的に有効にします。SMTP 認証を明示的に有効にする専用パラメーターはありません。

パスワード

password

文字列

 

SMTP サーバーのユーザーのパスワード。

送信者のアドレス

sender.address

文字列

 

送信者の電子メール アドレス。

TLS

use.tls

論理値

false

SMTP サーバーで TLS が有効化されていることを指定します。

TLS モード

tls.mode

文字列

STARTTLS

接続に使用するセキュリティ方法を指定します。許容値は STARTTLS と SSL です。STARTTLS は、安全な通信のための専用ポートを必要とせずに、当初安全でない接続を暗号化接続にアップグレードします。一方、SSL は専用ポートに安全な接続をただちに確立します。